『恋物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
恋物語が終わった.
あっけない。でも日に日に濃くなる。思い浮かぶ大切だった日々.
悔しくて悲しくて、でも前を向くって決めて歩き出した。
だからすぐにまた恋物語が始まるなんて思ってけど、私は動く。
そして風に吹かれて、魂の成長でもしていよう。なんて軽ーく思っている.
まだまだ経験が足りない私です。未熟者な私です。だから間違ってもアリなんじゃ無いかな?
そして、私は彼よりもすごく素敵な人を見つけちゃうだろう笑
この恋物語は、幸せな私の素敵な経験だった。
放課後の教室の窓からサッカー部の練習風景が見えた
クラスの人気な男子の早実くんの姿が目に止まった
別に彼に恋愛感情がある訳でも、特別仲がいい訳でもない
ただ名前の知ってるクラスメイトの男子…
相変わらずの人気ぶりで、恐怖すら感じる…
私は彼を窓から静かに応援してるただのファン
幼なじみだけど…
練習中毎回教室の窓からこっちを見てる女子が居る
話しかけたいが…迷惑だろう…
俺は、嫌だがファンクラブみたいな感じの集団がいる
そいつらが何するかわかんないから…
「おーい早見どこ見てんだ~!」
「わりぃ!」
「また窓から見てるな」
「あぁ、草間さんだよな、多分」
「早見よく知ってんね!俺の片思いの女子」
「佐田まじか!てか真面目に練習するぞ~」
俺は片思いを終わらせるしかないのだろう…
人気者になりたく無かった…小学から一緒で…
俺のファン第1号とか笑ってた…草間が好きだけど…
迷惑だ!私が佐田くんが好きなんて!
ありえない…噂を広めた奴ら許せん…
でも確かにいつも練習見てるけど佐田くんと早見くん近いからな距離…勘違いされても困るけど…
私は早見くん一択!佐田くんもかっこいいけど!
また昔みたいに話したいな…
「佐田!噂しってるか?」
「噂?どんな?」
「草間が佐田のこと好きって噂だよ、広めた奴小学生かよ」
「その噂まじ?」
「草間が本当に好きかどうかは知らん」
「だよな…試しに告白してみるか!」
「やめとけ振られたらどうすんだ?」
「慰めろ」
俺からしたらその噂がデマであることを願いたい
幼なじみだぞ?好きになるに決まってんだろ?
なのに…ただちょっと勉強頑張っただけなんだよ…
草間に褒めて欲しくて…昔みたいに仲良くなりたくて…
『また素直に好きって言えたら…』
あまりにもそれっぽく
意識するだけで安っぽく
真摯に向き合い茶化さなければ
それは何よりも尊い話になり
喜怒哀楽に当てはまり
想い出になっていく
恋物語
恋物語。要はラブコメだな。なんかちょっと違う気もしてきた。ラブコメじゃなくてシリアス系のラブロマンスと言ったほうが合ってるのか?
まぁどっちでもいいだろう。恋愛関係をメインにした作品に関するお題だな。
考えてみたけど恋愛メインの作品ってあんまり知らないかも。最近の作品って恋愛は当たり前のように入っているおまけみたいなポジションに思える。
こういうのは女性向けの作品のほうが多い気がする。そういえば少女漫画は恋物語という言葉にぴったりじゃん。
ナナとかホスト部なんて恋物語なんじゃないか。でも両方とも最後まで読んでないからなぁ。
最後まで読んでないけど、ということなら少年漫画でも五等分の花嫁やかぐやさまとかあるな。あれも恋物語といっていいだろう。
ドラマとか映画でもあるんだろうけど今はテレビ見なくなったし映画も見なくなったからよくわからんな。てか今はテレビそのものが家にないわ。
映画と書いてふっと思い出したけどローマの休日があるじゃん。昔見たけどあれいいよね。ビターエンドだけどさわやかな終わり方だったと記憶してる。
ローマの休日か。懐かしいな。この懐かしさに包まれて今日は終わりにしよう。
恋物語
一挙一動が目にとまる。
話す声が、他の誰のおしゃべりよりもスッと耳に入ってくる。
それが恋だったのだと、あとになって気づいた。
今、君はここにいない。
ただ、あの頃の笑い声が、表情が、いつまでも胸に残って、チリチリと胸の奥を焼いている。
【恋物語】
忍ぶ恋こそ至極なり
本当なら、どんなにか慰めになるだろう。
私の恋は、自分以外は誰一人知らない恋で、相手に伝えてもいけない。その気配すら悟られてはならない。
口に出したら終わり。
日常というモノローグが延々続き、気紛れに貴方がちょっと登場するだけ。何て陳腐で退屈な―――
私と貴方の恋物語は永遠に始まらない。
『恋物語』
これは僕と君の物語
誰にも読まれないけれど
誰にも知られないけれど
でも、僕たちの物語は
確かにここに綴られている
秘密の物語
物語がある限り
僕たちは生き続けられる
物語の中で
永遠に
[恋物語]
キラキラした物語に憧れるけれど
実際はギスギスしていてドロドロしていて
美しいものじゃない
葛藤だったり
羞恥心だったり
後悔だったり
憎悪だったり
できれば経験したくないことだらけ。
でも何故か人は恋に落ちる
同じことの繰り返しでも
きっと夢を見たいんだ
今度こそ宝石を手に入れられると
「恋物語」
もう斬新な設定なんてないんじゃない?
