『愛があれば何でもできる?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
“え?面白いことを聞くね”
僕はむっとして彼を睨みつけた
“ごめんごめん。君が面白いことを言うもんだからさ”
“愛があればなんでもできる、、、かぁ”
“そもそも愛とはなんだろうね”
“とても不確かで存在自体が不明瞭だ”
“その辺りを通ってる人に「愛とは何か」って尋ねてご
らんよ”
“三者三様の答えが返ってくるはずだから”
僕は目の前を通り過ぎる人たちを見て、視線を落とし
た
目の前には食べかけのプリンがある
“形はあるのかもしれないね”
“君の前で哀れにも粉々になったプリン”
“食べる前は形があり美味しそうに見えても”
“食べてみれば、な〜んも味のしない
ただ滑らかな食感だけが口の中に広がる”
“甘くもなく苦くもない”
“かと言ってしょっぱくもない”
“周りのカラメルソースの苦味だけが口に残る”
“それはただのこのプリンの感想じゃん!!”
僕は咥えていたスプーンを外し、彼に向けて叫んだ
“定義というものはありイメージはできるけど、その中
身は無だっていうことだよ”
“言葉にはできないということ”
僕はポカーンとした顔で彼を見た
彼は行き交う人々を見つめながら
“確かに「愛のために死んでください」や「どちら
を選びますか」なんて問答よく聞くよね”
“なんで死が前提にあるのか分からないけど”
“でも、人は用意された答えには理性を持って答え
ようとするけど、もし目の前で本当に大切な人が
危険な目にあった時、君たちは本能でどんな行動を
取るんだろうね?”
君はにやりと笑った
“それは自分の心でしかないということ”
『愛があればなんでもできる?』より
【愛があれば何でもできる?】
昔そんな事を僕に聞いてきた元カノがいたなあ。
「限度があるっしょ」
そう答えたような気がする。望む答えじゃなかったんだろうね、彼女不満気だったし。
当時の僕にとって『愛』そのものの存在があやふやで、果たして自分の中にそんな感情があるのかすら判らなかった。(まあ正直今でも懐疑的ではあるんだけど)
理屈としては判らないでもないよ。見返りを求めず相手の幸せの為に行動する、または自分を成長させる原動力として『愛』って奴はとんでもなく力を発揮するって。
でも流石に愛を以てしても覆せない、人の能力では及ばない領域というものがある。だから限度があるって答えたんだ。それをあの娘は理解していたのかな?
もう別れちゃったし、会う機会も聞く機会もないけど。
ただ、「愛があれば何でも出来る」と臆面もなく宣う人間は、何故か相手にもそれを求めてくるから厄介だ。
少なくとも僕はそいつの為には何も出来ないし、したくなくなるね。
そんな事で冷めちゃう僕には、やっぱり愛って感情が希薄なのかも知れないな。ない訳じゃないんだろうけど。
「そんな事はないけれど、泣いてるきみを抱き締める事はできるよ」
#愛があれば何でもできる?
愛があればなんでも出来るなんて思ってない
愛があっても結局裏切られたりされて、その人のために頑張ったのに全部水の泡。
愛があればなんでも出来るなんて一時的なもんだよ…
愛を教えてください
愛があればなんでも出来る?
愛は生を超越したりしないから
大切な人もいつかは死ぬ。
【愛があれば何でもできる?】
愛があれば……と聞かれたら、私は「きっと違う」だと答えるだろう。綺麗事を言いたくても、やっぱり現実的に考えると言いきれない。
多分「愛がなければ何でもできない?」と聞かれても、私は「きっと違う」と答えるだろう。
ただ一つ思うのは、愛があるからこそできることもあるということだ。
愛があれば何でもできる?
そう聞かれたら、答えはNOだね。
お金がないから貧乏生活を耐えてくれ。みたいな
二人一緒に頑張ること、お互いが笑顔になれること、幸せになれることならできると思うけど、
何でも。の内容が、どちらか一方が不幸だと感じること、無理強いをすること。
なら、自分にはできない。
だから、愛があれば何でもできる?の答えはNOです。
愛があればなんでもできる?
わたしは愛があればなんでも可能性は広げられると思うの。そうだ。ママに聞こう。
「ママ。愛があればなんでもできるの?」
母は、それには答えずに優しく微笑んで、わたしの頭を撫でた。母は、いつも言う。あなたのためならなんだってすると。ママは、わたしを愛しているのだと。
もしかしたら、愛があればなんでもできるというのはこのことなのだろうか。
母は、わたしの質問に少し待ってから答えた。
「お母さんも人間だからできないことはあるわ。でも、あなたのためだったら本当になんでもするかもね」
わたしは、その言葉を聞いた途端背筋に寒気が走った。
お母さんは、いたずらっぽく笑った。
6日間お休みします。
愛には様々形があって
僕自身の中にも色んな愛の形があって
それが集まって大きな愛になる気がする
でも愛って何?
