『忘れたくても忘れられない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【忘れたくても忘れられない】
今のところ無いような
むしろ
俺よ
コレは忘れないでくれ!
って方が多い気がする
あぁ
レバ刺しの味かなぁ
あとの事は
そのうち笑い話にしてやるもんね
もう若くもなければ
ドラマチックな人生でもない
自分の役どころも分かってる
十分充分
任せときなっ
「忘れたくても忘れられない」
あぁ、 嫌だな...
あなたを忘れたいのに...
どうして私の前に現れるの...
それじゃ 忘れたくても忘れられないじゃん
あなたに貰ったものは捨てた、
写真もやっとの思いで捨てたのに...
どうしてくれるの、
あなただけを忘れることが出来なかった。
: 忘れたくても忘れられない
私には忘れたくても忘れられない
悔しい思い出がある
あれは、そう1年程…いや
5、6年前のとある冬の日…ん…
いや確か夏の日だったわ
その日は朝から…いや昼頃から
急に忙しくなって、やっとの思いで
くたくたになった身体を
引きずって家に帰ったの
そして転がるようにお風呂に入ったわ
「あぁ~っ、極楽極楽」と至福の声を響かせ
頑張った自分へのご褒美の
ビールを…いやアイスを…ん?
そうそうプリンを思い浮かべたのよ
さっぱりした緩みきった顔で
冷蔵庫の扉を開けた私は
愕然としたわ
「誰が私のプリンを食べたのよぉ~!」
私は、一人暮らしだ
桜月夜
中一の時の初恋相手、あんなに仲良かったのにまさかいじめに加担すると思わなかったな。好きな人に悪口言われるのは辛かったし忘れたかったけど4年経った今でも忘れられないよ。
嫌なことばかり
記憶に残ってるのは悲しいから
そんなことも忘れられるくらい
楽しくて幸せな記憶を積み重ねていきたい。
そう思えるようになった。
#忘れたくても忘れられない
忘れたくても忘れられない
ずっと前に言われた言葉
お前はひとりでも生きていけるね
どんな気持ちで言ったのか
いまだにわからない
こんなにひとりでいられないのに
ひとりでいる位なら
消えてしまいたいと思うのに
すぐに誰かに頼ろうとするのは
自分が弱すぎて
誰でもいいから自分を見ていてほしいから
誰でもいいわけじゃない
ホントはそう
あなたに一緒にいてほしい
どんなに伝えてももう届かないけど
どうしてひとりになっちゃうのか
ずっと考えてた
自分が弱すぎるから
みんなどっかに行っちゃうんだ
もう誰かといるのをやめてみようか
何度も試したけど
やっぱりダメだった
誰かと一緒にいたい
たとえそれがその一瞬だけだとしても
自分を見つけてくれるあなたを
探し続けていくんだと思う
忘れたくても忘れられない
君はどんどん遠ざかって見えなくなっていくのに忘れはしない
忘れるなんてできない
君は私を忘れただろう
私を思い出すことはないだろう
いつからそうなったかな
寂しいというかなんというか
いいのだけれどね本当に
でも君が良かった本当は
タイミングが悪かった
でもあの時以外は出会いやしない
仕方ない
仕方ないけれどもっと大人だったら良かったのにと思う
こんなんじゃだめだ
今年まで今年までにしようね
『忘れたくても、忘れられない』
君のことを思い浮かべるだけで、
あの時の感情と後悔をそのまま連れてくる。
「いつか笑える日が来るよ」
なんていう慰めの言葉も、
聞かなくなって何年経つだろう。
この想いも風化するときが来るのだろうか。
出口の見えないトンネルを、
私はいつまでも歩き続けている。
あいつに言われたこと
中学の時、毎日一緒に登下校している友達に「私たちって友達じゃないよね。ただ一緒に登校してるだけだもん。」って言われた。私は一緒に登校して毎日話している、そういう人を友達というのだと思ってたけど、その子にとっては違うのかなと、価値観が違うのかなと思って受け流していた。だけど、高校に入ってその子がすごく私のことを悪く思っていた故の発言だと知った。その子に「あなたの悪口誰々が言ってたよ、不細工だとか、殺してやるとか」って言われた。すごく傷ついて学校休もうかと思った時もあった。それから時間が経って、話の中で悪口を言ってたとされていた人は実は悪口を言ってなくて、その子の作り話(まぁその子も悪口言ってたかもしれないが、少なくとも盛ってた)だったことがわかった。中学の時から嫌われてたんだなってすごい分かった。あいつのこと嫌いすぎる。今も。
