『幸せとは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
幸せとは
「魔法のピアノ」
私の幸せは母のひいてくれるピアノだ。
私はピアノを習っているが、うまくいかずに苦しくなる。
母が好きというわけでもないし、友達もいない。
人生に疲れた自分を癒やしてくれる魔法のピアノ。
そのピアノは私を優しく包み込んでくれる。側にいてくれる。
生きる糧になってくれる。
不登校になる勇気もなく、学校に行く勇気もない私に、居場所をつくってくれる。
音楽の世界は色々な音符であふれている。個性豊かな音符たち。
たまに尖った音符もいるけど、その音符も、自分のために尖っていたりする。
そうやって皆に存在価値や個性がある。じゃあ私は?
私は…
ピアノで、聞いてくれる人に自信をつけるため。
苦しくなるのは頑張っているからだろう。
明日もまた頑張ろう。辛くなったらまた魔法のピアノを聞こう。
母がいなくなっても、いつでも音楽の世界に行けるように、
弾けるように、なろう
ピアノは、音楽は、人を救ってくれる。そして、
夢は、努力の数だけ広がる。
無限に広がる、音楽の世界のように。
私に希望をくれた、広い広い、ピアノの鍵盤のように。
一生かけても分かるか定かではない人生の課題。
特に私はなかなか定義できないと思う。
いつもはっぴーに生きていられない質だーって
思ってしまうフェーズだから。
色々、本を読めばいろんな見方で解釈された
“幸せ”のかたちが描かれている。
それぞれ、とても良いと思う。
私にとって幸せとは何だろう?
好きな人が笑ってくれたとき?
お気に入りのものが見つかったとき?
季節をたのしめたとき?
美味しいものを美味しいねと言えたとき?
心がふっと温かくなるちいさな幸せは日常に散りばめられている。
それに気が付けるとき、「あぁ、私の心はいま悦んでいるのね」と感じられる。
その瞬間があることが、幸せなのかもしれない。
最近は気が付けない日が多い。
思うだけだけど、消えてしまいたくなる日の方が多い。
でも、かつては幸せだったんだよね、私。悦んでたもん。
見えなくても、散りばめられてる幸せに見守られてるよ。
いつだってそこにあるから、大丈夫、ゆっくり、私も幸せになれるよ。
そもそも幸せって言葉を作って
人は何をしたかったんだろう
現代だと哲学的大喜利のお題になってるけど
もともとは何のためにできた言葉なんだろう
それこそ幸せになる為に幸せは作られた言葉なんだろうか
「禁じ手だと、わかっていても」
『婚活で会う人にはね、あなたにとっての幸せって何ですかって訊くようにしていたの』
三年前に結婚し、現在育児中の友人の台詞を思い出す。
この言葉を聞いた当時はまだ、自分が婚活するなんて思ってもいなかった。
「君にとっての幸せって、どういうものだと思う?」
目の前にいるのは、マッチングアプリで知り合った、初めて対面する男性。
「あなたはどうなんです?」
質問に質問返しは禁じ手だけど、出方を見たい。
私の回答で今後の展開が決まるなら尚更。
初対面で一番最初に訊くのは、合理的過ぎやしませんかねぇ……と思いながら。
────幸せとは
「幸せになりたい」
真昼間の屋上で、もはや口癖と化したその台詞を長い長いため息と共に吐き出す。
目の前を塞ぐように立つ古ぼけた柵にもたれかかると、ギシギシと嫌な音を立てた。
毎日が退屈で、同じことの繰り返しだ。まるで、動物園の狭い檻に入れられて何度も同じところをぐるぐると歩いているトラみたいに。
そんな日々に心底嫌気がさしている。周りを見渡せばみんなが幸せそうに見えて、自分だけが取り残されているような気がした。
眼下を見下ろして、行き交う人々を眺める。
集団で歩く若者。手を繋いで寄り添うカップル。
急ぎ足のビジネスマン。観光客らしき外国人。
彼らは今、いったい何を考えているのだろう。
びゅう、と一際強く吹いた風が、長い髪をバサバサと乱した。
「幸せって、そんなに大きくなきゃいけないの?」
いつかの友人の言葉が脳裏によぎる。
結婚?安定した暮らし?元気な子どもを産むこと?数え切れないほどの友達?
