『巡り会えたら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
第陸作「巡りあえたら」
いつからであろうか。
自らを取り巻く人々を当然と思うようになったのは。
この世界には絶対ならぬ当然が蔓っている。
失った者を、時を、取り戻せたのであれば。
またいつかこの世界のどこかで巡りあえたのならば。
なんて嘆きながら今日も1人ただ夜の闇に沈む。
【出会えたら】
東京には有名人がいる。
それを知ったとき、私は「やった!」と思った。
私の高校は、修学旅行で東京に行く。
私は東京で会いたい人がいる。
憧れのミュージシャン。
会えたらいいなぁ、なんて思ったり。
―――――――――――――――――――――
修学旅行から帰る新幹線の中、私は思い出を味わっていた。
結局、憧れの人には会えなかった。
隙あらば探していた。
だけど、全然会えなかった。
しょうがない。
そんな簡単に会える存在では無い。
私は喉に引っ掛けるモヤモヤをお茶で飲み込んだ。
もしいつか出会えたらサインしてもらいたい。
そして、こう言うのだ。
「貴方は、私の憧れです」
メリーゴーランドぐるぐるまわる
巡り会うたび手を振るきみ
「巡り会えたら」
「巡り会えたら」
スピリチュアルには
詳しくないけど
今自分の周りにいる人は
前世でも深い繋がりがあったらしい
じゃあ、旦那は
前世でどんな関係だったんだろ?
かなり近い関係だった事に
間違いはないな...
前世も夫婦だったりして(*´`)(´`*)
もしも、来世で
旦那に巡り会えたら
本当はすごく嬉しいけれど
知らん顔して素通りしよう
迷惑ばっかりかけてしまうから
私と居ても幸せになれないから
来世では...
元気で明るい奥さんに
いっぱい尽くしてもらって
幸せになって欲しいから
グッと我慢して知らん顔しよう...
巡り会えたら
巡り会えたから
買っちゃいました
仕方がなかったんです
過去に買ってクリアした
ギャルゲーの作品は
迷って買わないのが基本なんだけど
この作品は何故か買ってしまう
大して周回もしないのに
やってない続きもあるのだけど
7本中に1本だけね
いまでも楽しめるのだろうか
部分ならともかく通しでが問題かな
ゆびきりの記憶だけはクリアしないと
ちなみにパルフェはいまだに積まれたまま
関係ないのだけど
おぎゃりないざーって曲があって
Youtubeで出会ったんだけど
良くこんな歌詞を書けたなーって
笑ってしまいました。
巡り会えたら
僕はこの世の全てを愛している!
自然も、人も、学校も、言語も。
全て、どこかしら違っていて、どこか似ている。
そんな所を見つけた時、僕は愛しさを覚える。
次は何に巡り会えるだろうか?
…もしかして。
キミかな?
巡り会えたら一緒に冬を歩いて。
眠って。
手を繋いで。
見つめて。
また別れて会えなくなっても。
来世で巡り会えたら。
キスをして。
「運命の人に巡り逢えたら、その瞬間にわかるのかなぁ」
結婚相談所で、そんな泣き言を漏らしたら、説教を食らった。
「何を寝ぼけたことを。そんなご都合主義、あるわけ無いじゃないですか。運命の人には会えません。地球上に一体どれだけ人間が暮らしてると思ってるんですか」
えらい剣幕。俺は思わず怯んだ。
担当の人は言った。
「出会った相手を運命の人にするのです。時間と手間をかけて、自分の無二の相手に育てていくのですよ。結婚ってそういうものです。出会って、結婚してからの方がずっと、ずーっと長いのですよ」
「はーー、はい…」
気を呑まれた。すっかり。ごもっとも。
はあ……。
「ところで、あなたは薬指に指輪をしてないけど、その、独身?」
「え、あーーこれは、はい」
担当の人は左手をとっさに右手で覆った。
「私は、一度結婚で失敗しておりまして…。すみません、縁起悪いですよね」
でも仕事はきっちりさせてもらいますのでご安心を!と拳を握る。
俺はへぇと、まじまじと担当の人を見た。
改めて見ると、これは……。
「何です?」
「いえ……。さっき言いましたよね、出会った人を運命の人にするのが結婚だ、って」
「い、言いましたけど……」
何か、と上目で俺を見る。その視線が、結構可愛らしいことに、気づいているのかいないのか。
俺は言った。
「それを実践してみたい。あなた、俺と結婚を前提にお付き合いしませんか。会った人を運命の人に育てるっていうあなたの御説を、リアルに体験してみよう、俺と」
「ーーは?」
俺たちの結婚ラプソディは、こんな風にして始まった。
#巡り会えたら
隣の席の美しい君
窓際に座っていたあなたは
日常に咲いた高嶺の花で
一度も声を聞けなかった
桜の花びらひとつ
きっともう会うことはないだろう
だけどもし
若葉が落ちて
もう一度君と巡り逢ったなら
私はチューリップを咲かせよう
「来世で巡り会えたら、また一緒になろうね」
やつれた顔で微笑みながら言った。
君との会話はこれが最後だった。
僕は君に散々ひどいことをした。
好きなのに愛せなかった。
来世で君と会えるだろうか。
僕は君を忘れてしまわないだろうか。
どうしてたった四文字を君には言えなかったの?
