『愛があれば何でもできる?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
Q ,愛があれば何でも出来ますか ?
A , 出来ません
貴方は愛があれば戦争に参加できますか?
命を落とす確率が高い世界の戦いに参加できますか?
自分に何のメリットもない戦いに参加できますか?
寝る暇がない戦いに参加できますか?
嫌でしょ ?
戦争に参加したら高確率で命を落とす
家族 、友達 、恋人 、ぺっと
その他の人に会えなくなるんですよ?
俺は嫌です 。
だから愛があれば何でも出来ますかと聞かれたら
No と答えます 。
愛があれば何でもできる?
愛があれば何でもできる。
そんな戯言をつぶやきながら、貧相な生活をする。
父が結婚を拒絶したため、家を飛び出して結婚した。
母は今でも父にバレないように、俺達に仕送りを送ってくれる。
金を稼いでいたのは母さんだった。
まるで自分が家計を支えていると言わんばかりに自分勝手だった父。
母は父がプライドが高いことを知っていたから、父が稼いでいるとうそをついていた。
愛があった、あの頃は何でもできる気がしたが、妻が死んだ今。
何もかもが出来ないようになってしまった。
愛があれば何でもできるか?そう問われたら今の私ならなんと答えるだろうか。
愛とはなんなのだろうか、何でもの内容は何だろうか。そんなことを考えてしまう事自体がもう「できない」を表しているのかもしれない。
#愛があれば何でも出きる?
〖愛〗と〖恋〗
の
違いとはなんだろう
〖恋〗が相手に対して下心が有るものなら
〖愛〗とは真心なのだろうか?
もしかしたら、
真に〖愛〗を向けられるのは、
家族だけかもしれない...
愛は愛でも、『誰かに捧げる一生物の愛』
というような、比較にならないほど大きく深い愛なら、私に何でもさせるんでしょうか
愛ということばの意味深さ
ひとつもの見返りを求めない愛
心が豊かである人だからこそのあたたかさ
人に寄り添うことの難しさ
自己満足は一つもいらない
そんな愛があれば何でもできる…はず
『愛があれば何でもできると、貴方は思いますか?』
「答えはノーです」
私は強い意志を込めて言い放つ。
目の前に横一列にずらりと並んで座る面接官は、みな同じような無表情でじっと私を見つめていた。そのうちの一人が再び私に問い掛ける。
『何故そう思うのでしょう?』
「愛は移ろいやすく、無限ではないからです」
椅子に腰掛けていた私は、背筋をきちんと伸ばした。顔を上げて真っ直ぐに正面を見据える。
『なるほど。では貴方は永遠の愛というものを信じますか?』
「それは、分かりません」
『愛は無限ではないと、先ほど仰ったのに?』
「だって永遠の愛とは、誰かの愛と誰かの愛がちょうど重なり合ったことで生まれる奇跡ですから。私はただ何事もひとりきりで貫くことは困難ではないかと思ったのです。誰かに芽生えた愛とは、向けた相手が自分に何かを齎してくれるから続くのではないですか? 齎されることにより有限な愛が補われ、互いに補い合い続けられたら、それが永遠の愛として何かを成し遂げる力になると、私はそう思うのです」
私が語る説明に、やはり目の前の面接官達はぴくりとも表情を動かさなかった。
【愛があれば何でもできる?】
【愛があれば何でもできる?】
愛があれば何でもできる? そんなの嘘に決まってる。愛があっても、魔法少女にはなれないし大切な人を守れるわけじゃない。
「愛があれば何でもできるよ。」
そう言っていた大切な人は私の消えないでという願いをよそに私の目の前から消えて行ってしまった。だから、愛があれば何でもできるなんて嘘なんだ。でも、今なら分かるよ。安心させたかったんだ。本当に守りたかったんだ。
