『安心と不安』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
わたしの安心は君だし
そして
わたしの不安は君なんだ。
君の一声で、生きててよかったって思う。
君の返信一つで、消えたくなる。
画面の向こうで、
ゲームをしたり
おしゃべりをしたりしている
君。
動画を色々みているうちに
君にたどり着いた。
一生懸命自分の好きなゲームについて語る声が
知っている人のように思えて
最後まで配信を見てしまったのがきっかけ。
案外豪快な笑い方で
わたしの知ってる人とは別人だと分かったけど。
配信日は待機するようになった。
今日も頑張ろうと言われたら
うん、頑張ると思うし
いつも応援ありがとうと言われたら
やっぱり嬉しいし
こういう僕でもいいのかなと言われたら
全然そのままでいいよといいたい。
1人も友達がクラスにいなくても
そういう言葉がどこまでもわたしの安心になる。
トイレに行くのが1人でも
教室移動が1人でも
別に気にしない。
君がくれた安心がある。
わたしには君がいる。
でも最近、
反対の気持ちになることも増えてきた。
誰にリプ飛ばしてるの?
誰のコメントを読み上げたの?
もしかして、誰かそばにいるの?
あのファンとやりとりしてるの?
そもそも、君は、わたしを認知してるの?
どんどん知りたくなって
その分不安になる。
でもまた一言で天にも昇るんだ。
ジェットコースターみたい。
上がって落ちている間には、自分の悲鳴しか聞こえない。
受験勉強してるけど結果がついてきてくれるかが不安。
安心なんてねぇよ。バーーーーーーーーカーーーーーーーー
自分に誇れるのってなんだろうなぁ。
日々の思考を整理するためにこれを書いてるんだと思う
まぁこんな感じの文が淡々と綴られてるってことは
頭がおかしい状態ということは間違いないな。
俺を必要とする人なんているのだろうか。
あかん。ネガティブになるな。
基本的には結構ポジティブだと自負しております。
もう今日は書くことないので受験勉強してきますーー
日記みたいでいいな。これ。
いつか見返そう。
#安心と不安
自分のように身寄りをなくしてしまった未成年たちを引き取って、朝から晩まで面倒を見てくれている「お母さん」。
みんなにとって、あの人の笑顔はなによりの安心感を与えてくれる一番の薬。
でもいつからか、自分から見るあの人の笑顔は一抹の不安を与える毒薬になっていた。
どうして自分一人だけ? そういえばあの人からは得体の知れない気持ち悪さを早くに感じていた。赤の他人を無条件で引き取ってくれただけでもありがたいのに分け隔てなく優しくて、威圧的になることも変に遜ることもなく対等に見てくれて、非難するところなんてひとつもないはずなのに。
今まで人の好意に裏切られてばかりだったせいかもしれない。そう考えても、納得できなかった。
「なにヘンなこと言ってるの! 院長先生すっごく素敵な人じゃない」
「僕はそんなふうに思ったこと全然ないなぁ……気のせいじゃない?」
改めて訊いてみても答えは変わらない。そう思いたい、思いたいのにやっぱり、確かな警告音が頭のどこかで鳴っている。
「ねえ、ちょっといいかしら? あなたにぜひ見せたいものがあるの」
皺の刻まれた、いつもの柔らかな笑顔。
なぜだろう、その皺の数が少ないように見えたのは。
自然と後ずさりしてしまったのは。
お題:安心と不安
安心と不安
私の心はいつも忙しい。
ほんの些細なことで安心したり、不安になったりする。
だけど、安心すると自信がつくのか、不安は少しずつ消えていく。
感情は時間ごとにコロコロ色んな方向に変化していく。
感情が変わることは頭の中でいろんなことを考えることが出来ている証拠なんだろう。
そう思うと安心したり、不安になったりと忙しい私の心も悪くないなって思う。
安心と不安
桜が吹く頃僕達は、あと2ヶ月で ここを飛び立つ。
悲しい。あと少しで別れてしまうのかと思うと、
涙がそっと飛び出てくる。
なんだろう。この気持ち。
寂しいような嬉しいようなこの分からない
この気持ち。安心と不安両方が、
あと2ヶ月を責め立てる。
どんなに嫌でも日にちはずっと
進み続ける この日々を。
生きてよかったと思える時間を みんなとずっと
歩んでく。
自分の人生 後悔ないよう 生きるよに。
作・彩乃
・安心と不安
布団の中。
そこには安心がある。
ふわふわの毛布に包まれて
周りとの繋がりを遮断できるから。
でも、それと同時に不安もある場所。
夜の布団の中は色々考えてしまう。
何が正しいのかも分からないことを。
そしてまた、眠れずに夜が明けていく。
明日が不安になる。
しっかり生きれるのか。
失敗せずに生きれるのか。
私は、いや、沢山の人が不安で
仕方ないと思う。
でも、安心して欲しい。
人間、失敗しない人なんていない。
明日に希望を持てば、
きっとそんな不安はなくなる。
ちゃんと安心したことはあったっけ?
