『寂しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
寂しさ
寂しいというか、虚しいというか、この胸の詰まりを何というか。
動いてみても変わらず響かず、低反発の物事に体当たりを繰り返し、無駄に体力を消耗する。それでも良い刺激となればと、態勢を立て直してトライする。
私も闘っているんだよ。ごめんね。
寂しさとは何か。
親せきがなくなった?お金がない?恋人がいない?
人それぞれ違うものだ。
そして、私が思う寂しさとは。それは、「孤独」だ。
#寂しさ
『寂しさ』
あぁ、あなた死んだのね
畳の青さが際立つ朝方
遠くの空にはモヤがかかる
掃除が下手な誰かのせいで
埃が舞っているんでしょうね
小鳥 小鳥 小鳥
小鳥がないてる
ないてる
ないてる……
畳の青さが目立たぬ夕方
遠くの街には影がかかる
目立ちたがり屋な誰かのせいで
光が散っているんでしょうね
カラス カラス カラス
カラスがないてる
ないてる
ないてる……
煙たい部屋の壁には染みが
マールボロの煙草のせいね
曇ったガラス戸を覗いたところで
中身なんて分かりやしない
だってあなた──
もう死んだんだから
寂しさ
最近は、以前に比べて、寂しさを感じることが減った
その理由は、人付き合いに、憧れや羨ましさが、なくなりつつあるから
感じるのは
「寂しさ」より、むしろ「うんざり」で
ここのところずっと、目にする人間関係は
他人を使って、自分の価値を証明し合う闘いだ
「他人に優しくされたら自分には価値がある」
その価値観が、性別年齢問わず、場のすみずみまで行き渡っているのを感じる
皆、他者の反応で、己の価値を決めるのだ
他者を使っての、マウントの取り合い
誰かに冷たくされる他者をみて、ばかにする空気は、心底嫌なもの
ほんともう、職場で何やってんの
お喋り大好きな女性たちが、男性陣と仲良くお喋りできて喜ぶのはわかる
でも
冷たくされたからって、落ち込む必要はないのにな
自分の価値は自分で決めること
冷たくされたら傷つくのは当たり前だけど
そこで追いすがることはせず、こちらから距離を置いたらいい
自分をぞんざいに扱う男性相手に
下手に出て、好かれようと振る舞う行為は
私からみて、女性そのものの価値を下げること
ねぇ
そんなことをしなくとも、あなたには価値がある
皆が皆、そう思えたらいい
女性の価値は、男性に好かれるかどうかではないし
そのように振る舞うことで、かえって女性たちは自信をなくしているようにみえる
他人を使っても、結局、自分の価値を証明することなんか、できないのだ
自分の価値を証明するのは、自分だけ
私にとっては、自分の正しいと思う行為を、堂々と行うことこそが、自分を証明することだ
他人に自分の価値の判断を任せると
他人に振り回されることになる
私はまだ、「唯一無二」の意味を実感したことはなく
己を唯一無二と感じられたことは、ないけれど
己が己に向ける想いなら、もしかしたら唯一無二かもしれない
他者には自分の行動の意味が伝わらず
誤解されることが多々ある日常で
自分の想いをわかっているのは自分だけ
そして、自分が自分だけに向ける想いは、自分だけがわかる唯一無二のものだろう
それを己の価値と定めるならば
まさしく己の価値こそは、唯一無二かもしれない
自分が自分だけに向ける、自分への想い
私が定めた、私の価値
「私はこうこうこうだけど、こんな風に思っていて、私はそんな私が好きだ」
私情が多分に含まれた、それこそは
私だけが知る、「唯一無二」の私だ
最近、むしろひとりでいいや、と感じる毎日で
他者とはむしろ距離をとりたい
そのせいか寂しさも感じない日々だけど
私にとっては、良いこともたくさんあった
他者に影響されやすい私は
他者と距離を置くことで、かえって自分がみえてくる
人との交流も、温かいものなら欲しいかもだけど
もう少しの間、寂しさを感じない私でも、いいかもな
今日のテーマは『寂しさ』ということで。
これについては以前から思うところがあって、どうも『寂しさ』というものは人々から忌避されているようで。
