『安心と不安』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『安心と不安』
人間だれでも最後は死ぬもんですよね
そしたら記憶はどうなるんでしょう?
経験は?感情は?心は?
自分が今感じている世界はどうなるんでしょう?
自分が亡くなればそれらも無くなるのでしょうか?
仮に……仮にですよ?
もし本当にそうなのだとしたら……最強ではないですか?
どうせ最後に全て無くなるのであれば、何をしたって変わりませんよね!
…………ダメ?
そうですか、ダメですか……
じゃあもういいです(不機嫌)
「不安はらむ安心」
もしもし
あーちゃんに電話
話がひと段落すると
ちょっと待ってね
ごそごそ
もしもし
と、じいじが出る
体調がいい日の声
なんてことない
そのひとときの
ぬくもりに
ふぅと力が抜ける
それでも
安心をもたらす
そのひとときも
いつか
終わりがやってくる
と思うととたんに
不安に包まれる
安心はいつも
いつかの不安を
はらんでいるのかもしれない
絶対的な安心なんて
存在しないのかもしれない
ただ、いつか
あぁなんて
あったかかったんだろうなぁ
と肌で感じられるよう
見つめよう
耳を傾けよう
寄り添おう
#安心と不安
不安でいっぱいだ。
いつだって私を安心させるのは優越感で、不安にさせるのは劣等感である。時間的な余裕に胡座をかいて安心に浸っていると、そのうち期限がやってきていつの間にか不安にすり代わっている。現状維持は衰退だと誰かが言っていたのはこのことかもしれない。
本当は安心も不安も存在しないとわかっていた。
先に進むも後に戻るも一直線上の出来事で、どこからどう見るかによってしか変わらないというのに。それでも私は常に安心が欲しい。誰かの上に立つことでしか気持ちを安らげることができない。
非常に寂しいことだ。この話にまだ答えはない。
あなたと付き合いはじめてから、私は安心と不安の両方を手に入れた。
【安心と不安】
不安を知っているから、安心を感じられる。
不安を経験したら、同じ気持ちの人に共感が
生まれて、安心も共有できるかもしれない。
安心も不安も1度感じれば、どんどん
膨れ上がるものだと思う。
バランスをとることは中々難しいかも
しれないけれど、せめて誰かの不安に
寄り添うことくらいは出来るようにありたい。
『不安と安心』
もういいよ
頑張ったね
よくできたね
そんなあたたかいゆるさに身を任せれば
心はふんわり温まる
だけど
きっと安心だけじゃ
心が食べていけない
心がガガガッと傷つけられれば
きっといつかそこには花が咲く
「安心と不安」
不安に駆られ
安心を得ては
また一つ
不安に襲われ
人生の大半を
不安を無くす為に
あくせくと
繰り返し
繰り返し
忙しい人生
夢見る時間は
合間の安らぎ
夢追う事には
勇気が要る
したい事する為に
要らぬ犠牲を
強いられる
当たり前になれ
当たり前になれ
夢叶える事が
当たり前になれ
「不安と安心」
あなたと入れる今に安心して
あなたと会えない明日が不安になる
「安心と不安」
「不安」がなくなってしまえばいいのにとずっと思っていたし、それが「安心」とか「幸せ」だと思っていた。
ところが、この「不安」はなくなることがないらしい。
残念。
でも、不安に思う事というのは、
ある意味、危機管理能力が働いている状態なのでは?
そう、不安に思う事は、役に立つ能力なのだ!!
....なんて思うと、
なんだかとても「安心」
私、実は最強じゃん!
