心の灯火』の作文集

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心の灯火』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/2/2022, 10:57:35 PM

特別じゃないことほど
なぜか不思議な力を持ってる
くだらない話で盛り上がったり
ただずっと景色を見ていたり
何でもないやり取りも
言葉の少ない時間も

あの頃へ戻れる音楽とか
懐かしい場所へ繋がる匂いとか
記憶と感覚はずっと結びついたまま
どこかの隙間に永久保存され
時々そっと差し出される
そんな感じの思い出に
僕は何度も助けられてきた
これからも

9/2/2022, 10:22:26 PM

「心の灯火」

生きている証

9/2/2022, 8:04:11 PM

ぼんやりと
ほんのりと
ゆれる

吹けば消えそうな
小さな火

だけど
今日も消えずに
ほんのり照らす

9/2/2022, 7:47:24 PM

『心の灯火』

私の心の灯火が消えそうになった時は
あなたが癒して灯してくれる
あたたかくて大好きな人

9/2/2022, 7:45:36 PM

確かに、3年前のチームは強かったてすよ。
はい、そうです。
もう、入れ替わってます。ちょうど3年ですから。
え? 今のチームは元気が無い。
まぁね。校長。
言うのは簡単ですよ。
でもね、火は周りからつけるんじゃ無いんです。
自ずと灯るんです。そうしないと、本当の火、そして炎にはなりませんよ。

あははは、すいません。顧問じゃないのに。単に好きなだけなんです。
じゃ私は顧問の山岳部にいってきます。

9/2/2022, 7:34:40 PM

私の心に灯火をともすことが出来るのはあなただけ。
だから、私の傍にいて

9/2/2022, 7:14:59 PM

迷わず暗闇を歩けた記憶は、光に貫かれた日に失った。両眼の歓喜とぼくの絶望が発火する、そっと火種を包み込み、確かな拍動をカンテラに移し替え、ぼくは歩く、どこまでも歩いてゆける、暗い黄泉路に歌を歌って、きみの凹凸を探しにゆく。

心の灯火

9/2/2022, 5:52:15 PM

心の灯火

世の中には命の灯火が視える人がいるらしい。
それとは違うか?
病気で死にそうな人の灯火や死にたがっている人の灯火はどうなんだろうな。

今の、私の、灯火は?

9/2/2022, 5:46:14 PM

暗闇に光るぽつんと灯火

9/2/2022, 5:32:31 PM

君が笑ってくれる
君の傍に居れる
君が言ってくれる言葉
その言葉で俺は救われた
大好きな君へ
もうそろそろ俺の人生は終わりを迎える
だけど大好きだよ
病気隠しててごめんね
その手紙を書き終わり
そしてピーと言う無機質な音が鳴り響いた