ごめんね。
君は少し変わっている。
今日が終わるとき、僕は「またね」と言う。
君は決まって「また、巡り会えたら」と返す。
そんな君とまた会えたとき、僕はどうしようもなく運命を感じる。
「巡り会えたら」
人だけではない。
場所や食べ物
何かの製品や言葉等。
縁があれば嫌でも繋がる。
(巡り会えたら。)🦜
あのね
昨日の夕方
ものすごい、夕立だった。🦜
・カミナリ、は
鳴るし
雨も吹き付けた。🦜
(とっても怖かったから
家の軒先で
雨宿りしたんだけど)
・僕だけでは、
すごく、心細かったんだね。🦜
「その時、
偶然雨宿りに来た
雀しゃんが
いろんな、お話を
してくれて、
とても、びっくりした事も
有ったけど
楽しかった。」🦜
✣また、巡り会えたら
僕の、お友達に、
成って
くれないか
聴いてみるよ。🦜
巡り会えたら
巡り会えたら良いのにね
顔なし名前無しの孤独な君が
イチニサンシほらみんなワタシと同じ意見よ
ワタシは視聴者の正義の常識の代弁者よ
だから ワタシに嫌われたら終わりよ
だから ワタシが嫌いなものは加害者でワタシは被害者よっていつもいつまでも泣きながら 自分にイイねで嫌われているものにしがみつく 独り善がりで我が儘で利己的な自分に飽きて
居場所と顔とニックネームくらい名乗れる度胸と愛嬌を 躾けてくれる人に巡り会えたら良いのにね
祈っているよ
君 この世は右と左の振り子時計なんだよ
君の正義と常識と 反対側の誰かの正義と常識が振り子のように 右と左に同じ感覚と調べで
行ったり来たり揺れながら 時間も時代も世間も進むんだ そうでなければ 片方にだけ偏れば 時間も時代も世間も動かなくなるんだよ
君 よく覚えておくんだ この世は振り子時計
君の正義と常識と 反対の誰かの正義と常識が
チクタクチクタクボーンボン 右と左に同じ調べで 動く動き続けることが平和と言うんだよ
そうでなければ 片方だけに偏れば ガラガラと音をたてて 平和は崩れてしまうさ
そして 時計は時を刻むことを止めてしまう
振り子を止めるんじゃないよ
右と左に揺れる 静かな揺らぎの中に
君と誰かの平和な暮らしがあるのだから
チクタクチクタク チクタクチクタク ボーンボン それは持って生まれたものでも そこに当たり前にあり続けるものでもないんだ 誰かが導いて 教えてくれるものでもない
顔なし名前無しの孤独な君に語ってくれる人から 君が学び取るものだから 君がどっちから
振り子を押すのかは 君がその人生経験で決めれば良いこと けれど忘れてはいけないことは
振り子を止めてはいけないってこと
正義も真実も決して一つじゃない
チクタクチクタクチクタクチクタクボーンボン
右と左の揺らぎの中で時は刻まれる
巡り会えたら良いのにね
孤独な独り善がりの
顔なし名前無しの君にも
そんなことを語ってくれる人が
令和6年10月3日
心幸
【同情】← change order【巡り会えたら】
◀◀【時を告げる】からの続きです◀◀
⚠⚠ BL警告、BL警告。誤讀危機囘避ノタメ、各〻自己判斷ニテ下記本文すくろーるヲ願フ。以上、警告終ハリ。 ⚠⚠
「そうだジュノーさん、今夜のお泊りはどうされるのです?もしかしてもう今からエルと出発されるのですか?」
ジョーク合戦で楽しくオチがついたところで専務のゲーアハルトが尋ねてきた。
「せっかくの機会です。もしスケジュールに余裕があれば、せめて夕食だけでも我らと一緒にどうかと思いまして」
二人の兄弟に視線を交わしてうなづき合いつつアランへ意向を伺う上品で控えめな物腰。先ほどの少々手厳しいジョークは、会議の席で感じていた「気配り型の温和で落ち着いた人物」という彼に対して抱いていたイメージを搔き乱すものがあったが、穏やかな態度は相変わらずだったのでひとまず安心した。瞳がエルンストとおなじ水色で、チョコレートミルク色の髪と口もとから顎を品よく薄く覆うひげ。それがなんだかシャム猫を彷彿とさせる色合いで、ハンサムな彼の雰囲気をどこか可愛らしいものにしている。そんな紳士的な専務の申し出に、クラーラの店からこちらへ向かう短い車中で話し合ったこれからの予定のことをアランが口にしようとした矢先、先手を取ってエルンストが答えた。
