『平穏な日常』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「間もなく、東日本大震災発生時刻になります。」そんなアナウンスが聞こえたのは図書館で本を読んでいる時だった。私は東日本大震災がいつ起こったかなんて知らない。ただ昔にあった大きな地震。そう思っていた。黙祷をするのは8月6日(広島の原爆投下日)だけだし、当時私はまだ幼かったため、ニュースを見ることもない。だからこそ、痛感した。昔なんかじゃない。この日この時、沢山の人が亡くなったのだと。このアナウンスがなければ、その人達のことも知らず一日を終えていたのだと言うことを。私はもう一度目を閉じて、今平穏な日常がここにあることを、とても幸せに感じた。
『平穏な日常』 110
「なんで自殺なんてしようとしたんだ……っ!」
「……そうだね。
なんて言えばいいんだろう、強いて言えば"生きていたら駄目だと思った"……とかかなぁ」
「何だよそれ……もっと生きてくれよっ!
今までそんな素振りなんて無かったじゃないか、頼むよ!
そんなに俺達は頼りないのかっ?!」
「あぁ、そういうのじゃ無いんだ。
君達のことは大好きだし、とても良い人達だなぁと思ってるよ」
「じゃあ何だ?
何でも言ってくれ、出来ることなら何でもしてやるからっ!」
「じゃあ僕を殺してくれないかな?」
「……え?」
「でもきっと君達にはそんなこと出来ないし、それが正しいと思ってる。
だから自分で殺すしかないんだよ」
「な、何でそんな……」
「こんな事を考えたんだ、"人類の未来には希望なんて無い"って。
人が本当に自殺してしまう時っていうのは、本能を塗り潰すぐらいの激情に駆られた時か、その逆で感情そのものが希薄になってしまった時だよね」
「…………」
「僕達は死ぬことに対して恐怖を覚えるだろ?
つまりどんな状況だろうと普通は生きようとする。
恐怖するのは死なないようにする為の感情だよ。
痛みを感じるのは生き残る為の感覚だよ。
お腹が減るのは生き続けるための機能だよ。
自分の意志に関わらず体は生きる為に働いていることからも、それは正しいだろうね」
「…………」
「理由までは分からないけど、生物の遺伝子には"生き残れ"という命令が既に刻み込まれているんだ。
数十億年の進化の過程で刻み込まれていったんだろうね。
だから生きたいと思うことは当然で、死にたいと思うことは本来の生物として異常なんだよ」
「……」
「そのうえで現在の世界での自殺者の割合が増え続けているのを考えた時に、僕達は近未来で滅亡してしまう運命なんじゃないかって。
そんな未来が近くまで迫っているんじゃ、僕達が生きていく為の希望なんて無いなって」
「……だから死のうとしたのか?
その考えに至ったお前は未来に絶望して、生きたいという感情も死ぬことに対しての恐怖も、どちらも感じとれなくなったから自殺なんてことを「それは違うよ」……!」
「そうじゃないんだ……逆なんだよ。
他人の事なんて何も知らないくせに。
世界の事なんて何も知らないくせに。
自分で行動を起こすことも無く、何かを変えようとする意識もないくせに、さも自分が賢い傍観者の様に振舞って決めつける愚者。
仕舞いにはその妄想のみで未来には希望がないなんて考える屑。
そのくせそいつ自身は平穏な日常を享受して現在を生きているんだ……!
……そんな奴がいたら、そいつは最も忌避すべき悪人だとは思わないかい?」
「……じゃあお前は」
「あぁ、そうだね。
僕が自殺しようとした要因は自分に対しての激情だよ。
僕が絶望したのは未来なんかじゃない……」
──自分自身なんだ。
平穏な日常から君はいなくなった
次戻ってくるのはいつになるかな
そんなに長く待てないよ
こんなに君を欲しているのに
君に伝えることすら拒まれる
次会う頃には色々変わってやるんだ
びっくりするかな
褒めてくれるかな
褒めてくれたら嬉しいな
もう少しで誕生日だね
おめでとう
その一言は伝えたいけどどうしようか
迷うなあ
みなさんなら何らかの手段で伝えますか?
それとも黙っておきますか?