例えば『寂しさ』に続く言葉として「〜を埋める」「〜に耐える」「〜を紛らわす」「〜に苛まれる」「〜を振り払う」なんて言葉が続くわけです。
これらはどれもこれも『寂しさ』を“ないものとして扱う”あるいは“なくそうと努める“そのような印象を抱きます。
他にも『寂しさ』に続く言葉は多々あると思いますが、概ね上記のようなニュアンスの言葉が続くことでしょう。
さて。
『寂しさ』に苦悩している人たちというのは、どうも『寂しさ』というものに囚われているように感じます。
執着と表現しても差し支えないでしょう。
自分の中に確かに存在する『寂しさ』というものを「どうにかなくしてやろう」「なくせないならないものとして扱おう」という仕草は、皮肉なことにより『寂しさ』を際立たせているのではないか、と。そう思うわけです。
以前の投稿でも書きましたが、きっと本質的に人は孤独なのだと私は思っています。だから『寂しさ』を切り離すことはおそらく無理なのだと思います、多分。
だから『寂しさ』に対してできることといえば、あるがままにする。「あー、私は今、寂しい気持ちなんだ」と、ただただ己の中にその存在があることを認めてみる。存在することが自然なことなのだと認める。それが『寂しさ』に囚われない、執着しない方法なのではないかと、私は思っています。
とはいえ、それができれば苦労はないし、執着するのも人間らしくて、それはそれで...。
はてさて30分と...10分が経過していました。
筆のノリもイマイチなので、今日のテーマはこれにて。
『寂しさ』
最近ネガティブになることが多い。
街ゆくカップルに嫉妬したり些細なことで
モヤッと来たり夜が急に怖くなったり。
これはあれだろう。『人肌恋しい』と言うやつかもしれない。
いや、そんなことは無いはず...
ずっと...今までずっと1人だった。
だからそんな事思うのはおかしい話だ。
確かに最近趣味が合う友達が出来た。
いつもはすぐ離れていってしまうのに、
長い付き合いになりそうだ。
だから...?
そんなちょっと浮かれている自分に嫌気がさす。
それと同時に気づいてなかった自分の気持ちに
正直になると余計に外の寒さが染みる気がする。
...人肌恋しい...のか...?
はぁ。こうなったらあの友達に責任取ってもらおうかな。
スマホを取り出して友達に連絡する。
"ねえ、クリスマスって空いてる?"
寒い中ただ1人、寒さを上書きするような熱を
帯びていただろう。
語り部シルヴァ
04
寂しさが込み上げてくるのは
1人の時じゃなくて
孤独な時
途中書きです。すみません。
「寂しさ」
世界に一人だけの唯一無二の存在。
誰とも分かり合えないひとりぼっち。
そんなどこまでもバラバラな私たちがずっと生活を共にした教室。
今日、私は卒業する。
寂しさ
めっちゃ寂しい
ひとりで別世界にきたのはいいもののこんなに孤独だなんてさ!わかってなかった
周りに甘えられる人がひとりもいないこの状況。
こんなとき人生はなんて問いを投げかけてくれてるのだろう
『寂しさ』
神さま。
寂しさは小さじ一杯分でいいのです。
ほんの少しの塩が甘さを引き立たせると言うでしょう。
そんなにたくさんは要らないのです。
しょっぱ過ぎて飲み込めません。
おわかりいただけますでしょうか。
寂しさ
あなたは寂しさを隠した人だわ、いや、自分の寂しさに気づけない人かしら、何が1番寂しさを表しているかってね、人に差した人差し指を自分に向けることが出来ずに闇雲に人を批判するところよ、「いなくなればいい」なんて人に対して使う言葉じゃないわ、あなたがどんなに優しくありたいと願ってもそんなんじゃ叶わないわよ、正しくもないんじゃないの?それこそブーメランあなたの頭に刺さってるわよ(笑)たかだか自分と意見が違うくらいで、どんな資格があなたにあるのか知らないけれど、「いなくなればいい」って民主主義全否定よ。自分と違う意見に「抵抗勢力、抵抗勢力」って反論もせずにレッテルだけ貼って断罪してる幼稚な人みたいよ(笑)
