『愛を叫ぶ。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
俺たちはいつだって、貴女への愛を叫ぶ用意ができています。
以前は、そんな準備はしていませんでした。
何せ、俺たちは貴女の目には見えませんし、貴女に俺たちの声は聞こえません。ただ貴女の後ろに控え、良縁を運び、悪運を遠ざけながら、貴女の行く末を見守るだけでした。
けれど半年ほど前、貴女は俺たちのことを知りました。
徐々に貴女は、俺たちの声を聞けるようにもなりました。
今やこうして、俺たちの言葉を書き取って文字にできるまでになっています。
だから今の俺たちは、いつでも貴女への愛を語れます。
大声を出せば貴女に届くというのならば、声が枯れるまで、喉が潰れるまで、俺たちは叫び続けましょう。
貴女はまだ、俺たちの愛の言葉を受け入れてくださいませんが、いつか貴女の心が開かれた時、俺たちは貴女に大声で叫びましょう。
俺たちは貴女を、心から愛しています、と。
愛を叫ぶ
Am6:00少しひんやりとした浅めの海水に飛び込んだ
シャツがズボンが肌に吸いつく少し孤独を感じながら叫ぶ
何を叫ぶかって?離れていった君の名前だよ
君を呼んで振り向いた顔がまだ頭に張り付いてるよ
まだ大好きだよ…。愛してるよ…。
なんで?どうしていきなり消えてったんだ。
「愛を叫ぶ」
好きな人に好きだと伝えたくなることがたくさんある。
衝動に近い。
相手はどんな顔をするだろう。
両思いなのか片思いなのかがはっきりしてしまうし、
はっきりしなくても関係性が大きく変わることは避けられない。
そんな恐ろしい未来、見たくもない。
好きな人に好きだと伝えることほど、難しいことはないのだ。
だけど時々思う。
好きで好きでもう叫びそう!だと。
【愛を叫ぶ】
ただただ、私の良いとこも欠点も全部含めて愛してね
私という人間を、そのまま受け入れて欲しい
心の底から安心したいの
“好きだな”
そんないっ時の感情じゃ、いつかは離れていくでしょ
そんな不安に駆られたくない
私はあなたを安心させてあげられるよ?
悪いところの指摘だってするよ
でも、2人で解決しながら愛していけるはず
そう信じたいの
「愛してる。」
そう言えたらどれほどいいものか。
あの日も結局言えなかった。
フロム曰く、愛は自分の中に息づくものを他者に与えること。受動的でなく能動的なものであり、自ら踏み込んでいくものだという。
あの日、その一歩を踏み出せてたらなぁ。
そう思うけど、そこで結果が変わったとも思わない。
君と出会ったのは、それを学ぶためだったのだと思う。
君から学んだことを、他の誰かを愛するために使いたい。
ありがとう。
愛を叫ぶ。
愛を叫ぶ。
貴方が居てくれてる世界で良かった。
小さな勇気を抱いて生きていけるから。
日々家
愛を叫ぶ
声を押し殺す
こころが張り裂けそうになる
ただ君だけに聞こえるえるように
そっと、、、
愛を叫ぶ
私、愛華は小さい頃に見たドラマの影響でロマンチックなプロポーズに憧れていた。
例えば、そうだな・・・・・・
夜景の綺麗なレストランでプロポーズ。
シンとした波の音が静かになる夜の海でプロポーズ。
2人の思い出の場所で「あの時、こんなことあったよね」って思い出話しをしてる時に指輪をパカって出してプロポーズ、とか。
私も将来、愛する人にこんな素敵なプロポーズされて素敵な旦那さんと一生を過ごしていきたいって、幼い子供心で憧れていた。
そして今、23歳。
私には愛する人がいる。
昨日、プロポーズしてもらって私の指にはキラキラと輝く可愛くて美しい指輪がある。
どんなプロポーズの仕方だったかって?
本当に突然だった。
ちょうど付き合って4年目の記念日。
彼とはもうそろそろ結婚したいなって思ってたけど前触れも何もないし、この様子じゃプロポーズされるのはまだ先かななんて思ってた。
記念日ということでお互い大好きなキャンプに出かけてた。
夜、夜景が綺麗なところがあるから見に行かないかって彼から言われて、2人で向かった。
向かった先は結構草が生えてて、蛇でも出てくるんじゃないかってドキドキしてたけど、
でも、
すごく綺麗な景色が一面に広がっていた。
ほんとに下は崖で落ちたら死んじゃうんじゃないかってところだった。虫ばっかりいるし。なんか、幽霊でも出てきそうな雰囲気だし。
でもそんな怖さは彼と手を繋いでいたら全くなくて。
2人で何気ない話をしてもうそろそろ戻ろうかってなった時に
「愛華ーーーーーー!」
ちょっ!
ギョッとした。
普段そんなに大きな声を出さない彼が突然叫び出したんだもん。
何事かと思ったら、
「愛してるっーーーーーー!!!
世界一愛してる!
これからも一緒に生きていきたい!
