『意味がないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
意味がないこと
若い頃
こんな事やっても意味ないよねと
面倒くさいし無駄じゃない?って
色々避けてきたことがあったな
残りの人生のほうが少なくなってくると
意味がなくても
なんか知らんけどとりあえずやってみたい
という気持ちに少しだけシフト中
三日坊主でもいいよね
その短い時間でも
新しい経験をして
おまけに楽しめたらラッキーぐらい軽〜い感じで
綺麗事かもしれないけど
意味のないことをやってみるゆとりが大事なのかもって思えてきた
そっか
わたしワクワクしたいんだろうな
今それに気づけて良かった
毎日毎日
仕事に行き
自作のお弁当を食べ
夕飯を作って
介護して
洗濯をして
お風呂に入って寝る
これらは全て
特に意味がないことなのだが
其の意味のないことが
なんと大事なことか
ありふれた毎日の
なんと貴重なことか
気付いた後は
穏やかに明日を
見つめることができるのである
いつでも逝ける
『意味がないこと』などこの世にはたくさんあるのだ、と誰かから聞いたことがあった。
何故そんなことがあるのが疑問に思う。
だから、この目でそんな『この世』を見たくなったのだ。
天使だった俺はそんな思いでこの世に生まれ落ちた。
―――
俺は、だんだんと成長していき、今年で14となった。
まあ、人間になってからの年だけど。
そして、前に誰かから聞いた話がわかってきたような気がする。
勉強、部活、人間関係、そもそも『生きること』そのものが意味がないとまで思えた。
でも、この生活を辞めたいと思い天界に戻ろうとしても、何故か戻りたくなかった。
この『意味がないこと』におもしろさを覚えたからだ。
還りたくなったらいつでも還れるし、この無駄を楽しみたい。
だって、逝きたくなったらいつでも逝けるんだからね。
意味がないこと
君と話せないときは、私の中の君と話すの。
君ならこう言ってくれるはず。
君ならそう反応してくれるはず。
そんな思考の積み重ね。
それが君の代替品。
もちろん、それは私のお人形遊び。
意味のないことなんだって。
そうは頭で理解していても。
どうしても、君に縋ってしまうんだ。
テーマ“意味のないこと”(小説です)
「私が思う意味の無いことは
今!生きている事です」
クラスで国語の時間に、自分の書いた
【自分が感じた事を作文にして発表しましょう】
とか言うくだらない授業の時に
声たかだかに、そんな事を発表した生徒が居た。
周りはざわついた。
先生は凍り付いた。
「命を軽んじている訳ではありません。
生きている事がくだらないと思っているわけでもありません。
そもそも、生きている事に何の意味があるのか、私は分からないのです。
地球を救うヒーローでも無ければ、誰かを救うお医者さんでも、誰かを裁く検事、裁判官でも無く、誰かを守る警察や弁護士でもありません。
将来の夢と言えるほどの目標も無く、ただ自堕落に生きているだけなので、今、私が生きている事はとても、意味のない事なのだと感じます。
この人が居なければ世界は滅びるくらいの意味がある人では無いので、
私は、今、生きている事に意味は無いのです。
ただ、生かされている人間のうちの一人でしかないのです。
でも、それでいいと思います。
無理矢理、何らかの責任を負わされそうになるのは、とても窮屈だと感じるので、特に生きてる事に意味がない人間の一人で私は満足しています。」
その生徒は、そう一気に読むと、お辞儀をして
着席した。
1拍遅れて、パラパラと拍手が起こる。
理解はしていないようで、首を傾げている生徒も居る。
とりあえず、発表が終わったら、拍手をしましょうという暗黙のルールで、拍手をしているだけだろう。
その後に、発表する人は、とても
やり辛いだろうなと思いながら、自分の番が来るのを待つ。
まだ、先だけど、とても発表し辛い。
あの発表を聞いてから、自分の作文を見返すと
なんて陳腐な文章なのだろうと、そう感じる程に、
あの人の文章は、私に刺さってしまったから。
街中であの人に会ったら何を言おう?
