手を繋いで』の作文集

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手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/9/2023, 12:41:33 PM

喜びの歌
さざなみの絵筆にのって空をゆく
明るい夕焼けの光に
おとぎ話の少女のほっぺたを見る

夜の闇は地平の裏に待っているけど
にぎった手のひらが
温もりを僕の心臓に送るから平気

心細い道ゆきだけど
浮かぶあなたの笑顔がはげます
歩くのに不自由はない
心がまだ熱をもっているうちは

ぬかるんで 重くなる
世界が次の太陽を知るころには

生まれ変わった人の痛みが
また誰かを救う


______________________________

【12】手を繋いで

12/9/2023, 12:40:28 PM

手を繋いで

情に流れていっちゃうから、別に好きじゃない。体の硬直具合と暑くなる体温に君が気がつきませんように。わざと真剣になってみる。この関係を崩したくない。今のままでも、多分ずっと好きで、付き合ったら別れがくるから怖いんだ。手を繋いで帰ろうか、さようなら、私だけの愛。


執着と弱さと自己愛、傲慢さ。綺麗に繕おうとしてることが見え透いてるから、どうか幸せになって。根底には不安と恐怖。1人じゃないから大丈夫。批評もしたくないけど、これがありのままだとは言えないから。愛が何かを履き違えてると思うから。胸の辺りの声に耳を傾けてみて。

12/9/2023, 12:37:40 PM

私はいつこの心臓が止まってしまうかわからない。幼少の頃から未だに治療法が見つかっていない難病に罹っているから。今日の昼間だって発作が起きて、本当に痛くて辛くて苦しかった。人々が寝静まった今も「明日の朝目が覚めることはないかもしれない」という不安に駆られてなかなか眠れずにいる。
 生を受けたものはいつか必ず死を迎える。それでも私は、死というものにどうしようもないくらいの恐怖を感じる。

「ねえ、少しの間だけでいいから手を繋いでてくれないかな。…お願い」
 私が寝そべっているベッドの隣で、椅子に座って読書をしていた貴方に言った。貴方は一瞬驚いたような顔をして、それからすぐに何も言わずにそっと私の手を握ってくれた。優しくて温かい、大きな手。この温もりを感じられている間だけは生きている実感が持てる。いつの間にか、涙が零れ落ちる。
 大丈夫、私はまだ生きている。

12/9/2023, 12:37:28 PM

『だるまさんがころんだ』


「だーるーまさーんがころんだ」
動いたらだるまさんと手を繋いで捕まえられるんだ。だから動かないようにしないと。1人また1人、だるまさんに捕まっていく。僕にはそれがとても怖かった。だるまさんにタッチすれば捕まった子達も助けられるけれど、僕にはそれが出来なかった。逃げてその日はそのまま家に帰った。

僕は振り返るのがとても怖い。でも、今だってずっと怖い。常に足音が後ろから聞こえてくる。振り返るとその足音は止まる。いつからか気になりだしたその足音は最近大きくなってきている。多分、最初は遠すぎて気が付かなかったんだ。でも、もう僕はダメかもしれない。

12/9/2023, 12:35:04 PM

小指一本が君の精一杯。



No.5 手を繋いで

12/9/2023, 12:32:26 PM

手を繋いで離さないで。
あなたにはいなくならないでほしい。死なないでほしい。
ずっと一緒にいて―。

あなたに会った瞬間から全てが変わった。運命の歯車が、大きな大きな歯車が動き出した。音を立てて動いた。
わたしにはちょっとだけ未来がわかるんだ。感覚とかで、今日はどんな日になるかとかわかる。わからないときもあるけど。
わたしが視た未来は変わらないと思ってた。でも、あなたは未来を変えてくれた。あなたには未来を変える力があるの。
あなたは言った。「お前のことを守りたいだけだよ。」って。今までで1番優しい目でわたしを見つめながら言ってくれた。
どんな夢でみた未来だろうと、どんなに未来を感覚で察知できようと、強く願う思いには敵わない。決められた未来なんてものはない。強い思いが未来を変える。「未来は変えられる。」あなたがそれを教えてくれた。

でもあなたはどこか遠くにいる気がしてた。周りの環境に馴染もうと、行動していた。寂しかった。それにわたしたちの未来を阻もうとする人たちの攻撃を何度も受けた。怖かった。また1人になってしまう気がして。
どんな環境になろうとあなたはわたしの1番近くにいてくれた。だから、寂しさは感じたけど、怖さは感じたことがないの。

