『手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今まで付き合った人は何人かいる
一番長く付き合ったのは、現在の
ダンナさんで5年…
学生時代も含めデートもしたが
私……手を繋いで歩いた事がない
何だか気恥ずかしくて、わざわざ
他人様の前で2人の関係をアピール
する必要はない
………なんて、めちゃくちゃ可愛く
ない女だったww
ただ…過去1度だけ手を繋いた事がある
繋いだと言うよりは、指先が触れた
それも、彼氏ではない人と…
職場の忘年会の2次会でのカラオケ…
皆、ほとんど出来上がっていた
壁際に座った私の隣には、10歳も下の
超イケメンな後輩が居た…
皆が盛り上がってバカ騒ぎをする中
彼は、壁際についている背中側に
ある指に突然触れ指を絡めてきた
「何だ??」
しかし、年甲斐もなくドキドキ…
酒の力も借りて私が美魔女に見えたかw
振り払う事もなく、しばらく見えない
情事が続いた……www
その後お開きとなり、三々五々と帰宅
明くる日に出勤した私たちは、何だか
ヤバ〜い空気感を感じていた
「よし!ここは無視だ!」
心の声を聞いて覚えてないふりが一番だ
いやいや…めちゃくちゃ覚えてますやん!
線が誘う点の世界
一緒に行くことは出来ない
見えもしないXとY
最短距離で巡り合わせて
6と7で歩む逃避行
歩幅を合わせることすら難しい
透明な1本の道
一緒に巡り会いたい
――サメの言うことにゃ、
手を繋いで
手の繋ぎ方にこだわりがある君。
いつもと違う感じに手を繋ぐとムスッとする君。
それがおかしくてわざとやっているんだよ?
冬になると、
貴方が恋しくなるな。
手が震えだすと、
貴方がいつもさりげなく手を繋いでくれたのを
思い出して。
もう雑踏の中を一緒に進んでくれる人はいなくて、
私は1人で夜道を歩いていて。
ねぇ、あのさ、
また
手を繋いでよ。
あの
一回り大きくて、骨ばった手が堪らなく好きだったの。
別れというのはなんと悲しいものか。
そう思って。
【手を繋いで】
みんな手を繋いで社会を繋いでいると思わう。自分もみんなの繋ぎに頑張ってこうけんしたい。
でも、頑張りすぎもよくないと思う。もし協力ができるならしてみたら繋ぎが広がるかもしれない。
『手を繋いで』
『手を繋いで』
歩いているお年寄り夫婦を見ると…
昔から思っていたんだ
「素敵だなぁ、
私もいつか…あんな風になれるのかな?」って
でも私のその夢は
結婚1年目にはもう
そうはなれないことを悟った
それでもね
今もそんなお年寄り夫婦や姉妹の
『手を繋いで』いる様子を見ると
ほっこりするんだ
私にはそんな未来は絶対にないし
したいわけではないけれど…
何故かあたたかい気持ちがわくんだよね
私の腹のなかは、真っ黒だと思っていたけど…
そうでもないのかも知れない
手を繋ぐって
簡単なようで簡単じゃないし
当たり前のようで
当たり前ではなくなる
それが親子であろうが、恋人であろうが…
だから
『手を繋いで』君と歩きたいんだ
温もりを感じたいんだ
当たり前に繰り返している人には
過去に何度も投稿した
当たり前に愛されてきた人同様
それがどれだけ幸せかってことに
残念ながら…気が付かないんだよね
でも私はその一つ一つが
その小さな小さな幸せが
その人たちより多く感じ取れるなら…
普通じゃなくたって、いっぱい辛くたって
繊細だって…
もしかしたら悪くない人生なのかもしれない
欲を言えば…
君と一緒に年老いて
君と一緒に『手を繋いで』歩くお年寄りに
なりたかったなぁ…☆ミ
君と出逢う前の私は
こんなにも穏やかに過ぎる時間があるっていうことを
知らなかったんだよね
昨日の題材になっちゃうけど…
だからこそ
「(沢山のことを経験させてくれて)ありがとう、
(でもいつも振り回して)ごめんね」
幼い頃、危ないからと外に出る時は親と手を繋いで出かけていた。はぐれないように、誰かに連れていかれないように。親の手は温かく、柔らかかった。大人になって親と手を繋ぐことなんてなくなってしまった。今度は愛する誰かと繋ぐのかもしれない。はぐれないように、他の誰かに連れていかれないように。
『手を繋いで』
私の指をしつかり握り
手を繋いで歩いた頃は
泣いたり笑ったり怒ったり
日々目まぐるしかった
1年1年過ぎゆく頃には
繋いだ手は離れて行く
全て手が離れた頃には
あの目まぐるしい日々が
懐かしい
手を繋いで
あの頃を思い出す
怖くて手が震えた時
母はこう言った
「気にしすぎ。」
手を繋ぐだけでいいから
繋いでほしかった。
手を繋いで
一緒に
眠りたい。
独りでいると
頭の中で
仕事のこととか
家事のこととか
考えたって
しょうがないことなんだけど
それでも
