『幸せとは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
幸せとは
「ねえ、しあわせってなあに?」
それは、夕方6時の、テレビでやっていた特集のタイトルだった。
それをそのまま、4歳の姪っ子に聞かれたのだ。
「なんだと思う?」
「よくわかんないから、おじちゃんに聞いてるのー!」
ふむ、と少し考えてから。
「そういうのは、自分で見つけるものなんじゃないかい?」
「なによ、もういいっ!」
答える気がないとわかった姪っ子は、次は自分の姉に聞きにいった。
姪っ子の背中を見つめながら、よくよく考えてみる。
自分には、家族がいる。
……いや、「大切な人たち」というほうが正しいか。
自分は独身だが、そこはあまり気にはしていないし。
こうして、姉弟も、姉の家族も、そして両親も生きている。
腹がへれば、食べることができて。
のどが乾けば、飲み物が飲める。
眠くなれば、布団で眠れるし、風をしのぐ窓もある。
そして朝は、姪っ子たちのケンカで起きることになる。
そんな、当たり前に過ぎていく正月。
その「当たり前」は、幸せで、なんと贅沢なものか。
「幸せとは」
幸せの定義なんてわからないけど
大切な人がそばにいてくれる
そのあたたかさが幸せなの
幸せとは、欲望を満たすことである。
いきなり俗物的になったなと思うだろうが、本質的にはこの二つってそんな大差ないよな、といろんな創作物を読んでわかった。
ヒトが産み、ヒトが叶えるものなのだから、きっとそうだし、ヒトによって幸せのカタチは様々なのである。
『幸せとは』
好きな人と体を合わせるのが私の幸せ。好きな食べ物を腹いっぱい食べるのが俺の幸せ。温かい毛布にくるまって眠るのが僕の幸せ。好きな酒をしこたま飲むのがワシの幸せ。大好きな息子の野球の試合を観に行くのがアタシの幸せ。
「幸せ」とは人の数だけ種類のあるものだと思います。
______やまとゆう
【幸せとは】
波打ち際に足をひたした君が、楽しそうに笑っている。おいでよと手招きする彼女にひらりと手を振って応じ、僕は砂浜から腰を上げた。
ざぶん、ざぶんと音を立てて打ち寄せる波の音が心地良い。君が隣にいるならなおさらだ。差し出された君の手に自分の手をそっと重ねた。
別に幸せになりたくて生きてきたわけじゃない。それでも君が隣で笑ってくれるなら、それだけで幸せだなと思ってしまうんだ。馬鹿みたいな単純さに、自分でも呆れてしまうけれど。
あなた方が思い描く幸せとは何でしょうか
この世界にたくさんの思い出があることでしょうか。
美味しいもの食べることですか良い思い出を作ることでしょうか。
しかし、私たちの幸せとはまた違った次元にあります。
それは存在する豊かさとともに
全生命が手を取り合って、
共鳴していく生きている喜びを共有することです。
それが私たち生命体の証なのです。それは刹那的なものでなく、永久的なものであり、
立ち消えるものではなく、常にずっとあるものです。そして今すぐここで私たちはそれを体験することができるでしょう。
【幸せ】
って、よく感じる人もいれば感じない人もいると思う。ちなみにわたしは……ご想像にお任せします。
美味しいもの食べたり、なにか嬉しいことがあったりすると幸福感って感じますよね。
だから、幸せってそういう小さいことの積み重ねなのかなぁと思います。違うかもしれませんけど。
幸せとは
「今日で一週間か....」私は、溜息を吐きながら カレンダーの日にちを黒で塗りつぶして行く
「どこで何やってんだか~」 呆れながら
私は、放浪癖のある恋人の顔を思い浮かべる。
「馬鹿...」私はクッションに顔を埋め
此処に居ない あいつを罵倒する。
(今日が何の日かあいつ分かってんのかなぁ~)
今日は私の.... その時
ピンポーンと玄関チャイムが鳴る
誰だろうと 私は、何の気なしに玄関に
向かい 扉を開ける。
すると... 「ハッピーバースデー
誕生日おめでとう!」
大きな花束を持ったあいつが立って居た。
「いやあ~びっくりしたでしょう
サプライズ成功かなあ!」
何の悪気も無く 緩い笑顔を浮かべる
あいつの胸に飛び込み 「馬鹿...」と呟く
私のそんな姿を見て あいつは苦笑して
「ただいま!」なんて当たり前の様に
言うから 私は涙が出て 腹立たしい
気持ちも少しあったのに それを水に
流して 忘れる位 全てどうでも良くなった。
貴方が出て行ってしまうのは仕方ない
そんな真っ直ぐ前を見てどんどん突き進んで行く貴方を好きになったんだから...