こんなこと考えても意味が無い
叶うはずがない
わかってる……だけど
板書も曖昧に妄想ばかり
あぁ、今日もまた
貴方を考える時間が増えていく
貴方と出会える夢を見る
【意味がないこと】
#意味が無いこと
僕は生きる意味が分からない。
生きる意味というか、生きなければならない理由が。
だって、僕が死んだところで誰が悲しむというのか。苦しむというのか。
むしろ、誰が気にするというんだろう。
だって、僕は友達もいない。家族にも見捨てられた。
知人も少ないし、連絡先を知ってる知人なんか無に等しい。
僕はなんで生きてるんだろうか。
僕が、生きる意味は、理由は、無いんだ。
何事にも、意味は無いと思う
逆に何事にも、意味はあると思う
どちらにせよ、全ては消えてなくなる。
ならば全ては無意味なのではと思うけれど
意味もなくこの世界は存在していない。
世界が誕生したことには理由があって
何かにとって必要性があったから世界は誕生した。
ずっと過去のことをそうやって考えると
それは無限に思える。
最終的に辿り着くのは、意思だとしか言いようがない。
この世に生まれたかったから、という意思があったから、こうして私たちも生きている。
結局何が言いたいのか。それは、この世に生まれた意味は無いけれど、生きたいという意思があるから私たちは生きている、というニヒリズムに基づく思想。
悩んで悩んで考えて、この世の真理知るために調べて学んで導き出した過去の思想が、今の私を作っている。
【意味がないこと】
物事には必ず
始まりがあれば終わりがある
それは私たち人間も同じだ
いつか滅びたら人間がいた痕跡なんて残らないだろう
そう世界は全ては長期的に見れば意味のないことで溢れている
自分と向き合わなきゃいけないのにいつも自傷行為で逃げて
全く自分と向き合えない。自傷行為したって何も変わらないし自分と向き合えなきゃ意味が無い。
「意味がないこと」
私は、親を好きになるために、嫌にならないために、
私は普段から親がしてくれていることを
なるべく気づけるように意識している。
「自分はしていないけど変化しているもの」は
全て親がやってくれているのだ。
ありがたいことだと思う。
でも、ダメだった。
きちんと話を聞こう
→矛盾してる時は意味がない
ちゃんと言われたことやろう
→完璧に出来ないと意味がない
親の意見を理解しよう
→どうしても納得出来ず意味がない
まずは自分を変えよう
→環境の変化がなく意味がない
弟の味方になろう
→現実は変わらなく意味がない
何を頑張っても意味はない。全て頑張ってなくても同じ。
親は変化しない。環境は変化しない。弟は変化しない。
変化するのは私だけ。私の心と体だけ。
あぁ、本当に、意味がない。
無意味な時間と
言葉と 感情を
無意味のまま
共有出来る
貴方が大好き
今の二人に名前を付けないでね
(意味がないこと)
わたしはあなたを知ってる
あなたはわたしを知らない
わたしはあなたがどれほど
仲間に愛されていたか知ってる
わたしはあなたがどれほど
ファンに愛されていたか知ってる
わたしはあなたの笑顔知ってる
わたしはあなたの声を知ってる
わたしはあなたの優しさを知ってる
わたしはあなたの悲しみを知らない
あなたはわたしを知らない
わたしはあなたが死んだ理由を知らない
あなたはわたしを知らない
わたしはあなたの心を知らない
あなたはわたしを 知らない
【わたしとあなた】
意味がないこと
話す気のない あの人と
会話をすること。
私を 否定して満足する
あの人と 一緒に居ること。
睨んでるんじゃないよ?