いつかあなたが離れると思うと怖い。
わたしの手をとって。
手を繋いだら、ずーっと離さないでほしい。
ずっと一緒にいるって約束して。

12/9/2023, 12:31:38 PM

手を繋いでいてね

先の見えないこの道を

迷いながらも歩み続けられるように


手を繋いでいてね

楽しいときも、悲しいときも

心が揺れる日々の瞬間

私の瞳の中に

ずっとあなたがいるように


手を繋いでいてね

いつか必ずきてしまう

お別れの時にも

強く生きていけるように

12/9/2023, 12:27:41 PM

この街には、ろくろ事件と云われる都市伝説が存在する。
 
 此処に二人の男女が佇んでいた。
「ねえ、本当に入るの?」
「せっかく来たんだから。勿体ないだろ」
「嫌な予感がする」
「大丈夫!絶対に手離さないから」

12/9/2023, 12:26:46 PM

手を繋ぐのは大変で、離すのはとても簡単。

でも、知っているのでしょう。

お互いに離さない限り、
本当の"さようなら"には程遠いことを。

12/9/2023, 12:24:41 PM

No.2

―手を繋いで―




彼氏に別れを告げられた。突然で、声が出ずただ混乱することしか出来なかった。

なんで?なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんで!

私の事愛してるって言ったのに?ずっと一緒にいるって言ったのに?どうしてそんな事言うの?わかんないよ...
前みたいに手を繋いでよ。前みたいにデートしようよ。

「ねぇ、行かないで。お願いだから」

そんな事も言えずにただ立ちすくむだけ。
家を出ようとする彼氏に私は咄嗟に近くにあった包丁で彼氏の腹部を刺す。

痛そうに、腹部を抑えながら唸る彼氏。

私を見捨てるからこうなるの。自業自得。
でも大丈夫。





『これからは、ずーっと一緒だよ?』


end 2023/12/09

12/9/2023, 12:24:14 PM

手を繋いで…。

手を繋いでみたかった。

最後にありがとうございましたって
握手できたらいいな。

泣かないぞ。

12/9/2023, 12:16:41 PM

手を繋いでくれて、ありがとう
あのときに君が繋いでくれた手の温かさが、今でも俺を支えてくれている

こうして違う道を選んで歩いて
君の顔も、君の声も
もう思い出せないくらい時間が経ってるけど

でも、それでも
繋いでくれた左手の感覚だけは今でも確かに覚えてる
それがあるから俺は大丈夫

だから君は、確り手を繋いでくれる人と幸せになってね

本当にありがとう、感謝してる

12/9/2023, 12:16:15 PM

「手、繋いでいい?」
突然そう聞かれた夜。

寂しいからと深夜に呼び出されて家に行ったら、なぜか一緒に寝ることになった。
シングルのベッドで、いい年した男が二人身を寄せあって眠るというのは、例え相手がどんなに気を許した相手でも慣れないと思うのだが、あげくに手を繋いでほしいと言われて、動揺しないわけがない。

「…なんで」
「寂しいから」
「そういうことじゃない、なんで俺なんだ?」
「…なんでだろうな」
「は?」
「………なんかさ、さっき、夢見たんだよ。誰かが目の前で死ぬ夢。誰かは分からなかったけどさ、なんとなくそれがお前だったような気がして」
「つまり死んでほしくないってことか?」
「そーいうこと、だと思う。うん、多分そう。もし死ぬなら、オレと一緒に死んでほしいって、今思った」
「今て」
「…とにかく、先に死んだら寂しいから呼んだ」
「…ふーん」

しばらく、無言が続く。
多分秒針が三回回ったくらいの音を聞いたとき、不意に手を握られた。反射で握り返す。

「…いいって言ってないけど」
「うん、でも多分許してもらえると思った」
「信頼すご」
「それで、いい?このままで」
「………うん」
「ほら」
「お前が言ったんだろ」
「ははっ」
「…とりあえず寝るぞ」
「ん、おやすみ」
「おやすみ」

そういって寝る体勢に入る。
しばらくして、うとうととしてきたころ、

「ありがとう」

そう、耳元で聞こえた。
ふと横を向くと、鼻の頭が触れた。
少しの間、そのまま見つめ合う。
お互い何も言わないので、天井に視線を移そうと思ったら、唇のそばに何か柔らかいものが触れる。耳にはこらえた笑いが聞こえる。知らないうちに指が絡まる。