もちろんそれは幸せなことさ。でも、じゃあそれらを手にしていない人は不幸なのかい?
いいや、決してそうじゃない。
小さな幸せを探してみてごらん。
案外、近くに転がっているものだよ。
独特の気障ったらしい言い回しが耳につく。彼の純粋さを反映するかのように澄み切ったその青い瞳を真っ直ぐに受けると、ひどく胸がざわざわした。
自分の中の、幼くて未熟で汚い部分を、認めざるを得なかった。
「うるさいうるさい。分かったようなことを言うな」
頭の中の残像を打ち消すかのようにかぶりを振って、大きく息を吸い込んだ。冷たい空気が肺いっぱいに入り込む。いまだにジメジメとした胸の奥にまで、この新鮮な酸素が届けばいいのに。
目を上げれば、私のちっぽけな悩みなんか笑い飛ばすかのように、空は鮮やかに青く、太陽は眩しく照りつけている。それらをじっと睨みつけ、踵を返した。
風で乱れた髪をまとめて一つに結わう。
「だいぶ伸びたな」
低めのポニーテールをゆるりと撫でながら、今度髪を切りに行こう、なんてそんなことを考えた。
『幸せとは』
なにが、「幸せは歩いてこない」だ。
幸せに繋がることだと信じ選んだ選択肢の先には
幸せなんてなかったくせに。
あんなに幸せだったのに更に幸福になろうと踏み出した瞬間全て失い、また闇を彷徨うことを強いたくせに。
あんなに、空は輝いているのに。
まだ、輝き続けるはずだったのに。
幸せの定義は分からない。
ただひとつ。
ただ一つ明確なことがある。
それは幸せのため信じ進んだ故に手に入る景色。
それは失い彷徨い続けたものの特権。
空をみてごらん、
目に浮かぶ水が零れないように。
涙で滲んだ星空ほど輝くものなどないだろう。
幸福を前にし歩みを止めた愚者の見る太陽より、
彷徨いながらも歩み続ける星空の方がどれほど素晴らしいのだろうか。
どんなに考えたとて、それは一つに定まらない。
けれど、それでも。
幸せ···心が満ち足りているさま。· 幸福。幸い。
誘われるがまま後をついて回って、役に立てるのなら何でもする。悪いことでも責任を肩代わりしても嘘をつくことで守れるならばいくらでも言葉や態度を飾ろう。私を必要としてくれるならば、他のことなんてどうでもいい。
そういう盲目的な言動でしか他人との関係を保つ方法を知らない。本やネットでは、自分を大切にしようとか自分の意見を伝えようとか解決策で溢れているのにその全てがピンとこないのだ。大切にするってどうやって?意見を伝えるのと我儘との違いは?そもそも自分って何なの?
よくわかりもしないことで他人を困らせてうざがられるなら、適当にいい思いをしてもらって関係を切られたほうが安心する。よく偽善だなんて言われるけど全部本気だよ。相手が満足できたならそれでいいじゃないか、自分とは違って明確な幸せを得ようと頑張っているのだからその手伝いができたら嬉しいでしょ。
生きる意味は人それぞれなんでしょ、だったら偽善なんて言う資格も権利も誰にもない。これが私の幸せだよ。
【題:幸せとは】
幸せとは、三者三様つまり人それぞれだ。
他人と分かち合う幸せ、独り占めする幸せ。この世には人の分だけ幸せがある、
19.幸せとは
刺すような明るい光に、グッと体を押さえつけられるような感覚。突然の事で一瞬何が起こったのか分からなかったが、すぐに元いた世界に戻ってきたのだと理解できた。
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この世界から感情という不完全なものを消し、新たに完全な世界を創造する。アカギはこの夢を実現するために二体の伝説のポケモンを利用しようとした。空間を司るとされる「パルキア」、時間を司るとされる「ディアルガ」。この二体を使役するために多くの時間と資金が必要だった。
計画の第1歩として、資金や手駒を集めるためにギンガ団という組織を立ち上げた。表向きの事業内容は新エネルギーの開発とし、ここを隠れ蓑に様々な実験を行ってきた。集まった部下たちは不完全な感情に支配されており、醜く、そして扱い易い。不完全な感情は他人に付け入る隙を与えてしまう。
