『安心と不安』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
安心と不安
どっちもあるから、どっちも感じられるけど、
出来れば長く、安心の中に包まれていたい。
小学校時代に話題をつくることが苦手で、友達にあなたと話していても楽しくないと言われたことがきっかけで、毎日話題をつくるのが不安になってしまった。しかし、その後、ドラマや漫画に興味を持ち始め、新しい趣味が見つかった。特に、受験期には漫画が私を支えてくれた。
友達との仲は修復できなくて後悔しているが、中学生になって新しい友達ができ、話題も増え、楽しい毎日を過ごせるようになった。私はこの経験を通して、不安があったからこそ、新しいことに挑戦することで成長できることを知った。
今では、自分の好きなことを楽しんで、新しい趣味を見つけることに積極的になった。人生が少し楽しくなった。私は友達の言葉から多くを学び、彼女に感謝している。
少しテーマとずれたかも…!
友達。
それは、良い意味にも悪い意味にもなる言葉。
永遠の友情をお互いに持った関係。いつでも助けてくれて、自分なんかと仲良くしてくれる。ずっと側で寄り添ってくれる。
安心できる、優しい存在。
表面上の関係。そんな友達はたくさんいる。友達なんて言っておけばどうにかなる。そんな雑な扱い方もできる。
いつ裏切られるのか、不安になってしまう存在。
ふと、考える。自分の友達はどちらだろうか。
そもそも自分に友達はいただろうか。
「友達」とは、とても面倒だ。
_安心と不安_
#安心と不安
なにをしても
『どうせ どうせ』
がよぎってる
これが堪らなく不安で
これが堪らなく安心だ
あぁどうせなら
最後まで信じたい
でも
登っても登っても
何処かで足を滑らせて
全部全部亡くなって
後遺症だけ残ってる
私は保険の外交員。
皆さまが持っている、生活する上での様々な不安を軽減するために保険を売っています。
そうです。保険というのは人々の安心を目に見える形にしたものなのです。
目に見えてわかるものっていいですよね。
今ではこんな病気やあんな病気、怪我だってありますから。
入院だけではありません。
通院するのにもお金はかかるんですよ。
そして、ご自分のことだけじゃありません。
大事なご家族さまに、もしものことがあるかもしれません。
でも、大丈夫。
入れる保険、たくさんありますからね。
今度あなた様用の保険のおススメを一覧にして持ってきますからね。
安心がお金で買えるなんて、いい世の中になりましたよ。
今日も私は保険を売ります。
誰もが持つ不安を安心に変えるために。
何よりも私自身のノルマを達成しなければいけないというプレッシャーの不安から抜け出して安心するために。
――玄関の鍵、閉めたっけ。
歩き始めてすぐの曲がり角で、私はふと不安になる。
くるりときびすを返し、家に戻る。大丈夫、鍵は閉まっていた。
――お鍋の火、止めた?
横断歩道で思い出し、また、家に戻る。ああよかった、お鍋の火は消してあった。
こんなことを繰り返し、私はいつも待ち合わせに遅れてしまう。だいぶ早く家を出ているのに、だ。
60を過ぎたが、忘れっぽいのは年のせいだとは思わない。なぜなら、昔からこうだからだ。
子どもたちも家を出た。今は旦那とふたりだけで暮らしている。
会話はあまりない。私が何を好きで何が嫌いで、どういう人間かなど、きっともう興味もないのだろう。
待ち合わせ場所に着くと、長年の友達の佳世子がこちらへ手を振った。同級生なので、気心も知れている。今日は佳世子のほうから、折り入って話があると呼び出された。
昼間のレストランは人が混んでいる。壁際の二人席に腰を下ろすと、佳世子はおもむろに話し始めた。
「これを預かってほしいのよ」
差し出されたのは、手のひらにのるほどの大きさの、白い箱だった。鍵がかけられており、中は見えなかった。
「夫や子どもに見つかると、ちょっとまずいのよね。内容については、ごめん。聞かないでくれる?別に厄介なものじゃないのよ、一週間だけでいいから。」
中身が気になったけれど、佳世子の真摯な眼差しに気圧され、なにも聞けないまま結局
預かってきてしまった。持ち上げてしげしげ眺めていると、玄関で呼び鈴が鳴った。
「はいはい」
荷物を受け取りサインをし、ふと気づく。
あの箱はどこに置いた?