お題 心の灯火

9/2/2022, 5:16:50 PM

「日暮花魁、入りんす」
 私は返事を待てずに襖を開ける。
 暮れ六ツ前の忙しい時間だと言うのに、日暮花魁は既に身支度を終えて物憂げに格子戸から外を眺めていた。
(やっぱり休まないのか……)
 キュッと締め付けられる胸を押さえて部屋に入る。
 黄昏時に染まった白鷺の打掛が、暗がりに白く浮かび上がって綺麗だった。
「あれ、小菊さん所の小鈴どんでありんしたか」
 勝手をしたのに怒りもせず、日暮花魁は他の部屋の妹女郎が入って来たからと上っ面だけの笑みを浮かべる。
「秋鈴でありんす。もう禿ではありんせん。萩野どんも小萩と呼ばれるので文句を言っておりんした」
 日暮花魁の前に座り、顔色を見る。
「わっちにはまだ、可愛い童に見えんすよ。尊く浄い、穢れない者でありんす。して、何用でありんす」
 恋を知らない苦界の女を羨んでいるみたいに、日暮花魁は視線を落とした。
「朋輩の萩野どんが遣手婆に呼ばれんして、かわりにお使いの吸い付け煙草を預かりんした」
 そう言って自分で買ってきた煙草の葉を渡すと、日暮花魁は儚げに笑みを浮かべて礼を言う。
「ありがとうござりんした、なれど……わっちの煙管はもうありんせん。これは小菊花魁に差し上げささんす故、お持ちなんし」
 そっと白い指で私の手に煙草を握らせる。その指先は力もなく血も通わない冷たい手だった。
 いつもなら指先まで芯が通って綺麗な所作で動くのに、今夜は少し震えているようにさえ感じる。
「日暮花魁の煙管は梶原様がお借りんしたと……」
 ある小大名のお付きで来ていた貧乏浪人は、昨日限りでお江戸での勤務を終えて国元に帰ると言っていた。
 萩野どんの話だと貸したと言っていたが、あの貧乏浪人では返しに来る旅費すらも難しいだろう。身請けなど到底無理だ。
「あの雁首で幾人もの客を引っ掛けんしたが、好いたお人は引き留められもしぃんせん」
 悲しげな目が、会えない人を想ってじわりと潤んだ。それを誤魔化そうと窓の外に沸き立つ鬱陶しいまでの喧噪を眺める日暮花魁を見て、私は堪らなくなる。
「わ、わっちの煙管を差し上げささんす故……あんな無粋な侍などお忘れなんし。日暮花魁には煙管がありんせんと、どうも締まりが悪ぅござんす」
 先刻煙草と一緒に買ってきた煙管を取り出すと、私は日暮花魁に差し出した。
「秋鈴どん……」
 日暮花魁の愛用していた美しい紅色の煙管は姐女郎の形見だと聞いている。
 こんな安物とは比べることも出来ないが、これが自分の精一杯だった。
「かようにも──」
 日暮花魁は新品の煙管を見つめて申し訳なさそうに眉を下げ、困ったように首を振った。
「──かような事をささんすと、小菊花魁に悪うござんす」
 差し出した煙管を指でそっと押し返された。
「小菊姐さんは大事な姐女郎でありんすが、わっちにとっては日暮花魁も大事でありんす。梶原様が居らずとも、そのお心の灯火に水をかけるのはお止めなんし。この苦界を花魁が仄かにも照らしてくれなけりゃ、わっちらは望みも何も潰えてしまいんす」
 好きな人が出来たらこの苦界が地獄になるなんて、そんなの余りにもあんまりだ。それなら梶原様は日暮花魁を責め立てる獄卒も同じ。そんな奴こそ地獄に落ちりゃあいい。
「なれど……」
「わっちは梶原様が憎らしいっ。煙管と一緒に日暮花魁の灯まで盗みおって……! 妹女郎でもないわっちでは、何の役にも立ちんせん……!」
「秋鈴どん……」
 私はぐっと力強く煙管を握らせ、ワッと泣き出した。すると日暮花魁が煙管を握り返し、おろおろと顔を覗きこむ。
「泣くのはお止しなんし。秋鈴どんの気持ち、嬉しゅうござんす」
 そう言って、日暮花魁は煙草と煙管を受け取ってくれた。

9/2/2022, 5:09:49 PM

心の灯火

心の灯火が消える頃
きっと僕は僕じゃなくなっている
面白くもないのに笑っていて
どんなに殴られようが蹴られようが
ヘラヘラ笑って
「大丈夫、大丈夫、僕は平気だよ」って答えて
楽しい、嬉しい、幸せって感じてたものが
何も感じなくなる
動く人形ってゆう表現がいちばん近いかな
一度消えた火は簡単にはつかない
周りがどんなに頑張ってもつかない
それぐらい大切なものなんだ
消すのは簡単だよ
言葉だったり、暴力だったり、精神的に追い詰めたり
何気ない一言でも消えたりする
今まではなんともなくても耐えてたものが
積もりに積もって一気に消すこともある

心の灯火はとても頑丈でとても脆く、一度消えるとつけるのがとても困難なもの
大切にしてね

9/2/2022, 5:00:52 PM

『思い出』


土曜日の夕方は憂鬱になる
もう仕事柄 これは仕方がない
僕の一週間が 日曜日から始まるためだ

だから何か 君との予定をいれる日は
いつも金曜日と土曜日が多い気がする

土曜日の夕暮れ
空から見る夕焼けは なんだか少し
寂しくなってしまった

この寂しさは 憂鬱とは違う
とても 懐かしい気がした

******

初めて出会ってから 何年たったんだろう
君も僕もあまり拘らないから
きちんと数えたことはないけど
結構な季節を一緒に過ごしてきた気がする

「観覧車に乗りたい」

珍しく 君が希望を言ったのには少し驚いた

「観覧車?遊園地に行きたいの?」
「違うの ほら ライブハウスとかある
ショッピングモールのところの……」

あぁ あの観覧車か
臨海地区にあるショッピングモール
そこにランドマーク的にある観覧車

僕の記憶の中では 乗ったことはない
だからもちろん
彼女とも乗ったことはないはず

「なんか めずらしいね
まぁいいよ 次の土曜日に行く?」
「ありがとう!嬉しい!」

君の顔が パッと明るくなった

(うれしい)

