愛言葉』の作文集

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愛言葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/26/2023, 10:54:53 AM

#愛言葉

ラルラリラ
私だけの合言葉

ラルラリラ
君とだけの愛言葉

1つ2つのお呪い
唱えるだけで
お願い1つ
叶えて 変えてくれるかな?

10/26/2023, 10:53:45 AM

「また、来世で」と愛言葉を口にした。
これはきっと、私達だけの合言葉でもある。二度と会うことは出来ないと、それを理解した上で吐き出した言葉。


笹貫ほたる。黒髪ロングの姫カット。圧倒的な女子力。屈託のない笑顔。それが、彼女を表す代名詞。
どこかの、低くも高くもない、けれど夜の暗い気持ちの中で聞くと、心地よく聞こえる声で愛とか恋とか、タバコとか性行為とかの定番化したエモい歌のPVとかで出てそうで、それもまた彼女の魅力だと思った。

そんな彼女と私、川神ぱんだが仲良くなったきっかけなんて、ほんとに、単純で、だけど意味不明な事だった。





「川神ぱんだって凄い名前だねぇ」

中学の入学式が終わった後。いきなり後ろから声をかけられた。
ヒラヒラと薄ピンクの桜と並んで、黒い髪の毛が空中を泳いでいる。そっと髪の毛を辿っていくと、白く小さな顔が目に入った。あ、

「笹貫ほたる」

入学式の時にかなり話題になった女の子。すらっとした手足に、綺麗な顔が乗っていて、それでいて成績優秀。神様が人一倍手間隙かけて造り上げた完璧な美少女、だと。

「あは、私の名前知ってるんだ? 」
「そりゃあ、貴女自分が思ってるよりも有名人だからね」
「ふぅん。ま、確かに」

にこにこ、屈託のない笑顔でずっと話しているその顔をじっと見つめる。疲れないのだろうか、ずっと笑顔でいるのは。それとも、やはり、神様が心込めて造り上げたら、そんな疲労は感じないのだろうか。気になる。
じっと見つめられていることに今更気付いたようで、少し居心地が悪そうな顔に変わる。

「えへ、そんなに見つめられると少し、困るなぁ」
頬を桜色に染めて、目を横に流す。その姿だけでも、十分にどこかの映画のワンシーンのように見えた。
きっと、私はただの通行人Bなのだから、勝手に映画なんて始めないで欲しい。

「ごめん。それで、なにか私に用?」

目の前の少女は、あぁ、忘れてた! とでも言いたげな表情をして、手をポンと打つ。

「私と仲良くならない? ほら、私は笹、貴女はぱんだ。それに、貴女は川、私はほたる。ね? 仲良くなるしかなさそうじゃない? 」

名案だ! と副音声が付いてきそうな表情に変わる。それと同時に私の表情も無に帰る。
くるくるころころと変わる表情は、私には対応していないのだから、もう少し落ち着かせて欲しい。と切実に思った。



これが、私達の出会いだ。
神様はきっと、必死に造り上げた事に満足して、笹貫ほたるの大事な頭のネジを二本くらい入れ忘れたんだと本気で思ってしまった。





そんな、意味不明な出会いから始まった私たちの関係は、何やかんやと続いてしまって、もうすぐ25歳を迎えようとしている。
仲良くなるしかなさそう、だなんて飛んだ口説き文句だったのに、それに絆されてずっと一緒にいたのだから、私も大概ほたるに甘いのだろう。
その事実は、あまり受け入れたくは無いし、ほたる自身にも打ち明けたくは無いが、頭の良いほたるの事だ。気付いて、にこにこと笑って、またいつも通り隣に立つのだろう。

あぁ、腹が立つ。この心地良さが。
私達は、永遠にはいられない。永遠の好きも、心地良さも、存在しないのだ。


「好きだよ」
「私も」

そんな、種類も沢山ある好きの中から、より一層特別で重たい好きを選んだ私達に存在しうる未来はそう明るくは無い。
初めから、分かっていた訳では無い。
子供の見る世界と、大人になった今見る世界の広さは違う。そらでいて、世界が私達の持つ、特別で重たい好きに対してどれだけ厳しいのかも、今となっては手で、足で、耳で、目で、全てで取るように分かる。




だから、私は笹貫ほたるの為に。
笹貫ほたるは、私の為に、別れを決めた。

川に揺蕩うほたるは、いつか消える。
笹を食べて生きるぱんだも、いつかは滅びる。

そういう世の理なのだ、形あるものはいつか消える。それが、ただ今だっただけなのだ。なのに、何故こんなにも胸が締め付けられるのだろう。
出会う日が違ったら、もっと世界が先に進んでいたら、名前が違ったら、そう何度も願ったけれど、でも出会わなかった方が良いとは思わなかった。性別が違えばいいとも、一度だって思わなかった。私達は、私達だから、出会えたんだって思うから。


