『後悔』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「私を好きになったこと、後悔してますか?」
海を眺めていた彼女が、不意に口にしたのはそんな言葉だった。なびく髪を手で押さえた彼女は、こちらを振り向くことなくたたずんでいる。
その背には、傷ついた羽がある。もうろくに動くことのない羽は、それでも腐らずに彼女の身に固定されたままだ。
「まさか」
「でも私はあなたの寿命を削っているも同然です」
彼女のか細い声を、波の音が飲み込んで運んでいく。ああそんなことかと、彼女の横顔を見つめたまま私は微笑んだ。
そんなことは大したことではないのに、彼女はまだ気にしているらしい。こんな愛らしい天使と一緒にいるのだ。そのくらいのことで、私は思いを捨てたりしない。
「そんなことはどうだっていいさ」
「でも」
「それに後悔というのは選択肢があった時にするものだ。君に出会った以上は、好きになるしかない。後悔しようがないだろう?」
少しおどけたようにそう言えば、ようやく彼女はこちらを見た。今にも泣き出しそうなその面持ちを見て、私は頭を傾ける。私には、彼女を笑わせるだけの力が不足している。これが目下の困った点だった。
彼女が天使病にかかっていなければ、きっと私のような古びたロボットは出会うことすらかなわなかっただろう。こうやって話ができることは奇跡なのだ。
確かに海はロボットには相応しくない場所だ。長くいれば錆びる。それはロボットにとっては致命的だった。だが彼女の病にはこの海風が一番効くという。ならばなんの躊躇いがあろうか。
「最後の時まで、君のそばにいるよ」
果たしてどちらの命が尽きるのが早いのか。それはわからなかったが、共にいられるのなら私には何も問題はなかった。
「後悔」
過去には戻れない
発した言葉は変えられない
起こした行動力は事実である
未来を予測する力があれば
私は後悔しないのだろうか
テーマ“後悔”
私の人生は殆ど後悔で出来ている。
ああすれば良かった。
あの時、あんな事しなければ良かった…。
とか。
まあ、後悔するという事は
何かをしたという結果なのだから、
(何もしなかったと言う後悔も、あるけれども。)
少しだけだけど、後悔が薄れたり……
しないかなと思ったり。
………買った果物
大事に大事に食べていたら
最後辺り、腐っていたと言う後悔は
何度か繰り返す。
大事に取っておいた
好きな食べ物、誰かに取られた
と言う後悔も…
結論。食べ物の恨みは忘れぬ…
結婚したほうがいいのか
それともしないうがいいのかと
問われるならば
わたしは
どちらにしても
後悔するだろうと答える。
(ソクラテス)「ギリシャ哲学者」
紀元前から、
ひょっとして
その前から、
人は
変わらず後悔し続けている
愛おしいね。
#後悔
※ソクラテス(紀元前470年頃ー紀元前339年)
ウィキペディアより
過去を振り返れば
忘れたくても忘れられない
思い出したいのに思い出せない
そんな記憶が数え切れないほど沢山ある
一生懸命その記憶をたどっていくと、時に
恐怖と後悔が押し寄せてくる
〈後悔〉
この泥くさいものが嫌いです。
いつもついてまわってきます。
これが無ければ困るのでしょうが、
今の私にとっては最早一切の元凶です。
常に私についていますが、
私がそれと分かり合えたことなど無く、
どんなときも思い通りにいきません。
私は其奴を締めあげます。
___私の、言葉を。
後悔
後に悔やむこと
後なら手遅れだね
やるって決めてたなら悔めばいい
結果は結果
やってみたことで得た成果が後悔
やらずに悔やんでも仕方ない
やっとけばよかったは
やれば良い成果が得れる時に限る
だけど
やったからって
同じ成果を得れるとは限らない
パラレルワールド
後悔したなら
いまから後悔をいかして
やってみたらいいと思うよ
