『手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
手を繋いで一緒に歩いたあの日、あの道、あの場所。決して忘れられない日々。沢山のものをくれた。悩んでいることなんて気にならないくらい楽しかった。 別れを告げたあの日は黄昏時で、初めて出会ったあの場所だった。結局、このことは伝えられなかった。 だって、そんなことしたら悲しむ。最後は手を握って欲しい。そして、新たに手を繋いで過ごして。未来に足を運んで。過去は振り返らない、思い出して。
私は君と…君と一緒に明るいほうへ歩いていきたい
その時は背中じゃなくて…手を繋いで一緒に明るいところへ歩いていきたい
「手を繋いで」
手を繋いで
離れないでね。
ずっとずっと、離れないでね。
逸れないように、手を繋いでいようね。
絶対ね。
私はずっとあなたの側にいるからね。
あなたがあの家を、あの生活を嫌がったんだよ。
だから私が引き離してあげたの。
連れ戻されないように守ってあげてるの。
あなたがあの人達から離れたがったんだからね。
私のおかげで、あなたの望みは叶ったの。
私から離れたら、あの頃に戻るんだよ。
分かるよね。
私の手を離したらダメだよ。
このままずっと、私と手を繋いでいるんだよ。
2人で手を取り合って進めたならどれだけ良かったか
〚手を繋いで〛
またいつか光のぽろぽろ降る街を指を絡めて歩きたいなあ
『手を繋いで』
あなたと手を繋いで、家までの道を辿りましょう。
「手を繋いでほしい」
あなたの視線が私を射貫いた。
胸郭で心臓が暴れまわって、自分の顔が紅くなるのがわかる。
なにも言えないままただこくりと頷いて、少し冷たくなった手を差し出した。
「冷たいね。大丈夫?」
伝わるあなたの体温は燃えそうなほどに熱くて、あなたの緊張をそのまま伝える。
大丈夫だよ、なんて返して、はじめて繋いだあなたの手を、あなたと同じ力で握り返した。
かなり大昔、これと似たお題を書いた覚えがある。いや、勘違いだったかな。今、一通り確認してみたが、見つけることはできなかった。
その時は確か、表向きは手を繋いで平和そうでも、実はそんなことはないかもしれない、平和は訪れないみたいなネガティブな文章を書いたと思う。いや、もう少しいい話だったかな。しかし、手を繋ぐというのは特別なことを意味する。相手に敵対心を持っていない。また、こんなにも密接に近づけるほど私は貴方を信頼しているという意思表示にもなる。たとえそれがその場限りだとしても。昨日の敵は何とやらとは言うけれど、その逆もある。昨日、仲良く談笑していても、手を繋いでいても、今日はバチバチにやり合っているというようなことが確かに存在する。
じゃあ、金輪際こんなことがないように、僕達はどうすればいい?紛争、戦争、対立が絶えないけれど、みんなが手を繋いで平和に暮らすには、どうすればいい?
手を繋いで」
新人「なんとなくgoo辞書を検索して間を持たせようと努力してましたが、ふと思い出しましたよ小学校低学年の遠足!」
部長(何故か吹き出す)
新人「3年生だったか、6年生だったか、おにいさん学年が連れ歩いてくれるんですが、手を繋ぐのが義務なんです。」
部長「皆まで言わずとも解るぞ…(ブフゥ
新人「知らん歳上と無理やり手を繋がされる両者は緊張のあまり汗がベトベトと、最早どこに行って何をしたかも覚えておらず、ただ無理やり繋がされた手がベタベタと気持ち悪いなって!」
部長「俺はその昔、おまえんちの学校区内に住んでいたんだよ。そしておれはお前の2学年上だ。
この意味がわかるか?」
新人「これは飛んだ地雷を踏んでしまいましたね!」
(両手を部長の方に差し出して非難から逃れるかのように、さながら押し寄せる波を拒むかのような仕草で部長に怒られるのを目を閉じて待ち受ける新人であるが、猫のようにギュッと目を閉じる新人が面白いので部長は黙ってそっと舞台を立ち去る。ひとり両手を盾にして雷が落ちるのを待ち続ける新人であった)
いきなり左手を当たり前みたいに
繋いでくるから
恥ずかしくて
目をぎゅっとつぶった
恥ずかしい
ねぇ
ずっと前から付き合ってるみたいに
手を繋いで
わたしの気持ちなんて簡単に
かっさらう
流れるように
巻き込まれる感じも
全部嫌じゃなかった
忘れられないぐらい
胸が熱くなった
夜だった
ある日
理科の授業で
スピードの授業をした2年1組
りいなとみさきは仲良しで
良く一緒にいた2人
その日も2人一緒
りいなとみさきは
2人で一つ
仲良しだな〜
手を繋いで
2人で手を繋いで歩いている
周りの目が気になり少し恥ずかしい
しかし、どうして手を繋ぐと嬉しい気持ちになるんだろう?
