『幸せとは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
幸せとは
幸せとは?と聞かれて即答できる人はどのぐらいいるだろう?
“お金”や“愛”など幸せの定義は十人十色だ
私の幸せは“幸せだなと思える瞬間”だ
衣食住が保証されていること、お腹いっぱい食事をした時、友達や家族と過ごす時間など日常のちょっとした事が私の幸せだ
平等を謳う者
正義を振りかざす者
等しく欲を満たすだけの者
不幸を見せびらかす者
幸福を主張する者
等しく哀れな者
骸の山の頂で
鍵の掛かった箱庭で
偽幸を纏って笑い合う
さぞ楽しかろ さぞ苦しかろ
幼き夢が恋しかろ
青い鳥は姿を消して
何処の地でもう朽ち果てた
かつての景色が恋しかろ
幸を気にせず過ごした頃が恋しかろ
お題【幸せとは】
タイトル【或いは】
結婚して
幸せになる。
それは
合っているし
間違ってもいる。
結婚できて
確かに
幸せ。
側にいてくれる
味方でいる
人がいる
わたしは
その安心感が
すごく大きかった。
でも
ずっと一緒にいたら
ちょっとしたことで
ケンカもするし
お互いの家族のこと
今後のこと
考えることは
たくさんある。
ただ結婚しただけで
イコール幸せ
ではない。
でも
まだこの結婚を
後悔はしてない。
それは
幸せなことだよね。
#幸せとは
幸せとは
毎日が楽しくて嬉しくてそんな日々が続くこと
辛いこと、苦しいこと、悲しいことそんな日々が誰にだってある。
心無い言葉を言われて毎日楽しくない人だっている。
あー幸せだなーと感じることが幸せです どんなことでも思わずあー幸せだと 口から 出ることが本当の幸せです あったかい お風呂のお湯に浸かった時 美味しいものを食べた時 身近 に幸せなことはいっぱいあります 幸せを感じるのには 体が整っていなければなりません 体を整えるには まずは 十分に睡眠をあたること 散歩をすること バランスの良い食事です 毎日の幸せは シンプルです
【幸せとは】
SNSで流れてきた、先輩の披露宴の写真を眺める。
彼は綺麗な奥さんの隣で友人や家族に囲まれて幸せそうに笑っている。
「普通」の幸せ。「当たり前」のそれを享受することは自分にはできないな、と暗転した画面を見つめた。
幸せとはなんだろうか。
私の考えだけれども、幸せというのは自分の意思は自分で決めることができることだと思うんだ。
たとえ、それが死を選ぶ、という意思でそれを選択するのならね。
ーーーーーー
幸せとは
幸せって何だろう、と問いかけられて、咄嗟に答えられなかった。
生きるのに必死で、死なないことに必死で、大切な人を守ることに必死で。そのためにがむしゃらにもがいてきた。
誰もが、命の危機を隣に感じることなく、飢えることなく、死に至る“毒”をその身に受けることなく生きられたら、それが幸せというものではないかと願ったこともある。が、それは人が人と生きる以上、不可能なことだと知った。
子どもたちに木の実をもらった。拾い集めるのに、どんなに苦労しただろう。
嬉しかった。ありがたいと思った。
これが、幸せというものなのだろうか。
『幸せとは』
私にとっての幸せとは、愛犬と過ごした日々。
一緒に遊んだことも、気持ちよさそうに眠っているのを眺めたことも、全てが幸せな思い出です。
幸せとは
「魔法のピアノ」
私の幸せは母のひいてくれるピアノだ。
私はピアノを習っているが、うまくいかずに苦しくなる。
母が好きというわけでもないし、友達もいない。
人生に疲れた自分を癒やしてくれる魔法のピアノ。
そのピアノは私を優しく包み込んでくれる。側にいてくれる。
生きる糧になってくれる。
不登校になる勇気もなく、学校に行く勇気もない私に、居場所をつくってくれる。
音楽の世界は色々な音符であふれている。個性豊かな音符たち。
たまに尖った音符もいるけど、その音符も、自分のために尖っていたりする。
そうやって皆に存在価値や個性がある。じゃあ私は?
