『意味がないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
*意味がないこと
若い頃はずっと焦ってた。
何かしないと、何かを達成しないと、何かを残さないと…。
でも焦れば焦るほど、ただ時間を浪費するばかり。
夢を叶えなきゃ、自己実現しなきゃ、それが生きてるってことだし、若いうちにそれを達成しなきゃ…。
でも何をすればいいのかわからない。
意味のない時間がただ過ぎていった。
今は何もない時間がとても大切。
あの焦ってた日々が、密かに何もないことの豊かさを育んでいたんだ。
でも若い頃はそんなことに気づかないよね。
それが若さでもある。
ババァになったから言えることだけど。
意味がないこと
「あの日の、もしも、、、」を思うこと
【意味がないこと】
私が「いらっしゃいませ」って言って、
レジに立ってお客さんの買い物を通して、
金額を伝えて、
袋に商品を詰めて、
最後「ありがとうございます」っと笑顔で顔を見る。
だけど、、、
お客さんにも時間が待ってて、
私にも次のお客さんが待ってる。
あいさつは大切。
出来ない人になんてなりたくない。
ほんの僅かな一瞬のいつもの出来事でも、
「意味がない」なんて思いたくない。
意味がないこと
実は人生を彩るのは、「意味がないこと」だと、思っている。
意味がないことを、やるのは無駄だと思うことは、もったいない。
たとえ、意味がないと思っても、確実に自分を形作る何かには、なっていると思う。
そう思えば、少しは気持ちが上向いて、生きていける。
意味がないことはない
気付くか気付かないか
それだけのこと
なんとなくしてることでも
そこに気付けたら
意味があることになる
人間ってなんにでも意味を求めるけど
結局生きることすら意味なんて無いんだよ。
『意味がないこと』
一生懸命してきたことだって
報われないことがあって
それは意味のない時間を
過ごしてきたって
言えたりもする
そう考えると私は
意味がない時間で、できてきているわけで
それでも、愛しいよ
意味がない時間を走り抜けてた私がね
「意味のないこと」という言葉を
変換した自分がいます
いつもの朝。
寝ぼけながらコーヒーを飲む。
「おはようございます」
メッセージを送りはじめて11ヶ月と1日。
今日も反応はない。
わかってる。
それがルールだ。
こんな意味がないこともうやめちゃおっかな。
最後にしようと決めた朝。
寝ぼけながらコーヒーを飲む。
「おはようございます。
本日誕生日を迎えました」
ピロン
"いいねされました"
いつもの朝。
寝ぼけながらコーヒーを飲む。
「おはようございます」
#意味がないこと
興味がないことでも
貴方が楽しそうにしてると
私も気になりだす
あなたが魔法をかけてくれるの
不思議よね
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第四十七話」
「やっと着いたー!電車の旅、長かったー」
志那達は、三次元国のターミナル駅に居ました。
「三次元国って、現実世界と殆ど変わらないな」
カインドは、ターミナル駅に行き交う人々を見ました。
「三次元国は、芸能人と一般人の居住区の様な国だからな。現実世界と差異が無い国さ」
アンバーは、カインドに説明しました。
「それで、天国のような生活ってどう言う意味?2.5次元とあまり変わらない様な気がする…」
スモークは、首を傾げました。
「とりあえず…由里と章司は時計広場で待ってる約束だから、そこまで行こう」
志那達は、ターミナル駅の時計広場まで移動しました。
「志那ー!来てくれてありがとー!」
「由里ー!ちゃんと、みんな来たよー!」
志那と由里は、再びの再会に大はしゃぎしていました。
「凄い大所帯ですね…」
章司は、志那達を見るなり、人数の多さにただ呆然としていました。
「志那ー、スッゴいボーイフレンドの数だね」
「由里、表現がオーバーだよ…」
由里は、志那をからかいました。志那は、返答に困りました。
