『宝物』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何気ない幸せ
当たり前のようで
かけがえのないもの
いつの間にか見失う
そっと仕舞って
忘れないように
―宝物
#宝物
綺麗事を言えば家族が宝物なのですが、純粋に「物」というと、やはり赤ちゃんのときからいっしょの猫ちゃんのぬいぐるみだと思います。
うちには手癖の悪い兄弟がいて、持っていた色々なものは持ち出されて売られてしまって、何も出来ないうちに物欲もどんどん失せていってしまいました。
ものやお金に対する執着はほとんど無くなってしまって、ゲームを買ってもDVDを買っても、いつまで部屋に置いておけるかなと諦めの眼差しで眺めていたように思います。
でも猫ちゃんたちぬいぐるみは、売ることが出来ないから盗られることもなくて、ずっとそばに居てくれました。いろいろなものを奪われていく中で、猫ちゃんたちだけは私に安心感を与えてくれていたと言っても過言ではありません。
猫ちゃんはそのまま嫁入り先まで着いてきてくれました。疲れた時には「猫吸い」をすると安らぎます。一生の宝物です。
宝物と言われて思いつくものはたくさんある。今日こうやって生きられたことがもうすでに宝物。私には大切な人がいる。その人は私に生きる希望をくれた。明日も生きたいって思わせてくれた。だから、今日もこの場所で1日1日を大切に生きる。
テーマ【宝物】
お題『宝物』
宝物、
そう言い切ることが出来る物なんて無かった。
これから先もずっと、心の底から宝物だって、
大事なんだって、言えるものなんて
出会えない、出来ないそう思っていた。
まぁ思えるものが一生無くたって別にいい
だって俺は、恵まれてるから
愛されてるから、他の人よりも幸せなんだから
これ以上、何かを望んではいけないんだ。
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「もー!虎於!何しれっと
逃げようとしてんだよ!こっち来いって!」
「そうですよ御堂さん、ほら、
このヒゲメガネをかけてください」
「大丈夫、トラはなんでも似合うからさ!」
目の前にはカメラアプリを開いたスマホや
ヒゲメガネ、クラッカーを手に持った仲間達
物では無いが俺の宝物だ。
大事な物、いや、大事な人。
誰よりも大切な奴らだ。
何がなんでも守りたい、そんな奴らに
出会えるなんて、夢にも思わなかった。
「ヒゲメガネが似合うなんて言われても
普通嬉しくないだろ」
フッと笑いながら巳波からヒゲメガネを受け取り
渋々掛ける。
「よーし!虎於、やっと掛けてくれた
じゃあ撮るよー!」
こんなくだらないけど幸せな日々が
宝物だ、一生、手離したくない。
これは二次創作です
宝物
宝物はいつも
そばにあるもの…
当たり前にある幸せ
に感謝
ありがとう
【宝物】*163*
もう、あれしか浮かばない
なくなったらこんな元気でポジティブな私から
笑顔が消えるだろうな
生きていけるのかも自信がない
大事にします
あなたの宝物はなんですか?
わたしの宝物は近くにいてくれる人です
それは、なぜかというと
親に相談できないことも聞いてくれるし、話してくれるから
1番気楽にいられるから
側にいると安心するから
そんな人達がいないとわたしは、多分今生きてないし、これからも生きていけないと思うんです
1番感謝しているのは、産んでくれた両親
だけど、1番の宝物は、わたしのことをなんでもわかっていて、理解してくれて、相談し合える、大好きな人達です
わたしは、友達が大好きなんです
わたしは、友達が生きる力なんです
わたしは、友達が“宝物”なんです
「宝物」
私が宝物にしているものは、まだない
自身で気づいていないだけかもしれないが
特別に重要視しているものはない
大事なものが近くにあるからこそ気付かないのだろうか
ピンクのキラキラのゆびわ。
そろばん大会のトロフィー。
初恋の人の第2ボタン。
成人式に着けた簪。
結婚指輪。
はじめての似顔絵。
家族旅行の写真。
まだ道半ばである。
限定の味よりきみがくれたこと大切すぎてまだあるよ、飴
題-宝物
宝物
宝物
それは人にとって
大切なもの
いつの間にか
大事なものになり
大切にする
だからこそ
壊れてしまうと
すごく傷つく
恋みたいに
でも
壊れることで
新しいい宝物
が運命にあるかもしれない
その大事な運命を待つ
#23_宝物_
貴方との思い出も共に過ごした部屋も。
何もかも、僕にとっての宝物で。
多分、一生着いてくる宝物なんだ。
思い出も形に残る物も何もかも。
僕に持っての宝物。
『貴方と僕の思い出の中ての宝物で。』
2024/11/20
一番の値をつけた場所で光ればよい
/お題「宝物」より
目を閉じて心の宝箱を開けてみよう。さて、どんな思い出が出てくるかな?目に見えるものだけが宝物じゃない。誰かからかけてもらった言葉、あの時の思い出の曲…そのひとつひとつがかけがえのない宝物。そう考えると、ここまで歩んできた人生、出逢ってきたたくさんの人たちも心から愛おしくそして大切に想えるんじゃないかな?時には喧嘩もあるかもしれない。でもそれもいつかは、あ~あんなこともあったなぁって笑い話に変えれるような思い出になることを信じて一日一日感謝を忘れず、心穏やかに生きていきたい。
ワタシの首輪には、青くてキレイな球の飾りがついている。光を吸収する黒色をしたワタシと違って、光を通したり反射したりしてキラキラするんだ。
ご主人によれば、コレの中には魔力が詰め込まれているらしい。その魔力を放出すると、一時的に身体が強くなるんだとか。
そこは永久に強くなるもんじゃないの?って思ったけど…よくよく考えたら、コレはワタシの首輪の飾りにできるくらい小さい。こんなのに詰められる魔力量なんてたかが知れてるし、むしろ一時的でも身体を強くできるだけスゴイのかも?
