『懐かしく思うこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#39 懐かしく思うこと
冬になって手が冷えて、
私の手を温めてくれたあの人を思い出した
2023/10/31
駄菓子屋さん!
最近弟が行きたいって言ってたから連れて行ってあげた時に自分が小学生の時あんなに大きく見えたおばちゃんが今では自分よりも小さくなってた。あの時は楽しかったなぁ〜とかあ、もう自分が知ってるお菓子がほとんどないとか思ったりする(笑)
駄菓子屋さんは自分にとったら懐かしい
懐かしいって感じるのは、どうしてかな?もう過ぎ去ったことだから?終わったことだから?懐かしいって気持ちはすごく不思議。嬉しくなったり、楽しくなったり、元気が出てきたり、悲しくなったり、切なくなったり。
懐かしく思う事。
懐かしく思う事は
松屋で3人と
再会した事。
あの日の前に
気になってたから
そこからが
さらに大好きになった。
「懐かしく思うこと」
想い描いていた未来
純粋になりたかった夢
思うことすらも過去になってしまった
瞼を閉じることでしか夢を見なくなった
こんな出涸らしのような人間ではあるが
言う程悪くはない
300字小説
ある家族の歴史
懐かしく思うこと。
玄関を開けて、初めて人が私の中に入って歓声をあげたこと。庭に植えられた木蓮が初めて咲いた日。その下での家族の記念撮影。
懐かしく思うこと。
私の柱についた背比べの傷。「こんな家、出て行ってやる!」叩きつけられるように閉められたドアの痛み。その彼が「大切な人を紹介したいんだ」と帰ってきた照れた笑顔と可憐な女性。
懐かしく思うこと。
空を見上げながら、縁側で茶を飲んでいた老いた夫婦の姿。やがて、玄関に鯨幕が下がり、次に縁側に出てきたのは妻一人ぼっちで。そして……また鯨幕が下がり……。
空き家の解体。重機で柱を引き倒す。
『……ああ……良い家生だった……』
懐かしむような声が耳に届いた気がした。
お題「懐かしく思うこと」
あぐらを掻いた夫が自分の手のひらをじっと見ていた。
ある晴れた午後。子供達も全員公園に遊びに行ってしまった。私はお昼ごはんの片付けの手を止めて夫の側にそっと近寄っていく。
「あんなに小さかったのになぁ…」
優しい慈愛に満ちた独り言に口を挟めない。
「産まれたばっかは、手もこーんな小さくて…泣いてばっかで…色々あったはずなのに」
子供達の赤ちゃんの頃を思い出しているのか、どんぐりのようなサイズを表現してみせる。
「朝まで寝なくて、親子で泣いちゃったりしましたね」
「しょっちゅうだったな。夜中に散歩したりな」
そうでしたね。
いつの間にか大きくなって、手も掛からなくなってきた。
昔に戻って、小さな子供達に会いたくなる。懐かしく思えるほど時が経ったのか、寂しく思えるほど余裕ができたのか…。
遠くから子供達の笑い声が聞こえてきたような気がした。
あなたに抱きついて泣き喚いたこと
◇懐かしくおもうこと◇
【懐かしく思うこと】
春の縁側。
庭に咲いている小さな桜。
春風と何処からか香る花の香りを鼻いっぱいに吸い込む。
『お茶ですよ。』
声が聞こえて振り返る。
私にお茶を置いてくれるのは、何十年も連れ添ってきた家内。
『ありがとう。』
何十年前とは違ってしゃがれた自分の声。
家内は微笑み、縁側に座る。
『将道さん、もう、50年経ちましたね。』
『そうだな。』
家内は湯気が揺蕩う湯呑みを傾け、一口飲んだ。
風が優しく吹き、家内の髪を揺らす。
初めて会った時も、風が吹いている春の日だった。
『将道さん、覚えてますか。あの春の日。』
『覚えているよ。一目惚れだった。』
あの春の日。
通学路を歩いて帰っていると、道端の花をジッと見つめている家内と出会った。
少し日が傾き始めており、その茜色の夕日に横顔が照らされ、とても綺麗だった。
庭には、桜が家内に話しかける様に揺れている。
ポカポカと太陽が暖かい。
『将道さん。愛してますよ。』
『うん。知ってるよ。私はもっともっと、愛してるよ。』
私を見つめるその優しい眼差し。
細長い指、暖かい手のひら。
小柄で守りたくなるほどの小さな背中。
全部、懐かしい。
私を見つめる笑いジワが刻まれた優しい眼差し。
シワが目立つが、暖かい手のひら。
今では私の方が小さくなったが、今でも守りたくなる小柄な背中。
全部、愛しているよ。
『将道さん、、私を一生守るって言いましたよね、。』
人はいつか死ぬ。それはわかっている。
『何で、、最期まで、私を守ってくださいよ、、』
でも、貴方は、、嘘吐きです。
呆気なく、あんなにも呆気なく。
葬儀や遺産やらで貴方の死を悲しむ暇はなくて、今になって涙が溢れて止まりません。
腰が軋むのを感じながら立ち上がり、愛する人の遺影に近づく。
笑顔で笑っている、"あの時"の将道さん。
眩しいほどの笑顔で笑ってくれる太陽の様な顔。
ゴツゴツとした力強い手。
逞しい体躯はいつも、私を守るためにあった。
全部、懐かしい。
今でも変わらぬあの眩しい笑顔。
シワシワだけど、いまだに力強い手。
細くなった体には、まだ若い頃の体躯の名残があった。
全部、愛しています。
『これからも、懐かしいって思いながら余生を生きますね。』
『ああ。守れなくて、ごめんな。』
遺影に静かに手を合わせる老婆に向かって、桜が小さく揺れた。
年取ると
3日前の事も懐かしく
思えるよねッて話よ
懐かしく思うこと
くだらない話で笑い転げたこと。
納得できるまでぶつかったこと。
身を滅ぼすような恋をしたこと。
[リハビリ]
ふと何かを思い、出会った頃のトーク履歴を見返す
当時はまだ少し若かった2人。今みると小っ恥ずかしい
やり取りもしていた。
だがそれも初々しく、とても懐かしく思えた。
今じゃそんな会話も減り、逆に寂しく感じてしまう
けれどもそれは、この時から二人の関係が変わったからなのだろう。この過去があったから現在がある
過去の自分に感謝をしつつ、これからの未来に胸を踊らせるのだった...