「僕達が住んでいるマンションは、バスに乗っての移動になります」
「いざ、我が家へレッツゴー!」
由里と章司は、志那達を連れてバス停まで案内しました。
「コレ、ドラマによく出て来る首都圏のバスですわね」
「あ、きた来た!乗ろう!」
志那達は、目的のバスが来たので乗りました。
「凄いな…現代貴族が暮らしている様だな」
ロードはバスの窓から見える景色に驚いていました。三次元国は、この世界の金持ちが暮らしているかのような国でした。
「そりゃあ、三次元国は暮らしやすさナンバーワンなんだから!」
「ココで暮らせるの?!何だかワクワクして来た!」
「志那、はしゃぎ過ぎですわよ」
「皆さん、マンションに着きました」
志那達は、目的のマンションの最寄りのバス停で降りました。
「…何だか、一般人の住むマンションにしては豪華だな」
パズルの拠点のマンションとほぼ同価値だろうと思っていたアメジストは、由里と章司が住むマンションを見るなり狐につままれた表情になりました。
「じゃ、管理人さん呼んで来るね!」
由里は、マンションの管理人を呼びに管理人室まで行きました。
「管理人さんは、どんな人かしら?」
「お決まりで言えば、魔導師の様な裕福な老婆って所か?」
梨々華とカインドは、二人で話していました。
「呼んで来たよー!」
由里の隣には、大きな宝石を身に着け、派手なメイクをした白髪のふくよかな老婆が居ました。
「管理人の諏訪井トキヨです。まぁ、皆さんこんな遠い所へ…ようこそおいで下さいました」
「諏訪井さん、初めまして。私は神崎梨々華です」
「まー!可愛らしいお嬢さん。礼儀正しくて育ちが良いのでしょうね!」
「初めまして。私は斎藤志那です」
「…あらそう。男の子達は?」
管理人は、志那を無視して男性陣に話を振りました。
「…?」
志那は、管理人の態度を不思議に思いました。
「マンションは、基本決まりとか集まりが無いから自由に過ごせるんだよー!」
「三次元国は自由の国ですから、どんな生活を送ろうとも自由なんです」
「あら、二人共。私が説明しようと思っていたのに賢い子達ねー!」
管理人はオホホと甲高い声で笑いました。
「じゃあ、一人ずつ部屋の鍵を渡すわね」
管理人は、一人ずつ順番に鍵を渡して行きました。
「ハイ、これは斎藤さんのね」
管理人は、志那に鍵を渡しました。
「管理人さん、ソレ、事故物件の部屋の鍵じゃん!」
「由里ちゃん、良いのよ。ちゃーんとお祓いしたから大丈夫よ」
「お祓い?!いつの間に…まぁ、良いけど」
志那と管理人以外は、自分の部屋に行ってしまいました。
「…あの、何で私は事故物件の部屋なんですか?」
「アンタみたいな汚らしい小娘には、お似合いの部屋だから渡したのよ。ココに住めるだけありがたいと思いなさい。何の能力も無いバカ娘が!私、馬鹿は嫌いなのよ」
管理人は、それだけ言うと管理人室に戻りました。
「ウワァー!雑用から開放されるってこう言う事か!」
「自由のありがたみって、こう言う事ですのね」
「時間に縛られないって、最高じゃん!」
「本当に天国のような生活になるな!」
志那以外は、豪華な部屋に満足していました。
「事故物件って、本当に色々修理しなきゃ行けないじゃん…」
志那は、ボロボロになった部屋を見回っていました。
「あのババァ、私に何の恨みがあるワケ?」
#30 毎日、生きている意味などあるのだろうか。
自分の未来を知っている。
生きられる時間が分かっているのに…………。
ただ、一人で抱え込んで。
そして、人と比べてしまう。なんで、自分は駄目なんだろう、生きられないんだろう、と。何も悪い事をしていないのに。
そんなことを考えること自体、意味がないし、人と比べたってどうにもならないのに、とも思う。
この世の中も、意味などないことで溢れている。
なぜ、何もしていない人が死んでいくのか。
なぜ、酷いことをした人が生きているのか。
意味なんて、説明できるはずがない…。
そう思うと、額には雫をつたっていた。
___意味がないこと
占いばかりしても意味は無い。
自分が行動しなきゃいけない。
わかってるけど……
引かれない?