「ない、ない」
蒼白になって探していると、ソファで新聞を読んでいた夫が、のっそりと立ち上がった。
そしてつかの間消えたかと思うと、その手にあの箱を持って戻ってきた。
「え、どこにあったの」
仰天して尋ねると、夫はこう言った。
「居間の引き出しの上だよ。お前、大事なものは、たいていあのまわりに置くだろう」
「え?」
「なんかさっきからやたらじろじろ見てたから。大事なもんなんだろ」
知らなかった。
自分が無意識に、大事なものをそこに置く癖があることは。
「それから、鍋の火止めておいたぞ。夢中になると、すぐ忘れるんだからな」
忘れていた。火をつけたままだった。
この人はわかっていたのだ。私が白い箱を見ていたことも、それが大事なものであることも。それをどこに置くのかも。忘れっぽい私のことを、ちゃんと見ていたのだ。
私、このひとと結婚していて、良かったかもしれない。
これからまた同じようなことばかりミスして生きていっても、大丈夫かもしれない――
思いがけず安らかな気持ちになって、私はひとり微笑んだ。
そしてふと思う。
ところで、この箱の中身はなんなのだ。
顔の前に持ってきて眺めていると、中からかすかにカサリ、と音がした気がする。
その瞬間、私のなかでいくつもの疑問が湧いてでた。
これは何?まさか今音がした?なぜ見つかってはいけないの?まさか―――
言い様のない不安が、私を支配した。
安心と不安
ふと、安心することがある。
母の優しい笑顔、父の大きな手、柔らかい布団、暖かい日差し。
全てが私を包んでくれる。
ふと、不安になることがある。
知らない人の冷たい目線、ひとりぼっちの部屋、暗い帰り道、点数の悪いテスト。
全てが私を突き抜けていく。
安心と不安は表裏一体だ。
安心した後は不安になるし、不安の後は安心できる。
不安も悪いものでは無いし、安心ばかりは少し怖くなる。
画面越しに出逢う
この時間
胸が高鳴る
考え 考え紡ぎ出した
シンプルな短文を
送信 という操作に想いを重ねる
どんなコメントが返ってくるか
不安と楽しみが入り混じる
期待する言葉が届くわけでもないけれど
今日1日あった事
仕事の相談…
たったそれだけのやり取りで安心できる
そんな時間と空間が
2人だけの秘密の小部屋(オプチャ)
そしてまさに、今
誰にも邪魔されない安心と
背徳感に似た………不安とを抱え
今夜も眠りにつく
#安心と不安
この先の不安が毎回押し寄せる。
このままでは、自分の不満ばかり募って行くのが目に見える。
すでに、いつまでこんな状況が続くのだろう?と不安でしかない。
うまく行かない事は、私のせいにし、自分はなんの努力もしない。
支える側は、支えるだけで、支えてもらう側は、それを当たり前のようにしか思わないのでは、バランスが悪くて突如関係は崩壊するだろう。
支えられて、安心しているのだろうか?自分1人になった時の不安はないなだろうか?
私には安心など、かけらもない。
人はいつ、どんな状態で、ひとりぼっちになるかわからないのに。
寄りかかる事しか考えない人生なんて、楽しい訳がない。
自立して、努力を重ねて成功する事に喜びと自信が持てるはず。
見ていて不安しかない人では、関わり方すらわからない。
私は利用されているだけなのだから。
"安心と不安"
たまに、二つの正反対な感情が心の中に同時に存在して、綯い交ぜになる事がある。
例えば、『これができた』という安心と『じゃあこっちはどうすれば』という不安。
その《安心》と《不安》が綯い交ぜになって、それが漠然とした焦りに変わって、自分の心なのに、何から手を付ければいいのか自分でも訳分からなくなる。
そういうのがたまにあるのが地味に困る。
俺が心配性なせいなのもあると思うけど。
俺の悪い癖なのもあると思うけど。
どれだけ安心できる場所にいたって
いつか訪れる終わりを思って不安になる
きっと永遠に、逃れることはできない
#安心と不安
安心と不安
君の横は安心するのに
失う日が来るとわかっているからこそ
不安で押しつぶされそうなんだ
そんな背中合わせな関係を
今も続けている
水の中をういたら沈んだりするのと同じようだ
楽しいほど、
失うのが怖い
きっと君を失ってしまったら
私は息ができないだろう
そう思うほどだ
私は2年生になって、10ヶ月がたって、残り2ヶ月で3年生になります。ですが私は、2年生になってから、何でも話せる友人が増えて安心出来ていると思います。友人が増えてから家に帰る時に友人と一緒に帰って家まで送ったりして、家につくのが1年生のときよりも遅くなったと思います。ですが私は今年、受験生です。勉強は好きではありませ。ですが、もう受験勉強を始めている友人もいます。なのに私は、する気になります。なので本当に高校に行けるのかが不安です。
「皆さまに心からの安心を」
知らん政治家がテレビでなんか言ってら。
この番組、ずっとニュースばっかで飽きちゃうぜ。オイラはまだガキだっての。
「あなたの不安を取り除く!それこそがこの、新商品の……」
はあ。
こんな情報番組、オイラが必要だと思うか?
やめだやめだ。
「…最近、ちょっとピリピリしてますよね」
「……案じています。元に戻ってほしい」
「最近、…なんか居辛くてさ」
「"本気になれない奴は俺の部活にいらない"」
あ〜…。誰がそんなこと言ってたっけか?
「私、なんとかしてみるよ。自分が始めてしまったことだし…私の手で終わらせる。」
オイラ、多分学園の生徒で最年長なのによお。こんなちっせえ手のガキが来たことに。
どっかで安心しちまってんだなあ。
ずっとこのままなのか?楽しくない勝負をするのか?勝てない勝負にのぞまなくなるのか?負けると思って戦うのか?
