『安らかな瞳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
陽の光の眩しさに少しずつ覚醒する意識。まだ眠たい、少し気を抜けばまた瞼がくっついてしまいそうだがそんな誘惑に打ち勝とうと身体を起こす。
ふと視線を少し横にずらすとそこには私の最愛。普段真面目な顔ばかりしているのに今だけは緩んだ素の顔がよく見える。まつげ長いな、なんてつい見とれていると彼も光が眩しかったのかぐんぐん眉間が寄っていき見慣れた顔が見えてくる。おはよう、と声をかけるとまだ半分寝ぼけてるのかしかめっ面をしていたが覚醒してきたのか私の目を捉えると急に柔らかい表情を見せる。目と目が合う。安らかな瞳が私を掴んで離さない。
「おはよう。」
あー、私今とっても幸せ。
安らかな瞳にも似るマグノリア 白く輝きただ風に添う
そんな目で見つめるなよな、より俺が惨めで悲しい男に思える
安らかな瞳の閉じるその時にどうか私にパライソを見せて
題目「安らかな瞳」
安らかな瞳
私はあなたを守りたい
守りたいからこそ自分から引き離したい…
だからそんなに優しい…安らかな瞳で見ないで…
安らかな瞳を私に向けて来ないでよ。
私はあなたを殺すために近くに居るんだから。
仲良くしないで
殺せなくなるでしょ。
安らかな瞳を向けたら
困ってしまうから。
あなたとの関係をいつか終わらせないといけないから
─────『安らかな瞳』
法事中
訃報のメール
すべなしも
今安らかな
瞳と願い
お題☆安らかな/瞳
安らかな瞳
2年前、祖父が天寿を全うした。
とても悲しく寂しかったが、祖父の穏やか表情に幾許かの安堵を得た。祖父は安らかに逝けたと伝わったからだ。
僕の心の中の祖父はいつも優しい眼差しを僕に向けてくれている。
祖父のように優しく穏やかな人でありたいと願っている。
朝早く起きて、ご飯を食べる暇もなく出勤して、仕事して、理不尽なことで上司に怒られて、昼食取りながら修正して、残業して、夜遅くに会社を出て、コンビニでご飯を買って、家に帰って、買ったご飯を食べて、風呂で寝落ちて、寒くなって目が冷めて、布団に入って、ようやく寝る。
そんな日々の繰り返しで、自分が何の為に生きているのかわからなくなった。
そんな頃、いつもと少し違う日があった。
会社を出て駅へ向かう途中に、怪しげな女の人がニコニコ笑いながら立っていた。女の人の隣にいたおばさんが「あなた、不幸そうね」と私に言ってきた。気分が悪い。
無視をして通りすがろうとしたら、そのおばさんが私の腕を掴んできた。
「何するんですか!」
「あなた、運気が下がっているわ。幸せになりたいでしょ? これ読んでみて」
おばさんが冊子を渡してきた。表紙には『風水で幸せになる』と書かれていた。胡散臭い。
ふと顔を上げると、隣でニコニコ笑っているだけの女の人と目があった。女の人は益々笑顔になった。穏やかな笑顔だ。
「なんと、今ならこちらの先生が直々に風水のことをお話してくださるわ。どう? こんなところで直接お話してくださる機会なんて滅多にないわよ!」
『先生』と呼ばれた彼女が、私の頭に優しく触れた。
「毎日頑張っているんですね。偉いですね」
とても優しい声色で私に語り掛ける。その瞳は穏やかで、何もかも見透かしているような、そんな眼差しをしていた。
頑張ることは当たり前だ。頑張らないと何もできない。それなのに、それだけの私を褒めてくれた。偉いと言ってくれた。それだけで、全てが満たされた気がした。独りでに頬を涙が伝っていく。
「大丈夫。これであなたも幸せになれます、必ず」
全てを包み込むような温かい声が響く。安らかな瞳で、私の心に訴え掛ける。きっとこの人は、疲れ切った私に同情した神様が遣わしてくれた存在に違いない。
そしてこの時から、私は本当に幸せになれたのだった。
『安らかな瞳』
赤ちゃんだけでなく
お年寄りも含めて
大切で得意にしてきたものを
見つけた時の
瞳、眼、目…
【安らかな瞳/168 】
安らかな瞳
危篤だときいて、かけつけた。
着いたころにはもう亡くなっていた。
その表情をみたら安らかな顔で安心してた。
安らかな瞳
瞳からは人の心が映し出される。
悲しい瞳からは
どこか寂しさや悲しさが
心のフィルターを通し
瞳に映し出される。
喜びの瞳は楽しい心をそのまま
瞳に映し出されている。
怒りの瞳は心が何かに怒っていると
鋭い刃物の様に荒々しい瞳で
相手を|威嚇《いかく》してしまう。
瞳は多種多様の心を表現する
鏡の様なもの
顔で笑って心は泣いて?