ありとあらゆる恋の話しが溢れてる
だからキミは架空の物語から目を離して
ボクと平凡で毎日がつながった先にある
長い物語を一緒に紡がないか?
【恋物語】
夏の祭りの日。
友達と一緒に来ていた。
色んな食べ物買ったり、色んなもので遊んだり。
あ、花火大会始まるよ。早く行こ…
あれ、誰もいない。待って…はぐれた?
最悪だ。間に合いそうにないな。1人でみるか。
「「あ…」」1人でいる君と出会った瞬間
大きな花火が上がった。
こんな恋物語、体験してみたい。
目が合うだけで胸がドキドキして
触れるだけで心臓が跳ねる思いをする
今までは友達のままだったのに
好きだと自覚した瞬間、体が思うように動かない
これはあなたと私の、たったひとつの恋物語
優しく指をからめあいほほ笑む女の子
パーカーをきた男の子にはにかみながら寄りそう
イチョウが舞うキャンパスで
これから二人で文化祭をまわるのだろう
遠くでたくさんの友達が呼んでいる
空はどこまでも高くて
きっとふたりは初めての恋人
そんなすてきな恋物語の読み取れる写真を
迂闊にもワタシの目の届くところに放置するな夫よ
こんなにも初々しい笑顔私には見せたことがないような気がしなくもないが
まあいいや
そっとここにしまっておいてあげるから
いまから二人で散歩に行こう
(恋物語)
変わらぬ日々に 一瞬の衝撃
世界は 一色に染まる
足りない勇気に 瞳が潤む
僅かなふれ合いに 心踊らせ
届かぬ想いに うなだれる
切なさに こぼれる雫も
想いを育てる 糧となる
―「恋物語」―
─恋物語─
この前、人とぶつかった。
すみませんって言う前に、『綺麗』と声に出た。
彼女は驚いていた。
その後「ありがとう?」と疑問系で言っていた。
彼女とは、それきりだと思っていた。
でも今日、彼女に会った。
「あ、前ぶつかった人。」と言って。
それから彼女とはよく話すようになった。
いつしか好きと言う感情が芽生えて。
そこから僕の恋物語の第一章が始まる。
『ものすごく悪い出来事が起きたら、第一章終わり、と言いましょう。
なぜなら多くの小説もまた、ものすごく悪い事を、
第一章の終わりに書くからです。』
私が好きな言葉です。【人生にも、起承転結あり】ってことです。
以上、作者より。
恋物語
これから記すものは恋愛ではない。
他人の恋物語が好きなただの男の記録の一部である。
突然だが、拙者は恋人達を観察することが好きだ。
特に拙者のおかげで恋が成立するならば当て馬になろうとも本望だとも思っている。
たまにあのサイコパスが面白がって邪魔や、一緒になって観察したりしてくる時は殺意が湧く。
そう考えていると、ちょうど良く親友以上恋人未満のようなカップルが近くに来た。
当て馬に行くべきか、見守るべきか。
(ここはカップルソムリエの腕の見せ所ですぞ......!)
そう心を古い立たせて様子を伺っているとなんと、お互いに告白をし出したではないか!