そういえば子供の時、両親に手を繋いで歩いてもらったものだ
そうだ、その時の気持ちが思い出されるんだ
1人でそう納得した
手を繋いで
理想の恋愛相手に出会うことがどれだけ大変で難しいことなのかはもうとっくに知っている。
恋愛の初めのドキドキは、程度の差こそあれ誰にでも抱くことができる。
同じものを食べ、同じ夜を過ごし、やがては同じ朝を迎えることになるだろう。
記念日やイベントの際、高価な贈り物を貰うことだってあるかもしれない。
少しずつ相手の心が開いていくのを感じる。
ただ、誰一人、私を心から安心させてくれる人はいない。
私のただ一つ、心からの望みは、手を繋ぎ一緒に公園を歩くこと。
季節は冬がいい。
手袋越しに大きな彼の手を感じながらたわいない話をし、疲れたら缶コーヒーを買ってベンチで休む。
木々のざわめきを感じ、池の水面のたゆたう様を共に眺め、水鳥の大群の飛来に喝采の声を上げる。
それだけでいい。
もちろん、そうしたいと願えば誰だってそうしてはくれるだろう。
中にはめんどくさいと感じる人もいるだろうが、断るまではしないはず。
でもダメなのだ、私から言うのは違うのだ。
そんな私の願いを当たり前のように叶えてくれる人。
そんな人に出会えたらなと思う。
一見簡単なことのように思えるけれど、これがなかなか難しい願いなのだ。
お題
手を繋いで
「手を繋いで」
彼女「ねぇ何で手を繋いでくれないの?」
彼氏は言った「別に良いだろ」
その数分後彼からこう言われ「もう別れよう冷めた」
手を繋いで深夜のコンビニに行こうよ
肉まんを買ってさ半分こしよう
大丈夫
私と君の手は離れないから
いつまでも傍にいるよ
「手を繋いで」とかけまして
「勘頼りの一手」と解きます。
その心はどちらも「握手/悪手」かもしれません。
手を繋いで
手を繋いで欲しい。それが彼女の最後の願いだった。
その願いを叶えたら消えてしまう彼女を消したくなくて、僕は最期まで彼女の手を握らなかった。
「そろそろ、いいでしょ?貴方の手で終わらせて欲しいの」
ベッドの上、横たわる僕に差し出された彼女の手を握ろうとして、力が抜ける。遠のいていく意識の中、不思議と後悔はない。
「酷い人。またこうなるのね」
何度死んでも、必ず逢いに行く。迎えに行く。そう約束して、これで何回目だろう?いつかは彼女を、解放してあげられるのだろうか。
「ずっと、ずっと待っててあげる。だからちゃんと、迎えに来てよね」
手を繋いで歩きたいのは誰なの?、、自分じゃ分からないい、、、、
手を繋いで夕方
公園のドッグランで
しあわせな犬たちを見て笑顔
「手を繋いで」
貴方の大きな手。
どこへでも連れてってくれた。
どんな時でも離さないでいてくれた。
歩いてるときは優しくトントンしてくれた、貴方のその手。
今はもうぎゅっと握ってもけして握り返してくれない。
手を繋ぐのはちょっと照れ臭いな。
【手を繋いで】