何年たっても 君の笑顔を見るのは好きだ
久しぶりに土曜日が楽しみになった


******

土曜日のショッピングモールは
いつも混んでいるイメージだった

でも 実際はそうでもない
久しぶりに あれこれ のんびり見ながら
買い物を楽しんだ

夕方になり そろそろ観覧車へ乗りに行こうかと
乗り場の方へ向かうと やけに人が多い
不思議に思って 彼女に聞いてみた

「なんかさ 結構 混んでない?」
「そうだね やっぱり混むよね」
「どうして?そんなに人気?」

この観覧車の下に ライブハウスがあって
良く二人でライブには来ていたけど
そのときは こんなに乗る人は居なかったし
混んでもいなかった

「知らないの?もう無くなるんだよ」
「え?」
「この観覧車ね もうすぐ取り壊しなの」
「そうなんだ! 知らなかった……」

あまりにも 有名で ずっとそこにあって
無くなるなんて 思ってもみなかった

人の列に並ぶ
軽く1時間は待ちそうだ
彼女の方を見ると なんとなく神妙な顔

「どうした?」

声をかけると
君はそのままの顔で 僕を見上げた

「……ちょっと ……寂しい かな……」
「え?なんでさ?」
「……」

何も答えないまま また 前を向いた
僕は上を見上げた
思った以上に 下から見ると迫力がある
観覧車のゴンドラが大きく見えた

列は進み 券売機でチケットを買う
流れ作業のように 乗り口までの列に並ぶ
ゴンドラまでは もうすぐだ

「赤いのに……乗れたらいいな」

ポツリと彼女が言った

「はい お待たせしました~」

スタッフの声に促されて
ゴンドラの前にすすむ

「いってらっしゃい~」

ガコン と音がして
ゴンドラの扉が閉められる

「良かったね 赤いゴンドラじゃん」
「うん!」

まるで子どもみたいに
窓の外をキョロキョロして眺めている

「あ!見て!東京タワー!」
「ホントだ! お!スカイツリーも見えるよ」

二人で キョロキョロしながら
窓の外を眺める
16分間の空中散歩だ

丁度 夕方の時間帯
ビルの間から見える夕日
ゴンドラの中はオレンジ色の光で溢れた

ゆっくりと ゆっくりと
てっぺんまで 僕らを運ぶ

土曜日の夕暮れ
空から見る夕焼けは なんだか少し
寂しくなってしまう

この寂しさは 憂鬱とは違う
とても 懐かしい気がした

「昔ね……」

君の声が ゴンドラの中に響く

「小さい頃に パパと乗ったんだよ」
「へ~ この観覧車?」
「そう 二人で乗ったの それが嬉しくて」

窓の外を眺めながら
ゆっくりと言葉を選んでいる

「また 乗ろうね!って言ったけど
乗れないままになっちゃったなって……」
「そうか 営業終了するんだもんな」
「うん……なんか 寂しくなっちゃって」

そう言って 振り返った君は
オレンジ色の光の中で
ちょっと 涙ぐんでいた

『まもなく頂上です
大パノラマをお楽しみください』

アナウンスが聞こえる
僕は そっと手を伸ばして
君を抱きしめた

「む~!!景色……見えないよっ!」
「あ はい…… ごめんなさい」

僕はあわてて 腕から解放して
君を隣に座らせる

360度のパノラマ
空が近い

「最近 なんか 寂しいっていうか
不安なんだよね」
「なにが?僕がしっかりしてないから?」
「違うよ~」

空は 人間を素直にするんだろうか

「なんか 自分が歳をとると
必ず いつかはそうなるんだけどさ
パパもママも いつかは
いなくなるんだなって思うと 不安なの」
「……そっか……」
「わたし ひとりっこだから
誰もいなくなるのが 怖いんだよね」

『僕がいるよ』……って言いたかったけど
その言葉を飲み込んだ

「観覧車が無くなるのと重なって
寂しくなったんだね そっかそっか」

僕は 小さな子どもにするように
彼女の頭を 優しく撫でた

「いい大人なのにね 恥ずかしい……」

恥ずかしそうに 両手で顔を包み込む

「でもさ 君のご両親にしてみたら
いくつになっても 君は子ども なんだよ」

観覧車は ゆっくりと 僕らを運ぶ
時間も 気持ちも ゆっくりと

「……お父さんに 会いに行こうか」
「え?」

彼女が驚いて 顔を上げる

「ご両親に挨拶に…… 会いに行こう 一緒に」
「……うんっ!!」

思い出の場所が 無くなっても
思い出は無くならない

「今日は 連れてきてくれて ありがとうな」
「なんで?お礼をするのは 私の方だよ」

ゆっくりと ゴンドラが地上に近づいてきた
空中散歩もあと少し
僕は お礼を言った

「なんかさ 思い出の場所を教えてくれて
すごく嬉しかった これからも
昔の思い出の場所教えて」
「……うん 私も知りたい!私にも教えて」
「これからも 二人で いろんな所に行こうな」
「うん!」