悲しいんだよ。
何年も、そばに居て沢山のことを言葉で
伝えても 意味がないことだった。
【お題:意味がないこと】
某ゲーム二次創作
「ふむ、この鍛錬が意味の無い事と思うか?」
「確かに他者の力を自在に奪うことができる術を使えば強くなれる、しかし重要なのは力を使いこなすのは俺自身だ。」
「術については長い間研究したが使い手自身が強くなればさらなる強みを引き出せる、故に鍛錬が重要なのだ。」
手合わせを終えたノエルはいつもより饒舌に語った。
エデルはノエルが闇の剣の使い手だと知りつつも彼が持つ探求心の強さに尊敬の念を持った。
「貴方はさしずめ闇の世界の求道者ですね。」
ノエルはエデルの指摘に感心する。
「君には俺がそう見えるか。」
実際力を求める者に惹かれることが多い、手合わせを介してエデルもなんとなく意気を通じるのだろうか…。
「この術を使うようになってから…なんとなく同じ志を持つ者がわかるらしい、やはり力を求める者同士惹かれ合うのが何故だかわかるんだ。」
エデルはノエルの尋常では無い剣撃と気迫に空恐ろしさを感じていた。
常軌を逸した強さは怪物の力を己のものとする術だけではなく使い手の研ぎ澄まされた意思がさらなる強さを引き出している。
自分も彼には獲物のうちの一つなのだろうか、純粋な興味から思わず問いかけが出た。
「私も剣の道を知る者の端くれ、私も貴方によって力を奪われる対象に入りますか?」
エデルの率直な問いにノエルは一瞬驚きの表情を見せるが平静な面持ちで答える。
「いや君は暖かな人だし純粋で気高い志がある、君を術の対象にしようとしたらたちまち反発してしまうだろうな。」
「なるほど、無意味な詮索でしたね今日はありがとうございました。では、これにて…。」
エデルは会釈をするとその場から立ち去った。
ノエルはエデルが遠くに見えなくなるまでその場からじっと動かなかった。
「エデル、君みたいにもっと純粋だったら俺は違っただろうな復讐の道など選ばなかっただろう。」
ノエルにはエデルが眩しかったいつの間にか自分が忘れてしまってた純粋に人を助けたいひたむきさ、心の強さ。
かつての自分も持っていた気持ちを彼はまだ大事に持っていた、それが羨ましくもあり眩しかった。
もしもとかあの時ああしていればとか考えるのはそれこそ意味のないことだと想いながらノエルは過去を断ち切るかのように虚空に向けて剣を一閃した。
「彼は活人剣、俺は復讐の剣だそれでいい…。」
「意味のないこと」
「意味がないこと」
真っ直ぐ向き合いたい。
色んな痛み悼みを和らげたい。
そう思って仕事をしている。
でも現実は甘くなくて。
厳しい現実や厳しい言葉をもらうことの方が多い。
だからたまに私の信念は意味のないことなのかもしれない。
そう思ってしまう。
人には伝わりにくい信念で、人には見えにくい行動だから余計に意味を見失いそう。
人と真っ直ぐ向き合えなくなりそう。
矛盾してて苦しいと感じることがある。
力を添えられないまま人生を閉じる人もいる。
やりきれなさ、無力さ。
悔しい。その一言に尽きる。
そう思うと私の信念は意味がないことかもしれない。
自己満足かもしれない。
だけど。いつか誰かに届きますように。
意味がないこと
人によるんじゃないかな?
意味がなくてもいいし
ただ意味が解らないだけかも
言葉に出来なくても
ないこともないんじゃないかと
理由なんて無くても
判ることもある
意味がないことはその意味があること
我が家は私たち子供がお風呂掃除を担当する。しかし、掃除がめんどくさいと、お風呂掃除をするかしないかで喧嘩する。結局はお風呂に浸かりたい人がいるため、洗わなければならない。なのに喧嘩する。「掃除してよ。早くお風呂入りたい。」「めんどくさい。入りたい人が洗えばいいじゃん」そんな言葉が飛び交う。本当に意味がない。時間の無駄だ。
でも、テスト期間だけは自ら積極的に掃除したくなるのは何故だろう。
過去に囚われる無意味さに気づいてしまった。
だから、ボクは人生とはなんなんだろうと考えみた。
しばらくしてそのことも無意味だと気付いてしまった。
嗚呼、この世の中は意味がないことが多すぎる。
意味がないこと
生きてる意味なんてあるだろうか…近頃よく吐く言葉がこればかりだなー多分、自分の知らないところで。ヒョとしたら、思わないでいる人が居るかも知れない…