論評には論評で感想なら感想で戦いなさいな、負けるから、論点無視の無関係な攻撃って駄々っ子みたいよ(笑)
「よくばりな犬」 イソップ物語
肉をくわえた犬が、橋を渡っていました。
ふと、下を見ると川の中にも肉をくわえた犬がいます。犬はそれを見て思いました。
あいつの肉の方が大きそうだ、犬は悔しくてたまりません。
そうだ、あいつを脅して、あの肉をとってやろう、俺様に逆らうなんて図々しいんだよ、思い知らせてやる、大きな肉をくわえて羨ましがられながら、この橋を渡っていたのは俺様が先だあんな、奴に先は越させない、行く手を塞いだあいつが悪者だ、俺様は被害者だから何をしても言っても正しいんだ。その犬と同じ様な少しは大きく見えるだろうか?それは、その犬の見た感想だけではないのだろうか?百万人くらいの統計とって言っているのだろうか?と言おうか、そんな最早意見でもない「あいつを消してやろう」「お前なんかいなくなれ」「その肉をよこせ」「私の前に立つな」てなことを思い巡らせた犬は川の中の犬に向かって、思い切り「ウゥ゙ー、ワン!!」と吠えつきました、その途端くわえていた肉がボチャンと川の中に落ちて川底深く沈んでしまいました、そうしてさっきまで川の中で自分より大きく見えていた肉をくわえて、その犬を睨んでいた犬の姿も消えたのでした。
次の瞬間「あぁー、あ」川の中には、がっかりした犬がこっちを向いて写っていました。
その犬は、一生懸命水面に写った自分の姿に吠えついたのでした。
夕飯を川底深く落とし魚の餌にしてしまった可哀想な犬は寂しさのあまりに「ワオーン」と月に向かって遠吠えをひとつして、トボトボと闇の中に消えて行きましたとさ。
あなた、このワンちゃんみたいよ(笑)
おしまい
令和6年12月19日
心幸
あなたと会って、またいつか会おうね!って言って
1人になった途端に寂しくなる。
全然寂しさが抜けなくて腹が立つ。
素直になれたら、どんなに嬉しいのか
私には彼氏がいる
高校1年生の時に出来た
他校の人だ
私より1つ歳上
彼氏と出会ったのは通学中の電車の中だ
私の一目惚れがきっかけで
私から彼氏に猛アタックした
彼氏は最初戸惑ってた
名前も知らない
顔もあまり知らない
声も多分聞いたことがない
それなのにめっちゃ気になると言われる
誰だこいつ?
多分彼氏は心の中はこんな感じだったと思う
でも私にはそんなこと関係ない
だって私が気になって好きになってしまったから
その人と結ばれたい
この一心で私は彼に近づいた
そして彼は私の彼氏になってくれた
私はとても嬉しかった
心の底から喜んだ
彼が彼氏になってくれるってなった日
私は夜眠れなかった
すごく嬉しくて
心臓が飛び出そうなくらい
夜の間もずっと心臓の音がうるさかった
毎日彼が何をしているのか気になった
今何してるのかな?
ずっと考えていた
こんなことを考えていたら
時間があっという間に過ぎ去っていた
今までは学校が憂鬱だと思っていたのに
彼を知ってから
彼が彼氏になってくれてから
私の学校生活は楽しくなった
気づいたら学校の時間が終わっていて
彼と会える時間になっていた
学校が休みの日も
彼とずっと一緒にいた
もちろん彼の家も行った
彼も私の家に来た
映画を見に行ったり
ショッピングセンターに行ったり
一緒にファッションチェックしたり…
すごく楽しい日々
これがずっと続いて欲しかった
最近は私が話しかけても
無反応だったり
反応が薄かったりで
すごく寂しい
私が彼の誕生日を祝おうと思って
一緒に遊びに行こう
と誘っても
彼から返事がなかったり
彼から断られたり
なんでこうなっちゃったのかは分からない
私が彼にとって嫌なことをしちゃったのかな?
それとも考えたくないけど
彼に別の彼女が出来たのかな?
私に飽きちゃったのかな?
考えても考えても
彼が私を嫌い始めたきっかけが分からない
私はどうすればいいの?
そんな風に最近の日々は過ごしている
だけど、考えすぎだよ
と友達に言われる時も多々ある
そうかもしれない
とは思うが…
どうなのだろう?
