『心と心』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『童心』
心と心が斜向かい 海を隔てて 空がそこに入りこんでくる 砂遊びは天地創造 僕一人で創ってもいい
君の手が加わっても それもいい お城は3回踏み潰したんだ 今度はきっと納得いくまで
貴方は...今
何を思ってますか
あの日のように
手を繋ぎ笑いあって
通わさせた心
懐かしい
想いでだけが
今も...
会いたい
もう一度会えるなら
二度と離さないで
傍にいて...と
貴方と過ごした日々
積み重ねた幸せ
忘れない
ありがとう
★心と心
運命の番に会いたいとずっと思ってきた
本能で惹かれるというその番に会いたくて
ずっとずっと会える日を楽しみにしていた
でもそんな俺の隣でお前はずっと俺を見てたんだな
何も言わず、ただの友達みたいに笑い合って
俺の些細な一言で傷ついて。
初めてお前の涙を見た時、どうしようもなく愛しくて
なぜか俺まで悲しくて
離れたらダメだと思った
心はずっと昔からお前に惹かれてたんだな
人の心とはどこにあるのだろう。
胸の中?頭の中?
それか有名な漫画で読んだ、人と人との間に生まれるものなのかな。
私はあなたといると心が迷子になる。
思考や記憶まで引き連れてどこかへ行ってしまうんだ。
私の心とあなたの心が触れ合うことはきっとない。
それでも私はただひたすらに想う。
恋焦がれ愛してると呟く。
この気持ちは一体どこから生まれているのだろうか。
▷心と心
時に寄り添い、時に反発し、時に共鳴する。
一つでないからこそ生まれる現象。
心が二つ。
たった二つでも大きなエネルギーを生むのだ。
三つ、四つ。それこそ観測できないほど集まった時。どうなってしまうのか。
どうか優しく労わりあうことを忘れないでほしい。
もし本当にそれが叶った時、我々は更なる進化を遂げるのだ。
心と心
心と心を合わせたら、きっと溶けて消える。
混ざることなく、ただ油と水みたいに分離して。
そんなことを考える私って、何のために生きてるんだろう。
早く死にたいけど、怖くて死ねない。
そんな自分が情けなくて今日もまた一人ベッドに眠る。
磁石のようだね。
SとNが引き合えば
ぴったり寄り添って
離れられない
なのに
SとS NとN
同じもの同士だと
引き合うこともできずに
離れていく
争ったっていいんだよ
感情をぶつける時もある
心と心は
お互いが引きあって
強い絆で結ばれていくから
【心と心】#36
きみは運命というものを信じているようだけれど
実際は運命なんてものは無いのだ
通じ合える訳ない
同じ血が流れる――例えば、双子でも無い限り
2つの心が通じ合うなんてことは起きない
『心と心』2023,12,11
此処は言葉が集う場所
先入観は必要ないんだ
心は言葉になって舞う
鳥のように羽ばたいて
誰かの心をあたためる
此処は心が見える場所
誰もが自由の中にいて
真実の姿が此処にある
皆さまに感謝を込めて
『心と心』
いつだって相反することが
一人しかいない自分の中で
喧嘩をするように渦巻いている。
頭の中でずっと相談事。
ネガティヴさんとポジティブさん。
賛成さんと反対さん。
誰とも会話してないのに
何だか疲れてきちゃって。
優柔不断っていうのかな?
とにかく意見会を繰り返す
頭の中で
心って果たしてどこにあるのか
頭で考えてるのに
胸に手を当てる。
–心と心–
“化け物”と呼ばれていた私には、親しい友人がいなかった。
人の心がわからなかった。
皆どうして平気で人を陥れるのだろうか?
皆どうして私が楽しいと思うことが楽しくないのだろう?
人らしく振る舞おうとしても、何処かずれていて。疎外感の中で生きてきた。
「今日から貴殿──否、お前が俺の部下か」
突然現れた年上のいかにも堅そうな男は言った。
話には聞いていた。新しい部隊を作ると。
その男は見た目通り真面目で、真っ直ぐで、嘘がなかった。
「やはりお前は人間だ」
温かい言葉をくれた。
私が間違ったことをすれば叱り、面白ければ笑い、そうして共に過ごす時間はかけがえのないものになっていった。
価値観は違うことも多いが、私を人として扱い接する……そんな男に惹かれていくのは自然なことだった。きっと異性ならば恋でもしていただろう。
──そして、男の訃報を聞いた。
戦場から亡骸すら帰って来ない。
絶望の中、私は人を殺して食らい続けた。
何を悲しむ必要がある、かつて化け物と呼ばれていた頃に戻っただけだ。ほんの少し、楽しい夢を見ていただけなんだ。
何年もの楽しかった日々が思い出される。
心と心を繋いだあの温かさが、今はひどく愛しい。
「ああ、君がせっかく……私を人にしてくれたのに」
ごめん、と血溜まりの中で涙を流した。
【心と心】
#二次創作 #呪術廻戦
「最期くらい、呪いの言葉を吐けよ。」
そう言って、傑はふっと顔を綻ばせた。
…あぁ、遂にその時が来たのか。
目の前の傑は、今までに見たことのないような穏やかな表情で微笑んでいる。僕が腕を上げ掌印を結ぶと観念したように目線を下におろし、静かにその時を待っていた。
体を纏う呪力を丁寧に指先に集めると、ジュクジュクと皮膚が波打つ。
なるべく苦しまないように。安らかに逝けるように…。
極限まで高められた呪力は指先で眩い光を放ち、ピリピリと焼いたように熱く、指と指が触れると、微かにジジジ、と音がした。