幼なじみのような神社に寄り、念願の御朱印帳を手に入れた。
宮司さんが変わって、境内は広くきれいになっていたが、就学前のわたしを見守っていてくれた、当時の空気を感じた。
鯉のいる池には、湧き水がある。ボールやら帽子を落としては、神様にあげた気になっていたな。
落雷で燃えた大木の跡もあった。おびただしい数の消防車に、震え上がった日もあった。
社の中まで全部曝してくれるような、濃密な交流を許して下さっていたんだなと、今更お礼を言った。
大好きな、滝宮神社。
【懐かしく思うこと】
私は昔から
落書きが好き
いつの間にか
物語を考えることも
昔、レンタルホームページで
載せてたこともあって
それが今も実は残っている
怖くて中々
覗けないけれど
総思えるってことは
少なからず上達してるってことよね
(2023.10.30/懐かしく思うこと)
あの時に戻れたら
そう思うことは何度だってあった
でもそれじゃダメなんだ
昔があるからこそ今があるんだ
大丈夫 前を向こう
目の前の扉は開いている
さぁ 一歩踏み出して
あの時に考えた夢を叶えよう
お題『懐かしく思うこと』
懐かしく思うこと
楽しかった時のことを思い出すと
さっきまで楽しかったなぁと懐かしく思う
いつになっても楽しかった時の思い出は
忘れられないのだろう
懐かしく思うこと-(10/30)
20代の頃、年上の男性と4年近くお付き合いした
私の病気
彼の浮気
色んなものが重なって、破局
別れたのは、それはもう遙か遙か昔だが
今になってもふと、どうしてるかなと頭をよぎることがある
あの子と結婚したのかな、とか
あの時、迷惑かけたな、とか
病気じゃなければ、浮気がなければ、「結婚」してたのかな、とか
でもね
私は今「ひとり」でいるけど、それなりに楽しく生活しているから、貴方もどうか幸せでいて
またこうやって時々思い出すんだろう
【懐かしく思うこと】
これは昔々のお話です。
一人の少女がいました…その子はよく心を閉ざしてしまいまうのでした。
それに光を差し込んだのは、動くこと、スポーツです。
なんと、幼い頃に3年間もスポーツクラブで活動し続けたのです。
家庭は散々な環境でしたが、唯一の救いが運動でしたので、とても楽しく。
時に嫌になったりはしましたが…通い続けた事はとても素敵なことです。
今も先生は何をしているかな?等…心に思い。
懐かしい気持ちを思い出しています。
今はどうなのでしょう。
元気ですか?
あれから好きなことが変わったかもしれません。
ですが、頑張ることができる。習慣化できる貴女がとても素敵です。
いえ、頑張れなくとも。生きていることが素晴らしいのです。
どうか、気を落とさずに。輝き続けて下さい。
貴女が救われたのなら。今度は貴女が誰かを救う番です。
今は絵や詩文作成、台本書きが好きなようですね。
とても嬉しいことです。
元気そうですね。
最近いいことありましたか?
どうか、生きて、足掻いて、たくさん笑って、時には泣いて。
貴女なら大丈夫ですよ。
懐かしい思い出がいつもお側で見守っております。
大好きな貴女へ。
昔々のお話でした。
時々でもいいから、思い出してくださいね。
貴女を助けて行きたい、懐かしい思い出より。
追記…難しかったですが、書くことができて嬉しいです。
#懐かしく思うこと
寝てる間の出来事が
何故か懐かしく感じてしまう
きっと
いつかどこかで
見た景色だろう
あぁ、壊れてしまえばいいのに。
10/30「懐かしく思うこと」
青空。吹き渡る風。鳥の羽ばたき。公園で遊ぶ子どもたちのはしゃぐ声。
夕暮れ。腕を組んで大通りを歩く恋人たち。灯り始める街の灯り。
石ころを蹴れば転がっていく。
すべては当たり前だった。懐かしく思い出しながら話す。
―――それは60年前、私がかつて地球の住人だった頃の話。
聞くのは子どもたちではない。昔の記録を取るための機械だ。
子どもたちはもう一度、どこかであの光景を目にすることがあるのだろうか。
(所要時間:10分)