『忘れられない、いつまでも。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いいことは忘れるのに
悪いことは忘れないのは
器が小さいからでしょうかね
ゆうても
ほとんど忘れてますけど
#忘れられない、いつまでも
―――
春を何度も巡った
家に帰り、カーテンを開けると
舞ったホコリが、光の粒の様だった
写真の並んだ戸棚を抜け
ふと、喉が乾いて冷蔵庫を開けると
大量のタッパーには料理が詰まっていた
気にせずお茶を入れ終えると
何時の間にか、手には二つのマグカップ
それを見て、何故だか涙が溢れてきた
身体は、覚えていた
当然な事だが、この家は何一つ変わってない
僕は、忘れたくなかったのに
「忘れられない、いつまでも」
君の声、笑った顔、ましてや匂いまで、ずっと忘れられない
いまでも、いるはずのない君の声が後ろから聞こえてくるんだ
君がまだいたら、どうなっていたんだろう
多分、僕は隣にいてまた君に笑わされているんだろうな
これから、いや、このさきずっと
君のことは忘れられない
あの日、ぽっかりと空いた
私の周りの空間
みんなが私を見てる
そして笑ってる
クスクスと
あれから何十年も経って
穴は埋まったのに
どうしてだろう
あの真っ黒な穴が目に焼き付いて離れない
#忘れられない、いつまでも。
好きな人に告白された日の
夕飯のうどんが喉を通らなかったこと
自分の方が好きなの嫌すぎて
次の予定のお誘いを
なんもない予定を作って
断ったこと
兄に
「義理の妹なんて
好きなわけないやろ」
と、義姉の代弁をされたこと
(忘れられない、いつまでも)
「忘れられない。いつまでも。」
私に嘘を吐いた唇で、誰かのことを褒め称え
私を裏切り突き落とした手で、知らぬ幼子の頭を撫でる
あなたを許すことが出来ない
記憶も心も全て、全て、焚べられたら良かったのに
燃ゆる炎に焼かれるあなたを
劈く声で赦しを乞うあなたを
この胸を腐らせる愛憎ごと、踏み潰せたら良かったのに
零から私を掬い上げた優しい掌
柔らかく紡がれる陽だまりのような声
それが私を絡め取る呪いの糸だと知っていたら
仄かな憧憬も秘めたる恋心も縊る毒だと気付けたら
あなたに応えられただろうか
幻はとうに消え失せて、凍える日差しがこの身を晒す
愚かなり、無垢な幼子は死んでしまった
あなたの側には誰もいない
誰も、誰も、孤独に溺れるあなたの隣に
私の他にはもう誰もいてはならない
見つめ合って、憎み合って、私のことを忘れないで
忘れられない印象に残った曲を
3曲ご紹介します♪
1.虎🐯(ハンバードハンバードさんより)
連続テレビ小説
朝ドラ『ばけばけ』での主題歌
で話題になりました!
心のこもった歌声や歌詞が魅力的!
虎という曲はとても悲しい曲ですが、
一日頑張ってみたけどダメだった自分を
慰めてくれる曲です!
2.Wanted Wanted
(Mrs. GREEN APPLEさんより)
2018年ドラマ『僕たちがやりました』
の主題歌に起用されました!
中毒性のあるメロディが特徴!
若者の葛藤や感情が歌詞に込められていて
共感出来る部分もあります!
『逃げるのに慣れて愛に気づけなくなっている』
というフレーズが好きです♡
3.ラストティーン(ユイカさんより)
10代最後を迎えたユイカさんが
20歳になる前に『10代最後』の曲
として出した曲です。
ユイカさんの曲は可愛いらしい明るい曲が
多いのですが、
この曲は子供から大人になる移り変わりを
表してます!
歌詞として書いてある
二十歳の意味にも改めて知ることが
出来ます!
ぜひ聴いて観て下さい!
胸の奥が締まって、苦しくて、でも、すごく幸せで。
その感覚を忘れられないまま、今も私は恋をしている。
あの時、その感覚を教えてくれたあなたへ、貴方と夜空を見られて幸せでした。貴方は星の方が好きで、それが長い間私を苦しめたけれど、私はあなたのことを好きでいられて、とてもとっっっても、幸せでした。
そして、今好きな人へ、私のあの気持ちを思い出させてくれてありがとう。貴方とは月が見たいです。
忘れられない、いつまでも。
日記を見返すと些細な日常だって
意外と覚えているものだった
そんな中、形に残さずとも
忘れられないことがある
きっとそれを特別と言う
あたたかくて、つめたくて、痛かった
忘れられない、いつまでも。
すべての真相をつかんだように
ぎゅっと握られた手の中には
どんな未来が隠れてる?
初めて君に出会えた日
びっくり箱を開けたみたいなサプライズ
こんなに嬉しいなんてね
君よりもっと泣いちゃうぐらいに
小さな指の一つ一つ
忘れないから
どうか自由に
君の空へ羽ばたいて
忘れられない、いつまでも、
忘れられない、いつまでも、
亡くしたものほど
忘れられない
忘れられないじゃなく
忘れたくないんだよね
お、帰ってきた?っと首を傾げた姿
私をじっと見つめる姿
何かくれと文句言ってくる姿
撫でろとすごい力で引っ掻いてくる姿
全部忘れたくない、いつまでも、
残暑に抱かれ、
あなたの玉虫色の浴衣が懐かしく思える
忘れられない、いつまでも。
再起動しても消えない
あの場面
ハードディスクは変えれませんか?