計画は順調に進んでいった。三体の湖の精から赤い鎖 ── モンスターボールと違いポケモンの本来のちからを制限せずに使役することができる道具 ── を作り出し、途中にチャンピオンと謎の少女に計画の邪魔をされたりもしたが、遂に二体の伝説のポケモンを使役することに成功した。
さあ後はこの世界を作り替えるだけだという、そんな瞬間、アカギは謎のポケモンによって謎の空間(やぶれたせかい)に引きずり込まれてしまった。そこは元の世界からは隔絶された、世界の反対側のようだった。物理法則が働いておらず、浮島があちこちに浮かんでいる。そこから流れ落ちる水は止まることなくどこまでも流れてゆく、そんな世界だ。
(あぁ、私の計画はすんでの所で何者かに阻まれてしまったのか。もう少しで感情のない完全な世界が完成し、このどうしようもない絶望や怒りに苛まれることも永遠に無くなっていたのに……)
ここからどうすることも出来ないことを悟ったアカギは浮島からこの不思議な空間へと身を放った。全方向から引っ張られるような、押されるような、不思議な浮遊感を感じつつ、アカギは目を閉じた。
─── ─── ─── ─── ─── ─── ───
(もうこちらの世界に戻ってくることもないだろうと思っていたのだがな)
送りの湖で目を覚ましたアカギは行くあてもなくシンオウ地方を徘徊していた。やぶれたせかい で廃人になりかけていたアカギにもう一度計画を立て直すだけの情熱は最早ない。もはや自動駆動人形と同じだった。そんなアカギに声をかけてくる者もいない。
そんな状態で1週間ほど過ぎた頃、どこかで聞いた声に呼び止められた。
「アカギさん!?」
振り向くと「感情は大切だと思う」という一心で、アカギの計画を阻止しようと何度も立ち向かってきた、謎の少女ことヒカリが立っていた。その横で相棒であろうエンペルトがこちらを威嚇してくる。ポケモンを自分自身の一部としてとらえ、自身の力と考えているアカギと違い、ヒカリはポケモンへ愛情を持って接していた。
「アカギさん、どうやってこっちに帰ってきたんですか」
そう問うてくるヒカリの目にはうっすらと涙が浮かんでおり、声は少し震えている。まるでずっと心配していたんだと言わんばかりだ。
「なぜ君が私のことを気にかけているのだ。かつての悪人が目の前に現れたのだから、驚きこそすれ泣くことはないであろう」
「そんなことないです!アカギさんが やぶれたせかい
に消えてから、シロナさんは私に『これで良かった』『よくやった』って言ってくれたんですけど、この結末にどこか納得いかなかったんです。それにロトムや228番道路のおじいさんも……」
ヒカリの正義感はとても強かった。無意識のうちにアカギのような自分と相反する理想を掲げる者ですら救おうとするほどに。
それはそうとして228番道路の老人にアカギは心当たりがあった。いつかのタイミングで縁を切った親族の一人である祖父。アカギが感情を恨むようになった理由、親やロトムのこと。
「どうやら私の居ないうちに余計な知識をつけてきたようだな。ただもし私のことを救おうなどと考えているなら、それは余計なお世話以外の何物でもない」
「それでも、今も昔もアカギさんは全然幸せそうじゃないどころかなんだか苦しそうだから」
「自分の幸せを犠牲にしてまで他人を助けるなんてのは本末転倒なんじゃないのか」
「私はこの世界の全ての人を救うことはできないだろうけど、私の知っている人だけでも幸せでいてくれたら、それがわたしの幸せだと思うんです。」
「だから、だからチャンスをください。絶対にアカギさんを幸せにしてみせますから」
一匙のティースプーンにのった
お砂糖ほどの小さな幸せ
瞬く間に紅茶に溶けてしまって、
取り出すことはできなくなる
あっという間に過ぎ去ってしまうけれど
どうしても名残惜しくて
ずっとマドラーでぐるぐる掻き回してしまうの
ほんの僅かな幸せのひとときを忘れられないまま
ソーサーを持ち上げる
カップの水面に映る淋しげな自分を口に含んで、
幸せをまたひとつ、飲み込んでしまったの
幸せってなんだろう、ふとそう思った
美味しいものを食べること?
大金持ちになって豪遊すること?
