『愛を叫ぶ。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『愛を叫ぶ。』
※母の日、だからかな、、
お母さん!
いつも早く起きて弁当用意してくれてありがとう!
※本心
毎日「死ね」「出てけ」って言われて毎日悲しい
思いしてきた!それで僕は何度死のうと思ったか!
出ていこうとしたか!自殺を行おうとしてそれを
止めようとされたことには今でもイラッとしてる。
それが愛なんだって言うんだったら歪んでると思う。
僕は好きじゃない。親の葬式が行われた時に僕は
泣かないと思う。せいせいしたって思うだろう。
でも、きっと時が経てば後悔するんだろうなって
思うことだってある。その時が来ないと僕が
どうなっているかなんて分からない。
でも、親に長生きして欲しいとは思わない。
僕は長生きして欲しいって思うのは彼女にだけだから!
※直接伝えるわけない
この世の中心なんてどこでもだ。自分が立っている場所がこの世の中心。
その場所で黙して、愛を叫ぶ。
その人は誠実だった。
言葉を軽く扱い弄ぶことを良しとしなくて、まるで心の欠片であるかのように丁寧に空気を震わせていた。
言霊なんて表現の意味を教えてくれるような、それそのものに意思の宿る音。その振動は人に寄り添うことも叱咤激励することもときに過ちを正すこともある不可思議な力を持った響きであった。
「愛してるなんて毎日言うのキザだよねぇ」
「わかる。それしか語彙ないのかってくらい」
「言っときゃいいみたいなね」
「まぁ、実際問題嬉しいんですけど」
「そりゃあねぇ」
「言われないよりは」
「なんだかんだね」
(あぁ、いいな。"愛してる"なんて……)
思い起こしてみれば愛を囁かれたことなどない。自分が告白してそれが受け入れられて、今に至っているだけ。"好き"の一言さえ滅多なことではもらえない。
これじゃあ片想いと変わらないと思ってしまう。あの人のそばに居て時間をもらって なのにこんなにも遠い。
数時間後に迫ったデートが憂鬱になってしまうような落ち込んだ気分はなかなか晴れなくて。それでも久しぶりに会えると思えば行かないなんて選択肢は浮かびもしなくて。
「どうした? 体調悪いならまたにする?」
「全然平気だよ。ちょっと寝不足なだけ」
「嘘。……ゆっくりできるコースに変えるよ」
「ごめん。体調は平気」
心配そうな表情と額を撫でた手のひらに自分はなんて馬鹿なことを気に留めてたのだろうと思い知らされた。だってこんなにも雄弁に感情を伝えてくるのに。
「あのさ、好きだよ」
ぎゅっと互いに絡めた指先は使い古された言葉よりずっと愛を叫んでいた。
【愛を叫ぶ。】
同じ世界線では会えない
あなたに触れることはできない
私と結ばれることは無い
それでも、それでも私は
今ここで愛を叫ぶ。
人にはきっと心の中に『コップ』が存在するんだと思う。
そのコップは人によって、
小さかったり大きかったり穴が空いてたり
私のコップはきっと最初は普通だったんだ。
でもある日そのコップ、誰かに割られちゃったんだ。
だからコップの代わりに両手を使ってるんだ
『愛をください』
そう言って愛を貰うんだけど
両手に1度注がれてその一瞬は満たされるんだけど
すぐ隙間から溢れちゃうんだ
だからずっと満たされるなんてことないんだ。
私の潜在意識。
私の心の中で私が叫んでる。
『もっと、ちょうだい
愛をちょうだい
喉が渇いてきたよ
なんで愛してくれないの?』
誰かへの愛を求めてる
入れ物もない両手で受けて
いつしか喉が潤う、その時を待ちながら
私は
愛を、叫ぶ
愛、哀、Eye、I、己を叫ぶ。絶叫する。あいを見るなら己をも。
愛を叫ぶ。
結婚して今年で40年目。