コメント機能ないけれど意見が欲しい気持ちです
平穏な日常があるから
暇とかつまらないと
思うことが出来る。
平穏な日常
前に話したことがある。
私は2つの欲を持っているんだ
だらだらしたい。楽に生きたい。安穏とした日々を送っていたい。
焦りたい。がむしゃらに生きたい。刺激的な毎日を送りたい。
きっとどっちも本当の願いで、私は臆病だからいつもゆっくりと過ごしている。
平穏な日常は、全速力の前の休憩時間。
そう言い切ることができるほど、何かをしているわけじゃない。
こうでありたいも、こうするべきだも分かるけど、熱を向ける先が決まらない。だからこそ、一つに向かってがむしゃらに生きることに、憧れている
11
「平穏な日常」
朝起きて
(おはよう)
ご飯を食べて
(いただきます)
(ごちそうさま)
それぞれの
第二の居場所に向かう
(行ってきます)
陽が沈めば
ほんとの居場所へ
(ただいま)
お風呂に入って
お布団に
(おやすみなさい)
日々の繰り返し
なんてことない
ありふれた日常
退屈と感じるかもしれない
だけど
それがいつかは
無くなるかもしれない
平穏な日常は喪失する日常と
隣り合わせ
背合わせ
そう考えると
平穏な日常を送れること
それ自体が奇跡
なのだから
忘れがちだけど
ちゃんと感謝して
ちゃんと生きなきゃ
って想うのよ
平穏な日常
それは
突然壊れるもの
1日あれば
人も
環境も
世界も変わる
目を開けると、見慣れた天井があった。
カーテンの隙間から差し込む光があたっている所が若干温かい。
寝返りをうちスマホで時間を確認する--6時半。アラームより少し早く起きたらしい。
今日も学校に行って、授業を受けて、部活やアルバイトはしていないからそのまま家に帰る。
宿題があればやるけれど、ないなら夕飯までスマホをいじって、夕飯を食べてお風呂に入って、またスマホをいじってそのまま寝る。
毎日その繰り返し。つまらなく変化のない毎日。
だからと言って、これといった刺激を求めている訳ではない。
このままなんとなく、平和で平穏な日常を過ごすことに何か問題があるのかと言われたらそうではない。不満があるのかと言われたら返答に困るけれど。
さて、今日もいつもの一日が始まるのか。
私はむくりと起き上がる。ベッドが反動でギシリと鳴った。
シャーッとカーテンを開けると、朝日が射し込み私を包みこんだ。
--そう、光に包み込まれたのだ。
私の知っている平穏な日常、いつもの一日、ではない。
その光はまばゆく、視界が真っ白になる。
視界が戻った時、私の目の前にあった光景は……。
【平穏な日常】
※なにかの物語の冒頭みたいな感じに。
平穏な日常…
コロナ禍も少しずつ緩和されて、日々の生活の有り難みが身にしみる
些細な喜び 生きてる有り難み ちょっとした事が感謝感謝ですね
高価な物で自分を奮い立たせなくても、プチ贅沢で自分を喜ばせるだけで良いかな
こだわりなんて要らない!
自分を喜ばせるのは自分…どうせ生きるなら楽しく過ごそうよ
ピピピピピッ。ピピピピピッ。
アラームが鳴る。あぁ起きなきゃな。
ピピピピピッ。ピピピピピッ。
アラームは鳴り響く。あぁあと10秒だけ。
ピピピピピッ。ピピピピピッ。
アラームは鳴り叫ぶ。あぁやっぱりあと1分。
ピピピピピッ。ピピ、、
アラームは諦めた。まぁもういいや寝よ。
【平穏な日常】
平穏な日常。
平穏な日常とは何か。
私は平穏な日常が好きだ。
そんな私は幸せ者だ。
今日高校を卒業した。
高2の夏、身体を壊し全日制から通信制に転校。世の言葉を借りれば決して順風満帆な高校生活ではなかった。
だけれど今日、数は多くはないけれど、大切な大切な友だちとお互いを祝い合い、写真を撮った。
中学、それから転校する前の高校の恩師が3人も祝いに来てくれた。
2年前の私には到底想像も出来ないほど幸せで恵まれた日だった。
そして明日は大学入試。
私なりに死にものぐるいで戦った成果を全力で出し切ってこようとも思う。
今日は平穏な日常というにはあまりにも濃い日だった。
# 平穏な日常
日常を平穏だと感じるには、平穏じゃない状態を経験しなければならない。私はそんな経験したくない。
ありふれた日常を平穏だと思う間もなく、毎日を忙しく怠惰に過ごしていたい。あーつまんないな、何か起きないかなと思いつつ何も起きない現実を憂いて、厨二病よろしく自分が主人公になる夢想をしながら、明日が続くことを奇跡だなんて思わないまま眠りたい。