忘れたいけど
忘れないそんな過去もある
それを乗り越えて未来を大切に
#忘れたくても忘れられない
どうしても、あなたとの記憶を全て無くしたかった。
今まで、嫌なことは全て眠って忘れてきた。
だから、これも眠って忘れようとしたんだ。
でも、ダメだった。忘れちゃダメだって言われてるように、朝起きる度にフラッシュバック。
終に、夢にまで見るようになった。
辛い。辛い。
つらい。
つらいよ…
あ、いい事思いついた。
ここで、これで眠れば、全て無くせるじゃん。
そう、何もかも。
やっと楽になれる、
軽くなった胸を抱え、天から伸びる救いの手に、自分の手を掛けた。
悲しいとかより、ムカついたことのほうが。
(忘れたくても忘れられない)
覚えたくても覚えられない英単語や化学反応式が山ほどある。だが、忘れれたくても忘れられない、自分の気分を下げるだけである過去の恐怖もある。これでは脳の使用方法が非常に悪いと思わざるを得ない。スマホのデータのように、容量を空けてそこに新しいデータを入れるというのができたらいいのに。仮にそれが実現したとしよう。「感情的になって全てを消去しました。もう何もかも覚えてません。」こういうことが起こってしまうのだ。これはほぼ死と同じと言える。さらに、死と違って痛みや苦痛を伴わずに簡単にできてしまう。こっちの方がまずいだろう。だから、脳は印象が強かったものほど鮮明に覚え、忘れにくいようにできている。これは確かにシンプルだが、この今の情報社会においては少し不都合な部分がある。生きてくのに必要な重要な情報は絶対に忘れずないけど些細な記憶は交換できるとか、もっと最善に近いであろう脳の使用方法簡単に想像できる。まだ、人間は発展途中であることがよくわかる。自分を発展のための実験体の1人だと考えて、もっと気楽にいてみよう。
どう頑張っても
忘れられない人がいて
忘れられない思い出があって
すぐに私を過去へ連れ戻す。
今思うと
忘れられない、より
忘れたくなかったんだろうな。
思い出はどんどん遠くなって
一緒に話したことも忘れていって
声も思い出せなくなっちゃったから。
この気持ちも、いつかは忘れる。
だから、無理に忘れなくたっていいや。
忘れないんじゃなくて、思い出さない。
私、もう前を向いて歩いてみるよ。
さよなら。ばいばい。ありがとう。
「忘れたくても忘れられない」
作品No.200【2024/10/17 テーマ:忘れたくても忘れられない】
忘れたいことだらけだ
いやなことぜーんぶ
忘れたいのに
いやなことほど
ずっとここに残ってる
〈お題:忘れたくても忘れられない〉
あれだけ遠のいていた意識が眼痛に引き止められる。不本意な痛み。不愉快な感触。
映り込む光景がその痛みの元凶、さして変わらず在るその水面。落ちた先が奈落を思わせる空虚な世界。木漏れ日が嘲笑うか。揺蕩う風が私を脅す。
私の童心が、苦悩が水に溶け込んでいる。
透き通るような青い空が、雪辱の雲を作る。
ピッー、ホイッスルが鳴った。
練習試合開始の合図。各ブロックが一斉に構えた。
水泳選手としてこの場に立った私が、激しく揺れる水面に顔を映す。
ーピッ。
水に落ちた私の、一心不乱なその逃避行は他の追随を許さない。折り返し地点、落ちた先はあの日の続き。溶け出した感情が肌を妬く。
足も、顔も、手も、絡みつく空虚を祓う様に手を伸ばした。
ピッピッー。
私はまとわりつく水を掻き分けて空を見上げる。ゴールに接触した瞬間の試合終了の合図が知らせるもう一つの事実。
一拍の過呼吸を経て私は水に沈んだ。
脳裏にこびりつく煙草の匂い
今だって夕飯作る時2人分作っちゃうし
今から帰るよーって連絡してしまう
そして今度は煙草ではなく、線香が香った時
私は声を殺して泣いた
自分がされて嫌だったこと。
自分がしてしまった失敗や失言。
人を傷つけたと気付いてしまったこと。
恥をかいたと思い知らされたこと。
忘れたい、リセットしたい。
そう思っていたけれど、それが積み重なった結果が今の私なんだよな。
END
「忘れたくても忘れられない」
震える手を握る。
強く、優しく、手首まで深く、その手を握る。