この球はご主人が手に入れたものらしいけど、「本当に危なくなったらお前が使ってもいい」って言ってくれた。…ワタシが危なくなるなんて、そうそう起きないのにね。
だって、ワタシは影だもん。ご主人はワタシの"主"になったからワタシに触れるだけであって、他の人やモノはワタシに触れない。
ワタシを救う為に道路に飛び込んできた時も思ったけど…やっぱりご主人は面白いニンゲンだ。
ワタシが持ってたら、ご主人が使えたい時に使えなくなるんじゃないかって?
それは大丈夫。光と影さえあれば、ワタシはいつでもご主人の影に移動できる。そうしたらあとは、ご主人が自分の影からこの球を取り出して、使うだけ。
でも、もし、ご主人がこの球を使う時が来たとして。
魔力がなくなったこの球は、いったいどうなっちゃうんだろう?
壊れちゃうのかな?透明になるのかな?青いまんまかな?もしかして、キラキラしなくなっちゃったりするのかな?
いや、使ってみるまでわからないって言われたら、それはそうだけど。
でもほら、ご主人が球を使う選択をしたってことは、それほどヤバいことが起きたってワケでさ?そういうのが起きないっていうのが一番いいじゃん?ワタシ戦いとかできないし。
あとはー…そう、この青いキラキラがなくなっちゃったら、なんだか寂しいでしょ?
だからご主人、可能なら、ワタシのこの球は使わないでねっ!
(「ティマセル学園」―ベネガット―)
My treasure is...
いつかの私はそうやって不器用に英語を使って大切なものを発表していたっけ。
小さい頃は可愛いものやカラフルなものが好きでよく集めていた。母の化粧道具からリップを探し出してはよく塗っていた記憶もある。キラキラした世界が見えていたんだ。でも成長が早くて周りより身長が高かったこと、覚えるのが好きで周りより知識量が少しだけ多かったことがあって先生から大人びていると何度も言われた。1番記憶に残っているのは私だけ「○○ちゃん」と呼ばれたことがなかった。1度も。そのせいか、自分の好きなものを素直に好きだと言えず徐々に周りに馴染めなくなったんだと思う。
成長していくにつれ、周りは女の子らしいお洒落や美容に関して関心が湧く時期になった。私も興味はあった。ただ、周りの環境の影響もあってか、女の子として生きづらい自分がいた。女の子である自分も別に嫌いではない。ただ、時間が経つにつれて男の子でいたいと思う自分が強くなっていった。周りもいつしか「男友達みたいで安心するわ」とか「女として見れない」って男の子としての私を必要とするようになった。
私は髪を切った。部活で邪魔になるからって言うことを言い訳にしたけど、本当はもう女の子でいる自分を捨てる覚悟を決めたからだった。短いマッシュヘアに刈り上げを入れる。不安がなかったといえば嘘になる。それでも男の子として生きていく自分の第1歩と思えば難しいことではなかった。鏡に映った自分は男の子そのものだった。なりたい自分にようやく出会えた気がして心臓は高鳴ったままだった。
今になってみると、自分のために自分が決断してきた過去がとても愛おしく思える。いつか捨ててしまった女の子としての自分も大切な「自分」である。覚悟を決めた男の子としての自分も大切な「自分」である。だから私は女の子としても男の子としても生きていくことを決めた。大切な宝物、それは自分自身であった。自分自身を愛さないことには、自分自身と向き合わないことには人生というのは始まらないものである。今までの想い出全部を振り返って今だから言えること。
My treasure is myself.
題材「宝物」
〜宝物〜
全て無くして また拾い集めればいいさ
ロストワールド/エルレ
宝だって?
喉から手が出そうだ。
僕はきっと迷子になっている。
甘酸っぱい懐かしさと、黄金の夕焼けを見ていたはずなのに、
次の瞬間にはヒキガエルの気配と、すすきの揺れる寒空の日暮れ
頭を悩ませないでください。
意味のあることを言ってるわけではありません。
僕はきっと迷子になっている。
星空から糸電話が垂れている。
成層圏を越え、冥王星を越えて。長い長い糸電話。
それなのに、紙コップ
耳に当てると懐かしさがカサコソ鳴っている。
『常ならざるものを求めるなかれ』
これは宇宙の響き。もう一つぶら下がっている。
『宝は天に積みなさい』
これは愛の響き。最後の一つ、
『自らの源にとどまり、やすらぎなさい』
ここには知恵がこだましている。
砂場の中で小さな石英の砂粒が反射している。
しかしそれは確かにあの夕日の輝き。
〜〜〜〜〜〜〜〜
僕は目を覚ました。朝日がひび割れた窓から差し込んで埃が舞い光っている。
準備もほどほどに家を出る。
ここはガラクタの街。
でも僕は知っている。
この街の中心にも宇宙がこだましている。
何かを求め三千里
何マイルかの散歩道
何重にも連なる歩道橋
目的地までこの先何メートル?
お店で買ったキーホルダー
屋台で買ったあのタコス
有象無象の写真たち
脳の箱にしまい込む
――サメの言うことにゃ、
宝物
あなたの宝物は何ですか?
そんな問いに
彼はこう答えた
「それはきっと、時間だ」
宝物が時間?
あの時は、
全く意味が分からなかった
今なら、
少しだけ分かる
あの
永遠に続くように感じた時間
儚い物だと気づくには
あまりに遅かったから
…今が永遠のように感じてしまうから
…こんな事をしてるから
終わりが見えなくなるんだ
彼が笑った気がした