『忘れられない、いつまでも。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
忘れられない、いつまでも。
どちらかというと
忘れたくない、いつまでも
ですね
最初の黒い猫の記憶
一緒に暮らした思い出
覚えていることも多いけれど
そのつぎに出逢った黒い猫との日々に
思い出は重なって
あいまいになっていく
そうして
今はもう思い出だけが残る
また猫と暮らしたい気持ちと
かつての猫たちとの思い出を
だいじにだいじにしたい気持ち
でも
猫と生きる楽しさは
やっぱり
忘れられないと思うのです
いつまでも
忘れられない、いつまでも
俺はあの日のことを、忘れられない。
いつまでも覚えているだろう。
こんな強い雨が降る夜にはごくまれに思い出す。
その日は冬のある日の雨が降っている夜だった。
近くのコンビニだからすぐに行って帰れると思い傘を持たずに出ていき、支払いの段階で初めて財布を忘れていたことに気が付いた。
スマホでの決済の最中に、電池が切れた。何も買うことの出来ない俺はしかたなくコンビニを出る。コンビニにいる間に、雨がざあざあと強く降っていた。
仕方なくずぶぬれになって家に帰ってきた俺は、ドアを開けようとして気づいた。
——カギがない。
とりあえず、俺がいない間に兄が帰っているだろうと期待しながらインターホンを押す。
出ない。
もう一回押すが出ない。
何度も何度も押しまくるが、出てこない。
……帰っていないのか。
スマホの電源は落ちているから兄に連絡が取れない。財布もないから缶コーヒーの一つでも買って温まることもできない。
どこで落としたのかと、俺はもう一度コンビニへ向かう道をたどる。
スマホの明かりはなく、街頭だけの暗い道の中、地面を見てもカギらしきものは見つからない。兄のように、小さなテディベアのようなものをぶら下げておけばよかったと、いまさら後悔しても遅い。不幸なことに俺のカギにはキーホルダーが全くついていなかった。
探している間にも、雨は容赦なく俺の体温を奪っていく。コートが雨を吸って重くなる。手はかじかんでいう事をきかなくなってきた。相変わらず、鍵は見つからない。そろそろあきらめて帰ろうかと思ったその時だった。
「ここで何をしているんだ。風邪をひくだろう」
兄の声がして、そっとビニール傘がさしかけられる。俺は兄に身を寄せて、無理やりビニール傘の中に濡れないように体を納めようとあがき、兄に追い出されかけていた。
しかし、スマホも財布も鍵も持っていないことを伝えると、兄は近くの自販機に行って、熱い缶コーヒーを買ってくれた。
兄と二人で、狭いビニール傘の中に押し合いへし合いしながら、家に戻る。その間にも片方の肩は濡れて、体温を奪う。
コンビニから約5分ほどの家は、この時の俺にとってはとてつもなく遠く感じた。
ガチャリと、鍵の開く音がして暗い部屋の中に入る。
俺はすぐに風呂を沸かして入った。その後暖房をガンガンに聞かせた中で、兄の気分の冷製パスタとジャガイモの冷製スープにがっかりしながら熱いお茶を飲んだ。
風呂で暖まったにもかかわらず、翌日俺は風邪をひいて寝込んだ。
俺は忘れない、いつまでも。
この日だけでなく、去年のこのころの雨の日も、散々な目にあい風邪をひいたことを。
だから俺は本当に雨の日が嫌いになった。
碌な目に合わないのだから。
勇気を出して声をかけたあの春も
あの事件も
なんだかんだで頑張った部活も
数学のテストが20点だったことも
みんなで海に行ったこともオールしたことも
あの人に恋したままのことも
全部全部忘れられない。忘れてやらない、いつまでも。
(忘れられない、いつまでも。)
明日になれば忘れている君のこと
明日のあたしが唯一頼れるものは
今までのあたしがメモアプリに残した日記だけだ
一日中、本人いわく友達らしい君と過ごしてみても
思い出すことは何もない
たった昨日の出来事なのに
何一つ思い出せないのだ
たった一つ覚えているのは
図書室でこっそり君をモデルにして絵をかいていた
何年か前のあたしのことだ
…たった、それだけなんだ
あたしと君の関係性について
君は今日丁寧に説明してくれた
…毎日こうやって説明してくれてるんだなぁと
そう思うと
自分の不甲斐なさに腹が立って
涙が溢れてきてしまって
すると君は
『まぁーた泣いた笑
…昨日も〇〇泣いたんだよ
すごく申し訳ないって言いながらね笑』
あたしは言う
『ごめん…(泣)いつも、…ごめんね(泣)』
すると君は淋しそうに微笑みながら
『…大丈夫だからさ』
あたしにそう言った
…君のこといつまでも忘れないよ
これは約束だから
明日になっても絶対に
しっかり覚えておくから
…そう言いたくても言えない理由は
明日も君を忘れれずにいるかどうか
…あたしには自信がないからだ
明日になったらまたあたしは
混乱で頭がぐるぐるするだろう
…でもこれだけは、覚えてるんだ、あたし
…君を見ると、ホッとして
君を見ると、嬉しくなって
君を見ると、笑顔になれる
…きっとそれは
君が今まであたしに向けてくれた
たくさんの優しさと
たくさんの笑顔
…やっぱり心は覚えているんだ
昨日、おととい、一週間前、一年前
あたしが君に感じた思い全てを
…覚えているんだ
↑これからはこうゆうフィクションの物語多くなると思います、実話のネタがもう尽きてしまって…笑
ごめんなさいm(_ _)m
つくること。を冒険に………というあの展覧会は忘れられません
忘れられない、いつまでも
君の笑顔それだけがずっと忘れない
たくさん目が合うけど、他の女の子は見ないでよね。
忘れたいって思ってる内は
忘れられない、いつまでも。
