『待ってて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
テーマ“待ってて”
此処で待っててと言われ
ずっと待っている。
何分?何時間?何日?
もう、迎えになんか来ないと分かっていても
もしかしたら、と言う希望が捨て切れずに…
迎えにくるつもりなんか無いのなら
待ってて何ていう必要は無いんだよ。
例え、骨だけになろうが
その骨が大地に還ろうが
ずっと……待ってるよ。
永遠に。
『待ってて』
待っててね、もう少しで会えるから。
早く、早く会いたいんだけどね。
『ぽこん』
あなたも、私の想いに答えるように、反応する。
あなたは、どんな未来を掴むのだろう。
私達は、あなたを幸せに、穏やかに暮らせるように
導けるのかな。
不安が少しばかり襲う。
『ぽこん』
お腹を軽く蹴られる。
そうだね。大丈夫だよね。
あなたは、こんなにもお腹で元気なんだから。
そして
愛しい旦那様との結晶なのだから。
早く、早く会いたいね。
早く、早く…春にならないかな。
『ぽこん、ぽこん』
あなたも待ち遠しいのね。
待ってるからね、安心して生まれてきてね。
待ってて
待ってて
が口癖の友達がいた。
その子と話をした後
待ってて
と言われてクラスの外で待ってた。
そしたらその子は全くこちらに来ず、
休憩が終わった。
いい思い出。
#.病みのhpmiプラス 👔
お題:待ってて
やっと捕まえた。俺はずっとお前を狙っていたんだ。入社して俺の部下になった時からずっと、俺のものにする機会をずっと待っていた。
会社の飲み会があった時、俺はチャンスだと思った。彼女に2人で飲み直さないか、と提案を持ちかけたら、彼女は俺の意図に気付くことなく了承してくれた。
駄目じゃないか、簡単に人を信用しては。そう思いつつ俺は、彼女を自宅へと連れ帰った。
その後はもう簡単だった。酔っていて判断が鈍っている彼女に薬を飲ませ、あとは待つのみだった。
俺の腕の中で意識を失いつつある彼女を見ながら、俺は安堵した。
これで彼女が他の男の目に晒されることは無いし、俺以外の男と結ばれることもない。俺が捕まえておけばいい話だ。
だから待っててくれ、俺もすぐそっちに行くからな。
あと一年で受験が終わる。
そしたら、一緒にいよう
僕1人の妄想だけど、きっと君も賛成だよね。
あれ、君彼氏いたんだ。
普段おとなしいからいないと思ってたよ
悲しいな
待ってて____
堂々と目の前で悪口を言われる。
親友は、誰かの悪口を言うみたいに
私の愚痴を私に言う。
それがちょっと辛い。
いつも、ヘラヘラ笑う。
ストレスも不安もなにもないようにみせる。
怒りをぶつけないために、泣かないために。
ほんとうは3時ぐらいまでずっと不安で泣いてた、
なんて言ったらどうなるんだろね。
誰か親友に怒ってほしい。
私は加害者にはなりたくないから、
代りに怒ってほしい。
そんなずるいことを思ってしまう。
しょうがなくない、と思ってしまう。
待ってて
毎日毎日このお題に沿った出来事が起こる
あなたの言う人間になれるように頑張るから待ってて
と、思って1年以上色々頑張ってきた。
今日言われたルールを守れない人
生きていく上でとても大事なこと
常識のあるルール
そうでもないルール
ルールはいろんな種類がある。
守って当たり前
これを前提にして色々考えた
でもどーなんだろう
私は私でこの生き方嫌いじゃない
色々山あり谷ありあったし真っ直ぐ生きてきた人生じゃない
でもいろんな人に巡り会えた
私はそれだけでもとても価値ある人生だと思う
助言をくれるあなたはとてもありがたい存在
参考になることもいっぱいある
でも私はあなたのような考え方は窮屈なのかもしれない
そしてそんなあなたも窮屈なんじゃないかな?
