『意味がないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
意味があることがあるのなら、意味の無いことはあるだけあっても、結局どこかしらに意味はある
意味がないことなんて、一つもない。出会いも、別れも、あの時の選択も、全部きっと意味があるんだよね。意味があるって、思いたい。
自分と向き合うのは良いことだ。
自分を変えたいと思うことは大切だ。
でも、
自分自身のダメなところばかりを挙げて、
自分自身を否定ばかりするのは意味がないことだ。
僕なんかって。
それじゃできないことを許してるのと同じじゃないか。
何か問題が起きた時に全て自分のせいにするのをやめよう。物事を簡単な方に持っていかない。
向き合っているように見えるけどそれは違う。
向き合うことから逃げてる。
ー意味がないこと
意味を求めることこそ、何よりも意味がない。
意味は後からついてくる、結果論でしかない。
それって運命ってこと?なんて結論づけられたら、とっても素敵なことだと思う。
「ブニャッ!」
と足元から聞こえたので驚いて見ると、うっかり猫のしっぽを踏んづけようとしていた。
「スマン、痛かったか」
通じるわけもないが人語で謝っておいた。
「恨まないでくれよ、俺も気が動転してんだ」
そのまま真っ暗で細くて寒い路地を駆け抜けつづけた。この先には何が待っているのだろう。見つからずに電車に乗れたなら、途方もない田舎に行き着くだろう。あるいは、死んでしまうか。
死にたくないから殺したのに、俺は死ぬのか。人生なんとかやってきたと思っていた。そりゃあ他人よりはいくらかひどいこともあったが、それも含めて俺のもんだと大事にしてきた。
「今日で終わり、なのか?」
急に心細くなった。
死ぬとき誰かが横にいてほしいなんて過ぎた願いかもしれないが、せめてもう少しあたたかいところで死にたかった。
そんなことを考えていたらふいに後ろから銃声がした。撃たれた胸から赤い血が意味もなく流れているのが見えた。
『意味がないこと』
すべてのことに意味があるというけれど、ペン回しには意味はないんじゃないか。そんなことを思いながら集中力の切れた私は授業の最中にペンを回す人の背中をちらと眺める。
いつまでたっても滑らかにはペンを回せない私のことを出来の悪い弟子だなと笑ったその人のことを私はたぶん好きだ。けれどその人はたぶん私のことを好きではないし、視線の先にいるあの人のことをきっと好きなのだろう。私がいつかなんでもないようにペンを回せることができたとしても、私の恋はうまくいったりしない。
ペン回しにはやっぱり意味はない。けれど、私はまだしばらくの間はペン回しの練習をしてしまうのだと思う。
『意味がないこと』というテーマについて…
意味があることはしてもいいけど意味のないことをやっても何も変わらないし楽しくないね。
でも時々不安や心配になるね。意味のあることをやっていても『意味あるのかな?』って思う時はあるね…
意味のないこともあるようにしていくのは自分自身なのかもしれないね…
何事も挑戦が必要…
挑戦する前から諦めていたら自分のためにならないね…
大変かもしれないけど、挑戦していくべきだね
『自分にはできる』って思い続ければ、なんとかなるね。
それができた時はまた笑顔になるね。
今を大切にしていこうと…
自分が思う『意味がないこと』のテーマだね…
意味がないこと
あなたのこと思い続けても
何も変わらない
私は自分の人生を生き
あなたのことは
私にとって
意味がないことと
やっと
気付いたの
今までごめんなさい
迷惑かけて
私は
整理した
心も
脳も
当てにならない
私は
ただ、正しい行動を取るべき
自分のこれからの人生
親
あの世
のために
意味がないこと 繰り返す、だからだろうか?
のらりくらりと、ゆわりゆわりと、乗り越える。
でも、本当は全て意味がないこと
全部、意味がないこと…だけど何度も何度も挑戦。
のらりくらりと、時にはきっぱりと、乗り越える。
でも、本当は全て意味がないこと、
❧
『意味がないこと』
意味がない事かもしれんけど
自分を信じてやってみようかな
きっと何事も
後付けで
意味を持たせる事ができるはずさ
6:30
あいつを起こす。
2階から下りてきてリビングで二度寝をする。
7:00
再び起こす。
支度を始める。
1回目起こすのいらなくない?
7:00に起こすでよくない?
何度か聞いたが、
いや、6:30で。
と返ってくる。
なんとなくわかる。
1回目に起こすの、むだなようでたぶんむだじゃないんだろう。
その30分はスムーズに起動するための必要な時間。
でもこれが毎日だから…
というかそもそも自分で起きてくれないかなあ。
目覚ましじゃ起きないんだよなあ。
めんどくさい…
「意味がないこと」
意味がないことはしたくない君が
くだらないことに付き合ってくれるのは
少なくとも私に好意を持っているって思っても
良いんだよね?
私勘違いしちゃうから
勘違いしててもいいって思うなら
そう私に言って欲しい。
ひとりで勘違いして舞い上がる私が
虚しくなってしまう前に。
私は意味がないことを沢山しちゃうけど
今日君を誘ったのは意味がない訳じゃないよ。
私の話聞いてくれる?
