『幸せとは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人それぞれ、幸せの型があるんだろう。他人の不幸に引き摺られないことだ。
幸せと思うことが幸せで、それは、なにも揺るがない。
しあわ〜せ〜とはー
星が降〜る夜と、まぶしい朝ーが〜、
繰り返すようなも〜のじゃな〜く、
たいせつなーひとにー、ふりかーかぁったあー
雨に傘をー、させるーこーとーだー。
病んだ時よく考える。幸せってなんだろう。
病んでない時なら「2次元美形ヤンデレ見れることが幸せ」って答がすぐにでるんだけど、病んでる時だとそうもいかない。
あんなに幸せを感じていたのに幸せが何かわからなくなる瞬間。なんでなんだろう。
そして他の人の方が幸せに見えてしまう。それからそんな不幸な自分なんか〜が始まって泣いて寝るまでがワンセット。
泣き寝入りして忘れられることも幸せなのにそれすら分かっちゃいねぇあの病んでる時。
結局幸せはひとそれぞれでぐにゃんぐにゃんに曲がって様々なんだろうなって事にたどり着いた今。
『幸せとは』
今日
お父さんと自然に喋れたし 料理も上手く作れた!
『幸せとは』
幸せとはなにかしら
誰かと恋をすること?
美味しい物を食べること?
いつも笑っていること?
自分を犠牲にして、他人を幸せにすること?
確かにどれも幸せで、ある人にとっては不幸せだわ。
幸せに答えなんて無いんじゃないかしら?
今からお話するのはそんな幸せを分けて貰ったのに、物足りなくて、探していたお客様のお話よ。
「私の才能を開花させてください!」
ある日赤い扉から入ってきたのは、ボロボロの服を着たまだ年若い女性だった。
服のボロボロ具合からみれば、そんなに裕福ではないと安易に想像できるだろう。
想像通り、あまり食べれていないのかこけ落ちた頬にギロリと覗く目をみると痛々しくて、魔女は悲しそうに眉を寄せた。
女はここが願いを叶える場所だと聞けば、身なりに合わない掌サイズのサファイアを取り出し、取り乱しながらテーブルの上に捨てるように石を転がす。
「そのサファイア、大切に持っていれば幸せになる石よ。」
心底要らなそうにサファイアを置く女に、あまり良い感じはしないものの、石をよく見てみれば誰かの強い思いが詰まっていて、石を尊重し持っていれば幸福を招く良いものなのにと思いながら問いかければ、女はバカにするように鼻を鳴らして笑った
「こんなもの有ったってなんになります。
ただの石じゃないですか。
私の国には大きな金の王子の像がありました。幸せの象徴だなんて建ってた像は金や宝石で飾られてて、そんな像の目は優しい王子からの贈り物。
大切にすればするほど幸せになるよなんて周囲は言ってましたが、そんな目を貰ったって全く効果なんてありませんでしたよ。
何が選ばれて凄い!ですか。もっと目に見えて幸せが欲しかった私は劇作家を目指しています。
あなたが魔女なんて言うなら私を劇作家として開花させてください。」
せっかく頂いた幸運を蹴り飛ばして、もっともっとと浅ましくも自分の幸せを望む女の姿に今までは悲しみの表情で見ていた魔女も、憐れみの表情を浮かべ、優しい王子が差し出した手を弾いてまで、そんなに自分の才能を開花させたいならと妖艶な笑みを浮かべ薬瓶を一つ取り出す。
「ええ。才能を開花させるくらい簡単に私は出来るわ。
これを飲んでさっき入って来た赤い扉から出れば、貴女は一躍有名人よ。
ただ、一つ貴女から感情が一つ抜け落ちてしまうわ
とても大事な感情よ。それでも飲みたいかしら?」
何かを叶えるにはそれなりの対価を払うのが世の常。
苦労しなければ手に入らない物を簡単に手に入れたいと思えば、対価が重くなるのも当然の事で。
魔女が彼女に望んだ対価は
"慈悲の心"
誰かを思いやる優しい心。
対価の説明を詳しくしようと口を開きかければ、なんでも構いませんと女は薬瓶の中身を飲み干してしまった。
「これで、私も有名人…ふふっ
出て有名人になって無かったらまた文句を言いに来ます」
どこまでも貪欲な女は飲み干した瓶もテーブルに置き満足げに笑って上機嫌で元来た赤い扉から出ていってしまった。
