『届かぬ想い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ひとの本心を暴くのが大好きなくせに、一番深いところには触れようとしないね。
何を怯えているのか知らないが、
今更逃がしなどしないので、
心置きなく覗いてくれ、そして溺れてしまえ。
お題:届かぬ想い
届かぬ想い
貴方の事が好きだ。
貴方を想えば、せつなくて苦しくて幸せで。
貴方以外は目に入らないほどに好きで。
貴方の事ばかり考えている。
貴方がいれば他に何もいらないなんて、ちょっと重いかな。
貴方とずっと一緒にいたかった。
貴方の1番になりたかった。
貴方の、好きな人になりたかった。
でも、貴方は―――
いなくなってしまった。
それは突然で、心の準備もできないまま。
貴方はこの心に大きな穴を開けて、いなくなった。
今、ここにいるのは貴方を好きだった抜け殻。
もう貴方には届かないから、想いはそっと置いてゆく。
想いよ、さようなら。
心の奥底に、さようなら。
了
負けて負けて負けて
それでも足を運ぶのは君が好きだから
みんなには笑っていてほしい
楽しんでいてほしい
なのに勝てない現実
言いたくないのに辛く当たっちゃうときもある
ブーイングしてしまうときもある
ほんとにごめんね
でも私は変わらず君を愛してる
どんなカテゴリーにいても
君だけを愛してる
届かぬ想いについて。
自分で言葉にしないと相手に伝わらない。
逆に相手に伝えたくても届けられない思いがある。
前者は口で言えば解決することだけど、後者の場合結構苦しい。もしかしたらその相手はこの世にいないかもしれない、逆にその思いを届けたい相手っていうのは結婚してたり誰かと付き合ってたりで制約があって伝えられないのかもしれない。
しかし私はこう考える。
届かぬ想いなどこの世に存在しないのだと。
一体誰が届いてないと決めたのか?
それは紛れもなく自分自身である。神様がこの世に存在するかもわからないのに毎年新年になると神社に行ってお願い事をするのと一緒で、想いも届くと思えば届けたい相手に届くと思うし、届けられないと思えばそれは想いを伝えたい相手に届かないだろう。
人間というのは、何かと形のないものは嫌いだと思う。本当だと嘘だとか。神様はいるだのいないのだの。
こんな2極化して考えられるものではないと思う。
養育費払えやー!!
元旦「養育費よく催促できるねお前に払う価値ないから。」
はー?私はお前に養育されたくもされた記憶もないわ。
子供の為の養育費や💢
かたまり
伝えたかったこと
伝えるつもりのなかったこと
伝えようとしたのに言葉にならなかったこと
伝えたはずなのに伝わっていなかったこと
違う形で伝わってしまったこと
他の誰かから先に伝えられてしまったこと
言葉にしなくても伝わること
言葉にしない方が伝わること
言葉にするほどに伝わらなくなってしまうこと
遠い昔のことなのに届けられずにしまいこんだままの想い
時とともに薄くなってもなお
積もり
絡まり
胃袋の底にへばりついている
『届かぬ想い』
『届かぬ想い』
1度切れた糸は元に戻らない。どれだけ難く結び直しても時間が経てば解れてしまう。だから手放したあなたとの糸…。大切だったのに、切れてしまった2人の糸。どれだけ愛しても、触れることも言葉を伝えることも出来ない。
もう届かない私の想い。
詩乃
「想いお届けします」
ピザのデリバリーのチラシと一緒にポスティングされていたハガキ。
「あなたの想い届けませんか」
「過去にも未来にもお届けします」
「人でもモノでもOK」
そんな言葉の下には電話番号が一つ記されているだけだ。裏返してみても詳しい説明などは一切ない。