それは顔全体では笑っているけど
心はから映し出される瞳は
泣いてる心を見せてしまう。
人を愛す時や可愛い物を|撫《なで》てる
時の瞳はとても
安らかな瞳になると思いませか?
さて?
今日のあなたの瞳の心は
安らかな瞳?
悲しい瞳?
困った瞳?
笑った瞳?
怒った瞳?
悩んだ瞳?
疲れた瞳?
どれですか?
それでは、気分を変えて
楽しい事を思い浮かべて
今日も安らかな瞳でいましょう。
めぐみより
どうか
安らかに
お休みください。
時々
思い出す。
あの時
お別れした
あの人は
この人は
その人は
今の
わたしを
穏やかに
見てくれているだろうか。
あーあー、
また
やらかしてるわ。
くすりと
笑ってくれてると
良いな。
#安らかな瞳
リトルナイトメアのシックス、安らがな瞳しといて
メッッチャ怖いやん!!!
「安らがな瞳」
安らかな瞳の奥に写るものクジラの群れやサバンナの象
すべてを悟りきったような
おまえの安らかな瞳を
まっすぐ見つめることができなくて
おまえのまぶたを
そっと閉じる
花があなたを包み込む。
私はそれを見るの。別に何とも思っていないわ、誰も気にしなくていいの。
安らかな瞳
涙が零れ落ちるとき
心が溢れ出していた
美しい感情のひと雫
最期を見つめる先は
複雑に絡まった糸が
鮮やかな色を放って
ゆっくり解けてゆく
清らかな瞳で生まれ
過ごしてきた日々を
回転する木馬に乗り
ゆらゆらと見つめる
どんな人生でしたか
最期を見つめる先は
『安らかな瞳』
「安らかな瞳」
まだ、出会ったことのない瞳。
向けられたことのない瞳。
まだ、私は16歳。
これから、その瞳を見る機会は数回あるのでしょうね。
滲んだ景色で、ぼやけて見えないかもしれない。
それでも、その瞳を見る瞬間を想像すると、なんだか辛い気持ちになってくる。
きっと、今まで向けられたことのないぐらいの優しさで。
きっと、その表情は穏やかで。
私のことを見守るように、その瞳に私を映すのでしょうね。
その時は、笑顔で答えましょう。
貴方が寂しくないように。
貴方の最後の景色が、幸せなものであるように。
最後まで、ずっと一緒にいられるように。
「貴方といられて、私は幸せだったよ。」
安らかな瞳は生きている間にしか見られない。
……最近知ったけれど。
そんな瞳で物事を見られたら
もう少し色んなことが上手く行くのかな?
常に殺気立って警戒心剥き出しで過ごす日々。
一日が終わる頃には文字通り充電切れで。
現実逃避という名のネットサーフィンをして
睡眠時間が犠牲になる。
寝たら早々に明日がやってくるのが嫌で。
同じ悩みをもつ顔も知らない同志をSNSで探す。
接点を持ちたいわけじゃない、
ただ、、、
他にも同じような人がいることを知って
一人でホッとしたいだけだ。
安らかな瞳、穏やかな心で過ごせたら
こんなに疲弊して一日を終えることもないのになあ。。。
安全運転でね
らっきょうと
かりんとうも買って来てくれる?
なんだか悪いわねぇ
瞳ちゃん……
※『安らかな瞳』で言葉遊びしました