魔女の力は本物。
女は外に出れば劇作家として有名になっているだろう。
けれど、思いやる心無くして女はうまくやれるのだろうか。
「せっかく安泰な幸せを貴方に頂いたのに、貴方を大切にしないからこんな場所に来てしまったのね。」
もう出ていった女の事なんて気にしない魔女は、残された石を持ち、女の慈悲の心をポケットに入れると、泣いているように冷たいサファイアを撫でながら身勝手に幸せを願う2つの心に
「幸せとは難しいものね」
と小さく呟いた。
幸せを探そうとすると
普段は体験しない
大きなものばかり考えてしまうけど、
普段感じる幸せって
美味しいご飯を食べてる時だと思う。
よく生きているだけで幸せって言うけど
あまりピンと来ない。
でもまぁ、好きなことしたり感じるのは、
大元は生きていることに繋がるよね。
だから、自分としては
生きている「だけ」で幸せ、というより
生きている「から」幸せを感じることが出来る。
って言う考え方がいい。
"幸せとは"
美味しい物を食べている時とか、好きな香りを嗅いでいる時とか、誰かといる時とか些細な事で感じるものだと思う。
けど感じるタイミングは様々。その時に『幸せだなぁ』って感じる人もいるし、失ってから気付く人もいる。
俺は後者。失ってから幸せだったと、大切だったと気付いた。
その時の喪失感は、今も忘れない。
だから、俺の周りにあるものを失わないよう全てを大切胸にに抱いて今までを生きてきた。これからも変わらず、全てを大切に胸に抱きながら生きていく。
幸せとは
幸せになりたいと願ってなれるものでもなく
努力してなれるものでもなく
その中にいても気づくのはなかなか難しく
それ自体が目に見えるわけではなく
誰かにあげたり
誰かにもらったりするものでもなく
ただ少し離れてみたとき
あれが幸せというものだったのかとか
何気ない瞬間にこれが幸せってやつかとか
頭ではなく身体じゅうで、心じゅうで
じんわり感じるものだと思う
幸せとはただのことばで
定義なんてものはなくて
その人その人によって
幸せの大きさや形や意味は違うのだと私は思う
幸せとは
基本的には気づくこと
けれど
知れば知るほどに
自分を納得させられる
理由が見つからなくなる
見えなくなる
生きてきて得られた価値観が
自分を苦しめる
でもやっぱり
言ったもん勝ちだよ
私は幸せだ
不幸だなんて思ったら
私が好きなものたちに申し訳ないからね
「ねぇ、幸せってなんだと思う?私最近、わかんなくなってきてさ」
「そんなの、人それぞれ違うじゃない」
と、貴方はサラッと言った。
「そうだけど……じゃあ、あんたの幸せはなんなの?」
「うーん、友達と一緒に過ごせることかなぁ。あ、あと好きなものを食べるとか……」
「なんか、普通だね」
「それでいいの。幸せは、高望みすると絶望するだけだから。身近に幸せを感じれれば、また明日も生きていこうって思えるから」
そう言ってる貴方は、またいつものように太陽みたいな暖かい笑顔を私に向けた。
そんな顔されたら、また明日も生きていこうって思ってしまうじゃない。
私の心が感じるもの
与えてもらうものではない
お金で買えるものでもない
私の心に響くもの
あなたのあたたかさを感じた時
涙が溢れるような言葉をかけてくれた時
感謝できる時
小さなことでいいんだ
私が幸せだと感じられたら
それだけで いいんだ…
【幸せとは】#59
#幸せとは
「何にも脅かされない減ることのない快楽」
例えば
楽しみに買ってしまっておいたアイス
一瞬しかない正月休みを乗り越え
今日を終えた私へのご褒美を食べる
その瞬間の快楽が、減った。
「速やかな自首を薦めますが?」
もしこんな事が続くなら、
私のささやかな快楽が"脅かされる"状態になる。
今、手を打たなくては。
「あーー弁明があります。」
「先に代案を求めます。」
私は怒っていた。
何時もならファミリーパックのアイスを買う。
あなたも私も食べるからだ。
けど、あのアイスだけは特別だった。
たったひとつだけ冷凍庫に忍ばせた
私のご褒美だったのにっ、!