「あぁ、ぱんだ。泣かないで」

今も変わらない屈託のない笑顔を見せるほたる。
黒髪ロングの姫カットは、いつからか、年齢が……とかなんとか言って伸ばし始めた。
変わらない事は、勿論あったけれど、変わったことの方が多かったと思う。
例えば、白いドレスに身を包むほたるの、左手の薬指にきらきらと光る指輪とかね。

過去の私達は、もうすぐ消える。
笑って、お別れを迎えることが出来るのならば、これは良い失恋なのじゃないだろうか。

「幸せになるんだよ、ほたる」

「……うん。はは、もう、ぱんだの為の笹は無くなっちゃっうんだ」

眉尻を下げるその姿も、まさに神様が人一倍手間隙かけて造り上げた完璧そのものだ。しかし、もう美少女と言える年齢では無いから、そうだな。美女、だろうか。
そんな美女、ほたるの苗字から笹貫が消える。私達にあったギリギリの繋がりは、もう儚いものになってしまっていた。
私の苗字も、そろそろ変わる。そうすれば、完全に私達は断ち切られる。

「仕方がないよ。でも、ほらね。また来世に期待しよう」

こんなにも愛を込めて造り上げたのだから、ほたるの願いなんて神様は、たった一言で承諾してしまうだろう。
ただ、それだけの望みに賭ける。



そんな、たった二人の愛言葉だ。








────────


幸せなんて、当人達だけの間で共通認識として存在してたら、それでいいんじゃないかなと思います。
湊かなえさんの少女という小説の中の、おっさんに恋をしてました、こんばんは。
久しぶりに覗いて見ました。
あまりにも、文才力が何処かに旅立ったまま帰ってこないので、諦めが勝ちそうです。

そう、友達が浮気性で脅迫しまくりの彼女と別れたと言っていた数週間後によりを戻してました。失望しました。普通に。
幸せがどうのこうの言っていた私が、素早い手のひら返しをして申し訳ないですけど。
でも私と友達との幸せの共通認識は、一体どこなんだろうと、ちょっと考え直しましたね。
都合のいい時に、都合のいい話が出来る、だとしたら、まあ面白いですね。
別れた時に、もう恋愛はいいとか、もうきっぱり終わりにすると調子のいいことを言っていたのに。と、少しだけモヤってしましたけど、まあもう幸せなら良いや〜と思うことにしました。その分、不幸になっても思う存分笑ってやろうとも。

私も不幸になればなるほどどこかの誰かに笑われてるんでしょうか。その人が幸せならいいんですけど別に。

今思ったんですけど、友達に失望って何にしたんでしょう。特に期待なんてしてないんですけどね。
あぁ、友達が以前恋愛とかわかんないと言っていたからでしょうか。
分からない癖に、ズブズブに周りが見えなくなるほど依存してしまう。やはり、恋は盲目。そして、愛は1番の身勝手。

でも、恋する人を美しいと思うし、愛して愛されてを見ると羨ましいとも思う。
幸せなら、ほんと、それでいい。
愛程、身勝手で自由になれるものなんてありませんから。

好きな人を好きなままで、世間が私達や皆に追いつくまで、色んな感情に飲み込まれるかもしれませんが、それでも、好きでいてくれたらいいなと、思います。

10/26/2023, 10:53:21 AM

【90,お題:愛言葉】

「おはよう」「おはよう」

「いってきます」「いってらっしゃい」

「ただいま」「おかえり」

「いただきます」「どうぞ召し上がれ」

「おやすみ」「おやすみ」

何気ない日常会話、その全てが

僕と君の『愛言葉』

10/26/2023, 10:51:13 AM

太郎は
いつも、
背中を向けて
私を
スルーします。

何を
考えてるんだ。

わからない、

やっぱりわからない、

何なのよ!

私だって頑張ってるわ。
そんな事を、
叫んでも、

まだまだだなぁ

うっ!

う る さ い 。

周りを気にせず、
淡々と
仕事をこなすんだよ!

愚痴ってる段階で
集中出来てないだろ〜


うっ‼️

どーすりゃあいいんだ!