忘れられない、いつまでも。
——真珠。
夜光が、おれを呼んでいる。まるで舞台の上でヒロインの名前を呼ぶときみたいな、甘くて、それでいてどこか挑発するような声で。少しだけ見上げる角度の眼差しは、逃がさないとでも言うようにまっすぐこちらを見ている。こんな風に呼ばれたことなんてないはずなのに、もう何度も聴いたことがあるみたいな。
(うわ、また夢だ)
自覚した途端に意識が浮上して薄明るい部屋が目に入ってくる。昨日の夜、カーテンを中途半端に引いていたらしい。スマホの画面を見ると、そろそろ起きてないといけない時間だ。
(うう……なんであんな夢見ちゃうんだろう……)
無駄なことだと分かっているけど、ぐしゃぐしゃと頭を掻いて、夢の中の音声と映像と消そうと努力する。しかし、今日はこのままじゃまずい。だって。
「おはよ、真珠」
「おっ……はよう、やこう」
だって、今日はフロアのシフトが丸かぶりで、オープンからラストまで一緒なのだ。油断すると夢で見た夜光を思い出してしまって、注意力散漫になってしまう。案の定、ロッカールームで着替えをしている現在、忘れられていないわけだけど。
「き、今日、夜光もラストまでだよね? 戸締りとかおれがやるから、夜光は片付け終わったら上がっていいよ」
「……なんだよ急に」
「だって夜光、会社もかけもちしてて大変だし。それに」
今朝の夢になんとなく後ろめたさとか気まずさを感じているのは、口が裂けても言えない。
「お前だってバイトもしてるだろ。今週は三連休だから変な気を遣うなよ」
言いながらエプロンを締める手に、腕に、腰に。意識しないようにすればするほど、かえって目が行ってしまう。
「おっ……おれ!フロア掃除してくる!!」
「え、おい、真珠」
「お先に!」
とにかく今は少しでも夜光から距離を取るしかない。身だしなみの確認は後回しだ。塵ひとつないくらいきれいに床を掃いて、ぴかぴかに机を拭いて。ゴミと一緒にこの雑念も捨ててしまえばいい。
そうできる自信は、残念ながらこれっぽっちもない。
毎日の時が忘れられない。いつまでも。時間が自分自身を幸せに過ごす道を作り出す。
5月9日 のん
わたしの父が天国に行ってから、二十年が経つ。
でも、小さい頃から沁み込まされてきた、怒号や罵詈雑言は耳元で鮮やかに蘇る。
忘れられない、いつまでも。
そのため、複雑性PTSDだと診断された。診断してくれた精神科医とは二十年、父がこの世を去った年から付き合った。そんな先生も歳を重ねて今年交代となった。
新しい先生とは正直うまくやれる気がしない。わたしの耳には父の怒鳴り声がいつも響いていて、わたしを常に竦ませている。
【忘れられない、いつまでも】
忘れられない、いつまでも
私は数年前から絵描きを志している
と言っても無名に等しいからほぼ趣味の範囲だ
SNSに上げては数人からいいねを貰う
その中の大半はネット上の友達だけれど
通知を見てはひっそりと微笑む
それが私の日常だった
ある日のこと
地域のワークショップイベントにて席が空いていたのでたまたま参加して絵を描いていた
並べられたクレヨンやら水彩やらに手を伸ばす子供たちの横で講師の話をBGMにかれこれ40分くらい描いた
講師の方からお褒めの言葉を頂き、帰ろうとしたその時
私の前に座っていた親子の女の子が私の絵を見て
「写真撮らせてください!」と言ってくれた
お母さんらしき人は「すみません…大丈夫ですか?」と微笑んでくれた
SNSのいいねより直接言葉にして受け取ったのはいつぶりだろうと思うと同時に胸が高鳴るほど嬉しかった
今でもあの親子のことはすごく心に残っている
絵を描くものとして、これ以上に嬉しいことなんてないんだから。
「忘れられない、いつまでも」
それでも
忘れたふりをしないと
保てないのです。
『忘れられない、いつまでも。』
街の騒音、トースターの情けない音。
職場で誰かがものを落とした音。
情けないかな。
瞬間的に出る大きい音に体が反応して肩は上がり動悸がする。
会社だと仲間に心配かけて申し訳ないな。
家だといくらでもなってもいいんだけどね...
それと同時に古傷が疼く。
あの怒鳴り声は僕に向かってじゃない。
それなのに治りかけの痣から痛みを感じる。
この呪いは...いつ解けるんだろう。
語り部シルヴァ
→そして、「衝撃」の消息不明
いや、だってな、そんなん忘れられへんって! ホンマもう衝撃やで! 頭ん中で、フラッシュがバチバチバチーって感じやわ。
兎に角な、いつまで経っても、昨日のことみたいに思い出せんねん!
あっ、全然関係ないねんけど、「昨日」で思い出した! 最近のスマホの予測変換ってすごいなぁ〜。「昨日」って入力したら、予測変換に先日の日付まで入っとんねんで。ホンマもう、もうすぐしたらマジでドラ◯もんできるんとちゃう?
まぁ、それはさておき、キョーレツやったわぁ〜。
え? 何がって、アンタ! そんなん決まってるやん!! ほら、アレや、ア・レ! 阪神の優勝の話しちゃうて! 今話しとったことやん! すごかってんでーって……?? アレ? 私、何の話しとってたんやっけ?
テーマ; 忘れられない、いつまでも。