私は…
ピアノで、聞いてくれる人に自信をつけるため。
苦しくなるのは頑張っているからだろう。
明日もまた頑張ろう。辛くなったらまた魔法のピアノを聞こう。
母がいなくなっても、いつでも音楽の世界に行けるように、
弾けるように、なろう
ピアノは、音楽は、人を救ってくれる。そして、
夢は、努力の数だけ広がる。
無限に広がる、音楽の世界のように。
私に希望をくれた、広い広い、ピアノの鍵盤のように。
一生かけても分かるか定かではない人生の課題。
特に私はなかなか定義できないと思う。
いつもはっぴーに生きていられない質だーって
思ってしまうフェーズだから。
色々、本を読めばいろんな見方で解釈された
“幸せ”のかたちが描かれている。
それぞれ、とても良いと思う。
私にとって幸せとは何だろう?
好きな人が笑ってくれたとき?
お気に入りのものが見つかったとき?
季節をたのしめたとき?
美味しいものを美味しいねと言えたとき?
心がふっと温かくなるちいさな幸せは日常に散りばめられている。
それに気が付けるとき、「あぁ、私の心はいま悦んでいるのね」と感じられる。
その瞬間があることが、幸せなのかもしれない。
最近は気が付けない日が多い。
思うだけだけど、消えてしまいたくなる日の方が多い。
でも、かつては幸せだったんだよね、私。悦んでたもん。
見えなくても、散りばめられてる幸せに見守られてるよ。
いつだってそこにあるから、大丈夫、ゆっくり、私も幸せになれるよ。
そもそも幸せって言葉を作って
人は何をしたかったんだろう
現代だと哲学的大喜利のお題になってるけど
もともとは何のためにできた言葉なんだろう
それこそ幸せになる為に幸せは作られた言葉なんだろうか
「禁じ手だと、わかっていても」
『婚活で会う人にはね、あなたにとっての幸せって何ですかって訊くようにしていたの』
三年前に結婚し、現在育児中の友人の台詞を思い出す。
この言葉を聞いた当時はまだ、自分が婚活するなんて思ってもいなかった。
「君にとっての幸せって、どういうものだと思う?」
目の前にいるのは、マッチングアプリで知り合った、初めて対面する男性。
「あなたはどうなんです?」
質問に質問返しは禁じ手だけど、出方を見たい。
私の回答で今後の展開が決まるなら尚更。
初対面で一番最初に訊くのは、合理的過ぎやしませんかねぇ……と思いながら。
────幸せとは
「幸せになりたい」
真昼間の屋上で、もはや口癖と化したその台詞を長い長いため息と共に吐き出す。
目の前を塞ぐように立つ古ぼけた柵にもたれかかると、ギシギシと嫌な音を立てた。
毎日が退屈で、同じことの繰り返しだ。まるで、動物園の狭い檻に入れられて何度も同じところをぐるぐると歩いているトラみたいに。
そんな日々に心底嫌気がさしている。周りを見渡せばみんなが幸せそうに見えて、自分だけが取り残されているような気がした。
眼下を見下ろして、行き交う人々を眺める。
集団で歩く若者。手を繋いで寄り添うカップル。
急ぎ足のビジネスマン。観光客らしき外国人。
彼らは今、いったい何を考えているのだろう。
びゅう、と一際強く吹いた風が、長い髪をバサバサと乱した。
「幸せって、そんなに大きくなきゃいけないの?」
いつかの友人の言葉が脳裏によぎる。
結婚?安定した暮らし?元気な子どもを産むこと?数え切れないほどの友達?
もちろんそれは幸せなことさ。でも、じゃあそれらを手にしていない人は不幸なのかい?