だから頑張るから待ってては思わないかもしれないと今ふと思った。
待ってて
わたしは人に待っててとよくお願いする。やることが遅いから、待っててと言って待って貰うことがとても多い。要するにノロマなのだ。
家族と出かけた時も、友だちと会った時もだ。最近では歩くのも遅くなり、駅の階段で待って貰うことも増えた。
この場を借りてみんなに、
待っててくれてありがとう!こんなわたしに付き合ってくれてありがとう、と伝えたい。
明るい陽射しが窓からこぼれている。
その下でブランケットにくるまって昼寝をする。
タイマーをかけて15分。
ブランケットを頭からふわりと被るとあたたかい光で視界がいっぱいになる。
一気に穏やかな時間が流れ出す。
たったの15分だけど、とっておきの記憶。
#30 『待ってて』
ここで待ってて、と言って、
マサルくんはどこかに行ってしまった。
僕は言われたとおり、いつも遊んでいる公園のブランコに揺られながら、待っていた。
オレンジ色だった空がいつの間にか深い藍色に変わっていった。
そろそろ家に帰らなきゃ。
ママが心配しちゃうな……。
でも僕が帰って、マサルくんが公園に戻ってきたらどうしよう。
約束を破ったら、マサルくん怒るかな、それとも悲しむかな。
僕は少しオレンジ色が残った空の上の三日月を眺めていた。
あの三日月がいなくなったら、帰ろう。
もしマサルくんが怒ったり、悲しんだりしたら、三日月が家に帰ったからって言い訳をしよう。
僕は三日月を眺めながら、大きくブランコを漕ぎだした。
テーマ:待ってて #93
待ってて
あなたはそう言って帰ってこなかった。
待っていたのに。
ずっと、ずっと…
『今どこにいるのですか? 元気にいますか?
会いたいです。』
そう便箋に書いては丸めた。
本当に会いたいのか、わからない。
自分のことを捨てた人に。
本当に会ったら何を話せばいいか、わからないくせに。
でも道を歩く親子を見ると、あぁ、自分は普通じゃないんだなと思う。
なんで僕が。なんでこんな目に。
中学くらいのときはそう思っていたが、気がつくと高校を卒業していた。
施設の人は僕に優しくしてくれる。
それは、僕が『可哀想』だから…?
そう言われるのが怖くて聞けない。
時々便箋に書くのだ。届かないとわかっている手紙を。
切手を貼って出さないのに。
書いてすぐ丸めてしまうのに。
こんなことをしていても僕に空いている穴は、塞がりそうにない。
明日も明後日も
来年も再来年も
未来永劫
ここに戻るつもりは
全くないんだけど
そんな素振りは
一片も見せないから
明日も明後日も
気付かないふりをして
ずっと待っててよね
『待ってて』
待ってては思わせぶりの言葉にしか
聞こえないよ
返事待っててって言って、もう、1ヶ月になるよ
「待ってて」
「ちょっと待ってて」
彼はいつも忘れ物をする。
やれやれ、と腰に手を置き、私は靴を脱ぎ捨て廊下を駆けていく彼を見送る。
しばらくして、どたどた、と音がして彼が玄関まで帰ってくる。
「Suica。忘れてた」
「ちゃんと確認しなよー」
何故か子どものようなきらきらした笑顔の彼に私は呆れる。
この間は家の鍵、その前は帽子、その前は財布、その前は車の鍵-何故そんなにも忘れ物をするのか不思議でならない。用意をするときに荷物を一つ一つ確認すればいい話なのに。
ある日のことだった。
「ちょっと待ってて」
またか、と思いつつ、まあいつものことだしな、などと考えていた。
彼がポケットに手を突っ込み、家の鍵を探していると、どこかでパリンと音が聞こえた気がした。
「ねえ」
「何」
「何か割れた音しなかった?」
「んーしたかも。まあ、誰かがコップでも割ったんじゃない?」
確かに、ここはアパートだ。しかも壁が薄い。誰かが何かの拍子にコップを床に落として割った。十分にありえる。しかし、何だか嫌な予感がした。
「すぐ戻るから」
玄関の鍵を開け、また中に入る。
彼がリビングに消えていってしばらくした頃。
「誰だ!?」
彼の声だ。
そして、何やらリビングが荒らされているような音と共に、「いいから落ち着けよ」「うるせえ!」などと声が聞こえてきた。
誰かいるのか?