...なんて勘違いまで出てくる(笑
結局、安心と暴走しない程度の不安は一緒に抱えているのが一番「安全」なんだと思う
そして
誰かが言っていた
心配事の9割は起こらないと。
#安心と不安
土曜日、発熱があった。
病院に30件ほど電話したがpcr検査は受けさせて貰えなかった
結局歩いて薬局の検査キットを買ってきた
結果はコロナ陽性だった
大学に報告を終え、自宅待機を始めた、
一人暮らしで自分以外誰もいなかったが
母親からもらったみかんとクッキー
食料は充分ある
不安と安心が入り交じる中で布団に入った
頭が痛い鼻水が出る全身が痛い
全く寝付けない
ほとんど寝付けないまま朝が来た
喉が痛い熱は40度まであがっていた
体が動かない、立ち上がるだけで立ちくらみや頭痛に襲われる
体調を崩して改めてわかる、健康に過ごせることがどれだけ幸福なことなのか
すべては健康の上でしかなり理立たないことを
普段一人暮らしでいてもSNSやネットで孤独を感じたことは、ほとんどなかった
今は違う、スマホやパソコンのモニターが頭痛でまともに見れない誰とも繋がりを感じられない。
孤独
誰もいない布団の中には自分一人
孤独死していく寂しさはもしかしたらこんな感じなのかもしれない
朝目覚めると熱ある程度下がっていた
なんとか命は助かった
「彼女作ろ」
俺はそう呟いて、二度寝した。
己は、「安心と不安」代表者です。
‹安心と不安›
安心と不安
私の安心は、突然現れる不安により見えなくなることがある
私はいつだって安心の中にいるのに、不安という影が突然やってくるのだ
それは形のないもの
大きくなったり小さくなったり
重くなったり軽くなったり
真っ黒になったり白くなったり
その本当の姿を私は知らない
形を変えながら私の中を漂うそれを
私はじっと見ている
ただ静かに見ている
すると、やがてそれは消え
私の中に再び安心が見え始める
それはまるで、雨雲が過ぎ去り、太陽が姿を現すかのように
やらかした時に何も言われない時の不安と安心は半端ない
見たい景色を見られるまで
見たくない光景を沢山見るの
ダリアの花は私を不安にさせる。
あの緻密で整ったピンクと黄色のグラデーション。
ひとつひとつの花びらがまるで視界のすべてとならんばかりに奥へ奥へと引き寄せる。
「見てはいけない」
と検閲官は言った。
「見なさい」
と遠くの声は言った。
「花びらが毟り取られたあとの姿も違わずにイメージできるくらいに」
私は安心を得るためもう一度ペンを握りなおした。
#安心と不安
『安心と不安』
君が傍にいること
僕に笑いかけてくれること
触れられる距離にあること
確かな心を感じること
未来が輝いて見えること
安心と不安
安心と不安、どちらもわたしの心に必要な感情です。
安心だけでも怠け者のわたしには、動く動機が無くなるのでダメ。
不安だけなら心が病んでしまう。
わたしにはどっちも必要です。
それもバランス良く。
安心が少し多めがベストです。
あなたがずっと「ゔぁ」「ゔあ」と言っている。身体に括りつけられたハーネスを手が白くなるほど握って。前屈みになって足の底で踏ん張る姿は、なんだか少し……滑稽。
言い出したのはあなたなのに。
大きな橋の上。
そこから生まれる娯楽なんて、ひとつ。
「もうそろそろ飛んだらどうです?」
「一緒に飛んでよぉぉおおっ!!」
「嫌ですよ。わたくし、一回飛びましたから」
「ゔぁあ」
ハーネスが取れたらどうしよう。スタッフさんが確認して。ゴムが伸びて切れたら! スタッフさんが確認して。川に落ちたら、死んじゃう! こんなけ確認したんだから落ちませんよ、と宥めて。
ひとりずっと尻込みするものだから、見かねたスタッフさんが「押そうか?」「や゛め゛て゛ッッ」好意を無下にして。
それでも飛ぶ気。
諦めてハーネスを外す選択はしない。
風が吹くたびに竦み上がって、プギーと鳴いているのに。おかしな人。
「もう背中を押してもらいなさいな」
「ちょっ、一回ッ、一回だけっ、お手手握ってぇっ、お願いしますッ」
「はいはい」
「あ゛ぁ゛あ゛ーーーッ、あ゛ったかい゛ッ」
「飛ばないと、次の挑戦者さんが待ってらっしゃいますよ」