いいや、決してそうじゃない。
小さな幸せを探してみてごらん。
案外、近くに転がっているものだよ。
独特の気障ったらしい言い回しが耳につく。彼の純粋さを反映するかのように澄み切ったその青い瞳を真っ直ぐに受けると、ひどく胸がざわざわした。
自分の中の、幼くて未熟で汚い部分を、認めざるを得なかった。
「うるさいうるさい。分かったようなことを言うな」
頭の中の残像を打ち消すかのようにかぶりを振って、大きく息を吸い込んだ。冷たい空気が肺いっぱいに入り込む。いまだにジメジメとした胸の奥にまで、この新鮮な酸素が届けばいいのに。
目を上げれば、私のちっぽけな悩みなんか笑い飛ばすかのように、空は鮮やかに青く、太陽は眩しく照りつけている。それらをじっと睨みつけ、踵を返した。
風で乱れた髪をまとめて一つに結わう。
「だいぶ伸びたな」
低めのポニーテールをゆるりと撫でながら、今度髪を切りに行こう、なんてそんなことを考えた。
『幸せとは』
なにが、「幸せは歩いてこない」だ。
幸せに繋がることだと信じ選んだ選択肢の先には
幸せなんてなかったくせに。
あんなに幸せだったのに更に幸福になろうと踏み出した瞬間全て失い、また闇を彷徨うことを強いたくせに。
あんなに、空は輝いているのに。
まだ、輝き続けるはずだったのに。
幸せの定義は分からない。
ただひとつ。
ただ一つ明確なことがある。
それは幸せのため信じ進んだ故に手に入る景色。
それは失い彷徨い続けたものの特権。
空をみてごらん、
目に浮かぶ水が零れないように。
涙で滲んだ星空ほど輝くものなどないだろう。
幸福を前にし歩みを止めた愚者の見る太陽より、
彷徨いながらも歩み続ける星空の方がどれほど素晴らしいのだろうか。
どんなに考えたとて、それは一つに定まらない。
けれど、それでも。
幸せ···心が満ち足りているさま。· 幸福。幸い。
誘われるがまま後をついて回って、役に立てるのなら何でもする。悪いことでも責任を肩代わりしても嘘をつくことで守れるならばいくらでも言葉や態度を飾ろう。私を必要としてくれるならば、他のことなんてどうでもいい。
そういう盲目的な言動でしか他人との関係を保つ方法を知らない。本やネットでは、自分を大切にしようとか自分の意見を伝えようとか解決策で溢れているのにその全てがピンとこないのだ。大切にするってどうやって?意見を伝えるのと我儘との違いは?そもそも自分って何なの?
よくわかりもしないことで他人を困らせてうざがられるなら、適当にいい思いをしてもらって関係を切られたほうが安心する。よく偽善だなんて言われるけど全部本気だよ。相手が満足できたならそれでいいじゃないか、自分とは違って明確な幸せを得ようと頑張っているのだからその手伝いができたら嬉しいでしょ。
生きる意味は人それぞれなんでしょ、だったら偽善なんて言う資格も権利も誰にもない。これが私の幸せだよ。
【題:幸せとは】
幸せとは、三者三様つまり人それぞれだ。
他人と分かち合う幸せ、独り占めする幸せ。この世には人の分だけ幸せがある、
19.幸せとは
刺すような明るい光に、グッと体を押さえつけられるような感覚。突然の事で一瞬何が起こったのか分からなかったが、すぐに元いた世界に戻ってきたのだと理解できた。
─── ─── ─── ─── ─── ─── ───
この世界から感情という不完全なものを消し、新たに完全な世界を創造する。アカギはこの夢を実現するために二体の伝説のポケモンを利用しようとした。空間を司るとされる「パルキア」、時間を司るとされる「ディアルガ」。この二体を使役するために多くの時間と資金が必要だった。
計画の第1歩として、資金や手駒を集めるためにギンガ団という組織を立ち上げた。表向きの事業内容は新エネルギーの開発とし、ここを隠れ蓑に様々な実験を行ってきた。集まった部下たちは不完全な感情に支配されており、醜く、そして扱い易い。不完全な感情は他人に付け入る隙を与えてしまう。
計画は順調に進んでいった。三体の湖の精から赤い鎖 ── モンスターボールと違いポケモンの本来のちからを制限せずに使役することができる道具 ── を作り出し、途中にチャンピオンと謎の少女に計画の邪魔をされたりもしたが、遂に二体の伝説のポケモンを使役することに成功した。