ガコンっ と音がして
ゴンドラの扉が開く
それと同時に

「ありがとうございました!」

彼女が 扉を開けたお兄さんに声をかける

「足元気をつけてくださいね
ありがとうございました~」


土曜日の夕暮れ
いつもは 憂鬱になる時間
でも 君と過ごせば また 特別な時間

「ねぇ!お腹空いた!なんか食べよ?」

君が僕に笑顔を見せてくれる
さっきまでの寂しそうな顔からの笑顔
君の笑顔は 破壊的に 可愛いよ

敗けだよ 敗け 僕の敗け 完敗

明日も 明後日も 一年後も 何十年後も
この土曜日の夕暮れを
特別な気持ちで 君と過ごしたい

振り返ると 観覧車はゆっくりと
ゴンドラを空へと運んでいた

思い出を ありがとう……

僕らはこれからも いろんな思い出を
作っていくよ
そして
楽しいことも そうじゃないことも
二人で ちゃんと 乗り越えて見せるからさ

そんなことを思いながら
僕は 彼女の手を握った

9/2/2022, 4:30:19 PM

『心の灯火』

消えていく。
ぼんやりと浮かんでいた陽だまりのような灯火は
あの日を境に段々と消えていく。
彼があの子に向日葵のような笑顔を向けた
あの日から。

9/2/2022, 3:47:34 PM

お題「心の灯火」

頭の中がいっぱいいっぱいだった。
その割に、現実の出来事に対して頭が追いつかないみたいに、別のどこかは空っぽに感じた。
それなのに、気を抜くと涙が出そうになった。

「なんで…」とさらに混乱して、
ただ泣きながら、やるべきことを続けた。

考えてしまったら負け、
そんな気持ちでただひたすら、
止まらない涙と嗚咽を無視しながら。

どうにもこうにも解消できないそれを抱えていると
友達数人が「無理しすぎるな」と釘を刺した。

苦しい、けれど無理をしている実感はない。

そうしていくうち、一人の声を聞いて焦った反面、 
何かの力が抜けたような気がした。

「今言っても無理かもしれないけど、
頑張りすぎず、ゆっくり休みなよ」

笑って「頑張ってるつもりはないんだけどなぁ」と
思っていた数時間後、私は泣きそうなほど、
自分がその声に安心していたことに気がついた。

「今はそんな甘えて泣いてる場合じゃない」

そうやって自分を奮起させた。

けど確かにその一声で、私の心には「大丈夫だ」と火が付いた。

そしてその火は今も、必死な私の心の
大事な熱になっている。

9/2/2022, 3:34:16 PM

助けて欲しかった。

気づいて欲しかった。

でも無理だって知っていた。

助けてと言えない私は

今でも光を求めて暗闇を彷徨う。

9/2/2022, 3:15:46 PM

___________________

私の心に恋という火をつけたのは

きみでした。今も変わらず

灯し続けているこの恋火は

これからも消えることはなさそうです。
___________________

Theme:心の灯火

9/2/2022, 3:11:51 PM

#心の灯火

私の心に光をくれて私の心を照らしてくれる優しくて暖かいのは大好きなあなただけ。

心の中にポワンとした優しい光…
貴方にしか灯せない。

2022/9/2

9/2/2022, 3:06:37 PM

『 心の灯火』

私の心に火がついた

9/2/2022, 2:50:04 PM

今日は台風が近付いている影響で空がどんよりとしており、そのせいか私は一日中部屋でぐったりとしていました。
仕事は何とかこなせたものの、それ以外はまったくダメでPMSも重なりメンタルがダウンしていたのです。
このままでは陰うつとした週末になってしまうかもしれないと危機感を抱いた私は思い立って映画を見ることにしました。
お化粧もそこそこに映画館へ足を運び、その時間に上映するチケットを選びました。

その映画は少年たちが成長する姿を描いたものでした。
家族との別れ、少年たちの葛藤、友情など、いまの私には眩しくて羨ましくなるほど素敵でした。
すっかり没入してしまった私はエンディングの歌までしっかりと聞き込み、他の観客がフロアを出ていくのに倣い歩いていきました。
その間、私の心には夕暮れの色をした灯火がほんのりと灯り下降していた気分が上向きになっているのを実感しました。

ああ、やっぱり映画っていいですね。




お題:心の灯火

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