記念日の度に、妻や子どもと旅行に行ったり美味しいご馳走を食べたり、そうやって楽しい思い出を作ってきた。
20年を過ぎた辺りから、子が巣立ち、21年目からはずっと妻と2人きりで色々な所に行ったっけ。
家に帰ればスマホを眺め、会話もろくにない日常。
彼女はこの暮らしに飽き飽きしているだろうか。
好きだと伝えたのは告白の時だけだったが、私は今も変わらず妻を愛している。
今日は40年目の記念日。
酒と特別な日という勢いに任せて、今日こそ、今日こそ伝えようと思う。
…ついでにその時に妻の気持ちも聞けたらいいなぁ。
手放したのは俺になるんやと思う。
全然手放したつもりなんかないって言うたら、
ヒナはどんな顔するんやろうか。
俺より夢を選んだくせに、って糾弾するんかな。
いっぱい泣かせたもんな。もう泣き虫じゃなくなったはずやのに、この10年引っ込んでた泣き虫が顔見せて、子供みたいに鼻グズグズさせて。「行かんとってやぁ」って俺のシャツ掴みながら泣きじゃくっとったお前を見て心揺らがへんどころか俺はお前の俺への愛を再確認して嬉しがっとった。
間違いなく鬼畜生やと思うわ。俺やったら「そんな男やめとけ!」って言う。
最終的にお前は俺を笑顔で送り出してくれた。
「何も今生の別れっちゅう訳ちゃうもんな、どこでも行ってき」と。そうなるまでどれだけ泣いたんやろうかと思うほどその笑顔を浮かべる目は腫れていた。昨日の今日までお前は俺を思って泣いてくれたんやなぁと。
事実上はお前を置いていく薄情な男を。
ほんまは連れていきたかったよ、なんて言い訳やな。
でもヒナが居らんと生きていかれへん人間が居りすぎるねん。
俺もその一人やった。過去形や。
もう俺は一人で立てる、お前のお陰で。
さっきの話、ヒナは俺を責めるかってそんなの分かりきっている。ヒナは責めへん、人に怒るのが苦手な奴やから。
こんな俺を好きでいてくれるどうしようもない阿呆な奴やから。勝手に沈みこんで歌えなくなった俺を引っ張りあげて立たせて、すばるの歌う歌が好きやねんと再びマイクを握らせたのはお前だから。
どこにいたって俺はヒナの好きな俺の歌で、お前ヒナを好きな俺の歌を歌うよ。俺の歌声はよお通るからきっといつだってお前に届く、絶対届かせる。
どこかで「しゃあないなぁ、おっちゃんは」って笑ってくれてたらそれでいい。
だから今日も『愛を叫ぶ。』
作者の自我コーナー
いつもの、ではないけれどこの二人も大切に胸の中にしまっておきたい二人です。あの約束は今も生きていてほしいなと思う亡霊。
あの頃のあたしって。
常に何かにイライラしてて、目に映るもの全部敵だと思ってた。
当然好きなものなんてないし、毎日に希望なんか欠片もない。何のために生きてんのかなーって、他人事のように思ってたわけ。もともと生きることに執着薄かったしね。
こんな人生いつ終わったっていーや、って思ってた。でもってそんな日は、誰にも気に掛けてもらうことなく静かに死んでくんだろうなって。
そんなふうに、ついこないだまで思ってたんだよ。自分は生きる価値ナシって。まるで呪文のように呟いてたの。
それがあなたと出会って全部ひっくり返った。夢とか希望とか、バカ過ぎて口に出すのもイヤだったものたちを考えるようになった。
そのことも物凄い成長だけど、何より1番の変化は、愛というものを知った。
大切な存在ができた。愛を叫びたい人がいる。それって私にとって革命って呼んでもいいくらい凄いこと。あの頃の私に見せてあげたいよ。人はここまで変われるんだってところをね。
愛はひとりじゃ見つけられないし作れないから、あなたには本当に感謝してる。こんなあたしのこと、見捨てずに助けてくれてありがとう。あなたはあたしの恩人。大切な人。愛してる人。