だけど一つだけ約束してくれた
二人の大切な日には必ず帰って来て
側に居るから....
その約束だけは、絶対に守ってくれる
貴方が好き
幸せを運んで来てくれる貴方がどうしようも無く好きなんだ!!
幸せとは
一日一日を生きているだけで偉い。
人それぞれが幸せと感じる瞬間が幸せ。
もし幸せと感じないなら、見つければいい。
焦る必要も無い自然と出てくるもの。
普段は適当に済ませてしまう朝食だけど
今日はちょっと贅沢にしてみる
コーヒーを淹れて
食パンを焼いて
ジャムをたっぷりと塗って
ヨーグルトを用意する
コーヒーを1口飲み、午後の予定を考える
決めた 今日は1日のんびりしよう
たまにはこういう日も大事だよね
あぁ 幸せだなぁ
【幸せとは】
人生における幸せとか不幸せとかはあまり考えないようにしているので、身近な幸せを。
某量販店で購入した暖かな掛け布団カバーを布団にかけて、ふかふかの感触を味わっているときに幸せを感じる。また、そういう時間を持てることをありがたく思う。
『幸せとは』
幸せ
幸せになるためには、
考えなければならないわ
ただの幸せは
すぐに、手に入っても
勉強して、働いて、
そして、手に入れた幸せは
考えないと、できないわ
自然に埋もれて睡る、誰にも見つからずに。そしたら君に会えるはずだ。君に会えたらそれが私の幸せだ。幸せとは自然に還り最愛の人に会える事だ。
幸せとは外側に探す物ではない
自分の内側に全てある
外側に無い物ねだりをすればするほどないことを知る
幸せとはなんだろう
沢山ものを買うこと?
アクセサリーのように恋人を身に付けること?
自分を商品のようにアピールすること?
お酒に酔って現実逃避すること?
お金のために生きること?
幸せとはきっと
自分が心から大切にしているもの
それを死守し抱きしめられること
幸せとか人によるよな みんな違うからさ
世界的に悪なことだって僕には綺麗に映るから
勝手に不幸とか幸せとか決めつけないでほしいよな
それで僕も決めつけないって約束するよ
13年生きた僕の肖像
きっと誰にも視線を向けられないだろうけど
生きててよかったって思えたなら
出会えて良かったって思えたなら
ちょっと成長したって思えたなら
褒められたなら 気にかけてくれたなら
其れは僕の幸せ
幸せとは
私の幸せって何だろう?
どこまで望めばいいんだろう?
欲望にはきりがない。
長い間迷い続けて、今ようやく思うのは、
着るもの、食べるもの、安心して住むところがあって、
大事な人達が少しいて、
寂しさを感じないこと。
それが私の幸せ。
#137
幸せとは。世界一幸せな国にネットが普及したら国民の幸福度が下がったとかいう話は結構有名だな。
結局幸せというのは主観であり比較することでなくなるものなんだろう。
自分が幸せだと思っていれば貧しくとも幸せであり自分が不幸だと思えばどれだけ恵まれた環境にいようと不幸なのだ。
大昔に比べれば今の人は貧しい人でも物質的には恵まれているだろう。食うに困り餓死するような人はほとんどいない。
なのに自分は不幸で恵まれないとなげく。ネットがある現代で比較するのは昔じゃなくて今いる自分以外の人だからだ。それが普通だ。
だから暖かい場所で眠れて三食食べられるのに更に金がないとか働きたくないとか望むのも仕方ないことだ。
この情報社会で幸せになるにはなにか一つでいいから愛せるものが必要だと思う。愛こそ幸せなのだ。
「おはよう」「おやすみ」を言える相手が居ること
一緒にご飯を食べる相手が居ること
困っている時に声をかけてくれる人がいること
幸せとは一緒に笑い合える人がいること
幸せとは自分を支えてくれる人がいること
─────『幸せとは』
幸せとは 家族と食卓を囲むこと
幸せとは 猫の胸毛で溺れること
幸せとは 友達と馬鹿騒ぎ話すること
幸せとは 好きなご飯を食べること
幸せとは 学校に行けること
幸せとは 眠れるベットがあること
幸せとは 帰る家があること