凹む、

そんな時
いつも、

みーちゃんは
みーちゃんでいいんだよ。

そのままで、

気にするな。

いつも
居るから。


急に優しいお言葉に。

いつも
そんな感じだった。

今、
思えば、

それが
彼の

愛言葉。

みーちゃんは
そのままでいいんだよ。

ありがとう、

今は、

遠くにいるけれど、

いつか
会えるといいなぁ。

*仮名を使用しています。

10/26/2023, 10:50:30 AM

あいことばという漢字はひとつじゃない
合言葉
愛言葉
どちらも前向きな言葉だとおもう
どちらも自分と相手がいて成立する
とても素敵なことだとおもう
みんな自分と相手だけの「あいことば」を作ろう

10/26/2023, 10:47:23 AM

#20『愛言葉』

 大きな目標はあるけれど
 やらなきゃいけないことが山積みで
 その日その日で精一杯

 ホップ・ステップ・ジャンプ
 ちょちょいと進めたらいいけれど
 泥臭い努力がお似合いみたい

 ギリギリの毎日を送る
 不器用な女の子だから
 朝、鏡の前でこう言うの
 おはよう私!今日も可愛い!ってね
 さあ、本日も気張っていきましょうか

10/26/2023, 10:46:34 AM

あの日の私は、きっとどうかしてたんだと思う。
だから、最後にあなたに言った言葉は成り行き任せの別の私だったから・・・

ねぇ、どこ、どこへ行ってしまうの?また、私は一人ぼっちになってしまうの?・・・
ねぇ、お願いだから、私を置いていかないで・・・
あなたが行ってしまうのは、それは、私があなたに遺した、最後の言葉に、〜愛してる〜のひとことが無かったからなの?

ねぇ、まだ間に合うかしら?
あなたに、聞いて欲しいの私が、あなたに言いたかった本当の、・こ・と・ば・・はね、、、そう、
あ・い・ら・ぶ・・・



〜The end〜

10/26/2023, 10:46:33 AM

題名、愛言葉
愛言葉は、友達や、家族👪、恋人と、考えると思います。
私[ねぇ愛言葉考えようよ!]


友達[いいよ]

私[何にする?]

友達[協力すれば、解決する]

私[いいね(≧∇≦)b]


こうやって愛言葉が出来る

10/26/2023, 10:46:11 AM

テーマ「愛言葉」

私は愛言葉という言葉を知らない。調べてみても「愛」の定義しか出てこない。合言葉とかけているのだろうか?

「愛」と聞くと恋人に対するものが真っ先に浮かんでくるが、親が子供にかけるもの、推しに対するものなどもある。
恋人いない歴=年齢 だし、そんな私が親になったことなんてあるはずもないからその気持ちは分からないが、推しはいるので推しに対する気持ちはよくわかる。

昔は私のような人は気持ちが悪いものだったのだろう。しかし今は高校生の約8割は誰かしら推しがいると聞いたことがある。
恋愛の形だって今は沢山ある。昔と比べて「愛」の形が増えていってる証拠だと私は思う。

そしてこれからも「愛」の形が増えていくだろう。そのうち、しっくりくる愛の形が見つかることがとても楽しみだ。

10/26/2023, 10:46:00 AM

愛言葉



「まちあわせは」

「かえるのまえで」

学生時代に友人と言い合った
合言葉

愛言葉じゃないけどね

10/26/2023, 10:43:57 AM

愛言葉

心に寄り添って…
一緒だよ、安心してね

ほっこり
心満たされて

あなたでいっぱい
愛される喜びを
知るの…

愛してる

10/26/2023, 10:41:35 AM

きっと愛情なんてものは存在しない
皆何処か自分本位で
誰かを愛すって行為に酔ってて
守りたいとか
放っておけないとか
大切にしたいとか
聞こえの良い言葉を連ねてみて
その言葉に反応した人を自分の物として扱うだけだったりする

冷静に考えればパパもそうだったんだと思う
普通の親なら今は亡き母親の名前を子供に付けない
普通の親ならサイズの合わない母親の服を子供に着せない
普通の親なら自分の子供に手を出さない
普通の親なら軟禁なんてしない

でもボクにはパパしか居なかった
学校なんて行きたくなかったし
そのおかげで友達なんて居なかったし
居たとしても多分話は合わなかったと思うし
可哀想な子って色んな人に言われるけど“可哀想”とかよく分からなかったし

1人で夜の街を歩いてると思考が自然と暗くなる
少しばかりの寒さを帯びた風は薄手の服を愛撫するように身体をなぞる
多分寂しいだけなんだ
そう自覚しないように走った
捕まっちゃいけない
“コレ”には捕まっちゃいけない

路地裏に入った方が逃げるのにちょうどいいけどそっちには行かない
だって血の匂いがしちゃうから
血の匂いは痛くて辛い思い出を浮かばせるから
行きたくないが正しいのかも
人の波を縫いながら自分が何を言いたいのかを考えた