あなたがいなかったら今のあたしはなかった。だから、こうして生まれ変わった今だから、これからはあたしがあなたに目いっぱいの愛を与えたいと思う。愛は見えなくて分かりづらいものだけど、あなたに届くように、これからもずっと、叫び続ける。
愛を叫ぶ
きみに向かって
そっと言ってみる。
アイシテルと。
返事はいらない。
私の心の秘密。
「 好きだーー。」
どこで叫んでるんだろう、
どうせ伝えたい相手には伝わらないのに
私には勇気がない、
特に、恋愛についてはまったくだ。
これを読んでいる貴方もそうなのかな?(笑)
もし、持っているのなら分けて貰いたいものだ。
__あなたが好きでした。
いつも私の隣でよく笑って
いつも私と不良との喧嘩で怒り
いつも私と普通の友達として接してくれた
そんなあなたは1年前、
不慮の事故で亡くなりました。
私はとてもじゃないほど泣き叫び、次の日も次の日も
あなたが火葬されると知るまで
冷たいあなたを抱きしめておりました。
これはあなたの手の込んだ冗談で
この後私の手を強く握り
いつもの明るい笑顔を見せてくれると
そう信じて疑いませんでした。
ですがあなたは一度も、私に笑顔を向けるどころか
手を握り返してもくれなかった。
大の大人は大きく泣き崩れ、
あなたはより一層冷たさが増したように思いました。
あれから1年という年月が経ちました。
思えばあの時が、何年も泣かず生きてきた私の中で
唯一泣いた日であったとしみじみ感じています。
1年前のあの日。
私はあなたへ伝えたかった事がありました。
今まで混乱と社会復帰の為、
あなたとはあの日以来会わず、
仕事に打ち込んで参りました。
あなたへ顔を見せるのが、遅くなり
大変申し訳ありません。
ようやく心の整理がつきましたのでお伝えします。
私はあなたの眠っている墓に向けて
長年の思いを吐露するのです。
私は___、、
「愛を叫ぶ」
僕が何か叫ぶとするなら、その時は盛大に笑ってよ。
想像してみて欲しい。僕が君に、口を大きく開けて、不細工な顔で叫ぶ姿を。きっと君は一日中笑ってるだろうね。
決して格好つけてる訳じゃないのだけれど、柄じゃないんだよ。人目だって気になるし、恥ずかしいからね。
でもね、時々どうしても叫びたくなるんだ。君は知らないだろうね。それは僕の願望でもあって、実は気付いて欲しかったり、まあいいんだけど。
君と話す度に、君を知る度に僕は、僕の心に毒が回る。
その笑顔は、おかしくなりそうなほどに甘くて、苦い。
僕は君に、確かに恋に落ちた。
だからいつか叫ばせてよ。
君に伝えないと、壊れてしまうから。
君を困らせてしまうのが怖い。
笑ってくれるのなら、それ以上は望まない。
だから…
聞こえるは辺境からの戯睦言 セカチューはここ!みーんな思ってる
愛を叫ぶ。
愛を叫ぶ
私の好きな彼にいった。
「「好きすぎて大嫌いなの」」と。
この気持ちが届かないことを知っている。
貴方の声を聞いて。
貴方の匂いを感じて。
貴方の全部が欲しくなる。
夢を見てるのは知ってるの。
それでもいいと思えてしまう。
ぐちゃぐちゃの感情を隠して…
笑顔の仮面を被って…
今日もまた人混みに紛れている。
届かないことを知っていながら、叫び続ける。
愛している。誰よりも。何よりも。
今日も知らないフリをして生きていく。
愛を呼ぶ。
〜掛け間違えたボタン一つずつ〜
『………ん?』
〇〇らしい声が聞こえてきた。
そこに、死柄木弔が薄暗い廃墟のようなバー
[ヴィランアジト]に戻る為、暗闇を
歩いていた。彼の顔には返り血があり、落ち込んでいたのだ
〜 守りたいモノがあると、そこに未来があるんだと
君のいる場所へと迎えに行くから。今は、ハッキリと
言えるよ。大切な人よ。いつまでも私の側には君がいてほしい〜
(〇〇⁉︎…オレの事!?)
