『愛を叫ぶ。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私のもとに逢いに来てくれて
先に旅立ってしまった天使たち
「愛してるよ…向こうで待っててね」
心の中で何度も愛を叫ぶ。
✴️24✴️愛を叫ぶ。
#愛を叫ぶ
私が君への愛を叫ぼう。
そうすれば君は、私をみてくるよね?
「僕は死にませぇん!!」
―――ドラマの台詞って、なんだか時々口に出したくなる面白さがある。でもこの台詞を実践で使うのは、ちょっと喉に突っかかるものがあるから。
だからこの台詞は止めて、僕は僕の言葉で愛を叫ぼうと思う。なんてったって、叫ばないと相手には伝わらないからね。
「―――」
君にちゃんと届いたかな。
もしかしたら、ブレーキの音に掻き消されてしまったかもしれない。そうだとしたら残念だ。
でもまあ、君に消えない愛(キズ)を刻めたのだから、良しとしよう。
私は、彼のことが好きだ。優しくて、かっこよくて…それだけではなく、一途に私のことを愛してくれる。愛情表現も彼の方からしてくれるし、豊富な語彙で私のことを褒めてくれる。いつも与えられてばかりだから、私も彼に愛を与えたい。
でも、いざ言葉にしようとすると、頭が真っ白になって、声が出ない。なら態度で示そうとしても、恥ずかしくなって躊躇してしまう。結局、それを察した彼の方から私に愛を囁いて、抱きしめてくれる。そうだけど、そうじゃない…と、私は歯がゆい気持ちになるのだった。
ある日、私が彼の部屋に入ると、彼は本を読んでいた。あまりにも熱中しているのか、こちらに気づいている様子はない。今がチャンスだ、と思い、私は彼の名前を呼びながら駆け寄る。
「おや、どうしたのですかっ…!?」
「…大好き」
彼がこちらに気づいて振り返ると同時にギュッと抱きつく。その勢いで私は言いたかった言葉を伝えた。驚いた様子を見せた彼はすぐに優しく微笑んで、私の頭を撫でた。
「ようやく、貴方から言ってくれましたね…」
そう言って、彼は私を優しく抱きしめ返す。そして耳元に顔を近づけ、優しく落ち着いた声で囁いた。
「俺も大好きです。ずっと愛していますから」
テーマ「愛を叫ぶ。」
#愛を叫ぶ。
キミはどこ?
本当の愛は何処にある?
私の心の居場所
ずっとずっと探してる
蜃気楼のように
現れては消える儚さに
時には戸惑い嘆き
それでも求め続ける
ねぇ 寂しさに負けたくない
だからここから叫んでいいのかな
手を伸ばし大きな声で…
小説や歌ではたまに見る
愛を叫ぶ
比喩的表現なのだろう
自分のイメージの愛を叫ぶは
公開プロポーズや
夕日の海や夜景のキレイな場所で
大きな声で愛の告白する
と言ったカタチだ
愛を囁くよりも情熱的な雰囲気のようだ
愛を叫ぶ頻度はかなり少なくて
愛を囁く頻度はかなり多いような
イメージもある
愛を育てるには両方をバランスよく
与えなければならないようだ
へぇ、チョコが好きなんだ
あれってやっぱりうまいよね
トロトロでもカチカチでもうまいよね
甘くても苦くてもうまいよね
薄くても厚くてもうまいよね
白くても黒くてもうまいよね
それにさ
だいたいのものに合うんだよ
フルーツにもさ
飲み物にもさ
ああでも
アレには合わないんだよな
どうしても合わないのさ
そう
サキイカだよ
『愛を叫ぶ。』
愛を叫ぶ、、、
私もそんなことをしてみたかった。
人目を気にせず
相手に好きな人がいるのかとか
私のことをどう思ってるのとか
そんなこと気にせず
思いのままに
ただ相手だけを見て
『好き』とぶつけれたらいいのに
でも、そう思ってる時点で『愛』ではないのかも、
好きな人に愛を叫ぶ。
私にはできそうにない。
片想いに違いないから。
心の中で静かに思い続ける。
(あなたのことが大好きです)
愛を叫ぶ。誰のために?
分からない。
ならなぜ愛を叫ぶ?
わからない。
[愛を叫ぶ。]
雲ひとつない日
僕は好きな人に愛を伝えた。
悲しくも断られ。
その日の夕方
僕は綺麗な夕空に愛を叫んだ。
愛を叫ぶ。
歪んだ世界の片隅で、どこかの誰かに愛を叫ぶ。
誰にも届く訳は無いのに。
まだ誰か、味方がいると信じたくて。
ただ一人、自分が壊れていくだけなのに。
ただ独り、自分で壊していくだけなのに。
『愛を叫ぶ。』
貴方が大切にしているもの、なんだか特別に見えるの。
貴方が好きのもの、なんでか良いなって思えるの。
貴方が泣いていると苦しい。
貴方が笑っていると嬉しい。
貴方の言葉で一喜一憂するの。
ずっと貴方の傍に居たい。
色んな複雑な感情を全部飲み込んで、
貴方に "愛してる" って伝えるの。
愛を叫ぶ。
誰かいる場所ではできない。
相手は迷惑かもしれないから。
叫んでも気まずくなってしまう。
だから、心の中でそっと愛を叫ぶ
詩『愛を叫ぶ』
海に山に夜空に日の出に
叫べば僕は笑えるだろうか
一週間、コンビニのレジ以外
会話もなくて孤独になれてく
君とふたり通ったスーパー
親子連れ見てうらやましくなる
君の好きな惣菜やお菓子も
見つけたけれど涙があふれた
愛を叫ぶ…元気も場所もなく
お酒で眠る毎日になって
母の日なのに何処に行っちゃったの?
