『手ぶくろ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『手ぶくろ』
今日はいつもよりも寒いねと
呟いてみたら 今
君は僕の手を握ってくれた
「冷えてるね」って笑う君が
僕にはすごく照れくさくて
一気に体温が上がったんだ
ああ 僕の体温が君に伝わればいいな
そしたら君もあったかく頬まで紅く染まるでしょう
ああ 僕の心が君に伝わればいいのにな
君が寒さを感じるたびに僕が温めてあげる
この手から伝わる君の体温を
ずっと覚えてたい
そして僕は手ぶくろを
手ぶくろ
手ぶくろと聞くと一つ思い浮かんだことがある。
「てぶくろ」という絵本があったことを。
この本はあるお爺さんが手袋を片方落として、その落とした手袋にネズミが住み着いてから…。といった話である。
…要するに何が言いたいかというと、手ぶくろと聞いてほっこりした気分になったということである。
『手ぶくろ』
友達と遊んでいると
「お前、そんな手ぶくろ持ってたっけ?」
「いいだろう。彼女からもらったんだ」
そう言うと友達は驚いた顔をした。
「え?お前そもそも彼女いたん?」
「あれ?言ってなかったっけ?最近できたんだよ」
「まじかよ〜俺も彼女欲し〜」
少し友達は悔しいそうに言った。
彼女とは最近、付き合い始めた。
彼女はひかえめな性格で、あまり向こうから連絡もこない。
そんな彼女がこの前のクリスマスでこの手ぶくろをくれた。
俺は嬉しかった。
俺のために考えて、プレゼントをくれたことが。
そこで俺は一生大切にしたいと決めた。
氷雅
'24年12月27日 手ぶくろ
私にとって手ぶくろと言えば防寒用のそれではなくて、綿100%の真っ白な手袋。
一年中欠かせない。
食器を洗う時にまず綿100%の手袋をして、その上から薄手のゴム手袋をつけて食器を洗う。
特に冬はお湯を使うことが多いから、素手で洗うと途端に手がカッサカサになってしまう。
夏でも冬でも油断すると指の関節がひび割れてきて痛い。
なるべく食器はまとめて手袋をして洗うけど、料理中にフライパンや使ったボールなんかをつい素手で洗っちゃうからダメなんだよね。
そしてもう一つの使い方は、夜寝る時。
たっぷりのハンドクリームを手に塗り綿100%の白手袋をつける。
いかにも手が保護されてる感じがして安心。
そのまま眠りについて朝目覚めると、手袋はどこか行っちゃってるんだけどね。
毎朝、手袋探しから私の1日が始まるのです。
11 手ぶくろ
道の片隅に落ちてる手ぶくろを発見した。
薔薇模様が刺繍された白い手袋は、身に着ける貴婦人に気高い品位と自信を与えていたことがわかる。だが、しかし、長いあいだ雨風にさらされ続けたのだろう、かつてのその面影はなかった。
酷く汚れて横たわるその姿はどこか寂し気に見える。今もこの場所で主人を待ち続けているのだろうか。悲しみと憂いを帯びているように見えるのは、気のせいだろうか。
「ヨシヨシヨシヨシヨシーーッ!」
男が雄叫びをあげて、ぼろぼろになったその布切れを拾いあげた。
「魔法の手袋ゲットオオ!!」
手にしたぼろ切れを掲げるこの男は、世界を救う勇者、と名乗っている。
街の防具屋で売られていた魔法の手袋は、庶民の六ヶ月分の給料に匹敵するようなもので、とても普通の人が手を出せるものではない。
なので、こうして道端で防具をかき集めているわけだが……。
「あー……でもこれ片方しかないなー」
勇者業を始めて十四年――。
まだ、旅立つ前の話しである。
『手ぶくろ』
「...お前、また忘れたのか?」
「はい!今日も忘れました!」
にっこにこの笑顔で後輩は元気よく返事する。
雪が降る中この馬鹿は手袋をしょっちゅう忘れる。
「だから先輩...今日も貸してくださいっ!」
そして毎回手ぶくろを貸してくれとせがむ。
だからこのやり取りもほぼ毎日だ。
少し赤くなってしまった手を見てダメとは言えず
ため息をつきながら次は忘れるなよと渡すのもいつもの事だ。
そうやって手ぶくろをもらって喜ぶ後輩を見るのも
日課になってきた。
ある日後輩用に手ぶくろを渡すと
少し悲しそうな顔でお礼を言ってきた。
勝手に決めたからデザインが気に入らなかったのかと
聞いてみたが後輩はなにか引っかかるようにボソボソと
呟いていたが聞こえなかった。
じゃあ今度一緒に買いに行こうと言うと慌てて顔を横に振る。
どうしたのかと後輩は震えた声で答える。
「せ、先輩の手ぶくろが良いんですよ...!!」
そんな後輩の顔は手よりもずっと真っ赤だった。
語り部シルヴァ
暖かい手ぶくろ
手も心も暖めてね
「手ぶくろ」
リア友の投稿見てから多分30秒くらいで書きました。
リア友×↓
ごめんねええええ
忘れちゃってて...