記憶って、きっとそういうもの。
#忘れられない、いつまでも
忘れられない、いつまでも
自分の中で極めたものがひとつだけあった
たくさんやってきた中で、学び、遊び、運動し
多様な世界を見てその一点で
最上位と言える極めたものが
反対にはほぼ同じものがいた
ただし、行動も近いのに異なっていた
堕落、ひとつの世界しか見ないという中で
最上位「になった」と嘯いた
私の極めたモノは自分の記憶としても記録としても
ダビングから焼き直して何度でも見られる
その時のその時代のことすら気温すら正確に
一つの極みが 忘れられないいつまでも
に繋がった
その天命名刀透明の如く
私は貴方が全てだった。
だけど、貴方は私の前から姿を消した。
あれからもう、五年経っている。
貴方を忘れられない、いつまでも。
よくそんな覚えてるねって笑うあなたとの思い出だからだよ、バカ
題-忘れられない、いつまでも。
あのときの衝撃
自分に降りてきた感覚
もう忘れない
自分が誰かに憑依されたとき
もう忘れな、
忘れられない、いつまでも
あなたの言葉
あなたの仕草
あなたのすべて
お題:忘れられない、いつまでも
あなたが私を見つめる。
「きっと大丈夫!頑張ってるの知ってるから。」
「なんでも聞くよ〜。」
「絶対大丈夫。どーんと構えて😊」
「明るい姿しか見たことないけど、凄く努力して大変な思いをしてるんだろうなぁ、って思ってる。ポジティブなあなただからどこでも大丈夫!」
「応援してるから頑張って🏴」
「根性の別れなんてないよ〜」
「もっと自分のこと大切にして🥺」
「キツい時も笑ってるけど、もっと私にはキツい姿見せていいんだよ🥺いつでも笑うことは悪いことではないけど、、」
「どこにでも会いに行くよ!」
「また必ず会おう!その時に元気な姿を見れるの楽しみにしてるから!」
「私がついてるから大丈夫。」
「あなたなら大丈夫。しっかりしてるから。だからたまには気軽に道からそれてもいいと思うよ!笑」
「頑張れ!」
あなたからもらった言葉は、ずっと大切にしたい宝物。
2024/05/09/(木)
忘れない、いつまでも
毎日家事をしてくれること
お弁当を作ってくれたこと
忘れ物を届けに来てくれたこと
私の趣味に付き合ってくれたこと
不安な時にそばにいてくれたこと
私が自分を信じられなかった時、信じていてくれたこと
夢を応援してサポートしてくれたこと
私の嬉しいことを自分のことのように喜んでくれたこと
私の嫌なことを自分のことのように怒ってくれたこと
私のことを大事だと言ってくれたこと
私は忘れない、いつまでも
ありがとう、お母さん
その店は、人々が行き交う賑やかな通りからすこし離れた場所にあった
その店を紹介してくれた友達は「すぐに分かるから」と、地図も描いてはくれなかっが、方向音痴の私は案の定迷ってしまった
と言うのも、扱っている品物から想像するイメージとは違い、いたって普通のオフィスだったからだ
あえて、人の気を惹かないようにという意図なのだろうか
店に入ると、様々な大きさの、色々な種類のリュックサックが所狭しと並べられていて、そこには優しい文字で
「貴方に相応しい重さと形をお選びください」
「お試しになりたい方は店主まで」
と書かれた札が下がっていた
いかにもこれから山へ昇ります、という感じのリュックから、サッと肩にかけてお洒落の脇役に、というファッショナブルなものまで、客のニーズには全て応えてくれそうな品揃えに、わざわざ来た甲斐があったと安堵したが、そもそも私はこの店の商品が一体どんな物なのかを理解していなかった
私には、忘れたくても『忘れられない、思い出』があった
ずっと、ずっと、心に抱えて、これまで何とか生きてきたけれど、最近ではそのことに心を囚われている自分に嫌気がさし、何とかその思いを手放せないものかとその友達に相談したのだ
すると、その友達は
「誰にでも勧めるわけではないんだけどね
君がずっと辛そうだったことは知っているからね
きっと何かの力になると思うから、この店を訪ねてごらんよ」
と教えてくれたのだ
一応目についたリュックを手に取ってみたけれど、選び方も分からなかったので早速店主に相談した
初めてであること、友達の紹介であること、を告げた
すると店主はゆっくりと頷いて、説明を始めた
「この店のリュックサックは、あなたがこれまで背負ってきた人生そのものなんですよ
悲しさや辛さや憎しみや、手放したくても心に棲みついてなかなか離れていこうとしなかった重しの数々…」
「これだ、と思う物を試しに背負ってごらんなさい
もしそれが、あなたの物であればすぐにピン!と分かるはずです
もし、背負っても何も感じなければ、ピン!と来るまで試してみてください」
店主の話はまるでおとぎ話のようで馬鹿馬鹿しくも思ったが、その目は人を騙しているようには感じられなかったので大人しく従うことにした
いくつか手に取ってみたが、4つ目を手にした瞬間、手に電気のようなものが走った
静電気かと思ったが、背負ってみてそれがそうでは無かったことが分かった
そう!これが、「私のリュックサック」だったのだ
背負った途端、私は思わずしゃがみ込み、大声を上げて泣きじゃくってしまっていた
何が起こったのか、何故泣いているのかは全く分からなかったが、その自分を俯瞰して見ている自分の存在にも気がついていた
ひとしきり泣いた後、ふと気がつくと、さっきまで背負っていたリュックの重みが全く感じられない
背負うのに苦労するほどの重みだったのに、だ
思わず振り返ってリュックを探ろうとすると店主が近付いて来た
「それがあなたの荷物だったようですね
とうですか、少し軽くなったでしょう?
