『意味がないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
はみ出したことが嫌いな割にすぐに人のせいにする。
自分を自分でわかったような気になって、自信が溢れてきて、些細なことで崩れる。
ゼロから百になっても、100から30になって、30からゼロになる。
意味がないこと
そんなの
数え切れないほどある
だからこそ
みつけられるものがあるはず
自分的に意味がないと思うこと。
『やる気が出ない時の、やる気の出し方を考えること』。
やる気の出ない時というのは、そもそも「何もしたくない考えたくない動きたくない」という時だから。
やる気スイッチとやらを探しても、もともとの自分が電源OFFなら意味無いしなあ。
じゃあ、どうすればいいのか?
『やる気』なんて、そんなもん最初から無かったんだよ〜と開き直ることです。
意味がないことは罪だと
全てに意味を持たせ
それにすがるように生きる
そこらを漂うほこりのように
必然のように偶然のように漂う
ただの生き物として生きていきたいと思う
「意味がないこと」
知性という名の禁断の果実
ひとたび齧れば頬っぺたが奈落の底に落ちるほど美味
毎夜ごと左耳から囁かれる問い
私という存在の意味
生まれ落ちたのは罪か、生きているのは罰か
吐き出せない林檎のかけらが喉を締め付ける
はじまりから終わりまでの
物語の意味なんてア・プリオリ
悪魔の証明なんてやめて認めて
罪の前には罪があるだけ
意味がないことは無いんだよ
何もなければ何も生まれないはずだったのだから
すべては逆さに捲るページのよう。
形而上学の有名な問いにWhy not nothing?というものがあり、究極の問いとも呼ばれるこの問いは、あらゆる問いの中でもっとも根源的であると言われています。原因の原因についての頭が変になりそうな追求。何も無いなら無いという考えに至らない、つまりは何かがあるからそれについて考えるという無限に続いていくようなこの問いに人生の殆どを使ってしまっています。意味がないということは、意味があることに対して使われるはずなのです。生まれながらの罪人なら、失うものなく生きながらえられるでしょうか。
ちなみに、世界各地で"左"というものは悪のイメージがあるようです。悪魔、不正、間抜け、価値のない、不潔、女性。
ラテン語の左sinisterは悪魔的という意味で、両利きambidextrousは直訳で両方右手。そういえばアダムとイブの絵画は、大抵アダムの左側にイブがいるような気がします。沢山見たわけではないのではっきりとは言えませんが。
意味がないこと
朝起きて二度寝するまでの時間
目的地のない外出
不必要なセール品の買い物
好きでも無い芸能人のどうでもいいニュースを見ること
そんなことをしている間に無意味を自覚すること
無意味を自覚しながらそれを続けること
そんな時にした呼吸
酸素
エネルギー
私
努力、努力、もっとがんばったら、
いい子になったら、きっと……お母さんもお父さんも、愛してくれる、殴られたり叩かれたりしなくなる、" 大丈夫 "
あれ…?なんで私 上手く笑えてないの、
だめ、嫌われちゃう、もっと、もっと 作り笑顔 うまくできなきゃ、取り繕わなきゃ、もっと" 頑張らなきゃ "
また怒らせちゃった、100点取れなかったから、うまく笑えなかったから、何もできなくて、ごめんなさい、頑張るから、
心のどこかで無駄だって分かっていたはずなのに、それでも……、信じていたかった
私の努力は意味があるものだと、思いたかった、それ以上に…
ただ……" 愛されたかった "
【意味がないこと】
「意味がないこと」
私が28年間
毎日続けている事は
他の人からすると
全く意味がないこと
どころか...
″百害あって一利なし″的な
所業だろう
でも私にとっては
息をするのと同じくらい
当たり前の事なんだ...
意味があろうと
「復讐程、意味がないことは無いよな」
昼休み、一緒にご飯を食べていた優馬は友達の海斗と他わいもない話をしていた時にそう言った。
海斗が復讐って意味があると思うか?と興味本位で聞いたからそう答えたのだろう。
「だよな。でも…虐めとかに遭ってる奴には違うのかなってちょっと思う」
「当たり前だろ?俺たちには意味が無いけど、そういう奴等からしたら、散々自分を苦しめてきた相手に復讐をすることがそいつらにとっては意味があることなんだよ」
でも…と優馬は窓の方を見ながらポツリと呟く。
「それでも、結局は破滅するんだけどな。虐めた奴もそいつに復讐した奴も」
優馬の言葉に海斗はただ、「そうだな」と返すことしか出来なかった。
【意味がないこと】
coming soon !
糖分不足だ、
糖分が足りないんだ。
そんなことを言いながら金平糖を食べる。
今度は塩分不足なんて言い出して
とんがりコーンを1箱食べる。
雨が好きなのは
自分みたいに泣いてるように見えるから。
欠けたクッキーが好きなのは
自分も欠けているから。
昔から
「ジャックと豆の木」の
豆を植える前に
ジャックが食べてしまったら
どうなっていたんだろうとか
意味がないことを考えるのが好きで、
才能ないのに
努力をしないのに
全て上手くいくと思って続けて、
いつか私も
飛べるかもって
ボロボロの羽根広げて
天狗に笑われながらも
頑張ってた。
でもね
間違ってたんだ。
私はずっと寝てた。
夢の中で飛べないと嘆いていた。
しかもね、
中国で寝ていたんだ。
日本にいるのにね。
「千本桜」を聞いて
思い出したんだ。
いつかの昼頃。
眠くて眠くて
眠る前に聞いたこと。
それはその時好きだった曲名に
似たものが入っていてね、
なんとなく覚えているんだ。
けど、うん。
今ではマホウの言葉。
"春眠暁を覚えず
処処啼鳥を聞く
夜来風雨の音
花落つること知る多少"
目が覚めても夜だった。
でも日本。
夜桜を見た帰りみたいな気分だ。
羽根はないし、
天狗もいない。
しかし私は変わらぬままだ。
ま、こんな夜も好きだと
一生をかけて言えるようにするんだろう。
"Good Midnight!"
