『懐かしく思うこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
懐かしく思うこと
もう食べられない。
売っている地域もあるが、私の近くにはもうない。
あの頃はいつでも食べられた。
だからこそ、有り難みも必要性も分からなかった。
身近なものではなくなる日が来るなどと、思いもしなかった。
だからこそ、たまにしか食べなかった。
今でも身近な存在である地域の人達が羨ましい。
カール。
それにつけてもおやつはカール。
食べたい。
食べたくなったらいつでも買えたあの頃が懐かしい。
Q. 懐かしく思うことは?
A. 研磨に初めて話しかけた時、研磨が私に人見知り をしてビビられたこと。めちゃくちゃショックだった反面、面白い子だと思った。今では、私にべったりで可愛いです笑
懐かしく思うこと。2年前に流行った曲。
懐かしく思うこと。ちっちゃい頃に見ていたEテレ。
懐かしく思うこと。集団下校。
懐かしく思うこと。1人で泣いていた路上。
懐かしく思うこと。引っ越す前の、あの家。
懐かしく思うこと。ポロリと涙が零れる合唱曲。
懐かしく思うこと。小学校の卒業証書。
懐かしく思うこと。「漢ド」と略された漢字ドリル。
懐かしく思うこと。100点のテスト。
懐かしく思うこと。秘密基地。
懐かしく思うこと。名前を忘れたドラえもんの映画。
多分、2年後懐かしく思うこと。自分に失望した自分。
多分、5年後懐かしく思うこと。くよくよ悩んでいる自分。
……5年後は笑えていたらいいな。
【懐かしく思うこと】*143*
小さい頃の実家写真を見て
あちこちリフォームする前の景色、建物を見た時かなぁ
あまりにあちこちやり過ぎて
全く違う場所になってるんだけど笑
まわりなんて確かイチジク畑とかあったような…
前の景色わりとしっかり覚えているのに
なーんか幻感強め
とっても不思議な感覚〜
あれは何年前の事だっただろうか
私がまだ学生だった頃
下校途中で出会った黒髪のイケメン!
ホントにカッコよかったなぁ…
かっこいい見た目も優しい喋り方も
どれもこれも素敵だった。
その人から喋りかけられた時は
胸が超ドキドキした!
だから、安易だったんだろうな
あの時の私はホントにバカだったなぁ
知らない人に付いていくなって
小さい頃から教わったのに…
手とか足とかめっちゃ痛かったなぁ
涙とかたくさん出たなぁ
なんで声出せなかったんだろ
声、
出せてたらきっと
今もこうして
地縛霊としてここにずっと居なくて済んだのに
タイトル:懐かしく思うこと
【懐かしく思うこと】
これは、俺が20の時だった。会社のみんなは仲が良いし俺もみんなと仲が良かった。ある日昔遊んでいた公園に行ってみた。懐かしく、その公園ではしゃぎまくった。気がついたら、夕方になっていた。ある人から聞いたが、この公園は明後日にはつぶれるらしいもう来ることはできないと思うと、小さいときの俺と母さんが遊ぶ姿が見えてきた。おしまい!
懐かしく思うこと
俺にとっては昨日のことのように
付き合いだした頃のことを思い出す
あの頃は色々あったよね
今もか
色々なことがこの先にもあるだろうけど
愛変わらずよろしくな
こちらこそだよ
この先もずっとずっとずーっと
愛変わらずよろしくね
『懐かしく思うこと』
あなたとの日々が、私の懐かしく思うことにならないように、いつでも今をあなたと生きられるように、その手を握った。
【懐かしく思うこと】
懐かしく思うことなんて今の私の人生ではまだまだ短い。いつかそう思えるほどの出来事が自分にもあるのだろうか。そう思えれば、今の生きづらさも少しは楽になるのかな?
「懐かしく思うこと」とかけまして
「何も仕事ができない上に横領した」と解きます。
その心はどちらも「懐古/解雇」するでしょう。
あの時の文化祭
夕焼け空を背景に、大好きな先生と大好きな親友と3人で作業したあの時の文化祭
先生は講師になられて。親友は退学しちゃって。
でも、私の心の中に残り続ける虹色の思い出。
懐かしいな
「懐かしく思うこと」
「懐かしく思うこと」
昔住んでた
とある街の
桜並木と
通った学校
もう戻れない
あの頃には
懐かしく思うこと
「ちょっと!