アルミンの、私知ってる!
一応名前は言わないけど、アルミンと同じイニシャルの人だよね...?
んー、もうその人のことあんま気にしないでアルミンだけ推してたらいいんじゃないかな?
単推し...みたいな(笑)
手ぶくろ
私の手にピッタリの手ぶくろが
見つからない
これ良いなと思ったデザインのものは
ことごとくサイズが合わない
サイズが合ったものは
デザインがピンとこない
女にしては大きな私の手
下手すると男よりも大きなこともある
ピアノを弾くには良いけれど
デートで手をつなぐ時はどうなんだろう
いつか見つかるだろうか
私に一番似合うピッタリの手ぶくろ
「手ぶくろ」
毛糸で編まれた分厚い手ぶくろ
もこもこやわらかい かわいい手ぶくろ
吐き出した白い息を受け止めて
あたたかな思い出も一緒に握り込む
漆の手形。
漆黒の手のひら。
射干玉のたなごころ。
濡羽烏の指先。
黒檀の手先。
黒き手の魔力に虜になったのは、いつからだったか。
物心ついた時には男女年齢問わず、黒の手袋を覆った人手に目を奪われていた。
たおやかな指先も、ますらおな手先も、その双方を兼ね揃えた手つきも、みな黒一色に染まると芸術品になってしまう。
うちなる影を手のうちに落としているからだと観れば、なるほど、だから相対して中性的な美を感じるのか。
(241227 手ぶくろ)
イルミネーション見に行こうってデートした記念日でもなんでもない日。
私がデートで着けてることが多いからって手ぶくろプレゼントしてくれたよね。
でもね、私ほんとは手ぶくろ着けるの嫌いだったの。
私の手を握りながら「手あったかいね」って笑うあなたを見たくて頑張ってたんだよ。
#手ぶくろ
この趣味を他人に話すと
変わってるね、とよく言われる
でも、
でもさ
なんなら昆虫採集の方がヤバくないか、と言い返したくなったこともあったけど
やめといた
私は道に落ちている、てぶくろの収集家
空き地とか道端に落ちているてぶくろを集めて額に飾る
それが私のアイデンティティ
てぶくろ
十六夜の月を雲は覆う。
お次の番の方とーー。伊藤夫人は、行った。
れいん君は、真っ白に顔を白粉を塗って浴衣着ていた。伊藤さんは、『コレは何の仮装ですか??』と、言った。
映画の呪怨のとしおくんのつもりです。と、ポツリと応えたれいん君。ちょっと、違うような気がするが、よかろう。
『ありがとうございます。ぼくは、生まれてそんなに生きてはいないので、保育園で先生に習った。怖い歌を歌いたいと思います。』と、言った。
陽葵先生、伴奏をお願いします。と、れいん君は、言った。陽葵ちゃんは、紺色のスーツにストーレートな髪に、赤いハイヒール👠で、💄を大きく耳まで、描いてた。
短調の曲と、お堂の仏像と月が雲に覆う。れいん君は、お母さんから、もらったお守りをしっかりと握っていた。
陽葵ちゃんが、小さな声で、ムリしないでね、私たちがついているからと、囁いた。れいん君は、頷いた。
『通りゃんせ、通りゃんせ。此処は、何処の細道じゃ、天神さまの細道じゃ、ご用のないもの容赦せぬ。ーー。
冬の凛とした空気にれいん君の声が響いた。陽葵ちゃんは、スマホの🎹のアプリで、通りゃんせを弾いていた。
れいん君は、気丈に歌い切ったのだ。そして、二つ目の蝋燭がれいん君の息で消えた。フ〰️。れいん君は、蝋燭を吹き終わると声もなく泣き出した。
高橋君が、金田一耕助のスタイルで、れいん君をぎゅっと抱きしめた。れいん、よく頑張ったな!!と、高橋君は、言った。
伊藤夫人が、れいんさんがよく頑張りましたね。冷たいオレンジジュースと、お菓子をどうぞ。』と、言って微笑み浮かべた。