「そのことで叔父さん、それから父さん、ギュンター、お願いがあるんだけど。出発は明日からだから、今夜も僕と一緒にアランもみんなの家に泊めて欲しいんだ。僕は居間のソファで構わないから、僕の部屋をアランに使ってもらおうと思って。もちろん夕食も一緒にいただければ言うことないよ」
―― あれ?ご迷惑だろうから、僕は君の部屋で一緒で構わないって言ったのに……車中の取り決め事項を独断で一部変更して告げるエルンストにアランは心の中で首を傾げた。まあ彼なりの交渉術の一手段なのかも知れない、ここはエルンストに任せよう。そう結論付けてアランは口出しすることなくポーカーフェイスでなりゆきを静観した。
「おお、かまわないとも。だが大恩人のお泊りにはもっとふさわしい部屋が我が家にあるのを忘れておるぞ。客室は空いておるゆえアランはそちらへ泊まって頂いて、お前は自分の部屋で休むがよい。アラン、我が家へのお越し、心から歓迎致しますぞ!」
社長が代表して快諾してくれた。ありがとうございます、ご厄介になりますと再度アランが社長へ感謝の握手の手を差し出すと、人懐っこい笑みでハグするように肩も抱かれて、陽気で親密な握手となった。大きくて暖かい手がじんわりと心を和ませる。 ―― 多分みんな、この社長のことが好きなんだろうなあ。自分もすでに社長の愛らしいカリスマに大いに魅せられていたアランだった。
「よし!そうと決まれば、今夜は我が家で盛大に歓送迎会の宴といこうではないか!ギュン、急ぎ義母さんへ電話してその旨をお願いするのだ。頼むぞ!」
社長の鶴の一声にギュンターが素早く動く。ポケットから出したスマートフォンを掲げて敬礼して見せ、「了解、じゃ、俺は連絡入れてくるよ」画面を操作しながら颯爽と窓際へ移動して行った。
「なら僕らも早く帰って義母さんの手伝いをしないといけないな。レオ、さっさと片付けてしまおうか……ああ、ルッキーニにザネッラ、なんだ、そっちはもう終わったのか?」
不意に専務、と南の言葉で呼びかけながら若い男性作業員が二人やって来た。ゲーアハルトは社長へ話しかけていた言葉を中断し、南の言葉に変えて彼らに応じた。
「ええ、こっちはもう目処ついたんで、そっちの出荷準備の助太刀に来ました。チーフのジャンマルコやトト、他にも手が空いたやつらが加勢に来ます。あとは第二製造チームの俺たちがやりますので、専務たちは抜けて下さって大丈夫ですよ」
「そうか、それは助かる!大物製品の、先ごとの振り分けはしておいた。あとは小さい製品ばかりだ。引き渡しまで頼んで構わないか?」
心底ホッとした笑顔でゲーアハルトは社長とともに彼らに作業の引き継ぎを説明していく。それから間もなく、作業員が告げた通りパラパラと他の作業員も姿を現して、現場はにわかに活気付き出した。
「エル、帰ってたのか!」唐突にかたわらで威勢の良い声が響く。別の声が続けざまに、「今日の事件のこと、みんな聞きたがってるから来いよ!」と第二製造チームの作業員たちがエルンストを捕まえ、アランのもとから強引に連れ去って行った。
「すみませんアラン、少しだけ彼らに付き合って来ます」そう言い残して離れ行くエルンストの後ろ姿を見送り、一人ぽつねんと置き去りにされたアランは、さてどうしたものかと慌ただしい現場全体を見渡してみた。物珍しい作業風景、見渡すかぎりみな忙しく立ち働いているが、穏やかな顔で和気藹々と楽しげに仕事に勤しんでいる。良いなあ……アランは自然と顔がほころぶのを覚え、安らかな気分に浸りながらぼんやりと考えた。理想の職場って、こんな感じのところかも知れない ―― そんな物思いに耽っていると、引き継ぎを終えたゲーアハルトが社長と共に足早にアランのもとへやって来て済まなそうに告げた。