名も無い思いや感情マイナスな気持ちではない
なんならマイナスすら受け止めれる乗り越えれる事辞書にも人にも聞いてもわかってもらえない
なんならこれは僕だけにしかない
まだ名がついてない思いを愛と名付けてます
まず矛盾や誰にもわかってもらえない悩みを抱えている自分自身を愛してあげて
今までやりたかったけどやらなかった事
自分には似合わないと買わなかった服
センスを感じなくてやめちゃった事
飽き性ですぐやめてしまった物
それらすべてを他の人にわかってもらえない感情あった気がしてでもそれを超えて一回やってしまえば
自分でも知らなかった初めましての思いや感情に
出会えて自分で愛と名付ける
それらが重なってて愛が大きくなる
そうすれば人の愛すら気付くときがある
そこまで行ければ
『愛があれば何でもできる』
短く書きたいの長くなっちゃった、、
そんな不器用な自分も愛そう
愛があれば何でもできるというか
何をやっても愛がなければダメな気がする
2回目でこのテーマはむずいよー
Q ,愛があれば何でも出来ますか ?
A , 出来ません
貴方は愛があれば戦争に参加できますか?
命を落とす確率が高い世界の戦いに参加できますか?
自分に何のメリットもない戦いに参加できますか?
寝る暇がない戦いに参加できますか?
嫌でしょ ?
戦争に参加したら高確率で命を落とす
家族 、友達 、恋人 、ぺっと
その他の人に会えなくなるんですよ?
俺は嫌です 。
だから愛があれば何でも出来ますかと聞かれたら
No と答えます 。
愛があれば何でもできる?
愛があれば何でもできる。
そんな戯言をつぶやきながら、貧相な生活をする。
父が結婚を拒絶したため、家を飛び出して結婚した。
母は今でも父にバレないように、俺達に仕送りを送ってくれる。
金を稼いでいたのは母さんだった。
まるで自分が家計を支えていると言わんばかりに自分勝手だった父。
母は父がプライドが高いことを知っていたから、父が稼いでいるとうそをついていた。
愛があった、あの頃は何でもできる気がしたが、妻が死んだ今。
何もかもが出来ないようになってしまった。
愛があれば何でもできるか?そう問われたら今の私ならなんと答えるだろうか。
愛とはなんなのだろうか、何でもの内容は何だろうか。そんなことを考えてしまう事自体がもう「できない」を表しているのかもしれない。
#愛があれば何でも出きる?
〖愛〗と〖恋〗
の
違いとはなんだろう
〖恋〗が相手に対して下心が有るものなら
〖愛〗とは真心なのだろうか?
もしかしたら、
真に〖愛〗を向けられるのは、
家族だけかもしれない...
愛は愛でも、『誰かに捧げる一生物の愛』
というような、比較にならないほど大きく深い愛なら、私に何でもさせるんでしょうか
愛ということばの意味深さ
ひとつもの見返りを求めない愛
心が豊かである人だからこそのあたたかさ
人に寄り添うことの難しさ
自己満足は一つもいらない
そんな愛があれば何でもできる…はず
『愛があれば何でもできると、貴方は思いますか?』
「答えはノーです」
私は強い意志を込めて言い放つ。
目の前に横一列にずらりと並んで座る面接官は、みな同じような無表情でじっと私を見つめていた。そのうちの一人が再び私に問い掛ける。
『何故そう思うのでしょう?』
「愛は移ろいやすく、無限ではないからです」
椅子に腰掛けていた私は、背筋をきちんと伸ばした。顔を上げて真っ直ぐに正面を見据える。
『なるほど。では貴方は永遠の愛というものを信じますか?』
「それは、分かりません」
『愛は無限ではないと、先ほど仰ったのに?』
「だって永遠の愛とは、誰かの愛と誰かの愛がちょうど重なり合ったことで生まれる奇跡ですから。私はただ何事もひとりきりで貫くことは困難ではないかと思ったのです。誰かに芽生えた愛とは、向けた相手が自分に何かを齎してくれるから続くのではないですか? 齎されることにより有限な愛が補われ、互いに補い合い続けられたら、それが永遠の愛として何かを成し遂げる力になると、私はそう思うのです」
私が語る説明に、やはり目の前の面接官達はぴくりとも表情を動かさなかった。
【愛があれば何でもできる?】
【愛があれば何でもできる?】
愛があれば何でもできる? そんなの嘘に決まってる。愛があっても、魔法少女にはなれないし大切な人を守れるわけじゃない。