オレンジジュースは、普通のオレンジジュースで、お菓子は、らくがんだった。微笑まれた時に、口の中は、お歯黒だった。😏
れいん君は、高橋君に、アイコンタクトをして、『頂きます。』と、れいん君は俯きながら、食べはじめた。夫人は、カワイイ❤と、言い、また二ーと、笑いお歯黒を見せた。
ゾゾゾと、した。
次は、夏音ちゃんだった。『私は、これでもイチオ美術部なので、伊藤さまに喜んで貰えるかは理解りませんが、墨で、幽霊を描いて来ました。』と、夏音ちゃんは、言った。
夏音ちゃんは、黒い洋装の喪服姿だった。
何時もアニメの絵ばかりの夏音ちゃん。大好きなアニメを描いている、時は、楽しいはずだけれども、其処には
漆黒の長い髪の女性の瞳がないのに、涙を流していた。頸から、下の身体は、なかった。
夏音ちゃんの絵に、伊藤夫妻は、感銘を受けていた。大したものですねぇ~、夏音さん。
夏音ちゃんは、『褒められても、うれしくない。……、有難うございました。』と、小さな声で言った。夏音ちゃんが三つ目の蝋燭をフ〰️と、吹き消した。
木田君が、夏音、ナイファイ!!と、小さく言った。
木田君は、鬼太郎の衣装である。木田君の祖父は、骨董品集めが趣味なので、ある県にある祟りがあると言われている。翁のお面でございます。と、言って、伊藤夫妻に渡した。
そのお面の翁の顔は、苦痛で歪んでいた。 ケタケタと伊藤夫妻は、たいそう喜んだ。
四つ目の蝋燭が、そして、消された。
次は、……私の番だ。固唾を飲んだ。
終わり
続くーー、
『テーマ、お慕いしています。』
私は、身体が不自由で、病気ばっかでした。不思議が大好きな女のコです。ホラゲーにハマっています。ある時、爽やかな歌が上手い青年蒼と出会う。私が歌のコメントを下手だけれども、一生懸命に書いた。『ありがとう〰️。でも、そんなに書いて疲れないかな〰️??と、蒼は、言った。』私は、作家志望です_φ(・_・と、言った。『それなら、楽しみにしているね🎵』と、蒼は、言ってくれたり、私が魘夢が大好き〰️💜✨️というと『あなたは、不思議ですねぇ〰️。』と、言ってくれた🌟私の中の不思議🌱✨️ある時には、友達と魘夢が出てきそうなトンネルに通ったことを話した。
笑ってくれた、蒼。ーーその後に、魘夢は、あなたを食べるヨ🎵と蒼は言った。ーーでも、あなたは、それでも幸せなんだろうな~。と、呟くような蒼だった。
蒼は、私の置かれている環境をそのままに大切にして下さいました。両親やヘルパーさんの都合で習い事をお休みせざるおけない時も、ムダじゃないと想うよ(*˘︶˘*).。.:*♡と、背中を押して下さいました。蒼は、美男子で優しくて、誰にでも親切だった。リスナーさんたちも優しくてとても私は、居心地がよかった😌
蒼は、ゲームが上手かった、そして、ホラゲーも……。
『蒼さん、私が死んで、ホラゲーに蒼さんに、会いに行っても、蒼さん、話しかけて下さいね。けして、お邪魔はしませんから。』と、私は、言葉を残した。
『怖いから、そのままのカタチで会いに来てネ🎵☺️』と蒼は言った。
蒼は、お化けに対しても、前向き合って、コミュニケーション取られる方です。
私は、想ったのーー。
お慕いしていますーー。と、。
あと、続きま〰️す🌟✨️
……終わり
手ぶくろ、私には必需品となっているものだ、
私の生活には、無くてはならないものとなった。
手の怪我を隠すため、手を暖かくするため、
色々な理由になってしまうが、それでも良いのだ
だってお気に入りの手袋なのだから、だから。
貴方には、壊されたくなかった…!!
アンタさえ……アンタサエイナケレバ!!
"テメェ、覚悟は良いんだろうなぁ?"