いつだって安心した気がして、不安ばっかり追いかけているような気がする。
安心するのはいつも一瞬で。
その一瞬が欲しくて、不安でいることで安心している自分が一番不安だ。
テーマ:安心と不安 #74
シャドウから過去の話を聞いた真。
状況をなんとなく把握できた今、勝瑠に会いに行くーー
「ここだったよな」
僕はアパートのドアの前に立つ。それは、勝瑠と初めてまともに話した部屋だ。
『インターフォン鳴らせば?』
シャドウは僕に言った。
分かってる。分かっているけどなんだか怖い。
真実を知ってしまったからだろうか。知らないときは他人だと思っていた彼を、弟だと急に認識したからだろうか。これが安心と不安の境……。
『真』
そう言われてハッとなる。ドアが少し開いた。
『聞こえてるよ。そこまで分厚い壁じゃないからさ』
そう言ってドアを開けたのは、勝瑠だった。
『真兄さん。どうしたの?』
「忙しいって…」
『あぁ…。終わったから大丈夫だよ』
勝瑠はニコッと笑いかける。
『立ち話も何だし、中に入ってよ』
勝瑠はそう言ってドアを空ける。僕は何か違和感を覚えた。なんだろう、なにか違う…。
『どうしたの? 真兄さん』
勝瑠が首を傾ける。
「ねぇ…勝瑠。日記はどうした?」
僕は彼の手を見て言った。彼の手にはいつも持っていたはずの『閉ざされた日記』が無かった。
『兄弟だって、認識されてないんじゃなかったのかよ』
急に勝瑠の口調が凶変する。
『は? なんだコイツ』
「お前は誰だ」
僕は後ずさる。
『あ~あ。うまく騙せれば、計画も楽だったんだけど』
そう言って勝瑠の顔がぐにゃっと曲がる。
姿を表したのは……。
安心と不安
みんなと一緒という安心。
個性がないという不安。
ー安心と不安ー
安心して眠りにつきたい。
明日、遅刻しないようにだとか
仕事、うまくやれるだろうかとか
他にも思うところは色々ある。
そんな不安がなければ
夜、眠りにつく前に
頭痛だったり目の奥の痛みだったり
そんなものは消えていくんだろうな。
勿論、嫌なことがあるのは承知の上で働いている。
でも、楽しくも、やりがいも、ない。
人間関係、悪くはない。いい人だらけだ。
が、しかし。疲れた。
きっと、いや多分、
今の仕事が自分にあってないんだろう。
辞める勇気も転職する気力も
今のところ湧いてこない。
無限ループだ。助けてくれ。
あぁ、今日も不安。
不安定。
君は私が
「君がいなくなるのを想像するだけで胸が痛いんだ。聞いておくけど、あなたは私から離れていっちゃうの?」
と聞いた時、君は優しい声で
「ううん。俺は絶対海夜からは離れないよ。」
と言ってくれた。
だけれど、なにかの都合であなたと離れることになったら、私はどうなるだろう
私の最愛の人が、目の前からいなくなってしまう
そんなことを想像するだけで、吐き気がする
私は、安心できないのだろうか。表面的には安心しているのかもしれない
けれども私はその傍らで不安を抱えているのだろう
私は元からネガティヴ感情に染まりやすいんだ。
だから君がどんなに優しい言葉をかけてくれても、私は君が離れていくようなことを考えるかもしれない
私の中では、安心と不安は
紙一重なのかもしれないね。
「大丈夫だよ」
その言葉で安心できた
「ごめんね」
その言葉で不安になった
僕の心の声を殺すのは
些細なあなたの言葉でした
父は癌末期で入院している。
もう意思疎通もままならない状況ではあるが、丁寧な看護をして頂き、苦痛も無く穏やかに過ごせている。
病院にいる事で安心できる。
最後は自宅で過ごしたいとは、誰もが思う事かもしれないが、そのハードルはかなり高い。
後どれくらいの時間があるのだろうか?