「今なら私愛があれば何でもできるよ。」
「嘘だよ、そんなん。」
私の前に立って大きな目から涙をぼろぼろと溢していくかわいい子。魔法少女にはなれなかったし昔、同じことを言っていた人は私の目の前から消えてしまった。でも。だからこそ。独りじゃない。
「お待たせ、待った?」
「ちょっと、待たせ過ぎ。うちの可愛いリトルプリンセスが泣いてんの。」
だから、愛があれば何でもできてしまうんだ。あの人は一人だった。でも、私は独りじゃない。だから。
「愛があれば何でもできる?」
「今ならできるよ。」
魔法少女じゃない。特殊能力があるわけじゃない。ただ、愛があっただけ。
やっと見つけた!――わたしは友達を伴れて、近所中のスーパーやらコンビニを回っていた折りのことだった。わたしは小躍りしながら、友達に小さな箱を自慢げに見せつけた。
というのは、先日新しく発売された、卵型のチョコレートの中に小さなフィギュアが入っているという仕掛けのお菓子――言ってしまえば、チョコエッグというやつ――をようやくのことで一つ買うことが出来たのだ。
今度出たシリーズは、わたしも好きな、或る人気ゲームのキャラクターのフィギュアということで品切れが続き、どうしても手に入れたいわたしは、暇さえあれば、このチョコエッグを探してあちこちの店を回遊しているのだった。
ついでだからとスーパーでお好み焼きの材料を買い込み、わたしたち二人はわたしの借りているアパートへと帰って来た。
今日はお好み焼きパーティーと洒落込むぞ――わたしは啖呵を切った。が、結局はチョコエッグの中身が気にかかる。
「さっさとそれ開けちゃってお好み焼きに集中したら?」
友人の冷静な指摘に頷くと、わたしは手早くチョコエッグの包みを開け、中のフィギュアを確かめようとした。何故こうも熱中しているのかと言えば、このお菓子を買うこと計五度、いずれも同じフクロウのキャラクターが出てきたために、せめて一度は別のものをと躍起になっていたのである。またあいつが出たらどうしよう――
「愛があればどうとでもなるよ」てきぱきとお好み焼きを作る準備を始めていた友人が言う。「強く念じながら開けたらいいよ」
そんなものだろうか。そこばくの疑問を差し挟みつつも、わたしは念を凝らした。わたしの指先が願望の触手となって、チョコレートをこじ開ける。
無い!――無いんだけど!わたしは驚き、友人に向かってそう告げた。
通常であれば入っているはずの、小さなフィギュアを封じたカプセルが、そこには無かったのである。
「あぁ、残念。愛が足りなかったんだな。じゃあ、ついでにこれも割っといて」
友人は淡白にそれだけ言うと、わたしの目の前に卵――一応言うと本物の鶏卵だ――とボウルを置いた。
悔し紛れにチョコレートを口に放り込むと、わたしは大人しく卵を割った。
うわぁ!入ってた!――わたしは驚きの余り、椅子から転げ落ちる。た、卵に……
さすがの友人も、やや呆れを含みつつも驚いたような目をして、ボウルを覗いた。そして、その底部から、或るものをつまみ上げた――例のフクロウのフィギュアである。
「愛、だな」友人はそう言うと、卵黄にまみれたフィギュアを水道で洗い、卓上へと置き据えた。フクロウの目が、床の上で尻餅をついた格好のままでいたわたしを見つめる。
もう絶対買わないよ、こんなの!――わたしの叫びを掻き消すように、キャベツを切る音が冷ややかに響いていた。
---
愛があれば何でもできる?
全てを行うことは叶わないかもしれない
だが、全てを行おうとする心意気は
その身に宿るのではと思う
やるかやらないかで語られる世の中で
やらないとしても、その経緯が知りたい
愛があれば何でもできる?