猫を被った人にしか分からないこの気持ち、
分かってもらいたいな。
うん。
終
【手袋】
フェチ。黒色があーだこーだ。白色があーだこーだあるけど意味よりもエッッッッという感性に触れるかどうか。男女問わず好き。指ぬきグローブも皮手袋も全部好き。絵師用の手袋も良い。百均で買える。手袋沼で溺死してるけど幸せだよ。
「手ぶくろ」
貴方と手を繋ぎたいから、わざと手ぶくろを忘れた。
ドキドキしながら歩く、帰り道。
貴方も私と同じ位ドキドキしてくれてたら、嬉しい。
そんな期待をしながら、ゆっくりと歩く。
一瞬貴方の手が触れて。離れて。
そして又、触れて、離れて。
3回目には、ギュッて握ってくれたね。
貴方は真っ直ぐ前を見てたけど、手も震えてたし、頬もほんのり赤くなってた。
でも多分、私の方が真っ赤だったと思う。
心臓も、口から飛び出すんじゃないかと思う位、バクバクしてた。
今はもう懐かしい、夫となった貴方との、大切な思い出。
手ぶくろ…
手編みの手ぶくろを
あなたは、もらったらうれしいだろうか?
手ぶくろを編んだことがある。
少ない毛糸で簡単に編めるんじゃないかと思ったからだ。
…くっそ面倒だった。
しかも手ぶくろと言うより、グローブになった。
手ぶくろを編もうと思っている人はいないだろうが
もし居たら。。。
グローブのような手ぶくろを
母はもらってくれた。
「うれしい」と言ってくれた。
最近、息子が料理に凝っている。
どうしてこうなったか味のないカレーなどなど
私は食べる。
うんとこさ褒めながら。
おいしくはない。
でも、うれしいのだ。
手ぶくろをしても暖まらないのは
シベリア寒気団?それとも君?
手作りの左右非対称の温もり
あげたいけどかなり恥ずかしい
♯手ぶくろ
題 手ぶくろ
あ、ねえ、おかーさん、あそこに赤い手袋が落ちてるよ。
そう幼い娘に言われて見ると、道の真ん中に誰かの落し物なのか、手袋が1つ落ちていた。
わたしはその光景を見て、童話を思い出した。
確か、中に色んな動物さんが入っては出てしてたやつだ。
「誰か動物さんが落としていったのかもね~?!」
私がそう言うと、娘が目を輝かせた。
「動物さん!?動物さんが落としたのかなぁ、ねこさんかな、あ、大きい手袋だからくまさんかなぁ」
「ふふ、そうかもね」
なんて考えながら、本当にくまさんだったらここいら大騒ぎだわ、なんて現実的な思考になってしまう。
「もっと大きいかもっ、雪男さんとか、ドラゴンってこともあるかもっ」
娘がそう言う。
うっ、それは遭遇したくないかも。
もし遭遇したらこちらの命が危ないかも⋯
なんて、私は完全に大人になってしまったのね⋯。
そんな自分に寂しさを覚えつつ娘に答える。
「そうだね、そんな大きいのが現れたら凄いよねぇ」
「おかーさんもそう思う?じゃあさ、ここで取りに来るの待ってようよ」
なんと!
この氷点下に近い気温でそれを言える娘が凄すぎる。
「ずっと待ってたら、おかあさんもさちちゃんも風邪引いちゃうよ。この手袋は、気づきやすいように、近くの柵に掛けておこう」
「え~ドラゴンさん見たかった~」
娘は思い切り仏頂面。
何故かドラゴンさんの手袋ということにされてしまった。
「ちゃんとこうして高いとこに掛けておけば、気づいてくれるから大丈夫、さちちゃんは早くお家帰って温まろうね」
そう言うと、娘は柵に掛けられた手袋をチラとみて頷いた。
「分かった、ねぇ、おかーさん、今日買ったおしるこ、帰ったら飲んでもいーい?」
「いいよ、早くお家帰ろう」
娘の顔はホクホク嬉しそうに輝いていて、目の前のおしるこに意識が1杯みたいだ。
私はふと手袋を振り返った。
誰のかな。もしドラゴンさんのものだったのなら、1目見たかったかも、なんて、幼心を少しだけ出しながら。
手ぶくろ
もう、3年はつけていない冬のアイテム
友達がそんな私に今年の誕プレでくれた
毎日指が取れそうなほど朝は寒いし
帰りも遅いからとっても寒いけど
無くすのか怖くてなかなか使えない…
それに
「寒〜い」なんていいながら
友達とくっつきながら帰る時間が大好きだから
余計につけがたい…