すごく安心する声の持ち主である〇〇にとって、
死柄木は、〇〇の声で落ち着きを取り戻していた。
そしてヴィランアジトに無言で戻った。
キィ…
〜ほら、素敵なことが貴方を待っている。優しい
その心が嬉しいことで満たされる。ほら、素敵なことが貴方を待っている。いつか光は届くと信じているよ〜
ポタポタッ…
〇〇が、ヴィランアジトで、俺の帰宅を
待っていてくれてその間に
静かにカラオケをしていたのだ。
そして、自然と俺の涙が落ちた瞬間に、過去が蘇った
幼少期に家族全員を殺して
大きな罪をしてしまったこと
そして、オールフォーワンに拾われたこと。
オールフォーワンに拾われなかったら、きっと
俺は、違う性格の男になっていただろう
死柄木弔は、無言で私に抱きついてきたのだ
(⁉︎…温かい死柄木くんの涙…)
私の肩に温かい彼の涙が付く。
[オレ…もう死にたいよ…]
そのように感じた私は、ギュッと抱き返した。
『崩壊個性いらない…必要ないんだよ!』
『その個性…頂戴…』
『〇〇…オレのような殺人鬼になるんだぞ!』
『…それでも良いの…』
私は、ヒーローではなく、医療従事者になることを
小学1年生から憧れていた。そして今
私は、医療従事者。
交通事故で血の塊ができたり、
ガンなどの腫瘍がある患者にとって、
[崩壊個性]の医療従事者が居ないのだ
崩壊個性があれば、一発で、血の塊、ガン細胞、ガンの腫瘍などを抹消することができるからだ。
医療従事者にとっては、崩壊個性は希望の光
(死柄木くんが崩壊個性が要らないなら…)
私は、相手の個性を奪い、借りる個性を持っている。
相手の個性を借りたり奪ったら、その人は、
無個性になる
闘いから帰宅した死柄木の身体は、暗い煙が出ている為、万が一、私を襲う可能性があるので、特殊な手袋をはめて彼を見て崩壊個性を借りた
『もう無個性でいい…』
私は、日本のヴィラン
死柄木弔の元気を見たい為、手作りハンバーグを作って
ワインも注いで、彼を慰め合いながら、2人で愛を呼んだ
《僕はっ君を愛している!!》
《私もよ!!》
こんな古臭い映画を見たのはいつぶりだろうか。
どこかの国でいつかの時代でこんな事する人本当にいるのだろうか。
ポップコーンを鷲掴み、大きな口に入り込む。
二人の別れで終わった。何ともモヤモヤする終わり方だ。
エンドロールが流れ始め、席を立つ人がポツリポツリ出てきた。
真っ黒な背景に映画に携わった人々の名前が止まることを知らず流れていく。
誰も制作陣になんて興味ない。もし、映画が終わって残る人がいるのなら、シークレットムービーを求めている人だ。
もしくは、制作陣、本人。
私は、でてくる名前を熱心に眺める唯一の一般人だろう。
知らない名前ばかりだけど、この映画を作ったからには凄い人に違いない。
突然ある一つの名前に目を奪われた。
あれは、私の名前。
知らないはずの名前だった。
走馬灯のように流れてくるもう一つの記憶。
カットの音がかかり、緊迫した空気が一気に緩んだ。
私の心臓は落ち着きをなくしていた。
大切なシーン。二人が愛を叫び、別れるシーン。
主役は存在しないスポットライトに照らされ、私の視線を独占していた。
なんて、素敵な人でしょう。
役に恋したのだ。映画の登場人物に。
あのヒロインのように愛を叫びたい!
そう願えど、彼は現実に存在しない。居るならば彼になりきったアクター。
そして、彼を思い続けてそのまま生涯を終えた。
また、同じ道を辿るのだろう。
行き場をなくした愛の叫びは声にならないまま、溶けていった。
今、どれだけ箱の中の君に愛を叫んだとて、君からの反応が返るわけではないのに。
叫んだらひび割れてしまうから
そっとそっと囁きたい
壊れないように
愛を叫ぶ