すると、ソファをスタッと立ち上がり寝室へ。
クローゼットを開ける音がして、何かを手に戻って来た。
「昼過ぎに、出来たんだ。かなり良い出来。絶対似合うし、手触りもサイズ感も今までに無い位良い感じで、気付いたら昼過ぎてて、飯食ってなくて、そしたら美味そうなアイスを見付けて思わず。」
革小物を作るこの人は、ここ最近唸りっぱなしで良いデザインが降ってこない、と悩んでた。
それが一昨日から作業部屋に篭ってたから、てっきり別の注文をこなしてると思ってたけど。
結婚してから毎年、財布を作ってくれる。
確かに、今年のこれは今までよりずっと洗練されたデザインな気がする。
分かんないけど。
丸いデザインとファスナーの摘みが可愛い。
「気に入った?」
「うん。可愛い。」
「それで、代案のアイスなんだけど。俺着替えてくるから一緒に行きませんか。金は出すから、実際財布に入れて出す所とか、使ってるとこが見たい。あと、今日星がめっちゃ見えるってラジオが言ってた。」
「つまり?」
「良い物が出来て浮かれてるから、嫁とデートしたいデスすみませんっ。」
これじゃ怒るに怒れないじゃ無いか。
「カッコいい服にしてね。作業着にダウンは嫌。」
「分かった!」
慌て過ぎて壁にぶつかりそうになってる。
よっぽど嬉しかったんだろうな。
「ふっ、大型犬みたい。」
ふと思い立って散歩をするように。
好きな時に家を出て
ひとりで音楽に浸りながらふらふらと歩いて
ふと入った公園で一期一会の出会いをして
人の小さな幸せの形を見て胸を動かされて
疲れたらブランコに座って休んで
また歩き出す。
喉が渇いてコンビニに立ち寄って
両親は知らない自分の好きな飲み物を買って飲んで
ふと目に入った風景を写真に撮って
なんとなくそろそろ帰るかと思った時に帰る。
そんな、気ままに、好きなように、好きなことを、好きなタイミングでするような。
そんな人生が私の幸せ。私の望み。
/幸せとは
全て好奇心
「将来どうするん?笑」
「さあ?どうするんやろな。」
小学生の頃から好奇心で動いていた俺等だから、将来について全く何もしていなかった。
普通の人だったら、もう少しで就職という時期なのに勉強も何もしていないから、普通に仕事に就けれる訳もない。
「煙草一本くれよ。最近金欠やからさ笑」
「また?ホンマに変わらへんなあ…笑別にええけどさ。」
勿論金もない。
友達のコイツはまだ親のスネをかじっていられるけど、俺はもう親に見捨てられてしまった。
「お前の事を信じていたのに…本当に見損なったよ。後は自分一人で生きていくんだな。」
別に誰も俺の事を信じろだなんて一言も言っていないのに、勝手に裏切られて、勝手に見損られた。
まあ別に俺は夢とかも無いから、将来に期待なんてしてなかった。
「どーするよ、この先。」
深夜の2時ぐらいに子供のときから来ていた公園のブランコに座って、これからの事を話していく。
「……好奇心で一回死んでみるか?笑天国とか地獄とか、噂より見てみたくね?笑」
「ははっ、お前らしいわ。その好奇心、買ったぜ?後々やっぱりっていう言葉は無しだからな?」
「ああ。」
俺等に子供の頃に輝いていた大人の姿は、このようになってしまったのか。
本当に悲しいな。
(数日後)
「最近さ、インステで生配信で自殺配信して亡くなった人が居たんだって!」
「見た見た!!高層ビルから飛び降りだっけ…?遺書が後々見つかったとき、私めっちゃ泣いちゃったよ!!」
[俺の人生は全て好奇心で作られた。
中身は他の奴等より、沢山の事が詰まっている。
子供の頃に輝いていた大人の姿は、何て残酷な姿になって終わってしまったのだろうか。
生きているときは何にも上手くいなかったし、苦しかった。
俺の死はただの好奇心。]
このままずっと時間が止まってほしい、
って思える時かな。
釜を開ける。炊きたての熱い蒸気が顔に当たると腹が鳴った。
No.7 幸せとは
幸せとは。
幸せとは
スキマジカンの
側に
いる事。
お母さんが元気で
推し事が
楽しみ。
美味しいご飯も
食べたい。
テーマ【幸せとは】
幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘をさせることだ
何の為に生きて行くのか
答えなんてなくていいよ
会いたい人と必要なものを少し守れたら
背伸びもへりくだりもせずに
僕のそのままで愛しい気持ちを歌えたなら
幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘をさせることだ
瞬きもせずに目を凝らしても見付かる類のものじゃな
い
だからそばにいて欲しいんだ
夢のために生きられた人
逸れた道が正解だった人
誰かの為に費やした人
自分を生きた人
誰にもなれなかったけど
ただ今日も僕を必要だと思ってくれたら
幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘をさせることだ
また弱さ見付けて戸惑う僕に
でもそれが出来るだろうか
目を閉じて見付けた場所で
幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘をさせることだ
そしていつの間にか僕の方が守られてしまうことだ
いつもそばに いつも君がいて欲しいんだ
目を開けても 目を閉じても
「瞬き」より
幸せとは、
自分の子供心を大事に大事に抱きしめ続けられること
幸せとは
幸せとはどんなもの?
幸せとはどんな気持ち?
幸せとはどんな状態?
「心が満ち足りている」ことを幸せと
呼ぶならば、それは人それぞれかも
でも、これだけは言える
幸せかどうかは「自分」にしか決められない
だから
自分が「幸せだな〜」と感じたら
それが 幸せ
どんなに小さな事でも
どんなに日常的な事であっても
周囲の人たちとは違っていても
「幸せだなあ〜」と感じたら
それが 幸せ
幸せは自分が決めるものなのだから・・・