一点に集中し、狙いを定めたその瞬間。
──────
世界は一瞬にして漆黒に変わっていた。
光も、音も、時間も存在しない、その空間に僕はただ茫然と立ち尽くしていた。
「やだ、やだよぉ!やめてよぉ!」
ふと気が付くと、足元で小さな男の子が目から大粒の涙をこぼし、僕の服をギュッと掴みながら懇願し、泣き喚いていた。
「おねがいだから…そんなことしないでぇ…。」
涙が溜まって視界がぼやけているのだろうか。男の子は焦点の合わない淡いブルーの瞳で必死に僕を見上げている。
同時に背中に鈍い衝撃が走る。
「お前がもっと早く気付いていたらこんなことにはならなかった。」
僕の後ろで絞り出すようにそう言うと、ドン、ドン、と更に二度背中を打ち、ずる、と地面に崩れ落ちていった。
「全部お前のせいだ…。」
──────
あぁ、これは僕の心だ。
本当は傑に死んでほしくない。一緒に罪を背負って生きていきたい。
殺したくない。生きていてほしい。
…だけどそれはできない。もう戻れないんだ。
僕は目を見開いて漆黒の世界の外に意識を集中させ、結んだ掌印にグッと力を込め直した。
「うぁああん、やだよぉ!殺さないでよぉ!」
小さな僕がやだやだと地団駄を踏み号泣している。
後ろでは声を上げることもなく、何度も何度も地面に拳を叩きつけている僕がいた。
心と心が交差する。
誰にも言えなかった、無かったものにしていた感情が溢れ出し胸の奥を刺す。ぐらりと揺れる心に蓋をするように、僕は指先から呪力を放った。
──────
バシュッ
乾いた音が鳴った瞬間、そこにいたはずの二つの影は消えていた。
僕はゆっくりと歩を進めると、たった今、自分が殺した親友の前に座り、ひんやりと冷たくなった手をそっと握る。
「僕が死ぬまで…あっちで待っててよ。」
そう言うと堰を切ったように溢れ出した涙が止まらない。
またね、傑。またね、僕。
そう心で呟き、そっと目を閉じた。
「心と心」
私の心と貴方の心は繋がっていますか?
涙腺を緩ませたのは
言葉を叫びに変えたのは
殴ると決断したのは
拳を振り下ろせと命令したのは
僕なのか
そりゃあ、僕しかいないが
僕のどこがそうさせたのか
未だわからない
ましてや、違う個体である君とは
隣にいるだけで痛みが絶えないだろうが
意味なんて見つからないだろうが
それでもいいなら
探してみようか、一緒に
『心と心』2023/12/138
心と心
混ざり合うことはない
どこまでも孤独
「心と心」
親友なんだから、何でも相談してよね!と言ってくれる彼女達のなんと心強いことか。
部屋でラインを開き、言葉に視界が滲む。
いくら時が過ぎようとも彼女達と仲間でいられることに感謝が溢れた。
普段は私から連絡をしないのに(こういう所が薄情というか気分屋な所だと度々反省するのだけれど)
きっと彼女達は、私の事も心の何処かで思ってくれているのだと、胸の内が温かくなった。
かねてから心の在り様や、精神医学に興味がある私は、
宗教や犯罪心理学をテーマにした作品に惹かれる節があり、異常とよばれる心をついつい覗いてしまう癖がある。
悲惨な過去を過ごしてきた者や、正しさと過ちの境目が理解できず狂気を正気と捉える人生は、心で心を砕く衝撃がつきまとう。
目を背けたくなるほど痛々しい傷が、暴力として他者を傷つける。
私の日常に無かっただけで、これから起こるかもしれないし、世界では悲しいほど多くの事件が起こっている。
痛める心も、温かさを感じる心も、暴力を行使する心も、どれも「心と心」の繋がりによって自分を作るという現象が起こるのだ。
どのように心を育てていくのかは、自分が決めていい。
環境や受けた仕打ちで育てられた心より、自分のためになるような、心と心の繋がりこそが人の生きる糧になると私は思う。
こう考えられるようになれたのは、彼女達がいてくれたからだ。
いつも本当にありがとう。大好きだよ。
かすかに揺らす
そっと震わせる
波紋に乗せる
薄く、広く
誰にも聴こえたことのない『私』の歌
それでも、いつか、きっとと
届かない声に願いをのせる
いるかどうかもわからない
たった一人の『私』と同じ『貴方』へ
ここにいるよ
と
--遠く、かすかに
『声』が聴こえた気がした
自分が遠く、遠くへ届ける歌以外
なにも聴こえてくることのない
静寂に満ちたこの世界に
広がり、届く
かすかな声
--ここにいるよ
と
『私』と『貴方』にしか聞こえない声
『貴方』の心に触れた気がした
『心と心』
/52Hzの歌
世界で1人きりの私から、世界で1人きりの貴方へ
心と心
君と繋がりたい…一つになりたい…
初めて出逢った時、落とし物して困っていたら、君が一緒に探してくれたね…見ず知らずの人間なのに、色々心配してくれて、本当に涙が出そうだった…其れから、御礼だの理由を付けて、何度も逢う度に、どんどん気持ちが惹かれて…さり気なく優しくて、そんな君と、心が繋がりたいって、一方的な我儘だって解っているけれど、止められない…
心と心
繋ぐ糸
見えないけれど繋がっているよ
引っ張られて切れそうな時は近寄ってあげればいいの
今は気付かれなくても、いつかは巡ってくるよ
心と心
心はどこにあるのだろう
脳かな
でも心臓かもね
ココロのゾウキって書くし
目には見えないけれど
体内に存在してる
ような気がする
心
と心(君の中にもある?)