なに人の提出ノート読んでるのよ!」
自室の扉を開けるなり、
私は怒り狂って叫んだ。
ノートには、
私と担任の先生との日誌が書いてある。
今日は何々を頑張りました、程度だが、
母に読ませる前提で書いたものではない。
母は、びくっとし、泣き出しそうな顔を
歪めて言った。
手にはノートを持ったままだ。
「だって、お前、学校のこと、
全然話してくれないから、心配になって…」
今でもそのときの母の顔、口調を思い出すと胸がちくりとする。母なりに心配してくれたのだろう。ノートを盗み読む前に、私に
普通に聞けばいいのにと思うが。
胸の痛くなる、懐かしく思うこと。
懐かしく思うこと
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2023.10.31 藍
皆さん!なんと私昨日で500いいねを突破しました泣
私の作品を約500人が「もっと読みたい」と思ってくれて、そしてお気に入りに登録してくれてると思うと本当に心の底から嬉しく思います。
私は昔から文章力だけが取り柄で、学校の先生や両親に沢山褒めてもらっていました。
ですが、逆に言うとそれは文章以外は何も出来ないということです。
理数はもちろん、運動もそこまで得意ではありませんでした。
けれど、そんな私の力をどうか誰かにみてもらいたい、認めてもらいたい、その一心で始めたのがこのアプリでした。
最初はルールもよくわからなくて、とりあえず思いつきで物語を投稿してみました。
そしたらその日中には20件以上も「もっと読みたい」が押されていて舞い上がったのを今でも覚えています。私は誰かに私の文章が届いたことにとても感動しました。
次の日からもずっと書き続けていて、あっという間に100件の「もっと読みたい」が私の元に届きました。
ネットではない、リアルの誰かが私の文を最後まで読んで評価してくれたことがとっても嬉しかったです。
私が約5ヶ月前に始めたこのアプリをこれからもずっと続けたいと思います。
改めて文章がまだ歪で未熟な私に「もっと読みたい」を贈ってくれてありがとうございます。
まだ初めたての私を懐かしく思いますがこれからもよろしくお願いします。
"懐かしく思うこと"
ひたり。って、手を繋いだときに肌がどこか遠く思えたんだ。貴方の胸の内がひどく脈打つように、忙しなくて、暖かくて。馴染まない肌の体温が、足し引きされていく時間が少し気障しかった。
愛しさを不法投棄して、どこへでも遠くへいこうよ。手綱を握ってくれる人からどうか離れていこうよ。一途さを神聖化して、見えなくなったものばかりじゃんね。逃げてほしいよ、笑っていてほしいよ。少なくとも許せていてほしいよ。飲み込まなくちゃいけないの?このエゴも、貴方のエゴも。
今も思い出せるんだけどさ、額に髪が張り付いていたね。貴方の胸中みたいに、物言わなくなった手と手。この手に吸い付くみたいだ。いつもみたいに、一人みたいだ。いつかみたいに貴方のいない、不完全な孤独に遭った。貴方に牙を剥く未来を、強く信じていたんだね。今は冷えていない体温を、懐かしく思うよ。
あの当時は生きることが地獄にしか思えなかった。
とにかく早く楽になりたかった。
何もかもが無意味で、明るい未来なんて想像つかなかった。
あの日々を懐かしく思えるほど、長い時が経った。
あの地獄を乗り越えられた私なら何でもできると信じている。
#懐かしく思うこと
133 放課後
制服のリボンの結び目と前髪が気になって仕方ないワタシたち
廊下の窓から見える海が夏色になってきたヨ
お揃いのマスコットをカバンにぶら下げてチョコレートパフェを食べに行こう
希望進路の紙は週末に書いたらいいじゃん
決めなくちゃいけないミライはとりあえず保留にして、チョコレートパフェのイマを味わおう。
お題: 懐かしく思うこと
【懐かしく思うこと】
私がまだ小学校低学年だった頃の話だ。
私の祖父母は××県の山村で民宿を営んでいた。帰省した際はその空き部屋を使わせてもらったものだ。
民宿は山に通った国道のちょうど真ん中辺りに建っており、その上にもさらに急勾配で幅の狭い道路が続いていた。
帰省して数日、その日も私は暇を持て余していた。一人っ子の私には遊んでくれる兄弟もいなかったし、帰省先のため友達なんているわけもない。そんな私に残された娯楽は、山中を探検することくらいだった。
祖父母に出かけてくる、と告げて外へ踏み出す。夏のじりじりと皮膚を焼くような陽射しが私を照り付けている。既に首筋へ浮かび始めた汗の玉を拭い、蝉時雨が降り注ぐ山林へと進んでいった。
スギの大木があちこちに聳え立っている。生い茂った葉が地面に影を落とし、先程までの茹だるような暑さは消えていた。代わりに、肌寒いというか、薄暗く不気味な雰囲気が漂っている。
私はずんずん奥へと進んでいった。奥と言っても目的地があるわけではなく、ある程度飽きるところまで進めば引き返そうと思っていた。
そんな時、前方に構えたとあるスギの上から、密かな視線を感じた。
小動物だろうか?
咄嗟に私はそう勘ぐった。この森にはリスやムササビ、そういった類の小動物が暮らしているからだ。
私はじっと視線を感じた先を見やる。スギの幹の後ろ、十数メートルほどの高さから、何かの頭が覗いていた。
子どもだ。私と同じくらいの子どもが、頭だけを幹から出して、無表情が張り付いた顔でこちらをじっと覗いていた。
目が合った、と感じるや否や、私はそいつに背を向けて駆け出した。直感的に恐怖を覚えた。
懸命に足を前に踏み出して、なんとか祖父母の民宿へ飛び込むと、私はそこに倒れこんだのだった。
私はあの時、あれはこの世の者じゃない、と直感した。よくよく思い返してみれば、スギの木は頭の方に多く枝を茂らせる。地上十数メートルのあたりまで、当時の私と同じくらいの子どもが登れるわけがなかったのだ。
カメムシをデコピンで吹っ飛ばすきみもおばけの夢を見るのだろうか
疾くきみのもとへ走るためガラスの靴脱ぎ捨てるような恋があり
お題 懐かしく思うこと