後からでも得られるものなら
後悔してることは特にない
正確には
後悔するって判っても選択は変わらない
良い成果が出るからと
選んできた訳じゃないから
【後悔】
「大っ嫌い!」
そう言い放って、はっとする。
彼女の顔を見て、しまったと思う。
言葉は目に見えない。
けれど一度吐いた言葉は取り消す事もできやしない。
些細な事だったはずなのに。
私はもう、親友と呼べた彼女を取り戻す事は出来ない。
今もその記憶を持ったまま私は生きている。
それが私の後悔だ。
あの時の様にならぬよう、私は今も言葉選びに気をつけながら今日を過ごしている。
あぁ残念…。もう2日も書けなかった…。
昨日なんて、アプリを開く時間すらなかった。
どんなお題だったのかな。
みんなの投稿見たら分かるだろうけど、
自分で確認して、私も書きたかったな〜。
ノルマじゃないし、気楽に書こうと始めたけど、
こうなると、なんか悔しい。
ハアー…。
ここ最近で、一番の後悔かもしれん(苦笑)。
後悔
私にとって後悔は思い出したくないのに思い出してしまうものである。中学3年生の私でも小さい頃の楽しい思い出はあまり覚えていない。あぁあのときこんなことあったなぁや、人に言われてあーそうだったんだという感じだ。しかし、後悔はシーンとして私の脳内にしっかり焼き付いている。だが、【私】という人生を歩むことに後悔はつきものだ。だから、後悔を反省して、次に生かさなければならない。あのときできなかったから、次はできるように何をすればいいのか考える。そうして改善し、この世界に未練がないように生きていくしかないのかもしれない。
日曜日、晴れたら天体観測しない?
精一杯の勇気を振り絞って君を誘った。
当日は雨
水を含む重たい雲は満天の星空を隠した。
星々の数に負けないくらいの期待や想いも
重たい気持ちに隠した。
降り出した雨は、心も重ねる
今でも止まず水溜りを残しているのだから
#後悔
後悔
あの時、こうすれば良かった…
この時、あぁすれば良かった…
1日の終わりに、いつも反省の日々
でも…この反省があるからこそ
人は成長出来る!
明日こそは後悔のない日にしよう
後悔
泣いてきた過去があった。取り返しのつかないようなことをしてしまったり、誰かを傷つけたり、自分を傷つけたりして。
辛かったはずなのに、あまりよく覚えていないのが少しだけ悲しかった。心に少しだけ穴ができたみたいに、その隙間からさらさらと記憶が流れ落ちていく。
してきた後悔も、してこなかった後悔もたしかにそこにあったはずなのに、今じゃもう上手に思い出せないんだよ。
あのときああしていれば、こうしていれば、って思うけれど、今さら後悔したところで遅いこともよく知っている。だから、次はもっと上手に生きるよ。後悔なんてしないように、ちゃんと思い出せるように。
過ごしてきた過去ですら、愛しく思えるように。
後悔、うーん、後悔…後悔か〜
失敗は沢山してきたし、恥もいっぱいかいてきた
今思い出しても、うぐぐ…と唸りたくなることもある
深く記憶をたどれば物心ついた時からしてきた数々の愚行を思い出せる気がする
あーできれば思い出したくない、その辺は一生記憶喪失になりたい
ただそれは後悔か?と聞かれると、しっくりこない
ぴったりはまらない表現になる
なので、私は数々の愚行は後悔とは思っていないんだろう
自分のことながら、おそらく、としか言えないのだけど
数々の愚行にはきちんと自分の意志があったように思う
意志にもとづいた行動なので失敗しても恥かいても、やらなきゃよかった…にはいたらないのだろう
そうなると、自分の意にそぐわない行動には後悔がともなう、のかも
いやでも、意にそぐわずともそこで選択をしたのは自分なので結果それは自分の意志があったことになるか…
うーん、話が一周してしまった
…あ、あー!ひとつだけ後悔すること思い出した!
二日酔いだ!