題 意味がないこと
幼い頃からやれ、ひねくれ者だやれ、暗いやつと云われていた。それは成人し、小説家になった今でも変わりはしない。
この世には数多の優れた文士が存在したが、それは選ばれた少数の才能だけであり、他は歴史の渦に飲まれ名を残すこともなく消えていく。
私は、そのなかでも前者のほうだったようで処女作からじわじわと名が広まっていった。
有名になれば、感想などが綴られたファンレターが届き私への称賛、賞賛···果ては対面したこともない私に愛を込めている者も。
普通ならばこんなにも世間から評価され名が広まることに誇らしくなるだろう、鼻を高くし天狗になるだろう。
けれども私は、なぜか満たされない虚しさ、何かが足りない寂しさでいつも無意識にほろりと涙を流してしまう。
独り身の私は猛烈に人肌が恋しくなることがある。そうなれば、猫なで声で私を誘ってくる女を拒むことなく受け入れ一夜かぎりの関係を持つのだ。
安価なバーで女中を口説き、交際をしたかと思えば愛人をつくる。忘れたいことがあれば酒を浴びる。塞がらない虚しさを埋めるように、興味もない物を借金してまで買い集める。
私はいったい、何をしているのか。
向けられる愛を疑い、酒に逃げ、拒み続ける。己の暗く柔らかい部分を隠そうと足掻く。
その果てのなんと滑稽なことか。
意味がないことなんて
実はないのだと思うのです
たとえば
夫の帰ってくる時間が近づくにつれて
デレデレそわそわ
し始めるのは
夫の帰りが待ち遠しいからだし
グラスをついつい
タオルでふきながら
落としてわってしまうのは
洗い物をしてくれる夫にみとれてだったり
というように
意味がないことなんて
この世のなかにないのだと
思うのです
意味がないこと
悩むこと
しんどくなること
好きだということ?
意味がないことなどないと人は言う
それは正しいことだろうと思う
一方で、すべての事柄に常に意味があるのか、
と問われれば、
それは間違いなのではないか、とも思える
意味とは、自然に存在するものではなく、
誰かが見出して初めて付加されるのではないか
すべての物事にはもともと意味はないが、
どんな小さなことでも、
人の手によって意味を与えれば、
それは意味のあることなのだと、
そんなふうに思う
多くの事を求め過ぎて
出来るだけ側に居たくて
そんなことをしてる間に
息が詰まる
大抵人はこんな感じで
大事なもんを失うんだろう
そして懲りもせず
君を欲しがってる
#意味がないこと
意味がないこと、それは起こってもないことを悩むこと。
〚意味がないこと〛
今、僕らが生きている。
それを一部の方は意味がないって言うの。
そんな方々の大半は、世の中を辛いと想っている方、喧嘩して落ち込んでいる方、自分の失敗を許せなくて全てを終わらせたい方、生きている理由が見つからない方、他にも沢山。
僕も、前はそうだった。
失敗をすることが苦手だったし、沢山の親戚が次々と亡くなるのが恐かったし、喧嘩するのも苦手。
でも今は、笑って行きているの。
それは"僕の個性"を見つけたとき。
みんなからは、独特だって言われてしまうけれど。
独特はいいことだと想う、個性は人それぞれなんだ。
意味がないってわけじゃない。
こうして、この文章を発信しているわけだし、届けたい方もそんなにいない。
これだけ見たら、意味がないじゃないかって想うでしょう。
でも、僕の心にはしっかりと意味がある。
それはあなたが、この文章を見つけたとき。
それと、僕がこの文章を発信したとき。
意味がないこと
嫉妬からくるいじめ嫌味って
意味がない気がする
相手を攻撃して楽しさは生まれますか?
攻撃して勝ったとして幸せは訪れますか?
あなたは何と戦っているのですか?
多分それは自分と戦っているのであろう
弱い自分を認めたくない一心で
相手より上にならないとという心があるのでしょう
肩のチカラを抜いて下さい
周りをもっと見て下さい
あるものを見つめて下さい
嫉妬している自分のみにくさにきっと涙すると思います
空に佇む月に手を伸ばすように。
あなたの隣に立てるよう努力をしてきた。
メイクを練習して、流行りの服を買って、常に流行の最前線にいられるように。
けれどあなたはこちらを見なかった。
周囲がいくら「お似合い」だと言っても、
あなたに振り向いてもらわなきゃ意味は無い。
結局私が手を伸ばしていた月は、湖に浮かぶ幻だったようだ。取ったと思っても、手から溢れていく。
あぁ、なんて、意味の無い。