たくさんの人から愛されること?
どれもいいけど、
やっぱりあなたと一緒にいることには敵わないね
食も、お金も、愛も、貴方がいるなら二の次でいい
あ、でもあなたは愛、持ってて
ずっとそばにいて
私に幸せを注いでね
書き始めの私へ
簡単なことじゃん、彼がいればそれ以上の幸福はないよ
自分の中にある望みを叶えそれで新しい目標を作り挑戦することが幸せの一つである。
《 幸せとは 》
仕事が忙しかったり
楽しくて遊び過ぎちゃったり
他にも嬉しいことやしんどいことが
いろいろあるけれど
いつもと同じ日常が送れること、かな
そこに愛する家族が一緒にいればもっと幸せ
自分が考える幸せとは
自分がいなくなった時、悲しんでもらえること。
そして時折、こんなことあったよね。
って思い出してもらえたら、さらに嬉しいかな。
と思います。
幸せか〜
ちょっとしたことで笑えることかな
思い詰めるとなかなか笑えないから、ちょっとしたことで笑えるなら、それはわたしの中で幸せなことだと思う
現代社会で意外と「幸せになるために何かする」という人は少ないように思う。一昔前は、家庭を持ち家を買い子供を育て、老後の資金を蓄えて往生するというのが幸せのカタチとして定式化されていた。しかし今はその定式化された価値観が揺らぎ、各々の価値観が尊重されると言われる時代となった。それに伴い「好きなことをする」というのが幸せの代名詞となり、「幸せ」という概念が何やら宙に漂ってあまり見向きをされなくなっている気がする。
推し活という言葉ができて久しいが、この推し活も「好きなことをする」という価値観がメジャーになったからこそ生まれた言葉であろう。昭和の時代に推し活だ、などと言いようものなら「いい歳してそんなことせずにさっさと結婚して子供を持て」と家族のみならず会社の上司やはたまた十年来の友人までもが、社会悪を見つけたと言わんばかりに鋭利な刃物を振りかざし、あるべき「幸せ」を掴めと突き刺してきたであろう。
今の時代に「幸せになりたい」という目標を持つ人は少ない。それは幸せが形をもったものではなく、各々のうちに秘められた価値観であり、個性であり、主張となったからである。
「自分はこれが好きなことであり、これをしている自分こそが自分である」と発信する場があり、その発信によって自分を形作り、同じ価値観を持つ者の間で認められ合いたいという欲望の元にまた新たな発信をする。この一連の活動の中で幸せが各人の中で定義づけられ、後天的に「今の自分は幸せである」という状態だと判断するのである。そしてその幸せは「今」という時点から永続的に続くものではなく、その好きなことをしているまさにその瞬間が「幸せ」であると自らに言い聞かせる。
昭和から平成を経て、令和に至るまでの価値観の変遷により、「幸せ」とは目指すべき目標、達成すれば永続的に続くと信じられる先天的な価値観から今夢中になっている状態、その瞬間に感じられる後天的な価値観へと変化を遂げた。
その変化により「幸せ」は人々に標榜される共通概念ではなくなり、各人に秘められ特段取り沙汰されないものへと変貌を遂げたのである。
んー… これでいいのかな?
ま、録れてなかったら、またやり直せばいっか。
わーい、みんなー ママだよー
こんなことするのね、初めてなんで、ちょっと緊張してます。
えーとね、
パパ、カナ、ユキト
ママ、これまでね、最高に幸せだった!
