『巡り会えたら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
また会えるなら、
次こそは感謝を伝えたい。
自分は成長したと、今は楽しくやっていると、
伝えたい。
巡り会えたら、私を殺して――
あなたになら、殺されてもいいから――
14年間一緒に過ごして虹の橋を渡った愛犬
無償の愛を注いでくれて
いつもそばに寄り添ってくれた
何も言わなくても私の心の機微を察知できる
本当にお利口な子だった
また私の人生のどこかで巡り会えたら
ふとあのふわふわの温もりや
優しい息づかいが恋しくなる
今もまだきみの面影を探しているよ
記憶の片隅には、気がつけば貴方が居た。
いつもは忘れているのに、ふと思い出せば
胸は温かく、そして少しさみしくなる。
まるで、夏の終わりを告げる風のように。
まるで、川を流れる一枚の枯葉のように。
顔も、名前も、どんな声かも忘れてしまった。
これからも記憶は、吹かれて、流れて、
遠く消えてしまうだろう。
また季節のように巡り会えたら。
どんなに嬉しいことだろう。
どんなに楽しいことだろう。
私が貴方を忘れる前に、
こんどいっ・・
僕のとんまな口がやっと絞りだした言葉を電車の発射を告るブザーがかき消していく。
かき消された僕の言葉を拾おうと彼女の口元が言葉をつむぐ時には、無機質で恨めしい壁が、僕と思い人の間に立ち塞がっていた。
車掌のぶっきらぼうなアナウンスが
僕と彼女の最後のお別れを告げているように聞こえた
ああっ・・・
僕の間の抜けた後悔の叫びは無機質な鉄の中に飲み込まれた彼女には届く事なく
僕と彼女を引き離してしまった。
僕は燃えかすみたいになって電車の行った先を名残り惜しく見つめ続けた。
あれから数十年…
あの時、ドアの窓越しに見えた彼女の口元が何かを紡いでいたのを未練がましく思い出しては、
電車の去った先を目で追ってしまう。
また・・・巡り会えたなら。
巡り会えたら
ドンッ
「わッッ」
誰かとぶつかった…?
目の前には光に照らされる男性…?
「ごめんなさいッッ!!」
そう言いながら私は走っていく
誰だったんだろう…あの人
ー?視点ー
「…」
正直、失礼なやつだなとしか…
でも、何故か懐かしい…?
と思ってしまった。
「ん"〜…?」
まあいいか
どうせ、またどっかで会えるだろ。
《巡り会えたら》
復讐をする 下剋上する 思いを遂げる 夢を叶える
巡り会えたら
来世というものがあって
今とは全然違う関係で
もう一度巡り会えたら
今度は上手くやっていけるだろうか
私たち今回はどうやら
離れていた方が幸せになれそうだ
あなたの老いを見つけるたび
決心がゆらぎそうになるけれど
私の同情をあなたは敏感に感じとるから
あなたがそれを喜ぶのがわかるから
だから私たち
さよならしよう
同情を求め
依存するより
もっとずっと楽に
幸せになれる方法を
知ってしまったんだ
私はシマエナガが好きだ
でも、本当のシマエナガを見たことがない
本物見てみたいな
シマエナガに巡り会えたらいいなと思って
いる
本物を見たことある人はいる...かい
【巡り会えたら】
もしきみと僕を繋いでいる糸が切れて
声が聞こえなくなってしまったなら
その時は僕の終わりを意味するけど
きっとまた巡り会えたら全部思い出せると思うんだ
理屈じゃなくきみのことが好きだから
2024-10-03
お気に入りの画像があった。
あれはなんて調べたら出てきたんだっけ?
引っかかりそうな単語並べるけど、
どうにも見つけられない。
生きることは既に惰性で、
それよりも多分、
頑張っている気がする。
ああ、もう一度だけ会いたい。
・巡り会えたら
お気に入りのカップに注いでもらった紅茶が美味しかったからまた飲みたいの思ったのに、君がどの茶葉を淹れてくれたのか全く思い出せなかった。
いつかどこかでまた飲めたらいいなと願うが、多分死ぬまで一生味わえないことは頭の中では分かっているよ。
きっと君が淹れてくれたから美味しかったんだよね。
もう飲めないあの味に想いを馳せながら、今日も1人で紅茶を飲んでいた。
※巡り会えたら
よく占い界隈では言われてるね
これは私の過去のお話
とある数年間、毎年1度だけ各地占い師を訪ねてた
違う場所、違う占い師、占術方法も違う
だが3年連続で言われたことがある
あなたは前世ヨーロッパで自殺した売れない画家で
あなたの死で苦しんだ人が
今のあなたが自殺しないように近くにいるんです
あなたを生かすために、失わないために
これをスピリチュアルと捉えるか
巡り会えた結果と捉えるかは
時と場合と気分によるよねー!
巡り会えたら。
巡り会えたら。
また
ゆうと。
想いが
重くはない?
来世では
巡り会えたら。
巡り会えたら
一度別れを告げてから本当に会わなくなった。
もしまた巡り会えたら、話しかけてくれるかな。話しかけられるかな。
私が一方的に見ていただけ。あなたの記憶から私のことなんて消え去っただろう。
それでも、巡り会えたらいいなって思っている。覚えていてくれて、あの楽しかった頃の話ができたらいいなって…。きっとそんなことはないのに、いつも考えてしまう自分は、過去に縋りすぎなのかな。
ずいぶんな綺麗事じゃねぇか。
俺にとっちゃ「鉢合わせ」だ。
腐れ縁を舐めるなよ。
#巡り会えたら
横になり、頭を乗せたらす〜っと夢の
中へ連れて行ってくれる枕に出逢いた
い…。
「ねえ、もしかしたらあの世でまた会えるかもよ」
そう笑って言った彼女は一体どこにいるのだろう。
月の綺麗なあの日、彼女の最後の言葉は「もう会いたくない。」そんな言葉だった。
来世でまた巡り会えたら、君と。
~~~~
「ねえ、もしかしたらあの世でまた会えるかもよ」
貴方と離れるのが辛くて、貴方の悲しそうな顔を見たくなくて放った一言。
言った後に気がついた。彼の人生はまだまだ長い。それを私に縛られて生きて欲しくはない。
私の命の灯火が消える直前、私は嘘をついた。
「もう会いたくない」
本当の気持ち。また巡り会えたら、貴方と。
今すれ違ったのって、まさか。
振り返ると、グレーのコートを着たその後ろ姿が歩いていくのが見えた。人混みに紛れてしまいそうで、私は慌てて追いかける。
まさか、雪斗くん?
小学生の時に私がずっと思いを寄せていた、あの人ではなかったか。別々の中学校に進学し、風の噂では国立の有名大学へ進学したらしいけど。
最後に会ったのは小学校の卒業式の時だから、もう10年は会っていない。年末だから地元に帰って来ているのだろうか。
背丈はずいぶん伸びたけど、歩き方や、首のホクロ、髪の毛のはねる形は小学生の頃から変わっていない。
きっと彼に違いない。私は息を弾ませ彼を追いかける。なんだかワクワクして。なんて声をかけようか。ユキくん、って当時の呼び方をしちゃおうか。そしたらきっと、驚いて振り返ってくれるはず。
隣の席にいた時、からかってそう呼ぶと照れて可愛くて。
【お題:巡り会えたら】
(メモ)
巡り合う、とは。
長い時間を経て、思いがけず人や求めていたものと対面する意味、
巡り会えたら
僕たちの魂
心と心
体と体
覚悟しておいて
巡り会えたら
抱きしめて離さない