『意味がないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
程度の大小や、労力に対して釣り合いがとれているか、というのはもちろんあるだろうが、どのような物事にも何かしらの意味は見出だせるはずである。意味のないものが存在する、と思い込んでしまうほど、意味のないことはないだろう。
/お題「意味がないこと」より
意味がないこと
ときどき、自分の過去を振り返って、暗い思いに囚われることがある。
そのたびに、自分は変わってないなぁとか、
嫌なやつだなぁとか、ダメなやつだなぁとか、
本当に自分は必要なの?とか生きてていいの?とか
考えても答えが出ないことが頭の中に溜まっていく。
そんな時は、考えても意味がないことだ!って割り切って、休みの日に思いっきり好きなことをする。
もう一度、自分を取り戻すために。
2,意味がないこと
昔のわたしは思ってた。意味のあることをしたいって。でも、そう思ってた昔の自分に問いたい。
「意味のあること」とはなんだ?
そもそも生きていくこと自体の目的が人類の繁栄のためだ。けど、人類が増えたところでなんになる?
いずれは人は死ぬ。そのなかで、みんなに感謝される、もしくは最大の汚点として歴史の1ページに自分の名が載るためか?けれど、これも違うとわたしは思う。なぜなら、歴史の1ページに載ったところでなにも意味を成さないからだ。
つまり、この世は意味のないことだらけでできているのだ。
ならば。ならば、そのなかで自分がしたいと思えることをすればいい。好きなこと。ワクワクすることを。
どうせ、生きているのも暇つぶしや遊びの延長線なのだから。
だからみんな、なるべく楽して生きてこーぜ。
2023.11.08
君が居ない日々…
これから君が居ない日々…
意味がない…
側に居てくれ…
言えない…
言えなかった…
今日も…
言えてれば…
今頃は…
夕暮れの駅への坂道を
寄り添いながら
歩いてたかもしれないのに…
君が隣に居ない今を…
意味がないと思えてしまう…
弱気な俺…
胸が張り裂ける前に…
言いたい…
明日は言いたい…
生きてきて言葉だけでは意味が無いことはわかった。
意味のある言葉にする為にまずは行動で君に示して
その後心から伝えるよ。
「無意味だな」
ぴたりと手が止まる。日誌を書いていた顔を上げて担任の顔を見た。お前がそれを言うのかと、私は女子高生らしくつんと唇を立てた。
「意味がないと思うならせんせーが書いてくださいよ」
「ばか、意味がないから生徒が書くんだろ」
「先生様は忙しいから?」
「そー」
だからとっとと書けと急かすのを、私はわざとゆっくりと書いていた。ごめんね先生、先生は無意味だと思ってるこの時間、私はとても大事なの。
「野球部、今年は勝てるかね」
頬杖をついてグラウンドを見る先生の横顔を盗み見て、国語の横に丁寧に名前を書いた。他の先生とはちょっとだけ違う書き方、多分、私にしかわからない。
「勝てるといーですね」
「ねえ、わたしんこと好き?」
好きやから付き合っとるんやろうけど。
好きやなかったら今までの事は何になる?
こんな意味のないことするわたしも大概か。
でもわたしはキミの返事を待ってしまう。
「うん、そうだね」
好きとは言うてくれへんのね。
あなたの好みのタイプに近づけるように、頑張ってきたと思うたんやけどな。
そのわらった顔は偽物なのか。そっかそっか。
「ごめんね、わたしも好きじゃない。
別れよう。」
キミも好きやない。わたしも好きやなくなった。付き合っとって意味はない。好きな人同士でもなんでもない。片想いでもない。
なんや。今までんことは全部…
_2023.11.8「意味がないこと」
嬉しかったのはわたしだけか。
泣いたのはわたしだけか。
怒ったのはわたしだけか。
好きと言ったのはわたしだけか。
愛してもないのに。
好きって言わんでほしいな。
泣いてまうやろうが。
________________________
(某Sキツネのトロ好きさん)
300字小説
俺の合理性
衛星基地に務める警備員には、一人一体、ロボットのパートナーが着く。
「逃げたペットの保護など業務外です。意味がありません」
「無くしたぬいぐるみの捜索など意味が……」
「超過勤務は作業効率から意味がありません。私の方で休暇届を出しました」
俺の相棒は『意味がない』が口癖の合理性一点張りの奴だった。
崩れる天井から俺を助けた奴が瓦礫の下から言う。
「施設内の職員は全て避難しました。後は貴方が脱出すれば人的被害は0です」
「そうだな」
有り合わせの機具で奴の頭部を何とか外し、脱出口に向かって走る。
「一刻を争うときにロボットを助けるなど意味のないことを!」
奴の非難にニヤリと笑う。
「俺には十分、意味があるんだよ!」
お題「意味がないこと」
意味がないこと
意味がないことなんてないのだと
そう思っている。
たとえそれがどんなに無意味に見えても。
恥だと思ったり、屈辱的なことだったり、
その中で繰り返したくないとこころに刻まれ