赤子のように丸まり泣くだけ
愛を叫ぶってどういうことだろ
愛を訴えるとか愛を語るってことなら
愛を嘆くっていう時もきっとあるよね
わたしが思う“愛を叫ぶ”は
“何らかの愛が溢れる瞬間”のこと
誰しも どこかで なにかに 愛を叫んでる
39:愛を叫ぶ
君に向かって
ただ一つの言葉を叫ぶ
それは簡単に言える言葉で
嘘つきでも言える言葉
でもこれが僕の本心だ
だから伝えるよ
「ーーーーー」って
お題『愛を叫ぶ。』
愛を叫ぶ
どんなに叫んでも…
遠くにいる君には僕の声なんて届かないだろう。
だけど声が枯れるまで君のために愛を叫ぶよ。
この想いは決して誰かに掻き消されないだろう。
俺は君が思っているより、
君のことを愛しているよ。
だから、
待っていてくれ。
すぐには、其方にいけないけど、
いつかは
会いにいくよ
だから、
俺が君の所にいった時は
泣かずに
笑顔で
迎えて欲しい。
愛を叫ぶ。
そんな迷惑なこと私には到底できませぬ。
お題〈愛を叫ぶ。〉
吐きそうだ。
僕の目の前にあるのは、彼女の死体。
僕が。
この僕が。
この手で、人を殺めたのだ。
彼女をお風呂場の湯船に沈め、首を絞めた。
彼女は、水の中にいるというのに、それでもやめてと、口を動かしていた。
それだというのに、僕は手を離すことは無かった。
だって、菊がいけないのだ。
僕以外と会うから、話すから、愛想を振りまくから、期待するようなことを言うから。
だから僕は、殺人を繰り返していた。
菊と話したヤツも、菊と浮気をしたヤツも、菊と、菊と…!
みんなみんな、殺したんだ!
でも菊がいけないんだ。話さないでと言ったのに、笑って済ましたし、浮気を叱っても、笑って済ます――。
菊は昔からこうだ。
自分の罪を認めず、誰にでも好かれようとしていた。
完璧を求めすぎなんだよ。
でも、そんな彼女が好きだった。
大好きだった。
愛していた――。
だからだよ。だから、菊を殺した。
皆に愛されようとする菊を、助けるために。
人に縛られる人間を僕は救った。
神から反対されていたとしても、俺は聞く耳を持たなかった。
仕方ないでしょう?
だって。
だって僕は人間に恋をしてしまった天使だもの――。
僕は、菊が零歳の頃から近くで見守ってきた。
クラスの男子に虐められて帰ってきた菊を毎日慰めていたのも、悩み相談を夜に聞いてあげていたのも、怒られた時慰めていたのも、みんなみんな、僕だった。
そうして、菊と関わっていくうち、菊と恋人という関係になれた。
まあ、その瞬間から神からは見放されていたと思うけど。
仕方ないことだ。セミロングの黒髪も、ブラックホールのように黒い大きな目も、調度良い薄さの唇も、全部全部好きになってしまったのだから――。
にしても、僕は馬鹿だ。
天使だというのに、人間を殺した。
そんなの堕天使じゃないか。
どうか、どうかこの最低な天使を殺してくれ――。
でも、そんな願いは届かない。
僕は天使で、他の人間からは見えていない。
だからきっと菊が死んだ理由は、ひとりで溺死したということになる。
僕は、僕は、どう反省すれば良いのだろうか。
神から見放された僕を叱ってくれるヤツなんていやしない。
でもね、菊。
こんな僕にも言えることがある――。
聞くの努力は僕にだけは伝わってたよ。
テストがある三ヶ月前から勉強していたことも、足が遅いと言われて、毎日家の周りを走っていたことも、鏡の前で笑顔の練習をしていたことも、流行りに乗るために、興味も無いSNSをダウンロードしていたことも、全部全部。
だからね、怒っていないのなら、生まれ変わったらまた会いたい――。
そして、僕は見つけた。
前世、僕が愛していた菊を。
今世も、前世と変わらず、人間に縛られているんだね。
だから茶トラ猫に生まれ変わった僕は、菊の制服のスカートを噛み、引っ張る――。
「はぁー?馬鹿猫!可愛いと思ってたのに…」
菊は、僕に向かって暴言を吐いた――。
あーあ、もう!なんだよ。俺、菊の本当の姿を知らなかったよ――。
「…猫ってモンシロチョウ食べるんだ…。なんか、お前みたいでばからしいや。退部届でも出そー」
なんだ。堂々と生きれてるじゃんか。だから僕は菊には伝わらない猫語で言う。
「菊が、楽に生きられてて、僕良かったよ。最低だけど言うね。殺してよかった」
そして僕は、その言葉の後。菊の後ろ姿を見ながら。
「愛してる!」
僕は愛を叫んだ。
これは、小さな猫の体なりの叫びで、愛の叫びに種類も、大きさも、形も何も無いのだ。
フィクション。(小説初心者)前回のモンシロチョウと繋げてみました!