「ジュノーさん、お客さまのあなたをひとときお相手できなくなることをお詫びします。今から私は一旦事務所に、レオは社長室へ戻り、事務仕事を片付けなければならないのです。今日はほとんどここで詰めてましたもので、なるべく手短に終わらせるつもりですが……その間あなたにどう過ごして頂こうかと思いまして……」
忙しい中、突然押し掛けてきた自分を文句も言わずに快く迎えてくれて、思案顔で真摯に気遣ってくれる彼の心配りに頭が下がった。アランは親しみと敬意を込めてゲーアハルトの二の腕に触れ、彼の懸念とはまず別の方面から答えることにして口を開いた。
「ヴィルケさん、実は僕が御社までお邪魔しにきた理由が二つあるんです。一つはエルンストとの旅行のための休暇願い、そしてもう一つが御社のパソコンの使用許可願いなんです。厚かましいお願いで恐縮ですが、もしよろしければ今から使わせて頂きたくて。時間はそんなに取らせません。いかがでしょうか?」
エルンストは構わないと言ってくれたが、ちょうどこの際、専務そして社長にもお伺いを立てておいた方が良いだろう。アランの意外な申し出に水色の双眸が丸まって、ますますシャム猫のようになった。
「それは……プライベートではなくお仕事でということならば、おなじグループ企業なので弊社としては問題ありませんが……」
問いかける眼差しに強く頷いて見せた。
「ええ、本日急遽西の支社に出張に来た取締役が、資料作成命令を僕が在籍するオフィスへ彼直々に、留守中の僕をご指名で寄越してきましてね。その作業のためなんです」
渋い笑みで告げると、「え、休暇中のあなたに……ですか?そんな……ああ、でも……」徐々にゲーアハルトの顔もアランと同じく渋い、イヤなものを口にしてしまったという顔に歪んでいく。
「……あの人ならばいかにも似合いの暴虐無人ぶりですね、驚くにも値しない。それにしてもお気の毒にジュノーさん……大変ですね……」と、ゲーアハルトもアランの肩に優しく触れ、痛々しい面持ちで同情を寄せ苦衷を分かち合おうとしてくれた。今まで彼の紳士的な一面しか知らなかったアランだったが、時々放つ辛辣な言動にダーク的なある種の心強さを覚え、今後この人だけは絶対に敵に回さないようにしようと心の奥底で堅く自分を戒めた。
▶▶またどこかのお題へ続く予定です▶▶
貴女にまたもう一度巡り会うことが出来たなら、僕は貴女に何と声を掛けるだろう。元気だった?どうしてた?仕事は順調?なんて軽率なことは決して言えないだろう。
もうあなたを信じられないと言ってバックと携帯を手に玄関へと駆けていく貴女を引き止めるそんな勇気も無く、ただ扉が閉まる音を耳を傾けていただけの僕が……
巡り巡り。
あなたに会いに行く。
それこそが、運命。
“巡り会えたら”
『 巡り会えたら 』
帰宅ラッシュ、大都会のど真ん中
沢山の音、色、そして香りで覆われたその場所で
香りの混ざり具合に嫌悪感を抱く中
少し俯いた鼻を掠めた懐かしいあなたの香り
私をいつも包み込んでくれた、あたたかなにおい
知らないふりをして前を見据えて歩く
伝う熱が揺らぐ涙が視界を滲ます
運命のそのまた先で巡り会える
そんな香りに思いを馳せて
2024-10-03
知ってるよ
君の好きは誰にも奪えないって
知っているから、悲しいんだよ
私は、君のことが好き
けれど、君はあの子のことが好き
あなたと彼女は結婚できない
何故なら次元が違うから
何故なら彼女は現実にはいないから
それでも、好き、なんだよね
愛して、いるんだよね
そんなあなたを、想ってた
もしも、生まれ変わったのなら
君がずっと愛してる女の子になって出会いたい
優しいあなたと、巡り合いたい
「巡り会えたら」
一度でいいから芸能人と街ですれ違ってみたい。「え、今の人って…」というドキドキ感(?)を味わいたい。
夢の中の話だが、最近有名な社長さんを空港で見かけた。変装する気が一切なくいつも写真で見るような服装でスマホをいじっていた。そのときの私は腰を抜かしてまともに階段を降りられていなかった。現実でもそんな感じで驚きそうだなと思いつつ、夢の中の私のリアクションがまるでテレビで見るような反応すぎて、現実はさすがに腰は抜かさないだろうと思う笑