阻止また同じことが起こらない様に努力する。
そういった、ことから、
無意味なものはないと信じる。
辛いこと、悲しいこと、
もちろんその時は嫌な思いしか残らないし、
トラウマになったりといいこともないだろう。
しかし、それと向き合って先を進む、
それこそが意味のあるものではないのかと
その鼓動が光を纏うのでは、と私は思う。
だから意味は苦しいと思っていても、
生きることを諦めてはいないんだ
ただ、どうしても終わりの見えない暗闇の中が
耐えられなくて、
もう取り返しのつかない、「死」を望んでしまうだけ
それが正しくはないのだとわかっててもね。
何度繰り返したことだろう
もう伝わらない相手には
何を言っても伝わらないのだ
どちらが良くて
どちらが悪いということではない
もう住む世界が違うのだ
言い争っても意味がないのだ
それぞれの生き方を大事にしよう
意味がないこと
結局はつながっているのだ
すべては影響しあう
あなたの今日の第一歩が
私の背中のかゆみの原因かもしれない
なんて
もしそんなふうに影響しあっても
考えたところで
どうでもいいこと
どうにもならないこと
つまり
意味がないこと
毎日『書く習慣』で文章を綴ることは
将来の足しになるわけでもなく
何の
意味がないことのように思えてくる
けれども
"楽しいなぁ"と感情が動くものだから
続いてしまう『日課』
#意味がないこと
劣等感、ただ抱くはその感情、
お前は書くのが下手くそだ、お前の話は面白かない。知ってる心に嘘をつき、満腹しらない虚栄を満たす。弱い心は牙を剥き、野獣も恐るる傷を作る。君は凄くて、俺は下手、事実を比較し、勝手に優劣つくる。
いつしか誰もいやしない。
君は言った。”書くのが楽しい”
俺も言った。”書くのが辛い”
好きこそ物の上手なれ、いつからこうなった?俺も好きだった。好きだった。そのはずだ。皆に褒められるのが嬉しかった、認められるのが嬉しかった、天才、凄い、無意味な賞賛の麻薬を浴びて、有頂天になったピエロには、観客はいない。
皆は言う、ネガティブな事を言うな、悲観的になるな、無理だ。無理だ。過去の栄光に嫉妬する。君の書くものに嫉妬する。皆の書くものに嫉妬する。何一つ罪のない人間に嫉妬する。心に詰め込んだ雑多な知識はゴミばかり、本当は何も満たさない。
そうして再び帰ってくる、
考えたって、”しょうがない”
『無意味なこと』
恋が淵
この胸に巣食う情愛をどう伝えればいいのでしょう。
この眼に映る切なさをどう切り取ればいいのでしょう。
この口に灯した言葉はどうしても消えてしまうのです。
突いた指先に、
緩く弧を描く柔らかな首筋、
見上げられたその瞳は私の心の臓を射抜いてしまう。
守りましょうあなたがそう言うのなら。
叶えましょうあなたがそれを望むのなら。
この身などとうにあなたのものなのだから。
ただ一つだけ、
わたしの望みを聞いてくださるのなら。
願わくば、願わくば
そばにいて微笑んではくれませんか。
その柔い頬に口付けることなど望みません。
その暖かな眼差しを向けられようなど思わないのです。
わたしが囁くのは意味のない言の葉だけ。
少しの色を乗せた心のうちを
あなたが知ることはないでしょう。
それでいいのです。それでよかったのです。
ただそばにある事だけが私のすべて。
【意味のないこと】
私がいくら化粧をしても、
スッピンのあの子には敵わない。
修学旅行の朝、五時に起きてしっかりメイクの私より
寝起き五分メイクのあの子には敵わない
何で?なんで?ナンデ?
なんでなんでなんでなんddd
あ゛~~~まぁいっか😃💢
あれもこれも意味がない
そんなことしても無駄だ
何もかも意味なんてない。
排除、排除、排除。
なら生きている意味はなんだ。
そんなことすら無意味なんじゃないか
なんのために生きる。
意味がないことが
意味を示すことに気がつかない。
たまには何も考えず
無駄なことをして
時間の贅沢をする。
二度と戻らないものを
わざわざ無駄に使う贅沢を。
–意味がないこと–
意味がないこと
過去に縛られてクヨクヨしたり
愚痴ばかり言ってること
それって
意味がないよと自分自身に言い聞かせている
意味がないこと
意味なんてわからない
けど、なんか、書くこと
は続いてるよね
書く中毒なのかもね笑
意味なんて必要あるの
かな…
癖みたいなもの
安心感?
うーむ
なんかわかんない
それでもいい
意味がないことなんて
この世にはひとつもない
すべてに名前があるように
意味を持ってすべては生まれ出される
あの時…君を見つけ出した僕は
自分が生きている意味を知って
驚きを隠せなかった
小さな鼓動に耳を傾けて
僕は君を抱きしめる
もう…迷うことはない
君が僕のすべてだと
今 こうしてわかったから
君を想うこと
ちょっとしたくだらない会話を
思い出すこと
ばったり会った時に
まずはなんて言おう、と
考えること
その時
君はどんな顔をするのだろう、と
想像すること
すべて
意味のないこと
そう思わなければ
やっていけない