でも、自分の考えすぎであって欲しい
と心から願う
彼氏と連絡が取れないことが
こんなにも辛くて
悲しくて
寂しいことだなんて
知らなかった
初めての彼氏
初めて好きになった人
一生大切にしたいと思えた人
私の初めてが全てここにあった
この話が誰かの心に残って欲しい
ここにもあなたと同じ人がいるよ
そうわかって欲しい
あなただけじゃない
世界中にあなたと同じ人がいる
悲しい
寂しい
そんな思いをしている人が
周りに絶対にいる
苦しくなった時には
思い出して欲しい
誰かに頼ったっていい
あなたはひとりじゃない
失恋でも同じ痛みの人はいない
そう思うかもしれないけど
みんなちょっと違っていても
痛みはあるから
少しは分かってくれるから
1人で抱えないで
人に相談出来なくても
本に頼ったっていい
ネットに頼ったっていい
辛い時は
苦しい時は
誰かに頼って
「さみしい」と「さむい」は似てる真冬日の朝はあなたに逢いたくなるから
題-寂しさ
『寂しいなぁ』
そう呟く彼女の顔はどこかイタズラっぽい顔をしていて、
決して心から寂しいと思っている人間には見えなかった。
だが、確かに自分も少し携帯の画面と向き合いすぎていたかもしれない。
『ごめんね』
自分の落ち度はわかっているが、彼女の発言をあまり真剣に受け止めずに軽く謝った。
悪気はなかったのだが、目線を彼女に向けるわけでもなく画面を観たまま謝罪したのが悪かったみたいだ。
その後のことは言うまでもない。
塵積だったのか次から次と彼女からの文句は出るわ出るわで止まらない。
反撃をしていたのも最初だけで、次第にこちらは何も言えなくなっていく。
キッカケなんて自分では大した事ではないと思う。
ただ、彼女は家から出ていってしまった。
1人だけになった部屋には、ついさっきまで彼女がいた事を見せつけるかのように面影だらけだ。
作りかけのオムライス
自分は決して読まないであろう類の雑誌
新作なんだと言って嬉しそうに買っていた化粧品
出ていってから暫くして、携帯に通知音が鳴った。
さっきまで食い入るように観ていた画面だか、今はあまり観たくない。
表示されていたのは自分と彼女が写っているアイコン、彼女からの連絡だ。
連絡を確認し、なんて返事をしたらいいのか長考していると
『もういい、さよなら』
突然のお別れ宣言。
愛想が尽きたんだろう。
自分の不器用さが嫌になる、ごめんと言えばいいのに今ではそれも嘘くさく聞こえてしまうのではないだろうか。
『寂しいな』
誰もいない部屋に仰向けに寝転がる自分がポツリと呟こうとも、誰かに聞こえるわけでも誰かが答えるわけでもない。
ただ付けっぱなしになっている換気扇の音だけが無音の部屋で響いてる。
部屋に戻ってきて換気扇を止めてくれる事を期待して、
寂しい男は消さずにいる。
作りかけのオムライスは完成することもなく、ただ寂しく
黙って冷めていく。
寂しさ
風邪が治らない。
軽い風邪だから寝込むでもないけど、なんかだるい。
今度職場で防災訓練でなもんがあってそれに駆り出される気がしてる。
厳寒の外に軽装で何やらされるんか。死ぬでしょ。
それともそれで一気に風邪が重症化して熱でも出した方がすっきりすんのかな?
学生時代以来だな、こんなの。
凡な人生は損です。
知らんけどー。
end
「 寂しさ 」
友達と楽しそうに話す貴方を見ると
私が貴方にとってどれほど
小さな存在か分かってしまう。
『寂しさ』
ひしひしと身体に寒さが伝わる今日。
空がふと目に入る。
相談する相手も、楽しく談笑する友達もいないことを空を見る度に思い出す。雲は仲間がいるけど、空は一つしかない、寂しさを感じる空に、既視感がわくのだろう。
寂しさを感じながら、空から目を伏せる。
寂しさ
心が満たされず、物足りないと感じること。
寂しさを感じたときは、一人で抱え込まずに、誰かに相談したり、自分の好きなことをして気分転換をするなど、様々な対処法を試してみましょう。
【寂しさ】
あの人はどう思っているんだろう
何を考えているんだろう
わかるようで、わからない
秘密の話を共有した
他の人とはしない本の貸し借りをした
気にかけてくれているような気がした
見かけるたびに意識しているのは自分だけなのかな
そう思うと寂しい気持ちになる
あの人に貸してもらったカイロの温かさを思い出し、寂しさを少し紛らわせようとした