思わず立って拍手をしだしそうになるが、なんとか踏みとどまった。
今日も良い栄養を取れた。特にあのお互いが照れ合う様子は......。
馬の被り物のしたでニヤニヤしながら、自宅に帰る拙者なのであった。
大人の恋物語に「起承転結」なんかなくてね。
気づいたら「承」だし、
気づいたら「結」なのよ。
いや、強いて言えばマッチングアプリが「起」かも。
「転」なんて、気づいたら転び終わってるってわけ。
若者よ、「起承転結」のある恋物語は財産だぞ。
愛はひとりでも耐えられるけれど、恋はとても耐えられないことがわかった。
そのことに気づくのに、70年の月日をかけてしまったわけだ。本当に、ひどく長生きをしてしまった。
──最後に、私を描いてほしいの。
あの日、君からの頼みを断ってしまったとき、君のみせた寂しげな微笑みが、今でも冷たい石のように深く沈んでいる。
小さくて美しい、光のバレリーナだった。脚を怪我して踊れなくなってしまった君は、絵の中でもういちど踊りたかったんだろう。
僕はおじけついたのだ。僕が踊り子の絵を描くのは、それがよく売れるからだ。
ただ生活のためだけに踊り子の絵を描き続け、皮肉にも『妖精の画家』なんて呼ばれもついた人間が、君のまばゆさを描くには値しないと思っていた。
──私、もう踊れないけれど、あなたの絵のなかでならきっと本当の妖精みたいになれると思ったの。
その後すぐに、パトロンに身を買われて表舞台から消えた君と、再び逢うことはついに叶わなかった。
それからも、踊り子の絵は飛ぶように売れた。
僕の名はサロンで知れ渡り、今日にいたるまで確固たる地位を築き上げた。
でも、今だに君の絵は描けていない。リウマチになった僕の手はもう筆を握ることはできず、僕にとって、君は人生最期の光になった。
いつまでも未完の妖精なのだ。
そして僕は今日もひっそりと、君の墓に花をやる。
僕は君に恋をした。
僕はスーパーのレジ店員で。
そこに君は普通に食品の買い物をしにきていて並んでた。
最初はちょっとかわいい人だなって。
でもきっと近くに住んでるのか気になってからは君がよく買い物しているのに気づくことが多くて。
(、、彼氏とかと同棲してて、とかかなぁ、)
かわいいもん、そりゃいるよななんて。
僕のレジに並んでくれる時が君との関わり会える瞬間だった。ただそれだけ、話すこともポイントカードとかくらいだ。今なんかセルフレジだし。
でも声も心地良い人だった。
あーあ。こんな知らない人に好きになられてもじゃん。
キモすぎるよ。
こまったな。
私はある人に恋をした。
私は一人暮らしをしている普通の会社員。
住んでいるすぐ近くのスーパーの店員さんに会いたくて、食品の買い物、、自炊を頑張っている。
一目惚れだった。
多分見た目がまずタイプなのだろう、私の。
気になるようになってからは今日はいるのかなとかなっちゃって。
(いくつなんだろう。学生の可能性だってある、年下かなぁ)
こんな30手前の女に好かれてどうだろう。
若そうには見えるが、普通に結婚している可能性もなくない。なんも聞けないからわからない。
君のレジに並ぶのが精一杯だ。今なんかレジは会話なんかあまりすることない。
優しい声だな。
あーあ。こんな知らない女に好かれても困るだけじゃん。
やばいやつだよ。
こまったな。
これは2人の恋物語。
はじめて人を好きになる
私が12歳の頃
そんな彼の隣には超絶可愛いらしい美女がいる
あの子に勝てるわけなくて...
化粧をして、髪の毛を巻いて、ふわふわした服を着て
どんなに可愛くなろうとも
どんなに私が彼を好きだろうと
''きっと振り向いてくれることはない''
23歳になった時私の結婚式には彼がきた
左手には指輪、可愛い女の人は赤ちゃんを抱いて
私の初恋は幕を閉じた
【恋物語】#01
彼女のどこが好きなん?
ほらほら、言ってみー?
居酒屋の喧騒の中
酔いにまかせて茶化しながら聞いてみた
不躾な問いかけに数秒、ビールジョッキを見つめ考える姿
(あーいいな、この数秒は堂々と見つめていられる)
おもむろに顔を上げ、答える
全部
良いところも、悪いところも
全部、好き
大好き
喧騒が急に遠く静かになり、世界が目の前だけになったようだった
自分の言葉に同意するようにうなずき、同時に照れくさそうにビールを口に運ぶ姿
彼女が心底羨ましかった
私の欲しい言葉がそこには全て詰まっていた
うっかり泣きそうになるのを誤魔化しながら、ひと笑い
なにそれ、めっちゃ好きやーん
ちょ、聞いてー
めっちゃ惚気けられたんやけどー
周りを巻き込み、世界を閉じる
危なかった
惚気話が盛り上がるのを横目にビールを飲みほす
…危なかった?
その髪に指をからませたい
その頬に優しく触れたい
その眼差しを私だけのものに
視線を目の前に戻すと、空のジョッキを片手に首を傾げる姿
ビール、おかわりいる?ってことかな
小さく頷き、ありがとうの代わりに笑顔を返す
惚気話の途中、自分の分と一緒にさりげなく私の分も頼んでくれた
で?彼女とのなれ初めは?
その髪に指を
そんな長いこと付き合ってるん?!
その頬に
え、ほんじゃ結婚するの?きゃー!最高やん!
その眼差しを
むりやり会話を盛り上げる
湧き上がる衝動を振り切る
初めから終わりの世界に気づかないふりをする
この物語に脇役はいらない
…でも、もう始まってない?