~愛があればなんでもできる?~
だといいのですけど
そう簡単にはいかないから
こうなるのであって
ねっ愛しの君へ
56文字の黒の史書
愛があっても傷ついてる人は大勢いる。辛い思いをしている人、生きるのに疲れた人 そんな人がいるのに愛があっても何も解決出来るわけじゃない
愛ですかー
愛があればなんでもできる。
うーーーん
お金ですかーー
お金があればなんでもできる
うん? 電話か?
小川か? うん? 1.4ドーム?
ああ、わかった?
体調?
ああ、元気だ。
元気?
元気ですかーー
元気があればなんでもできる
これだ。
『愛があるなら』
愛してる そのくだらない 言葉から
生きる勇気を もらって5年
-
辛いこと 悲しいことに 痛いこと
君のためなら すべてが微風
-
愛あれば 無敵になると 父が言う
それがわかる日 まで生きてみる
【愛があればなんでもできる?】
「愛を知らないかって?」
旅人に話しかけられたキツツキは、木をつつくのをやめて、きょとんと首をかしげました。
「動物の国じゃ、聞いたことがないね。そういうのは、人間のほうが知ってるんじゃないかなぁ。人間の国はあっちだよ」
翼で方向をしめし、またせわしなく木をつつきはじめます。
旅人はキツツキにお礼を告げて、人間の国へと旅立っていきました。
「あい? それがあればなんでもできるって、ほんと?」
旅人に愛のありかを尋ねられた人間の子供は、目をまるくしました。
「あたしもほしいなぁ。そうしたら、あたしもおとうとも、さむくないのに」
裸足の子供が抱えた小さな赤ん坊は、裸も同然でした。子供たちは、震えていました。
「そういえば、ろぼっとはなんでもできるって、きいたことがあるよ。もしかしたら、ろぼっとがあいなのかも。ろぼっとのくには、このみちのさきだよ」
旅人は子供にお礼を告げ、ロボットの国を目指して旅立ちました。
「ザンネン、ナがら、トウコクの、データに、アイは、ノってイませン」
古いブリキのロボットは、旅人の問いにたどたどしく答えました。口元のネジが錆びついていて、うまく喋れないようです。
「トウコクには、アりませンが、トナリの、ペテンシのクニで、アイのバイバイが、オこなわレた、というキロクが、ノコッテイます」
旅人はロボットにお礼を告げて、ペテン師の国へと旅立っていきました。
「ああ、愛か。いくらでもあるぜ。ほれ」
ペテン師の男は、旅人に人形をほうり投げました。布と綿で作られた人形は、埃と土で薄汚れていました。
「あんたの有り金ぜんぶと交換だ。愛はそれだけ価値のあるものだからなァ」
旅人からたっぷりお金を受け取ったペテン師は、機嫌良く笑いました。
「愛は人によってかたちが違うらしいぜ。俺にとっちゃ、この金こそが愛なんだ。これだけあれば、なんでもできるだろうよ」
旅人はもらった人形をよく洗って、ぴかぴかの人形にしました。そして、もと来た道を戻りました。
ロボットの国では、人形の目のボタンを使って、古いロボットの錆びついたネジを開けました。人形のもう一つの目で新しいネジを作って、ロボットの口がスムーズに動くようにしました。ロボットはとても喜びました。
人間の国では、子供が連れている赤ん坊に、人形の服を着せてあげました。さらに人形の皮を使って、子供の靴を作りました。靴には人形の綿をすこし詰めました。子供はたいそう喜びました。新しい服を着た赤ん坊も、キャッキャと喜んでいるようでした。
動物の国では、キツツキの巣穴を、残りの人形の綿でふかふかにしました。キツツキは「これで卵を温めやすい」と大喜びでした。
動物の国を出たころには、旅人の手元にはなにも残っていませんでした。
旅人は自分の国に戻り、愛は他の国では見つからなかったと、主人に告げました。
主人はがっくり肩を落としました。
「それさえあれば、もっと素晴らしい世界を創造できるはずなのだが」
神の国に住む主人は、がっかりしながらも、旅人の旅をねぎらいました。
「そういえば、そなたはいつからわたしに仕えていてくれたのだったかな。……なに? わたしが生まれたときからだと?」
主人は驚いて、まじまじと旅人を見つめました。
「そうだったか。そなたをしょっちゅう旅に出していたから、忘れてしまったようだ。たしかにそなたは、ずっと昔からわたしとともにあったな。わたしの兄弟のようなものだ」
主人は旅人の手を取り、改めて感謝を告げました。
「おお、いまなら素晴らしい世界を創れる気がしてきたぞ。よし、さっそくとりかかろう。そなたも協力してくれ」
旅人は満足そうに笑って、うなずきました。自分こそが愛だということは、黙っていました。愛は寡黙なのです。そして、しょっちゅう見失われるものなのです。
題.愛があれば何でもできる?