震災に関する内容が含まれています。
気をつけてください。
もうこんな日常には飽き飽きだ。
毎日同じことの繰り返し。
何か面白いことでも起こったらいいのになー。
今日の部活なんて休んでやろうかな。
どうせ、頭が痛いとか言っとけば休めるだろ。
あーあ、明日提出しなきゃいけない課題やってねーや。
帰ったらやらないとなー。
うわっこの音、めっちゃ嫌いなんだよな。
焦るからほんとやめてほしいわ。
津波とか、こっちまでこないっつーの。
なんかムカついてきたし、ゲーセンにでも行こうかな。
そのついでに海どうなってるかチラ見してこよ。
「平穏な日々」
あのときの震災は、地震の揺れが凄かったので、
この詩みたいな感じの方は少なかったと思いますが、
緊急なんたら速報とかそういう系のやつがきたらすぐに学校とか体育館とかに避難しましょうね。
立っていられないような揺れが1分も続いたら尋常じゃないんで、そんなんがきたらとにかく海から離れて、
それこそ学校とかの避難所になるとこに避難してください。
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャを先日立ち上げたので、
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平穏な日常
何か物足りない
そんな時もあるけど
何気ない日々を
過ごせていることが幸せ
でも来月から異動
この日々も生活リズムも変わる
落ち着いて平穏な日常に
なるのはいつになることやら
平穏な日常
いつものありふれた風景が
どんなに大切かと考えさせら
れる1日でした
生きていることに感謝…
命に感謝
ありがとうございます
『平穏な日常』
28年前 阪神淡路大震災
数多の人々の日常が突然奪われた
22年前 アメリカ同時多発テロ事件
数多の人々の日常が突然奪われた
12年前 東日本大震災
数多の人々の日常が突然奪われた
今現在
ロシア軍によるウクライナ侵攻
トルコシリア大地震
数多の人々の日常が突然奪われている
家族が友人が仲間たちが
大切な人々が
目の前に
隣に
すぐ側に
当たり前のようにいた日々
平穏な日常が全て奪われ
悪夢のような現実が目の前にある
テレビの向こう側で起こっている現実
自分とは無関係に思って観ていた
自分の身には
起こるはずないと
他人事だと
もしも
自分自身に
同じようなことが起こったら
なんて想像もしたことなかった
一変した日常を取り戻すのは難しい
それでも人は
立ち上がる強さを持っている
そんな姿を見ると
ゆるゆるで毎日を送っている
自分の日常を反省する
反省するんだけど…すぐ忘れる…
平穏な日常が、一番だって分かってる。
それがもたらす平和もありがたみも、失ってから気づくものだということも。
でも、私は少年のようにキラキラしたい
泣いて、叫んで何かに渇望して。
やりたい放題な彼に、憧れてる
やんちゃな君を渇望してる
戻らない君を追いかけている
平穏無事な生活を求めてるのに
それでも君を求めてやまない心は
平穏じゃあいられない
私は君になりたいんだ
君を求める私はいつだって、不安定な日々を送ってる。
私は普通の暮らしをしている。最高の出来事はないが、最悪の出来事もない。ただ毎日学校に行って、友達と話したり、遊んだりして夜に眠る。平凡で、平穏な日常だ。
まあつまり、退屈なのだ。平凡で平穏な日常は、確実である代わりに退屈だ。そんな平らな道を進むだけで、私の人生を終わらせてしまっていいのだろうか?
なにか、良い刺激が欲しい。私自身が、唯一無二の存在であると証明できる力が欲しい。何かで1番になった、大切な人ができた。何でも一つ、退屈から抜け出すためのきっかけが欲しい。
平穏な日常は全く悪いものでもなく、むしろ守るべきだと思う。だがそれで退屈してしまうなら、思い切って踏み出して、自分の人生を唯一無二の存在にしたい。
そう思うのは、退屈じゃない。
ちりちりと
ベーコンエッグが出来る音
ぷくぷく泡立つ
挽きたてのコーヒー
ヨーグルトには
とろりと自家製ジャムを
グリーンサラダは
ミニトマトで彩り添えて
さあ
パンが焼けたら
いただきまーす
君の笑顔で
更に美味しい
朝ごはん
# 平穏な日常 (66)