「あ"あ"ッッ、うしろの人ッ! ごめんなさいぃッッ」
一歩ようやく踏み出して、飛び降り台の先まで。じっと下を睨むあなたは一歩うしろに下がりそうだったから。
背中に手をやって退路を断つ。
ビクッと怖怖振り返ったあなたに、精一杯の笑顔を贈りましょう。
するとあなたったら失礼。
顔を引き攣らせるなんて。
「ほら、スタッフさんと押してあげますから」
「ヤヴァイすっごく安心するッ安心するけどッ、足場ないのほんとッッ!!」
「はい、いきますよー」
「エッ、ぼくのタイミング――――」
「さーん、にーぃ、いーち、いってらっしゃいませー」
「ゔぁぁぁああああア゛ッッッッ」
一気に重力に引き寄せられていった。人は自然の前に無力だというのを傍から痛感。
水面ギリギリで打ち返されたように、クルクルと回りながら上に引き戻されて。あなたの声が寄せては返すを繰り返してゆく。
なるほど、見ているほうはこんな気分なのですね。だから有名人がやらされるわけだ。
吊り上げられて橋の上に戻ってきたあなたは、ぎゅっとハーネスを掴んだまま。
テキパキと解放されて。
わたくしの腕に掴まって膝をガクガク笑わせている様子は、まるで産まれたての子鹿。……もしくはアイススケートリンク場のあなたにそっくり。
やっぱり、「ゔぁ」「ゔあ」と鳴いて。
何でしょう、そういう生き物に見えてきますね。
「も゛う゛、絶対ッお手手ッ、離さないでッ」
「おや熱烈」
「すっごくドキドキしたッ、死ぬかもしんないッて頭ん中で遺書つくったッ」
「書いてないも同然ですよ」
「あ゛〜〜〜〜ッ、めっちゃよしよしして!!」
「はいはい」
「もう絶対やんないけど、砂浜の中からコンタクト探しだす確率くらいは楽しかったッ」
「それ楽しいんですか?」
「地面があるって、ほんッッと偉大ッ! 当たり前って失って取り戻したすぐはほんと、安心感半端ないッ」
結局、帰りは運転を交代。
あんな足でアクセルとブレーキを踏まれたらたまったものじゃありませんもの。
落ち着いたあなたはガブガブ水分を摂っていますけれど、コンビニも探しておいたほうがよさそうですねこれは。
生きてることのしあわせを口遊んでいたかと思えば、今度は重力の均衡が少しでもズレることを恐れ始めて。
忙しいですね。
わたくしにそんな聞かせても、内容を理解できていませんから、議論できませんよ。
#安心と不安
安心と不安
それは紙一重
息子の職が決まった時は安心した
今はリモートで家で仕事をしている
動かない!色々不安
娘が最近転職した
条件は悪くなく、安心していた
2ヶ月経った今、また転職を考えている
やっぱり不安
自分のこと以外は常に、安心と不安が
交互に来て、不安要素は長引く
世の中こんなもんだろ
あなたの腕の中はいつも違う香りがする
綿あめのような安っぽい香水の匂いを
疎ましく思いつつも、
この薄っぺらい胸に体重を預けているのは
柔らかな胸ごしに伝わってくる
時に大きく跳ねる心音に安心するからだ
昨晩、この不整脈を独り占めした女は
よほど自己顕示欲が強いのだろう
甘ったるい綿あめのにおいが素肌にまで染み付いているのではないかと疑うほど強く香っている
私はどうしてこんな人間のことが好きなんだろう
気安く肌を触れ合わせるくせに、
自分の心は少しも見せないところだろうか
時折三日月のような目を浮かべて懐いてきたと思えば
氷のように冷たい黒目が私を突き刺すところだろうか
再び心音が大きく跳ねる
私は安心と、
それをはるかに覆い尽くすような不安に襲われた
この人の胸は何故なしに安心する
初めて抱きしめられた時からそうだった
理屈ではない、病みつきになる心地良さだった
でもおそらく、
私と同じことを感じている人間は私の他にも沢山いる
そしてこの人にとって私は
その大多数の1人に過ぎないのだろう
細長くて綺麗な指が私の髪を優しく梳かす
綿あめの匂いの女にも
同じことをしたであろう慣れた手つきで
そうだ
私はこの人間でなく
この不整脈持ちとのコミュニケーションに付き纏う
安心と不安に魅了されているのかもしれない
うん、
きっとそうだ
こんなに大好きなのは私だけじゃない、
これは苦しい片思いなんかじゃないと
嫉妬で狂いそうになる頭に必死に言い聞かせた