さあ後はこの世界を作り替えるだけだという、そんな瞬間、アカギは謎のポケモンによって謎の空間(やぶれたせかい)に引きずり込まれてしまった。そこは元の世界からは隔絶された、世界の反対側のようだった。物理法則が働いておらず、浮島があちこちに浮かんでいる。そこから流れ落ちる水は止まることなくどこまでも流れてゆく、そんな世界だ。
(あぁ、私の計画はすんでの所で何者かに阻まれてしまったのか。もう少しで感情のない完全な世界が完成し、このどうしようもない絶望や怒りに苛まれることも永遠に無くなっていたのに……)
ここからどうすることも出来ないことを悟ったアカギは浮島からこの不思議な空間へと身を放った。全方向から引っ張られるような、押されるような、不思議な浮遊感を感じつつ、アカギは目を閉じた。
─── ─── ─── ─── ─── ─── ───
(もうこちらの世界に戻ってくることもないだろうと思っていたのだがな)
送りの湖で目を覚ましたアカギは行くあてもなくシンオウ地方を徘徊していた。やぶれたせかい で廃人になりかけていたアカギにもう一度計画を立て直すだけの情熱は最早ない。もはや自動駆動人形と同じだった。そんなアカギに声をかけてくる者もいない。
そんな状態で1週間ほど過ぎた頃、どこかで聞いた声に呼び止められた。
「アカギさん!?」
振り向くと「感情は大切だと思う」という一心で、アカギの計画を阻止しようと何度も立ち向かってきた、謎の少女ことヒカリが立っていた。その横で相棒であろうエンペルトがこちらを威嚇してくる。ポケモンを自分自身の一部としてとらえ、自身の力と考えているアカギと違い、ヒカリはポケモンへ愛情を持って接していた。
「アカギさん、どうやってこっちに帰ってきたんですか」
そう問うてくるヒカリの目にはうっすらと涙が浮かんでおり、声は少し震えている。まるでずっと心配していたんだと言わんばかりだ。
「なぜ君が私のことを気にかけているのだ。かつての悪人が目の前に現れたのだから、驚きこそすれ泣くことはないであろう」
「そんなことないです!アカギさんが やぶれたせかい
に消えてから、シロナさんは私に『これで良かった』『よくやった』って言ってくれたんですけど、この結末にどこか納得いかなかったんです。それにロトムや228番道路のおじいさんも……」
ヒカリの正義感はとても強かった。無意識のうちにアカギのような自分と相反する理想を掲げる者ですら救おうとするほどに。
それはそうとして228番道路の老人にアカギは心当たりがあった。いつかのタイミングで縁を切った親族の一人である祖父。アカギが感情を恨むようになった理由、親やロトムのこと。
「どうやら私の居ないうちに余計な知識をつけてきたようだな。ただもし私のことを救おうなどと考えているなら、それは余計なお世話以外の何物でもない」
「それでも、今も昔もアカギさんは全然幸せそうじゃないどころかなんだか苦しそうだから」
「自分の幸せを犠牲にしてまで他人を助けるなんてのは本末転倒なんじゃないのか」
「私はこの世界の全ての人を救うことはできないだろうけど、私の知っている人だけでも幸せでいてくれたら、それがわたしの幸せだと思うんです。」
「だから、だからチャンスをください。絶対にアカギさんを幸せにしてみせますから」
一匙のティースプーンにのった
お砂糖ほどの小さな幸せ
瞬く間に紅茶に溶けてしまって、
取り出すことはできなくなる
あっという間に過ぎ去ってしまうけれど
どうしても名残惜しくて
ずっとマドラーでぐるぐる掻き回してしまうの
ほんの僅かな幸せのひとときを忘れられないまま
ソーサーを持ち上げる
カップの水面に映る淋しげな自分を口に含んで、
幸せをまたひとつ、飲み込んでしまったの
幸せってなんだろう、ふとそう思った
美味しいものを食べること?
大金持ちになって豪遊すること?
たくさんの人から愛されること?
どれもいいけど、
やっぱりあなたと一緒にいることには敵わないね
食も、お金も、愛も、貴方がいるなら二の次でいい
あ、でもあなたは愛、持ってて
ずっとそばにいて
私に幸せを注いでね
書き始めの私へ
簡単なことじゃん、彼がいればそれ以上の幸福はないよ