それから、私はただ、あの楼閣がただの砂粒になっていくのを、黙って見つめていた。
どんな立派なものでも崩れる時は一瞬なんだ。
誰がそんな真相を聞かせてくれたのだったか。
大きな満月が、空にぽっかりと浮かんでいる。
あの子の指先は、ほんのりと冷たい。
色と体温を失いつつある、あの子の手を強く、強く、握る。
あの子がいなくなってしまわないように。
あの子が飛び出してしまわないように。
私たちは、ずっと一緒だった。
ずっと一緒だった。
平和な時も、戦いの時も。
楽しい時も、苦しい時も。
ずっと一緒に居ようって約束したから。
ハッと、周りが目に入ってくる。
遠く、浜辺の向こうにあるはずの空中楼閣が揺れた気がする。
私たちはここでずっと暮らしていた。
内情も外交も不安定なこの国で、少なくない孤児が生きていくのは大変なことだった。
国に認可されていない、国の政策の副作用に見舞われた孤児など特に。
私もあの子も、お偉いさんたちの戦禍に巻き込まれて、両親を失い、身体に毒を受けた。
私たちはもう、これ以上成長しない。
その証拠に、私たちの指先は冷たくて、固い。
子どものまま生きて、子どものまま死んでいく。
そんなハグレモノの私たちが、より集まって暮らしていたのが、あの楼閣だった。
私たちは売れるものを売り、やれるだけの仕事をやって、細々と、みんなで助け合って生きてきた。
ひっそりと、普通の人たちから隠れて。
楼閣が崩れることになったのは、戦禍のせいだった。
この病の元凶で、諍いの強い味方。人智を超えた兵器が、この地域にも進軍してきたのだ。
この国の内乱は日に日に悪化していた。
その禍根が、この地域にも根の先を伸ばしてきていたのだった。
彼らは私たちを良く思わなかった。
忌まわしい、無かったことにしたい不都合な私たち。
忘れたくても忘れられない、彼らの過ちの象徴。
私たちはそういうものだったから。
だから、私たちは逃げ出した。
みんなでバラバラに、逃げることを決めた。
病気も辛い。生活も辛い。
でも、何も残らないように抹消されるよりは生きていた方がずっとまし。
彼らに、そして世界にとって、いくら忘れたくても忘れられない迷惑な黒歴史の物証だったとしても。
世の中にどんな迷惑をかける人間だったとしても。
私たちは、楼閣と一緒に崩れ去りたいとは思わなかった。
私はあの子の手を引いて、逃げた。
逃げて、隠れて。
何も知らない彼らがやってきて、私たちが作り上げた砂上の楼閣を打ち壊すのをじっと見ていた。
木のうろ、土の蟻塚の裏、シダの藪で。
私たちは崩れる楼閣を見た。
私たちは忘れないだろう。
忘れたくても忘れられないだろう。
楼閣が崩れ去ったこの日を。
楼閣には、逃げるにはあまりに幼い、幼すぎる私たちの仲間が、残っていた。
成長しないがために、どんなに危険が分かっていても、自力では逃げ出せない人たちが残っていた。
私たちは忘れたくても忘れられないだろう。
幼い仲間たちを見捨てて、仲間たちが砂の粒に埋もれていくのを、浅ましく目だけ光らせて見ていた月夜の夜を。
行き場がなくなって、野良鼠のように息を潜めて、彼らを見送ったこの日を。
国が、私たちの存在を忘れたくても忘れられなかったように。
私たちの胸の奥には、ずっとこの気持ちが引っかかり続けるだろう。
あの子の手は、ずっと震え続けている。
あの子が声を上げなかっただけでも、上出来だった。
崩れ去った楼閣には、あの子の兄弟もいた。私の妹分もいた。
私は強く手を握る。
あの子の滑らかな幼い頬に、涙が無音で滑っていく。
私は強く手を握る。震えが収まるように、と願って。
大きな、丸い月がぽっかりと出ていた。
砂煙が、もうもうと立っている。
あの子の手も、私の手も、同じように冷たくて、強張っていた。
忘れよう忘れようと意識してしまうとにより、深く記憶に残ってしまう。だから忘れられない。
どうでもいい忘れれる事ならもうとっくに忘れているはずだ。案外そういったいつの間にか忘れてしまったことの方が重要な記憶で、忘れたい記憶というのは重要でない記憶である事が多々ある。
1つ、忘れてたくても忘れられない記憶をここに書いておこう。
「キャンプで食べた、ドライカレーにスープカレーをかける暴挙と背徳の味」
(忘れたくても忘れられない)