色んなことを
考え続けようと
してしまうの。
あなたと
手を繋いでたら
あなたと
一緒にいる
ことに集中して
安心して
今日も
いい夢を
見れそうなの。
#手を繋いで
あなたと
遠い未来でも
日の当たる縁側で
公園の細道で
波の打ち寄せる砂浜で
手を繋いで
歩けたらと思う
今はただ眩しくて
迷子にならないように
その手を握り返した
私は右利き、君は左利き。
手を繋ぐと、2人とも利き手が塞がらなくて便利だね。
君は右利き、俺は左利き。
腕相撲する時、2人とも利き手だから平等だね。
私は右利き、俺は左利き。
いつも自分の左/右にいてほしい。
小説モドキ
おばみつ
「ねぇ伊黒さん、手を繋いでも良い?」
「ああ勿論」
「あったかい!」
「あったかいな」
「ねぇ伊黒さん、ずっとずっと手を繋いでいてくれる?」
「ああ勿論、君がおばあちゃんになるまで繋いでいるよ」
「手を繋いで」
ごめんね。
もうあなたの温もりが
思い出せないんだ。
だから叶うならもう一度
あなたと手を繋ぎたい。
手を繋いで、あたしだけだけ見ていてよ
なんて
寒い冬ある日言えたらいいのにな
君が足りないから
冷えた指先は
自販機で買ったお汁粉じゃ溶けやしないの
手を繋いで
手を繋いでくれたらいいなって
さりげなく触れるけど
やっぱり怖くなってきて、背中にするりと
手を隠す
この気持ちが分かるなら
貴方から手を差し出して欲しいの
ほらあなたの手の温もりだけが暖かい
『手を繋いで』
手を繋いで
私は好きな人が悲しむのは嫌だ
だから
手を繋いで欲しいが為に
たくさんの言葉を捧げる
言葉が好きな人の心を温かになれば
それだけで良い
手を繋いで欲しい
あなたが悩む必要はない
あなたが元気で居てくれれば
私はいつでも会いに行けるのだから
娘と手を繋いで
歩いていると
向こう側からも
人が歩いてくる
ぶつからないように
「フォーメーションB」
という掛け声で
縦列になるのが
私達の歩き方
✴️236✴️手を繋いで
心配事も無く不安も無く
何も考えなくても良い安心感から
人は初めて学べる
有事にある時にわざわざ
平時を生み出すのは心が整うようにする為であり
冷静になれるよう
自分に活を与えること
また
覚悟を決めるための形作りとして
有事にわざわざ平時を繕う
自分を律する 整える
白い顔をしていても
何事も無い と言うように
大丈夫?と聞かれて
大丈夫 と言うように
手を繋ごう?と言われて
手汗を慌てて拭うように
有事は内省出来づらい
感情的にもなり易い
今忙しいからあとで!
とか
物事の優先順位すら見まごうこともある
わざわざ
少し休みましょう
と
コーヒーを飲む時間を
作るのは
健康管理の一部として見てもいい
過集中になりやすい私は
心の本質的な平安を
手にする事で
内省が出来るように
なっていく
幾つになってからでも勉強はできるんだと思う
やろうと思えるなら
──ふたりの行き先は。
「からだが命を失っても、手を繋ぐことはできるんですね」
「実体がないのに、不思議なものだ」
「それでもあなたの手はあたたかいです」
「君の手も」
「結局、ふたりで地獄へ行く約束はなくなってしまいました」
「それでもこうして君と会えたのだから関係ない」
「あなた、自分は地獄に行くだろうとあんなに自信を持って言ってらしたのに」
「君こそ、僕は幸せになってほしいと言ったはずだが?」
「しあわせでしたよ。あなたの望みを叶えることだけが、私のしあわせでした」
「あんなに泣いていたのに?」
「覗いていたんですね」
「見せられただけだ」
「僕の望みを継ぐことが、本当に君の幸せだったのか」
「しあわせでしたとも。あなたのいない世界では、あれが私のいちばんのしあわせでした」
「僕がいる今は?」
「私の幸せは、どうもあなたの形になってしまったようで」
「熱烈なプロポーズだな」
「先の世でも隣にいてくださいますの?」
「言ったはずだ、どうにも君を手放せそうにないと」
「あたたかいですね」
「ああ」
「もう寒くありませんね」
「君のいない時間は随分と退屈だった」
「私もです」
「次の世も君を見つけると誓おう」
「私にも誓わせてくださいませ」
「約束だ」
「ええ、約束です」
──そして、ふたりはふたたび手を繋ぐ。
*昨日の続きです
日の沈む中、小さな小さな手を繋いで、帰宅道を歩いていた
小さな小さなその手のひらは、似つかわしくないギュッと力強く私の手を握る
ニカっと笑い、
「お父さん、今日の晩御飯は何?」
と聞く
嗚呼、この生活がいつまで続くのだろうか
幸せは永遠には続かない
だから、私はこの手の力強さを忘れないように、この子に負けないようにギュッと握り返し
「お前の好きなものさ」
とキザに答える
この日が永遠の思い出になりますように