もしかしたら今日電話がくるかも?
覚悟はしていても不安が大きい。
布団に入り、今日一日が無事終わろうとしている事に感謝する。
安心と不安の毎日を過ごしている。
周りに人がいてくれる安心とその人がもし消えたらという不安、生きてて良いという安心と死んだらダメという不安、いつも安心と不安は紙一重に繋がっていてその関係を人は幸せと呼び、不幸と呼ぶのかもしれない
あの時の心から安心した感覚を今でも覚えてる。
小さくて 小さくて
腕の中にすっぽりと 包まれてしまうくらい
ちっさなあの時。
見えなかったけど 感覚は今でも覚えてる。
顔は見えなかったけど 今でも夢に見る。
ときどき、どうしようもなく、不安になる。
漠然と、理由もなく、不安になってしまう。
誰も、自分も、悪くないのに、不安が心を支配する。
そんなとき、 思い出すんです。
あのときの感覚を。
包まれて、ほんとうに、守られているって思える
あの感覚を。
友人でも 恋人でも あれほど 安心できない。
とくべつな心地。
アルバムをめくって笑う あの人を見て
あのとき感じた心地は
この時だったのかなって そう思えた。
―安心と不安―
貴方が私の側にいるだけで
手を握ってくれるだけで
笑ってくれるだけで
私は安心できるの
貴方が私の側から離れたら
何処かへいなくなってしまったら
時々見せる儚げな顔が私を不安にさせるの
大自然で人の少ない広々とした場所では
「無」になる時間ができる。
だから安心して過ごせる。
現実に戻って人の多い場所に帰ると
「心配」な時間が出来る。
だから不安な時間が押し寄せる。
でもどちらも背中合わせで
普通に過ごしていても
「安心」するとすぐ「不安」がやってくる。
常にポジティブは無理。
精一杯生きて満足なら
「どうでもいいや」
と思う。
不安な心を鎮めて安心を得る方法しってる?
紛らわす方法は沢山あると思うけど、
少し勇気が出たら、やっぱり飛び込んで
いくしかないよね。
杞憂か、的中か、、、、
杞憂なら一安心、今度からそこまでは心配いらないなって学べる。
的中ならコレはコレでしめたもの。
あー。なるほどー。こんな風になっちゃうのか。次は気をけよー。いや、もうコレは自分からはむかわない方が良いやつだなあ。とか。、
紛らわしてばかしいると、同じことの繰り返し。
でもね。10年に一回ならまあそれもよし。
安心と不安
「『アンビバレンス。
ある対象に対して相反する感情を同時に持つこと』
…難しいなぁ、こんなカタカナ覚えられないよ」
「そもそも『相反する感情』って
どんなものがあるんだろう?」
「うーん、例として『愛と憎しみ』って書いてあるよ」
「好きと嫌い…とか」
「安心と不安とか?」
「自分で言っておいて
安心と不安を同時に持つ状況ってわからないな…」
「そう?私はそれが一番しっくりくるかな」
「そうなの?…例えば、どんな時?」
「…ほら!恋愛漫画とかであるでしょ?
好きな人といる時は安心するけど、
この気持ちが相手にバレたら…って不安、みたいな」
「そういうものなのか」
「そういうものだよ、君は恋愛もの興味ないから
わからないかもしれないけど」