顔にあって、柔らかくて、こんな風に触れられるものと言えば…




目が、冴えてしまった。



【手を繋いで】

12/9/2023, 12:15:52 PM

手を繋いで歩いていっても
過去は見えるけど
未来は見えない
未来も見えれば苦労しないのに

【手を繋いで】kogi

12/9/2023, 12:14:07 PM

ふたり手を繋いで春の花畑を歩くの。
太陽が祝福するみたいに日差しを振りまいて、あなたの髪にきらきら反射する。
わたしは幸せで、あなたも幸せなの。
怖いことなんて何もなくて、すべて満たされたふたりだけがいるの。
それからあなたが私を優しく抱きしめて、わたしは暖かいあなたの頬にキスをするの。
ねえ、すてきでしょう。

雪のような白いシーツの海に埋もれる君は、まるで春の訪れを待つ蕾だ。
君が囁く憧れは幸福の色をして、窓の外の寒々しい冬空に柔らかな温度を与える。

ねえ、あなた。
春が来たらきっと、花畑に行きましょう。
約束よ。

微笑んで、君は目を閉じた。
静かな、本当に静かな寝息が聞こえる。
僕は君の手を握ってやった。
せめて夢の中で、僕と花畑を歩いていてほしい。
幸せな夢が君の体に命を呼び戻してくれますように。
迫る喪失から君を守ってくれますように。

約束だよ。
僕は眠る君にそっと囁いた。

12/9/2023, 12:11:12 PM

人との距離感は、

信頼や親密度によって
変化する。

日本は
海外に比べて、

人前では
あまり、
スキンシップを
取る方ではない。

最近では、
若い子達が
かなりな
密着度で、
スキンシップを図っている。

でも、
それも、
良いなと
思う。

仲の良い
幸せな、
顔を見れるし、

仲良くなった、
次の段階としては

手。

老若男女問わず

仲良く
手を繋いで
歩く姿は

ほのぼのとしちゃう。

小さな可愛い
子供達に
そんな姿を見せられると

顔が
綻んでしまう。

また、
高齢のご夫婦が
手を繋いでいる姿も、
いいなぁと
羨ましくなりますね〜
まあ、
高齢の方の場合は、
転倒を防ぐ意味でも、

仲良し夫婦には
推奨します。

手の温もりは
お互いを信頼し、
安心できる
行動。

若い頃は
お付き合いし始めて
手を繋いた時は、

心臓バクバクでしたね❤️

安心して、
手を繋いでくれる

素敵な人
いないかしら?


ふふっ。

12/9/2023, 12:09:55 PM

300字小説

離れないように

 氷雨の降る寒い夜、小さなノックが教会の扉を打つ。
「いらっしゃい」
 私はしっかりと手を繋いだ幼い兄弟を招き入れた。燭台の明かりにあるはずの影が無いのを、見ないふりをして、温かいスープとパンでもてなす。
 手を繋いだまま二人が食べ終える。私は彼等に祈りを捧げた。

「盗賊に襲われた馬車を見つけました。犠牲者にお祈りをお願いできませんでしょうか?」
 兵士に連れられて、私は峠に向かった。倒された馬車の脇には遺体が並んでいる。
 その中にしっかりと手を繋いだ幼い兄弟が。
「離すのも可哀想なので、そのままにしています」
「そうですか……」
 恐怖の中、互いに離れないよう、手と手を握りあったのだろう。
 私は改めて二人に祈りを捧げた。

お題「手を繋いで」

12/9/2023, 12:05:53 PM

「手を繋いで」

私と一緒に空を飛んでくれる人はいるのかな

12/9/2023, 12:05:10 PM

女の子の手を繋いだ時、僕はショックだった。

あまりにも、柔らかく、自分の手の硬さを知ったからだ。

フィクションを好む僕に、ぶん殴られるリアル。

100冊の恋愛小説を読むよりも、
異性と手を繋げる方が、素晴らしい。

くそう、負けねぇぞ。

お前らに、ありったけをくれてやる。
待ってろ。

12/9/2023, 12:04:09 PM

私は今、この世にさよならを告げる

机にポツン、と置かれてるのは
私の遺書

みんなどんな反応するか、
なんてどうでもいいけど
ちょっと気になる  

でもそれより、
もうここから離れられる!
っていう嬉しさが勝つんだけどさ

ごめんね、親不孝者で
でもね、私、お母さんの子でよかった

               人生の終止符

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