─────『意味がないこと』
「それ、聞く意味ありますか?」
う、言っちゃった。さすがに向こうの方が立場は上だよなぁ。しかもビジネスの場だもんなぁ。バカな女だと思われるかなぁ。でも我慢できなかった。
「意味がなかったら、聞いちゃいけないんですかね」
ん?あれ?そういう反応?動揺もしてないし怒ってもいないな。
「今の質問は、私が興味があるから聞いたんです」
うーん、言い分はわかったけど、やっぱりキモいか。
「答えないとダメですか?今回の商談とは関係ないように思うんですが」
恐るおそる聞いてみる。さすがに、パワハラとかセクハラに当たるかもしれない。返答によっては。
「あ、失礼、嫌でしたら答える必要はありません。もう打ち合わせでお話ししたいことは一通り終えておりますので、単純に私が聞きたいことを質問したまでです。そう、聞かれたので」
「あ、やだ、確かに、その『これまでのことで何かご質問はございますか?』って私が言ったんですよね。失礼しました」
こちらが笑うとあちらも少し笑い始めた。いーや違う違う違う。
「ですが! 私は『これまでの商談に対して』質問があるかと聞いたのであって、関係ない、あなたが私にしたい質問をしてほしいわけでは…」
「それはわかっています」
相手はさえぎって切り出した。やべ、ちょっと強く出すぎたかも。
「ですが私は、お会いした方みんなに聞いてるんです」
やっぱり変な人だ。なんでこんなことを。
「ちなみにそれは、なんで?」
「あ、これって、場の空気が和やかになる質問として有名なんです。よくラジオ番組なんかでもゲストが来ると必ずこの質問をすればひとくだりつなげるというか。今回は、こんな空気に、なっちゃいました、けど」
あー良かった。変な人だけど怖い理由ではなかった。正直、いきなりあんなこと聞くから告白でもされるんじゃないかと思った。いや、それは自意識過剰だろ。
「ニラ玉です」
安心した私は、質問の答えをサラッと伝えた。
「え?」
「好きなおみそ汁の具は、ニラ玉です」
相手の顔がぱぁっと明るくなる。
それから私たちはひとくだり盛り上がって、連絡先を交換し合った。数年後、まさか毎朝、彼にニラ玉のおみそ汁を作ることになるとも知らずに。
——
「出たよ『イマツマオチ』、どうせ作り話だろ?」
パーソナリティの二人がゲラゲラ笑う。
「そんなことないって、ほら、奥さんと連名で、名前書いてあるじゃん」
「いやーそれにしてもあれだね。毎回ネタがなくて、意味がない質問を繰り返してたけど」
「『好きなみそ汁の具』ってやつな」
「こういうお便りが来ると、意味がないことなんてないな、世の中」
「お前それどういうまとめなの?ひどくない?」
この番組は、今日もみそ汁の具でひとくだり盛り上がっていた。
意味がないこと
かもしれないと思う事(起こらない事が多い)
子供を怒る事(怒っても子供はわからない)
作り置き(していてもなくなってしまう)
果物や野菜を買う(時期の物は流れてくる)
でもしているじぶんがいる。
この世に意味がないことなんてない
全てのことが明日の自分につながっている
今日の経験は明日の自分へのプレゼント
今日よりステキな明日のあなたへ
一度切れてしまった恋を戻そうとするのは
ただの徒労だろう。
終わってしまった恋にすがるのは意味がない。
だけど、その恋から得た思い出は意味がある。
あの人との楽しかったことや苦しかったことは
また誰かを好きになり縁が繋がったとき
思い出という名の経験が教科書になる日が来る。
もう恋はしない。
今の私はそう思ってるけど、
きっといつかはまた誰かにときめくだろう。
意味とか関係なく、ときめいて始まる恋だから。
君とくだらない話が出来ることの、なんと素晴らしいことだろう!
中身のない、空っぽな会話。適当に相槌をして、
そうやってまだ君と話をしていたい
君の紡ぐ言葉を永遠に聴いていたい!
……でもすぐに、この時間にも終わりが来てしまう
だからせめて、太陽がこの世界に飽きるまで
君の隣にいることを、君は許してくれるだろうか?
[いつまでも、意味の無い話をしていよう。私はそれを望む。]
貴方を真似したり
貴方を追いかけたり
貴方と仲良くなったり
貴方に告白したり。
どれもこれも、全て
意味が無い事。
人にものを頼むのは
難しい
どんなに話し上手でも
話の底にかすかな
違和感を感じる時がある
そうなると
言葉は説得としての
意味をなさなくなる
人は言葉と心が一体となると
安心感を醸しだすものだ
母として
子にかける言葉は
子を思っての事と
信じてはいるが
子は顔をしかめる
母の話の真ん中にある
大いなる不安を
聞き飽きた
からかもしれない
『意味がないこと』
わたしはくだらない話が好き
でも、あなたはそうでもないのね
ついつい自分だけで盛り上がってしまうわたし
あなたの返事が無いときや
興味なさそうな顔して頷いているのに気がつく
あぁ、言わなきゃぁよかった
意味のない話なんて
聞きたくないのだろうね
言わなきゃぁよかった
言わなきゃぁよかった
そんな日々が続いていく
ついにわたしはほとんど話さなくなった