1度の来店ですつかり手放せる人もいますが、皆さん何回かはお越しになりますよ
あなたの様に涙を流す人、そのままリュックを背負って山登りに行かれる人、リュックを日常使い続ける人…
そのリュックとの向き合い方も皆さんそれぞれですよ」
「どんな人にだって、忘れられない思い出はあるものです
楽しいものや幸せなものならそのまま大切に持っていたらいいが、ご自分を苦しめる思い出は手放してしまった方がいい」
私もこれですべてが解決するとは思っていない
でも、これまで私を苦しめていた
「忘れられない思い出」
を少しは手放していかれそうな気がしている
忘れられない思い出、をめぐる不思議な体験だ
「忘れられない、いつまでも」
僕が生まれた時もう先にこの世にいた家族の猫。
僕のお兄ちゃんとして色んなことをしてくれた。
一緒に寝てくれたり、遊んでくれた。
でももういない。
僕が塾にいるときに息を引き取った。
塾に行く前は暖かったのが塾から帰ってきた時には冷たくなっていた。
10年以上一緒にいた家族がだんだん弱っていく様子を毎日見てるのに助ける事が出来ないのが悔しかった。
あの時の感覚は忘れられない、いつまでも
高校入学。
入試で会った小学校の時の親友。
最後に少し話した。
話すタイミングが見つからず数週間後になってしまった。
「LINE交換しよ」
即答して断られた。3年のブランクは大きい。向こうには友達がいて凄く楽しそうだった。一方、こっちは友達なんか居ない高校に入学した。そうそうに突きつけられた、コミュ障の俺、簡単にグループに入れるわけもなく。
家でゲームしてると通知が来た。同じ趣味を持つ人が連絡してくれた。最初はネッ友のようにLINEでしか話したことがなかった。その子と初めて話した。高校で初めて、
趣味が合う人と話した。すぐに打ち解けた。
その子とは成人した今でも仲良しだ。
忘れられない、いつまでも
好きだったあんたの笑顔が
好きだったあんたの声が
好きだったあんたの横顔が
忘れたくても脳裏に焼き付いて離れないんだ
忘れられない、いつまで経っても
あの日、悲しい涙を流した君を
綺麗で、でもどこか切なくて
自分ごとではないのに
胸が張り裂けそうに痛かったのを覚えている。
自分ではその涙を拭えないのだと
自分のために流された涙ではないのだと
心底、悔しかったのを覚えている
そして同時にそう思った自分に驚愕した。
そんな日を今も色鮮やかに覚えている。
【忘れられない、いつまでも。】
教えられたことは覚えられないけど、自分で感じた「思い」は忘れられない。
もう10年前のこと。親に言われた「あの言葉」がこびりついて離れない。
小さかった僕にはとても恐て、重い言葉だった。
今となってはとても小さいこと。どうでもいいようなこと。
だけど、それが忘れられなくて。一度傷ついた心はもう一生治らなくて。
僕の心は子どもの頃のまま、大人になってしまった。
人間は「楽しかったこと。」より、「辛かったこと。」の方が鮮明に残る。
嫌な思い出ばかりが心に残って、楽しかった思い出が薄れていく。
人の言葉は、その人の助けになることもあれば、人を傷つける「凶器」になることもある。
その凶器が心に刺さって、一生抜けない人だっている。
人の「言葉」一つだけで、この人の人生を一生狂わせてしまうこともある。
凶器が深く刺さってしまったら、その傷は一生治らない。それは心体ともに、同じで、
僕の心に刺さった凶器の跡は未だ消えない。