ちなみにタイムカプセルとか、未来の自分に配達してくれる手紙の類いは大好きだ。だからこんなものを目にすると空想は止まらなくなる。
(過去かぁ……)
「後悔」と名前がついているその想いはもう決して届かない。【届かぬ想い】じゃない、「届けなかった想い」だ。
知っていたのに、見て見ぬふりをした。何もなかった、これでよかったとフタをしてしまい込んだ感情は、時々顔をのぞかせチリチリと胸を刺す。
もし過去に想いが届いたのなら、今この未来は変わるのか。見てみたい。ダメでもともと。
指は、ハガキの電話番号を押した。
「届かぬ思い」
遠く眺めるその横顔を、ただ思い出す事しか叶わない。
馳せた思いを心に秘めて。今日こそ私は、前を向く。
臆病者は歩みを進め、君の寝顔に祈りをこめて。
記憶の貴方に「愛してる」を贈ります。
起きて。
こんなにあなたを呼んでいるのに、あなたは今も夢の中。
現実に戻りたくないのね。それでも呼び続ける。
無視されたって叩かれたって、あなたが目を覚ますのを見届けるまでは。
目覚まし時計の届かぬ想い。
最近、私のことをあんまり見てくれなくなったね。
いつも一緒にいる小柄なあのコを見つめてばかり。
以前はあんなに笑顔や泣き顔を見せてくれていたのに。
私といても、もう楽しくないのかな。寂しいな。
液晶テレビの届かぬ想い。
うるさい奴だって思ってるでしょ。
湿っぽくて、荒っぽい奴だって。
もっと静かで大人しいコに乗り換えたいの?
それとも、私よりお金のかからないあのコ?
私が一番、あなたに似合う服を知ってるんだけどな。
洗濯機の届かぬ想い。
飲み過ぎは良くないよ。
何か嫌なことがあったのかもしれないけど、さっきからお酒しか飲んでない。
もっと、野菜とか果物とか、体にイイものも食べないと。
キンキンに冷やして、飲みたくなるビールにしちゃう私がいけないのかな。
冷蔵庫の届かぬ想い。
だんだんあなたが嫌いになってくる。
どうしてそんな、人を傷付けるようなことばかり言うの。
本当のあなたはそんなんじゃない。
見も知らぬ相手に、罵詈雑言を吐くのはやめて。
ホントは寂しいだけなんでしょ。
私達の中には、もっと楽しい世界が広がっているのに。
パソコン、スマホの届かぬ想い。
こんなに尽くしてやってるのに、いったい何が不満なんだ?
高い食事もしただろ? ブランドバッグも買ってやった。
誰が見ても理想の彼氏じゃないか。
あんまり会えない?
仕事が忙しいんだよ、分かるだろ、それくらい。
あなたから私への、届かぬ想い。
私からあなたへの、届かぬ想い。
電化製品みたいに、気軽に買い替えられたらいいのにな。
高性能で高級品かもしれないけど、愛着が湧かないままじゃきっと続けられない。
周りにはきっと理解してもらえないけど、欠点のない人の欠点は、その欠点に気付かないこと。
そろそろさよならを考えないと。
届かなかった想いを届けよう。
そして、世界が回りだす。
仲間と共にやり遂げたい事がある。勝ちたい…結果にこだわりたい。届けこの想い。
「もう無理なの」
いまも頭の奥でこだまする 君の言葉
もう一度 やり直せるなら
もう一度 抱きしめられたなら
僕は一人ぼっちの部屋に挨拶する
既読がつかないLINE
もう届かない 君への思い
傷付けたのは僕のほう
あの日に戻れたら あのとき
君の気持ちをわかってあげられてたら
街を彷徨う僕は
まるでぺしゃんこの影のよう
【届かぬ思い】
奥手な自分にもう少しの勇気があったのなら、
学生時代、もう少し華やかになったのかもしれない。
安定なんか選ばずに、冒険する道を選んだって良かったのかもしれない。
心の中で思っていることを
ストレートに伝えられたら、もっと。
我慢、諦め、自己犠牲の上に築き上げた信頼。
誰かの称賛される姿を裏から支える敢えて、二番手になる。
