『届かぬ想い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
届かぬ想い
誰もが 誰かに 抱いている想い
優しかったり せつなかったり
きっとそれぞれが たいせつな想い
届かぬとも 届けたい想い
「苦しい」
そう叫ぶ君には、私の言葉も聞こえてはいない。
それほどの苦しみとは、一体どれだけのものだろう。
想像してわかるものではないと知りつつも、私は苦しむ君を想い、こう考えるのだろう。
「この苦しみの僅かでも、代わってあげることができたら」
と。
どんだけ想っても
届かぬ想い
素直になるべきか
このまま想い続けるべきか
自問自答の日々だ
「届かぬ想い」
手を伸ばしても届かなくて。
視界が涙で滲んで。
何も考えたくなくて。
ラムネ色の、想い出が痛い。
満員電車のすみっこで、そっと泣いている。
ボクの電池が切れる前に。
キミに会いたいよ。
キミにメールを送る。
その勇気がボクには無かった。
なのに毎朝、スマホの通知確認してる。
ばかだな。
届かないこの想いを。
どうやってキミに伝えよう?
痛いくらいの炭酸で、今日も思い出を忘れて。
毎日、メールに打っては消去する。
す、き。
の2文字をキミに。
送れたら、いいのにな。
ぽち、ぽち、ぽち。
さ、い、き、ん、ど、う、?
届かない何かを抱えて。
今日もメールを消去する。
『届かぬ思い』
いつも命令するんだ
いつも、いつも
意識を持っていないと
すぐに異常な行動をするんだ…
頼む、あまり大きな行動をしないでくれ
でも、それを思ってしまうと
どんどん大きい行動をまたとっていくんだ
届かぬ思いだなぁ…
届かぬ想い
届かぬ想いは胸に秘めたまま。
誰にも知られず朽ちてゆく。
【届かぬ想い】
連絡先は知っている。いつでも、どこからでも手紙を書けるように、別れる前に訊いていた。手紙を書くためのペンも、便箋も、封筒も、切手だって、ずっと前から用意していた。
けれど、椅子に座ってペンを持つ、それだけで、伝えたかったことのすべてがかたちを失ってしまうのです。この部屋から見下ろす景色の素晴らしさをあなたに教えたかったのに、自分で淹れるコーヒーの不味さをあなたに訴えたかったのに、こんなところに辿り着いてなお、あなたのことを思い続けていると、伝えたかったのに。
拝啓、あなたへ、わたしは。わたし、は。
届かぬ想い
私の演技には誰にも気づかない
私の辛い思い
君に会いに行ってるのは
君が好きだから
どうしてわかってくれないの?
私の可愛い妹のような存在
あんな適当な別れ方ないよ
あなたは私の太陽だってこと、
誰も私の奥底にある気持ちを
わかってよ
君には届かない
貴方にだけは届けたかったのに
お前には伝えたかった
なんで僕には届かない
たくさんの届かなかった思いが
一つに集まっていく
一体それはどこにあるんだろうか
それさえ見つければ
後悔が溢れることなんて無いだろうに
お題『届かない想い』
届かぬ想い
私は、結婚してます
旦那のことは心から愛しています
でもね、私には忘れられない人がいるのです
中学生の頃の優しい先輩
ずっと片想い
心はズキズキします。
これでいいんだ
そう思いきかせてます
この空の下で同じ月をみてるかな?
想いは届かなくてもいい
元気に幸せに生きてくれているのなら
私は幸せです
卒業式に
「ガンバれよ❗」
と言ってくれたから
「届かぬ想い」
届かなくていい
そう思いながら
本当は気付いて欲しい
私の言葉を 聞いて欲しい
笑いかけて欲しい
頷いて欲しい
首を傾けて
また明日ねと 手を振って欲しい
フォトフレームの内側から
今日も 届かぬ思いは
空を漂う
「あ、B組だ。」
教室から見える1階渡り廊下。
不意に見つけたあなたは友達と楽しそうに笑っていた。
いつもマスクを付けていて、外したときの姿に落ちてしまった日。その日から、見つけると少し嬉しくなる。
滅多に話さない、月に1度しか話せない、それでも遠くから見れるだけで嬉しい。
この想いは届かなくとも私の心で咲いている。
「届かぬ想い」
#35【届かぬ想い】
一番は叶わぬ二の星
どうしようもなく 僕らは彷徨う
願いごとは落ちてゆき 落ちてゆくから
叶わぬのだ
泡を吹き出して立ちのぼった その詩を聴いて
きらきら星は海の底 一生懸命歌います
何もしたくない。
何もされたくない。
自由気ままに生きて、自由に暮らしたい。
それは対極
何かをしている証拠
何かをされている証拠
自由気ままに生きていないということ
そんな反対側ばかり見るから対極を欲する
中間でいい。
何も、ではなく程よく、苦しまない程度に。
そしてこの世界から悔いなく離脱できるように
程よく生きる
それが満足に生きるということ
満足にも不満にも個人差がある。
何が幸せかもその人次第。
考えすぎす、地味に成長し続ける
そういう人に私はなりたい。
届かぬ想い
【届かぬ想い】
突然だが今日は嫌な予感がする。
「ボディーガードを雇うか」
私は全財産を使ってボディーガードを大量に雇った。
しばらくすると屈強な男たちが挨拶にやってきた。
「命に替えてもあなたを守ります」
これは心強い。
会社に着くと山田課長が出てきて言った。
「君は今日も遅刻だね。いい加減君には失望したよ。死んでもらう」
言い終わると課長はチェンソーを取り出し襲いかかってきた。
しかし私は余裕を崩さなかった。
なにせボディーガードがいるのだ。
ところが私が後ろを振り向くとボディーガードたちは寝転んで休んでいた。
私が叱責すると彼らは言った。
「大げさですね。課長のあれは優しさの裏返し。愛のムチですよ。そもそも会社で人を殺すはずがありません。私達には分かります」
「なるほど」
完全に納得した私は落ち着き払って席に戻った。
そして課長のチェンソーに真っ二つにされ息を引き取ったのであった。
届かぬ思い。昨日の自分へ。まあ、今日も何とか乗りきったよ。だから、そんな不安がるな。早く寝て、明日に備えなさい。
「届かぬ想い」
人生はいつだって残酷で。
壊れそうになりながらも
誰もが必死にもがいている。
いつか来る終わりのときまで、
どうか安らかに。
誤解されがちな自分の気持ち、いちいちコミュニケーションが充分に取れないから仕方ないか。
せめて勝手な思い込み決めつけは自分はやめてみよう。
月日たち
届かぬ想いが
残ってる
小学生の時好きな人に恋をした。でも告白する勇気なんて全くない。中学生になりいざ告白しようと思ったけど好きな人には彼女が出来ていた。
私の想いは届くことなく今も心に残っています。
愛してはいけない。
あなたは、私のことを愛してはくれないから。
あなたが異性と話すのを見る度に、私は暗い水底に沈むの。
私は、あなたを愛してはいけない。