逃げたいの?
分かんない
何から逃げてるのかも
誰から逃げてるのかも
もう理解したくない

捕まえて欲しいの?
そうだよ
捕まりたい
でも冷たくて痛くて辛いのは嫌だ
暖かくて心地好い…そんななにかに…

助けて欲しいの?
多分そう
本当はずっと助けて欲しくて
違う
助けなんて分からなくて
違う
何を言いたいんだろう
何をしたかったんだろう

ダメだ
捕まっちゃう
捕まりたくない
自由になりたい
何も考えたくない

誰か捕まえて

誰か

誰か

誰か

肩に痛みが走る
腕を掴まれて、走っていた勢いで自分の身体から外れそうになっただけ
そちらに目をやれば知らない人

『ライアちゃん?』

多分SNSで使ってた名前
雑に反対にしただけの陳腐な名前
“かくれんぼ中♡”なんて一言と自撮りしかあげないアカウントの名前

荒くなった息が途端に落ち着いて、手首から沁みるように広がる温もりに笑顔を浮かべて

「エヘ〜♡みっかっちゃった♡」

明るくいつも通りの声
漠然とした不安感が影に隠れる
攫われないように
連れてかれないように
相手の手に絡みついて抱きつく
暖かい
落ち着く
誰かの匂い

ボクはアナタに捕まりたいだけ

“見つけた”って言って欲しいだけ

だから冷たくて怖いのは近くに来ないで

路地裏の影でソッと眺めるだけでいて

お願い


お題:愛言葉
作者:M氏
出演:🍼


【あとがき】
愛を感じる言葉とはありますか
出演してくれた彼女は“見つけた”と言って貰える事に愛を感じます
“誰かが自分を探してくれる”と言う行為を救いに思っています
M氏はと言いますと“一緒に死のう”と言われた時が一番愛を感じました
“殺してやる”とか“死んでいいよ”よりも愛を感じました
だいぶひねくれてますね
皆さんはどうでしょうか
愛を感じれる言葉はありますか?

10/26/2023, 10:38:18 AM

愛言葉


それでも 君は
僕に最後の 言葉を噛んで
何度目の 恋を告げたか?
花吹雪

春はまだ先に 花を咲かす
記憶のすみ 静かな夜が何度でも

君の笑顔を探して もう一度
春の花は咲きますか?

愛言葉 咲き乱れ
心に残る 花となれ

今日の桜は まだ 花びら散らしますか?
今度の春が 去る頃に

心に写った 花は咲くらむ
この季節 儚くて
それでも想い 募らせて

何度想いを 描いたんだろ?
君は眼を伏せ
僕を忘れる

それでも君は
何度もきっと
愛言葉 いつか思い出す午後に

きっと花が乱れ
何度もそっと
空をなぞるか?花吹雪

いつか花が咲く頃に
何度も呼んで
またいつか会おう
空が晴れたら そこに
花が咲く

10/26/2023, 10:34:58 AM

*愛言葉*

朝目を覚まし、顔を洗い整え囁く言葉。

金の縁に銀の輝き
紅茶の香り

私はいつもの言葉を。

彼は応える。

誠実な彼はいつも私を選ぶ。

彼の美声に満足して朝食を食べる。また昼にも夜にも囁く言葉。

なのに、彼を壊してしまった。
もう元には戻れない。彼を失って私は狂う程の憎しみが…。

林檎に毒を煮込ませて

さぁどうぞ、召し上がれ。

もうお分かりでしょうか?

彼は応える。

「この世でいちばん美しいのはオキサキサマです」

「鏡よ鏡?この世でいちばん…」

「オキサキサマデス」

彼を壊してしまった。もう逢えないのですね。

割れた欠片に映るのは、醜い私。

わかってますよ。この私がいちばん、なのは、いえ、解らない。何故こんな事になったのか、が。

10/26/2023, 10:33:52 AM

何か
やってもらったら



【ありがとう】





何か
忘れてたり
やらかしたりしたら



【ごめんなさい】





わたしたちは
恋人だけど



やっぱり

他人
だから。





一緒に
居てくれることに
感謝して

この関係を
大事にしていきたいな。


#愛言葉

10/26/2023, 10:31:31 AM

彼女は彼に対して、いつも愛を込めた言葉をかけていた。彼女の言葉に彼は心を打たれ、彼女の愛を感じるようになっていった。
彼女が「大好き」と言うたびに、彼の胸は高鳴り、彼女に抱きしめられたいという気持ちが強くなっていった。そしてある日、彼は思い切って彼女に告白した。
彼女は驚いた表情で彼を見つめ、しばらく沈黙が続いた。彼は落胆していたが、そんな彼女から「私もあなたのことが好きだよ」という言葉が返ってきた。
彼女の愛に包まれた彼は、彼女との幸せな日々を過ごすことができた。彼女は彼にとって、いつまでも愛の言葉をかけ続ける存在となった。
愛言葉が二人の心をつないだ、彼女と彼の物語である。