あなたたちといられたことが、私にとっての、幸せです。
すっごく感謝してる。
パパ、結婚してくれて、ありがとう。カナとユキトを、私に与えてくれて、ありがとう。
カナ、すっごくきれいになったね。
ユキト、いつも冗談を言ってくれて、楽しかったよ。
私は、もうすぐ逝くけど、家族で、いつまでも、仲良く楽しくいてくれることが、ママのたった一つの願いです。
愛してるよ。
これまでも、これからも、ずっとずっと愛してるよ。
お題:幸せとは
「あーあ、彼氏欲しい」
「急にどうしたの」
貴方の家でゆっくりと晩酌を楽しんでいたら、普段恋愛をしないような貴方が急にそんなことを言い出したから、少しびっくりした。
「だって、自分を好きでいてくれる異性がすぐそばに居るだけで、幸せな気分になれそうじゃない?」
「貴方、彼氏いらないってこの前言ってたじゃない」
「うん、いらない」
「なんなのよ」
「でも、羨ましいの。私、こうやって意地張って、ずっと彼氏作らないできたけど、本当は自分は寂しいんじゃないかって、幸せに感じてないんじゃないかって、思うようになっちゃって」
「幸せなんて、人それぞれじゃない。彼氏以外の幸せを見つければいいのよ」
「それが分からないの。最近、何やっても、心ここに在らずというか。何にも、楽しくないの」
貴方は月を見ながら、ただそう言った。顔はよく見えないけれど、でも、いつもの貴方らしくないと思った。
「幸せって、なんなのか、分からなくなっちゃった」
幸せとは。
誰もが考えたことがあって、明確な答えを持ってる人はきっと少ないこの問は、貴方を苦しめていつか殺してしまうのではないかと、私は密かに思った。
「ねぇ葉瀬(ようせ)、幸せってなんだと思う?」
ゲームをしている玲人(れいと)は目線を画面から葉瀬へ移して話しかける。
「え?幸せ?うーん…」
少し驚いた葉瀬と目が合う。
「幸せかぁ...難しいね......人によって幸せって違うもんね」
「葉瀬は...どう思う?」
「私は...」
葉瀬はコントローラーを持っていない方の手を顎に置く。
「わからないけど…嬉しかったり、心地よかったりするのが幸せなのかな?」
(「じゃあそれが葉瀬の幸せってことなの?」って聞いたら、そうなのかなぁ?って昔返されたっけ…)
と、あの日と同じゲームをしながら玲人は葉瀬に再び質問する。
「なぁ葉瀬」
「何?」
「幸せって何?」
「んぇ?幸せ?なんで?」
「なんとなく」
互いに画面から目線を離さず、前だけを向いて会話を続ける。
「葉瀬にとって何が幸せなの?」
「えー...?んー...」
カチカチ、とボタンを押す葉瀬。
「......今、かな」
「ん?今?」
玲人は気になって一度操作が止まる。葉瀬はぼんやりと画面を眺めながら、続けて答える。
「うん、今。玲人とゲームしてるこの時間が、私にとっては幸せ」
玲人は驚いてバッ、と葉瀬の方を見る。葉瀬は相変わらずボタンをカチカチと押して、画面を眺めていた。
「......それは、ゲームしてる時間が幸せなの?」
「ううん、玲人とゲームしてるから幸せ......あ、いや玲人と居られるから幸せなのかな」
そう言って葉瀬がチラリと横を見ると、玲人がコントローラーで顔を隠していた。
「ちょっと、何してんだよ」
「.........今、ちょっと顔見られたくない」
「なんだと。顔見せんか」
「やめろバカ」
頑なに顔を隠そうとする玲人の腕を、葉瀬は引き剥がそうとする。
「...玲人顔真っ赤」
「だからやめろって言ったんだろ阿保っ...!」
「あだっ!」
がすっ、と葉瀬の頭に手刀が落ちてくる。良いところに入ったのか「いてぇ」と頭を押さえてうずくまった。
「そーゆー玲人はどうなんだよ。何が幸せなの?」
「俺は......えっ...?なんだろ......ふわふわで甘い時が幸せ?」
「そーーれ......うん、いいと思うよ」
葉瀬は何か言いかけたが、言葉を飲み込むことにした。
「ふわふわで甘い時かぁ......あれ...なんか、幸せの話って前もしなかった?気のせい?」
「んー、したかもね」
「やっぱり?なんて話したっけ」
「覚えてない」
「えー、思い出してよー」
「うーん、嬉しかったり心地よかったりするのが幸せって答えてた葉瀬なら覚えてるんけどなぁー」
「いやそれじゃん。覚えてんじゃん」
お題 「幸せとは」
出演 葉瀬 玲人
幸せとはなんだろう。愛なのか?お金か?友情か?私は幸せとはまずは自分のことを大事にするだと考える。人のことを愛する前に自分を愛していないと人をちゃんと愛せない。自分が嫌いと言う人がいるど、みんな自分の悪いところがある。自分の悪いところまでしっかり愛するということが幸せに繋がるのではないでしょうか
りんごあめ