気持ち悪いって思われない?
怖くなるばかり。
不安がるばかり。
でも不安がってても、それこそ意味が無い。
お題〈意味がない〉
意味がないこと
皆既月食
意味があること
皆既月食
『意味』
人間とは何事にも『意味』を求めたがる。
もちろん俺もそうだ。勉強する意味。誰かを手助けする意味。生きる意味。常に意味を求めている。
「綺麗だな…」
俺は夜の空を見上げ呟く。
星がキラキラと輝き俺の瞳を光で包み込む。
だが、それは果たして意味あることなのだろうか。
結論、意味は無いと思う。
だが人間とは時に意味の無いものもやりたがる。
不思議だ。意味を求めるくせに意味の無いことをやる。
星を見ながら俺はふと考える。
[生きる]という行為にも意味というもの自体は無いのかもしれない。
よくある話だと『意味を見つけるため生きなければいけない』という話だ。しかし、意味が存在しないのならどうだろう。俺たちは一体なんのために生きているのだろうか。
まぁ今はそんな気難しいこと考えなくてもいいか。
意味の無いことをやるのも悪くは無い。
意味がないこと
意味がないことなんてない。
辛いときそう思える人はなかなかいないけど
あとから振り返って
「経験になったなぁ」
と思えればいいんじゃないかな
まともに顔を見れない
あの時、僕は体よく彼から逃げた
少しずつ、包まれていくことが怖くて
僕の内から外まで、占領されていく気がして
声をかける事も出来ない。ましてや許しを乞うなんて
脳を掠めた自身を突き落としてやりたい
ふと、顔を上げると、彼が立っていた
血の気が失せた。駒のように動けなかった
頬に炎が走った。殴られたみたいだ
なのに、何故か歓喜を感じでいる
手を差し出された。起こしてくれるらしい
「お互い、意味のないことだったな」
ああ、彼も怖かったんだ、けど、歩み寄ってくれた
「ううん、意味のあること、だよ」
あたしは、彼女のすべてが知りたくてたまらない。
休みの日は何をして過ごしているのか、彼氏はいるのか。
バカげてるし、意味のないこととはわかっている。
だけど、彼女が好きだから。
意味がないこと
「愛してる?」
「愛してるよ」
嗚呼、何度目の質問だろうか
返ってくるのはいつも決まってる答え
分かっているのに、意味なんてないのに
淡い期待をする自分が大嫌い
あの子にも言っているんでしょう?
かつての私に言うように
意味がないこと
形のない真実を
形のない心が
どう受け止めるか
形のない迷いが
目に見えない
曖昧な揺れに
気持ちが定まらない
こんなに大事なのに
確かなものがない
そんな中で
今日の気分すら
左右されている
目に見えない
形もないけど
目の前に景色は広がる
見えるのに見えない
霧の中の彷徨い
形を追い求めることが
意味がないことなのか
形を追い求めることが
生きる意味を探すことか
大切なものほど形がない
目に見えるものだけを
目に見えないものほど
心は嘘をつかないから
感じるままに
信じればいい
意味がないこと
『本日は〜〜〜、、、、、』
やることが全く無くニュースを適当にながしていたら、今日は皆既月食だそうだ。
なんでも今年を逃すと3年後まで見れないんだとか。
やることも無いので少し外に出て見てみよう。
さっむ。スマホで撮ろうとしたけど画質悪くって見えないからやめた。
それにまたたった3年もたてばまた見れる。
ん?『たった』と『も』って正反対の意味じゃん。
けど俺は間違ってない。3年を『たった』と思う人もいるし、『も』と思う人もいるのだ。
日本語ってムズいなぁー。
って月食どこいった。まぁいいや。俺は『たった』3年と思うから。
けど、分けたところで意味がない。
3年という事実は変わらない。
それにきっと、ほとんどの人が3年後も自分は生きていると思うはずだ。
だから、意味がないと思うのだ。