10/26/2023, 10:30:14 AM

好き。大好き。
愛する君に送る、愛の言葉。
私の大切な友達。
私の唯一の理解者。
一生一緒にいたい。
ずっと隣にいてほしい。
本当は、それ以上の関係になれたなら。
君と恋仲になれたのなら。

でも、君との関係が変わってしまうのが嫌だから。
君に気持ちを伝えるのが怖いから。
だから私は君にこう伝えるんだ。

「君が友達でよかった」

10/26/2023, 10:28:38 AM

君と僕のあい言葉。

合言葉は「おはよう」
哀言葉は「またね」

愛言葉を交わせる日は来るのかな、来てほしいな。


〝愛言葉〟

10/26/2023, 10:27:56 AM

「ほんっと頭くる!何回言えばわかるのさ!」
「分かってくれない方が悪いだろ!」
変わらない喧嘩。私達は付き合って約2年。毎日のように喧嘩している。
「いつまでも支えられると思わないで!出ていく!」
「ちょ、おい!なあ――――――」
恋人の言葉を無視し、外へ出る。…少し歩いて振り向くも、姿はなかった。
「…少しは追いかけてくれてもいいじゃない。」
彼は、よく飲み会へ行く。仕事終わりは毎回行くのだが、今日は女性が多い部署の人達と飲みに行ったらしい。スマホを見た後、連絡先に新しく女の名前が3~4人くらい連なってた。浮気を疑っているわけではない。ただ、ふらりとどこかいってしまいそうで不安なのだ。

「もう…なんでよ…」
海の見える居酒屋。店主にはいつもお世話になっている。大体喧嘩した時はここに来るからだ。
「どうした〜嬢ちゃん?今度は何で喧嘩したんだい?」
「…女の連絡先が増えてて、不安になった。」
「そうかいそうかい。どうだ、一緒にツマミでも作るかい?」
「…お言葉に甘えます。」
店主が厨房に向かった時、電話が鳴った。その音を聴き裏へと店主は消えた。

「カレシさん、こっち来るってよ」
「は?本当に?」
「ああ、すごい慌てていたよ。外に出ていたらどうだい。2人分、ツマミ作っとくよ。」
「…はーい」

店を出ると、戸に着いていたベルがなった。
――――――違う。彼の自転車の音だ。

「蓮之!またここにいたのか!」
「東吾…うん。また来たの」

どうしても眉間にシワが寄る。不安でしょうがない。そんな感情が消えないのだ。

「……毎日言ってる事だけどよ」
「うん」
「俺はお前しか愛してないからな?」
「…わかってる」
「…そうか」

私は彼に言った。

「単品でその言葉ちょうだい。じゃないと無効ですよー?」
「…あーあーそうだったな」

彼は私を抱き寄せて言った。

「〝愛してる〟」
「……私も。〝愛してる〟」

お互い顔を見ながら微笑む。この瞬間はいつも安心する。2人で店に入って、テーブルに置いてくれていたおつまみを2人で食べて、色々な話をした。
作ってくれた店主は厨房でなにやら奥さんと話していた。





――――――――――――――――――――――――


「……あの二人、いつも喧嘩するけどなあ。」
「あら、どうしたんです?」
「すぐ仲直りするよな。すげーよ」
「ふふ。合言葉ならぬ、〝愛〟言葉があるんでしょう」
「なんじゃそりゃ」
「ちゃんとお互いを認め直す合言葉です。それが2人だったら、〝愛してる〟なんでしょう。きっと。」
「…そーかぁ。ま、オイラ達はあまり喧嘩しねえけどな。」
「喧嘩する程仲が良いって言いますよね」
「…そこは喧嘩しないけど仲が良いってことで…」
「あはは、安心して下さい。ずっと、私はあなたと過ごせて幸せですよ」
「それは…俺のセリフでもあるぜ」

10/26/2023, 10:25:38 AM

友達
  この曖昧な関係

  いつの間にか
  自然消滅していても
  気付かずにいて

  疎遠に…なんて
  よくある話




  友よ

  この曖昧な関係を
  お互いの人生の1ページに
  淡い淡い色彩で
  描き残そう


  年老いた日に
  ふと
  色褪せた昔を
  懷かしく思い起こすことも
  あるかも知れないのだから






            # 友達 (313)

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