「愛があれば何でもできるよ。」
そう言っていた大切な人は私の消えないでという願いをよそに私の目の前から消えて行ってしまった。だから、愛があれば何でもできるなんて嘘なんだ。でも、今なら分かるよ。安心させたかったんだ。本当に守りたかったんだ。
「今なら私愛があれば何でもできるよ。」
「嘘だよ、そんなん。」
私の前に立って大きな目から涙をぼろぼろと溢していくかわいい子。魔法少女にはなれなかったし昔、同じことを言っていた人は私の目の前から消えてしまった。でも。だからこそ。独りじゃない。
「お待たせ、待った?」
「ちょっと、待たせ過ぎ。うちの可愛いリトルプリンセスが泣いてんの。」
だから、愛があれば何でもできてしまうんだ。あの人は一人だった。でも、私は独りじゃない。だから。
「愛があれば何でもできる?」
「今ならできるよ。」
魔法少女じゃない。特殊能力があるわけじゃない。ただ、愛があっただけ。
やっと見つけた!――わたしは友達を伴れて、近所中のスーパーやらコンビニを回っていた折りのことだった。わたしは小躍りしながら、友達に小さな箱を自慢げに見せつけた。
というのは、先日新しく発売された、卵型のチョコレートの中に小さなフィギュアが入っているという仕掛けのお菓子――言ってしまえば、チョコエッグというやつ――をようやくのことで一つ買うことが出来たのだ。
今度出たシリーズは、わたしも好きな、或る人気ゲームのキャラクターのフィギュアということで品切れが続き、どうしても手に入れたいわたしは、暇さえあれば、このチョコエッグを探してあちこちの店を回遊しているのだった。
ついでだからとスーパーでお好み焼きの材料を買い込み、わたしたち二人はわたしの借りているアパートへと帰って来た。
今日はお好み焼きパーティーと洒落込むぞ――わたしは啖呵を切った。が、結局はチョコエッグの中身が気にかかる。
「さっさとそれ開けちゃってお好み焼きに集中したら?」
友人の冷静な指摘に頷くと、わたしは手早くチョコエッグの包みを開け、中のフィギュアを確かめようとした。何故こうも熱中しているのかと言えば、このお菓子を買うこと計五度、いずれも同じフクロウのキャラクターが出てきたために、せめて一度は別のものをと躍起になっていたのである。またあいつが出たらどうしよう――
「愛があればどうとでもなるよ」てきぱきとお好み焼きを作る準備を始めていた友人が言う。「強く念じながら開けたらいいよ」
そんなものだろうか。そこばくの疑問を差し挟みつつも、わたしは念を凝らした。わたしの指先が願望の触手となって、チョコレートをこじ開ける。
無い!――無いんだけど!わたしは驚き、友人に向かってそう告げた。
通常であれば入っているはずの、小さなフィギュアを封じたカプセルが、そこには無かったのである。
「あぁ、残念。愛が足りなかったんだな。じゃあ、ついでにこれも割っといて」
友人は淡白にそれだけ言うと、わたしの目の前に卵――一応言うと本物の鶏卵だ――とボウルを置いた。
悔し紛れにチョコレートを口に放り込むと、わたしは大人しく卵を割った。
うわぁ!入ってた!――わたしは驚きの余り、椅子から転げ落ちる。た、卵に……
さすがの友人も、やや呆れを含みつつも驚いたような目をして、ボウルを覗いた。そして、その底部から、或るものをつまみ上げた――例のフクロウのフィギュアである。
「愛、だな」友人はそう言うと、卵黄にまみれたフィギュアを水道で洗い、卓上へと置き据えた。フクロウの目が、床の上で尻餅をついた格好のままでいたわたしを見つめる。
もう絶対買わないよ、こんなの!――わたしの叫びを掻き消すように、キャベツを切る音が冷ややかに響いていた。
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愛があれば何でもできる?
全てを行うことは叶わないかもしれない
だが、全てを行おうとする心意気は
その身に宿るのではと思う
やるかやらないかで語られる世の中で
やらないとしても、その経緯が知りたい
愛があれば何でもできる?
~愛があればなんでもできる?~
だといいのですけど
そう簡単にはいかないから
こうなるのであって
ねっ愛しの君へ
56文字の黒の史書