あれはほんっと後悔しかない
あーすっごいしっくりきた
後悔=二日酔い
これだ、ぴったりはまった
自分の意志で飲み続けたとはいえ頭痛、吐き気、だるさはもう辛すぎて辛すぎて…
あんなに飲まなきゃよかった
あの一本で止めときゃよかった
調子乗ってしまった〜、となって
翌日のトイレは高確率で私と数多の後悔が便器にはまってます
後悔は、いまは無いとは言い切れない。
でも、
後悔にしない為に、いまを生きている。
#後悔
#後悔
剛輝と暮らし始めて1週間があっという間に過ぎた。
剛輝は仕事終わって帰ってくるのは夜中。
私も剛輝が帰ってきたのを確認をして眠りにつく。
そしたら剛輝はいつも寝室を覗いて自分の部屋に戻る。
朝起きたらいつもいない剛輝がいた。
『いい匂いする〜』
剛輝「おはようさん!フレンチトースト好きやろ?」
『なんで知ってんの?笑』
剛輝「寝言でフレンチトースト、、って言うてたで?笑」
『んな、バカな!言ってるわけないでしょ笑』
剛輝「あはは笑 ほらはよ食べて出かけんで!」
『どこに?出かけたらまずいよ、、お家にいなよ!』
剛輝「いいから出かけんで!」
剛輝の強引さには負けるなぁと思いながら
フレンチトーストを食べて支度を始めた。
(剛輝とでかけるの初めてだな、緊張する。)
支度が終わり、車に乗り込んだ。
剛輝「んんんー!外の空気はうまいなぁ!
最近スタジオにずっと居たから息苦しかったんやで?」
『そうだよね、大変だよね!おつかれさまです!』
剛輝「あ!仕事は楽しいんか?
話全然聞いてやれなくてごめんな?」
『あーうん!慣れてきた!』
剛輝「よかった、安心した。」
お昼ご飯を買ってブルーシートを敷いて
ピクニックをした。
たくさんお話をして、バトミントンしたり
フリスビーをしたりして遊んだ。
一息ついた時、言葉が漏れた。
『こういうの初めて、、、』
剛輝「ん?あー、そうか。初めてがいっぱいそうやな」
『あ、うん。』
剛輝「、、、お墓参りは最近したんか?」
『ううん、してない。行けてないの。』
剛輝「んー。行くか?」
『え?いいよ、今度一人で行くから。』
剛輝『それは心配ー!よし行こう!』
剛輝は思い立ったら即行動するタイプ。
だから思い立ったら歌詞を書きながら鼻歌をする。
すごい人だなぁ。
『お母さん、お父さん。』
剛輝「初めまして、藤堂剛輝です。」
『お母さん、お父さん。会いたいよ、、会いたい。』
私は泣き崩れてしまった。
そうしたら剛輝はいつものように抱きしめてくれる。
いつも助けられてる。
後悔はしたくない。
だから、私はこの人の手を離したくない。
失って気づくのは遅いと、養母が教えてくれた。
今傍にいてくれる人を大切にしなさいと。
だから私はこの人の傍で笑おうと神に誓った。
後悔したことって大きくなっても結構覚えてるよね。
私は幼稚園、小学校、中学校で後悔したことをずっと引きずっちゃうタイプ。
でも、君から離れたことは後悔してないよ。
君の幸せを願って離れたんだ。
もう、10年も前のお話だけど、きっとすぐ忘れるよ。
後悔してないから。
後悔は…誰にでもある
こうしとけば良かった
もっとちゃんとしとくべきだった
もっと親の言う事聞いとけばよかった
と…人間誰にでもある事
今の後悔を自分で考えれば…たくさん出てくる。
一番は、もっと自分の夢を早く見つけて叶えるべきだった…と
もっと早いうちから車の免許欲しかった…と
もっと早いうちから一人暮らししたかった…と
いくつもの後悔をしていました。
今は…車も一人暮らしも出来て夢に向かって突き進んでいる。
一人暮らしよりも今は、大切な人が支えてくれてここまでこれて居る。
後悔することのない人生をこれからも歩み続ける。
その行動を思ったのはなにか意味があるから。
そう思って過ごしてきた。
受験で受かった時もそう。
周りからは受かる確率が低いと言われて入学できたのもそこで【何か】をするため。
その【何か】はまだ分からないけど、それをこれから探していきたいと思う。
『後悔を後悔にしないために。』
意味を見つけながら生きていきたい。
これを読んでくれた貴方に…
『進んだ道は間違いじゃない。だから、大丈夫。』
今日のお題:後悔
この春に小学五年生になった娘は、無邪気に「今までに後悔していることってある?」と聞く。
愛娘には言えない。
生まれて来たことを後悔しているなんて。
君と出逢えたのは幸せだから、君にはこの先も笑顔でいて欲しいから、「なにも後悔してないよ」と私は笑顔で嘘をつく。