本当は自分がそうなりたかった。
誰かの一番に成りたかった。
地位も名声も手にしたかった。
その声に蓋をしてしまった。
何でそうなったんだろう、後悔しているところもある。
過去の自分のしてきた選択はどんな人生を過ごそうと、絶対後悔するだろう。
あの時に自分の想いを口に出さなかった後悔。
だけど、私。
今の私もそんなに嫌いなわけでもない。
自信はないけど。
過去にはもう戻れないから、届かない想いは想うだけで悲しくなるから。
今を進むしか、無いことを受け入れようと思うのだ。
届かぬ想い
君には届かぬ、この想い
私の心に閉じ込めようか
死んで墓まで持って行こう
だって
君に伝えたら、君も私も、辛くなっちゃうから
君は優しいから、悩んでしまう
私も弱いから、きっと泣いてしまう
それは嫌だから
泣くのは私、1人でいい
本を開くとあなたに会える。
ページをめくるとあなたは笑う。
あなたに抱いたこの想い、
届くことはないけれど、
密かにあなたを慕っています。
もし、生まれ変わるなら、
あなたと同じ世界で生きたい。
お題『届かぬ想い』
クラスに好きな人がいる。でも、私と彼じゃ立ち位置が違いすぎる。
彼の溌剌とした声がクラスに響くたび、私はいつも読んでいる本に落とした視線を上げられなくなる。彼はカースト上位で、私はクラスで孤立していて多分カーストにも入れられてないんだと思う。
誰かにいじめられたくなくて、からまれたくなくて、休み時間に本を読むようにしたら、まさかそれが自己防衛の手段になるとは思わなかった。
私の想いは絶対に彼に届いてはいけない。届いてしまったらその瞬間から私のクラスでの居場所がなくなるから。
それなのに席替えで彼が隣の席に来てしまった。それだけでも私は視界を狭くしないといけなくなる。普通ならばそこで喜ぶところだろう。私は喜べない。出来るだけ普段通りでいようと心に決めた。
「ねぇ、いつも何の本読んでるの?」
ふと、となりから声がかかる。彼とは今、放課後の日直当番の仕事をこなしていてクラスで二人だけだ。日直の日誌を書いてるときに呼ばれた。
私は平静を装って作家名を言う。すると
「俺もその作家好きだわ」
と言い出す。まさかの趣味の一致になんとも言い難い感情が私の胸の中に渦巻く。そこからさらに予想してなかった事態が起こった。
「これ終わったら、サイゼ行かない? 語りたいわ」
今、私は彼に誘われている。こんなことあってはならない。バレた瞬間、次の日から私はクラスでいじめられるだろう。だが、その意識とは裏腹に私は勢いよく首を縦に振っていた。
大事だから、治してもらいに行くんだよ。
そんなことは、怖がる君には伝わない。
お顔を隠して、苦い薬は飲みたくないよって。
可哀想だけど、君のためなんだよ。
仕方がないけど、伝わらないのは悲しいな。
母よ、お弁当を作ってくれるのは、かなりありがたいのですが、お米の上に大学芋をトッピングするのだけはやめてくださらないか。お昼頃になると、お米の水分で大学芋の飴が溶けて、お米が甘い水分を吸ってべしゃっとなり、甘いご飯となり美味しくないのです。え、おはぎは好きかと、それと同じだと?いや、それには無理があるぞ!嗚呼、説明しても届かぬ想い。
この想いは君に届かない。
君が僕に向ける感情と
僕が君に向ける感情は
天と地の差がある。
僕は君が好きで君に恋してる。
早く君が気付くといいな
─────『届かぬ想い』
電車到着まであと1分、運動不足の体で全力で走ってなんとかホームに辿り着くとドア閉まって動き出すところだった。
可愛いショートヘアにしようとしてがんばって乾かしてこれで明日の朝可愛い感じに!翌朝寝癖爆発する後頭部、謎の跳ね方をする顔の横の毛。
ままならないけど、今日もぼちぼちがんばります……。