. . . . .
ついてきてくれるあいつらはなんなんだ?
格別に強い信頼を置いたわけじゃあない。
「本当は優しい人なんだね」
別にそんな人格者じゃあない。
「私も彼に対して、そうありたい」
ただオイラは、あいつに気づかせたいだけ。
あんな政治家みたいな嘘つくな。
あんなくさい商売みたいな仮面とれや。
誰を心配させてんだよ。
姉も、あいつらも、部活仲間も、オイラも。
そんなかで一番、心配してんのはあの手のちっせえガキなんだよ。
「見てて苦しいぜ。」
_2024.1.25.「安心と不安」
「…やっぱりピリピリしてるよあの髪型」
「早く戻るといいな」
「あの人があんな髪型してるから今にも噴き出しそうで…」
(((こっちが見てて苦しいんだけどな…)))
シリアスにはシリアルを。これ常識。pkmn.
気まぐれで、気分屋で、唐突な、
君の態度にいつも振り回される。
時折来るメールとか、唐突な真夜中の電話。
私の言葉は煙に巻くくせに、私の返答は逃さない。
そっと触れた指先にほのかな熱が宿って、
背中越しの体温に安心と不安が押し寄せる。
年上だからと余裕を見せていてもね、
心の中はそんなことでいっぱいになる。
打てないメールの文字を眺めて、
言葉にならない声を飲み込んで、
気づけば今日も夜が更けていく…。
【安心と不安】
安心と不安
何かがうまく行くと安心するし嬉しいんだけど
この次上手くいかないかもしれない
今安心してどうする
まだまだできるってどうしようもない不安に襲われる
安心と不安は紙一重
大丈夫だから。
確証のない言葉を散々並べたあと「だから、安心して寝なさい」とお父さんは諭すように私に言った。そして有無を言わさず部屋の照明を落とす。お父さんはそっと戸を閉める。私は真っ暗闇の中に、独り取り残される。
布団に入っても脳は覚醒したままで、目も冴えていた。暗闇の中でものの位置が分かるくらいには。夜器用に走り回る猫みたいに、私はすいすいと障害物を避けて扉まで辿り着く。
扉を少しばかり開くと、橙色の光が暗闇に差し込む。眩しくて目を閉じたが、暫くすると慣れてきた。隣の部屋の様子を息を潜めて見守る。
嗚咽混じりに何かを語るお母さん。
困った困ったと顔を歪めるお父さん。
二人は夜な夜な話し合っている。ここ最近ずっと。難しい言葉がたくさん聞こえてきて、それがよくないことなのだとは何となく悟った。それでも、何とかいい方向に転がれば、と願っていた。
お母さんはずっと啜り泣いている。弱い、弱い、お母さん。お父さんはこの姿を見せたくなかったんだ。
私はそっと、また扉を閉じて布団の中に潜る。安心できない。先行きの見えない不安だらけの夜。その重みに押し潰されそうになりながら、かろうじて私は私をたもっている。私であろうと。私だけは取り乱すまいと。葛藤している。本当はこのまま叫んでしまって、暴れてしまって、何もかも終わりにしてしまいたいのだけど。まだ、まだ、大丈夫だから。降り積もる灰は山になって私を埋めるけど、まだ、私は大丈夫だ。この暗闇に、抗ってみせる。歯を食いしばって、枕で押さえて、必死に、堪える。
安心な
ことなどないよ
何一つ
不安だらけの
この日本かな
災害が
こんなに頻発
してるのに
政治家たちは
どいつもこいつも💢
14日目【安心と不安】
今の仕事は、経済の安定があるから、安心して仕事以外の活動ができる。
でも。単純な事務作業で、そこに仕事の面白味はない。
だからあと10年も、こんな仕事を続けていくことへの不安もある。
「こんなんで、今まで培った私の能力である、企画力や伝達力を使わないままでいいのか?」と。
【安心と不安】
あなたといると本当に安心する。
隣に居るだけなのに心がポカポカとしてくる。
今だってそうだ。
離れたく無くなってしまうくらい好きなのだ。
だからこそ、不安もある。
もし、離ればなれになってしまったら。
一緒に居られなくなってしまったら。
僕はどうなってしまうのだろう。
不安でおかしくなってしまうかもしれない。
そんなとりとめの無いことをぐるぐると考えていると涙が出てきた。
おかしいな。
横にはあなたが居るのに。
「、ッぐすっ、」
「、、泣いてる?」
バレてしまった。
ぐちゃぐちゃな顔を見られるのが嫌で、顔を背ける。
「、ッ僕を、捨てないで、ください、」
必死だった。
頭の中はパニックで、そのくらいしか言うことが出来なかった。
ただ、それだけでも。
あなたには伝わったようだ。
僕の事をギュッと抱き締めてキス、された。
「、、捨てるわけ、ないから、」
「、うんッ、」
「大好き、」
僕が思っていたより想われていたようだ。
やっぱりあなたの隣は安心するなぁ。
るあ