確かに彼の声とは違う、聞き慣れない声がした。男の声だ。
一応警察に電話しておいた方がいいか。そう思い、スマートフォンを操作し、電話をかける。
その間も、彼と知らない男が喋っている。
「俺はなあ!全部リセットするんだよ!全部リセットしてやり直すんだよ!」
「こんなところに大金なんかねえって。真面目に働けよ」
「うるせえ!どうせお前借金背負ったことないんだろ!どうせこの苦しみも分かんねえんだろ!」
「取り敢えずそれ置けって」
「不味い飯しか食えねえのはまだいい方だ!ヤクザみてえな奴らがよお!金取り立てに来るんだよ!玄関ドンドンドンって叩いてよお!怖えんだよ!おまけに毎日毎日電話もかかってくるし!もうこんな生活嫌なんだよ!」
「分かった!分かったから!」
電話を切ろうとしたそのとき、叫び声が聞こえた。しばらくして、窓が勢いよく開く音と、急いで立ち去る足音がした。
恐る恐る彼の名前を呼んだ。何も聞こえない。スマートフォンと荷物を放り出す。
家に上がると彼はリビングにいた。血溜まりに横になっている。脇には包丁が転がっていた。
ただの空き巣狙いだったが住人がいて驚き、たまたま見つけた包丁で刺してしまった、そんなところだと警察は言っていた。
何でよりによってうちに?朝にりんごなんて剥かなければ良かった。包丁をしまっておけば良かった。とっくに乾いていたのに帰ってからでいいやとそのままにしたから。警察を呼んでないで彼の元へ行けば良かった。そうすれば彼を守れたかもしれないのに。悔しくて悲しくて涙が止まらなかった。
「ちょっと待ってて」
何十回と聞いた言葉も、もう聞けないのかもしれない。そう思うと余計に胸が苦しくなるのだった。
数日後、彼の意識が戻った。
腹部を刺されていたが命に別条はないとのことだ。
「本当に良かった」
彼の手を握る。
「人間、そんな簡単に死なないから」
力なく、だが温かく笑った。
退院し、ようやく彼が出掛けられるようになったので、2人で博物館に行くことにした。
「今度こそ大丈夫ね?」
「多分」彼が自信なさげに答える。
「多分じゃ困る」
「大丈夫」
アパートの階段を降り、道に出る。
日差しが眩しい。帽子を深く被り直す。
「こんなに晴れてるのに午後から降るなんてね」
「嘘」
「言ったじゃん」
「えっと」
「何」
「その」
「もしかして」
「ちょっと待ってて」
待ってて
今は会えないけど
いつかはまた会える
今はそっちに
まだ行けないから
ゆっくりと待っててね
でも会いたいな
手を合わせながら
心の中で話しかける
待ってて
マイペースだね。
そう言って、みんなで先を行った。
振り向く気なんて無い。
待ってたら時間がもったいない。
みんな、そうして1歩。いや、何歩も先を歩く。
立ち止まってみる。
みんな、私には気づかず前に進む。
先週、あの子と歩いてる時、ふとそんな経験を思い出した。
立ち止まってみる。
どうしたの?早く行こ!
優しい声と笑顔。
あなたの後ろを歩くのやめるね。
あなたは私を見てくれない。
だから、私が前を歩く。
そしたら、あなたの前に私がいる。
私が振り向くから。
待ってて、あなたの前に行くから__。
電話の向こう、聞こえたきみの声。
微かに滲んだその色が、オレを落ち着かなくさせた。
「大丈夫」なんて、きっと強がりだ。
今から、どれだけ時間が掛かっても。
会いに行くから。
2歳の娘を保育所に預けるときがつらかった。
娘は泣いて離れない。
私も離れたくはない。
でも、離婚して二人暮らし
私が働かないと娘も私も生きてはいけない
『お仕事終わったら急いでお迎えに来るから待っててね。』と揺らぐ気持ちを奮い立たせ
保育所を後にし仕事に向かう
そんな毎日だった。
「待ってて」
あと一歩、あと一歩と…
足を止めないで、前へと進む
待ってよ、早すぎるよ、
悲しいという感情が言わんばかりに込み上げてくる
君に一歩でも良いから近づきたくて
歩くんだ
でも君は全然止まってくれなくて、ズンズンと
進んでいくから
どうやっても、追いつけないんだ
「待ってよ、行かないでよぉ……」
なんて言っても分かるはずないのに
思わずこう言ってしまったんだ
「和菜さんに追い付くくらいに強くなって魅せます」
「…うん、何処までも着いてきて追い付くくらいに」
「それまで、『待ってて』くださいね」
「ふふっ、幾らでも待つよ」
なら、今度は歩くんじゃなく走るよ
君に、和菜さんに追い付いてやる!