愛はきっと有限。お金は無限。
『愛があれば何でもできる?』
マザーテレサの言葉に
「愛とは分け隔てをせず、ただ与えるもの」と、いうのがある。
愛って、『何でもできる?』とか、そういう大袈裟で俗物的なことではないと、思う。
もっと海みたいなものの気がする。
「赤いね」
「…うん」
「特に匂いとかないんだね、生臭いとか。日にちが経ったらすごくなるのかな」
「え?」
「これって水で拭いてから空拭きすればいいのかな?床赤くなっちゃうのかな。木だし、なんか残りそうだよね」
「うん…」
「どう思う?残りそうだよね。俺、頭今あんまり働かないから陽菜に任せていい?俺は、どうしよ、あの、あれする、これお風呂持ってくよ。わかんないけど、なんか漫画で見たよやり方」
ぐだぐだ。
不穏だ。
「陽菜、聞いてる?」
「…っあ、ごめん、めっちゃあの、ごめん。なんだった?」
「だから、陽菜は床拭いてくれる?俺はお風呂持ってくから」
「…え、何がお風呂?」
「だから、陽菜が床を」
頭が、生まれてきて初めてだ。
眠っているのに、ドクドクしてるような、焦っているような。
頭の中がねずみ色の雲で覆われている。
とりあえず動こうとするも、がくんと膝が折れて、情けなく床に手がつく。ぽたりと床に垂れる透明な液体は、私の涙か、汗か、はたまた赤に見えないやつの血か?
そうであれば、私はもう既におかしくなっている。
「陽菜」
晴生が私のように体勢を低くし、私を抱き締めた。晴生の白いジーンズが床の液体を踏み、赤く滲む。その光景に、思わずはっと息ができなくなる。自分がしたことの現状が、今やっと理解できてきているようで。
「陽菜、ね、大丈夫だから」
「……」
「俺が、俺が何とかするから。陽菜は大丈夫。大丈夫だよ」
何も大丈夫じゃないというのに、晴生は泣きながら微笑んでいた。苦しそうな微笑みが胸を苦しくする。
優しい彼が無駄な優しさを行っていることを、早く指摘して、早く彼を解放しなければいけないのに、私は、
「大丈夫。陽菜。俺が頑張って隠すから。明日から、また一緒にゆったり過ごそう」
「……うん」
ありがとう、が口に出なかった。何も、口にできる気がしなかった。
泣きながら横で床を雑巾で擦る彼は、私のために何でもするようだ。
その愚かさにたまらなく胸が締め付けられたのに、私は何も口にできず、行動できず、ずっと頭はねずみ色の雲のままなのだ。
愛のためならなんでもでき、/
愛があれば、何でもできてしまうのかもしれない
でもそれは、本当に愛なのか
相手を想ってのことなのか
エゴを押し付けてしまっていないか
ー愛があれば何でもできるー
愛はキレイなものだと、小さい頃は思っていた。
薄っぺらい愛、狂った愛、叶わない愛、望まない愛、
成長するにつれ、複数の愛が存在すると知った。
「愛してる」が口先だけのものだったとしても、
それが愛だと思えば愛になる。
愛は魔性、人を盲目にする。