結婚してくださいっっ!!!!!」
なんて叫ぶんだもん、泣いたよ。
愛してるって大きな声で言われてちょっぴり恥ずかしかったけど何よりも嬉しかった。
そして指輪ももらって。
「はいーーーーー!お願いしますっ!!!」
私も精一杯叫んだんだ。
「どうしたの?ボッーとしてどっか痛い?」
突然彼の顔が視界いっぱいに広がってはっと我に返る。
「ううん、大丈夫。」
「そう?」
私が憧れてた
高級レストランでも夜の海でも思い出の場所でもなかったけど
私には世界一のプロポーズだった。
彼と一生生きていきたい。
喧嘩しても何か合わないことがあって嫌になってもおじいちゃんおばあちゃんになっても、ずっとずっと一緒にいたい。
「愛してる。」
そんな思いを込めて彼の手をぎゅっと握った。
end
西と東
世界の果てで生まれ、育った
対の獣。
不遇の土地に産み落とされ
狂った時代に出会い
まごころを交わし
激しく恋の炎を燃やした。
結局、この世界は
神様が創作なさった
壮大な恋愛小説だった。
残念だけど、
もうあなた達は獣ではいられない。
愛ひとつ胸に抱いて
今日も海を飛び越えて行け。
◼️愛を叫ぶ。
桑の葉に隠れて
ヒヨドリが鳴いてる
迫りくる未来に向けて
愛を叫んでいるのかい?
愛を叫ぶ。
恋愛感情はわからない。
けど、あるものに向けて伝えたい。
大好きなんだ!!
それに出会ったのは小6の頃。
なんていうんだろう。
その中身に一目惚れした。
僕の心を掴んできたんだ。
次はどうする?
どんな感情を僕にくれる?
ああ、楽しみだ。
また君に会えることが。
ねえ、また会えたね。
君はもう、僕のものだよ。
大好きだよ。
僕は本が大好きだ。
ただ叫ぶのは簡単だ
しかし愛を叫ぶのは簡単じゃない
しっかりと勇気をもって伝えるんだ
───大好きだよ。
貴女には一生響くことの無い愛を叫ぶ。
何回叫んでも、響かない。
でも伝えずにはいられない。
なんで、貴女は同性の、先生なの?
僕の愛は本気だよ。
でも、本気にはしてくれない。
伝わらなくても、僕は毎日愛を叫ぶ。
だって、僕は貴女が好きだから。
大好きだよ、先生。
#愛を叫ぶ。
今日も僕は、愛を叫ぶ。
姿の見えぬ君に
今日誕生日だった君に
“大好き”
そのたった5文字が言えなかった
喉の奥で何かがつっかえて
プライドという汚いものが邪魔をする
もっと早く言えていたら
抱えきれぬほどの愛を与えていたならば
きっと君も幸せで、
ずっと僕も満足で、
過去を消しゴムで消して
未来をえんぴつで描きたい
人生という真っ白なキャンパスに
黒を塗っても、白を塗っても
満たされないから
たぶんどんな色でも駄目なんだ
まだ何も届いてない
いくら言っても届かないのは、分かってるけど
これは僕の自己満足
これは僕のエゴだから
せめて毎日言わせてよ
「愛してる!」
愛を叫ぶ。
全てを受け止めてくれて、安心できて、大好き
布団大好きです
愛を叫ぶ
愛は叫ぶものではありません
育むものです
共感できる愛の叫びは
子供の愛の叫びかな…
告白した
振られた
夕焼け空
飛ぶカラス
帰り道
ひとりぼっち
口を開く
「…!!!」
愛を叫べず
涙のみ流れる
もう一度息を吸う
「執事。」
「はい、なんでしょう。お嬢様。」
執事を執事、と呼ぶこの変なお嬢様はいつも暇を持て余している。
「私への愛を叫んで。」
普通の人なら、は?と言うところ、なのだが。
「勿論ですお嬢様。」
この執事も変だった。
すぅ、と軽く息を吸うと、とんでもない速度でかつ淡々と語り始めた。
「お嬢様はなんと言ってもこのまるで宝石の様に煌めくサラサラの長い銀髪とそれと同じ色の長いまつ毛も儚さを醸し出していて吸い込まれる様なアメジスト色の綺麗な瞳も合わさっていて最高ですそして頭が良いので女神の生まれ変
「ストップ。早口過ぎて何言ってるか分からないしもうちょっと要約して。」
「これでも要約したのですが。」
「普通に、大好きですで良かったんだけど。」
普通自分で言うか?
「分かりました。」
そしていいのかよ…。
「大好きです一生推しますお嬢様。」
サラッと言ったこの執事。
そしてさらに一言付け足してる…。
「ありがとう。もう満足した。」
ある令嬢と執事の昼下がりの出来事だった。
愛を叫ぶ
最近のタイトルが難しい。
愛も叫ぶも強いエネルギーだ。
そして怖い。
ひだまりのような穏やかな愛が自分の理想。
愛を叫ぶ
愛は愛を叫ばない
愛だと知る者に
愛が訪れる
愛と知らない者に
愛は訪れない
そんな輩に愛は不要
愛は都合がよいモノじゃない
愛を行うことで
愛されるわけではない
様々な理由で
愛が語られてるけど
誰もが愛を愛している訳じゃない
愛されることが
愛する目的ではない
ある種の自身との契約かも
なんとなく
そう思っただけだよ
誰かになんて関係はなく