『安らかな瞳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
安らかな瞳。
何も言わず、真っ直ぐな視線を僕に向ける。
どんなメッセージなのかと、思い巡らせるが、
君が何を言わんとしているのか、全く理解できない。
ごめんね、こんな僕で。
情けないよ。君の発信をきちんと受信できない。
泣きたくなる僕を、変わらず見つめる安らかな瞳。
頭で理解できなくても、心ではその想いを受け止められている気がするんだ。
何も言わなくていい。
そこにいてくれるだけで。
ありがとう。
【安らかな瞳】
静かに潤んでいく
安らかな瞳のような月
優しい光の雫を
夜の空に降らせた
こうでもない、
ああでもない、
そうやって悩み迷っていた頃
ひとりぼっちだと感じ、
寂しさが溢れていた頃
その頃には思いもしなかった
穏やかな気持ち
ハートで感じる
ハートに意識を向ける
一人ではないと
わかる時が来る
心がブレずに
穏やかさに満たされてくる
ほら、
安らかな瞳が
そう教えてくれてますよ
安らかな瞳。
、
安らかな瞳って
どんな瞳?
幸せだった人の
瞳?
安らかな瞳
感情は合わせ鏡のように他人に伝播する
喜びに触れれば嬉しくなり
怒りに触れれば腹立たしくなる
哀しみに触れれば辛くなり
楽しみに触れれば明るくなる
なるべく心を穏やかに
安らかな瞳を浮かべつつ
笑顔で接しようとするのは
平穏無事な日々を過ごしたいと
いつも思っているからであろう
安らかな瞳に
「はぁ!?!?!?アイツが…アイツが!?!?」
「だから落ち着いて聞けと言っているだろう。」
俺は突然学校から帰ってきた時に、親父に呼び出され、話をされた。
内容は最近幼馴染が海に行って、亡くなってしまったのでは…?と噂をされていること。
「冗談がキツイぜ?親父。あのゴリラが死ぬわけ無いじゃんw…で、何でそんな噂が回ってんだ?」
「俺も最近田中さんから教えてもらったことだ。詳しくはわからない。だが、アイツがここ何日も帰ってきてない事は事実っていうのだ。」
確かにここは田舎だから、変な噂がすぐ色んなところに回ってもおかしくはない。
だけどこれは流石に不謹慎だ。人が死んだなんて。
「取り敢えず、お前も気をつけろよ。海の水難事故はいつでもありえるからな。」
そう言って、親父はタバコを吸いに出ていった。
「はぁ……親父、俺もう知ってたんだよ。
アイツが死んでんの。海岸で死体を見ちまった。だけど俺は何も出来なかったよ。アイツの安らかな目を見ちまって。
"死体、大分早めに見つかったんだな"…」
一瞬の眼差しが語る
そのときが来たとしたら
それはどんな日なのだろう
「安らかな瞳」
君の目には何が映っていた?
優しげな光を帯びているその瞳に時折かげりが見える時君は何を思っていたのだろう?
僕には君が分からない。
君が何に対して憂いていたのかが分からないけど僕といる時ぐらい安らかな瞳をしていてくれよ。
安らかな瞳
「死」について考えたくもない
なので「安らかな」という部分が「死」を連想してしまいどうも引っかかってしまう
「安らかな瞳」とは正反対の「死んだ目」をしながら業務に明け暮れる日々
ある動物が大好きなので休みの日に動物園に行ってその動物を見ているときが自分は「安らかな瞳」をしているんだろうな
もちろん好きな動物のうるうるとした「安らかな瞳」も可愛いし癒されるのだ
安らかな瞳
君の瞳はいつも安らいでいた。そんな君の瞳が崩れたのは、君の恋人が倒れたという知らせを聞いた時。ああ、私は君の一番になれなかったな
なにもかも
見透かされてるように感じる
安らかな瞳
そんなに綺麗な目で見ないで
私の中にある醜いもので
貴方を汚したくないから
とある大きな森にある、小道の途中。
一人の少女が、おおきな木を背もたれに眠っていた。
所々赤黒い、白いフリルのワンピース、長く栗色の髪、顔を見るに6、7歳だろうか。
手には、色あせた手紙と1部赤く染っている小型のナイフが握られていた。
ただ無意味に森をさまよっていた私は、彼女を起こす気はなかったけど、落ちていた枝を踏んでしまい、その音に気づいた少女はゆっくりと目を開けた。
そして、安らかな瞳をこちらに向けて、こう言った。
「まだ、居たのね。人間が」
貴方は私に色々な表情を見せてくれる
私が「やだー、」なんて言ったら
目を細めた顔して『んーん』って言って
私は「目 見えてる?笑」ってばかにして
『見えてる!!』って言うの
くだらない話だけど楽しかったな
もう1ヶ月まえだって
これからは会えないからな
もう1度 会いたいな
#安らかな瞳
安らかな瞳。何故か女性の顔が思い浮かぶ。髪型はワンレンのソバージュでノースリーブのワンピースを着ている。絵柄はミュシャ。
男性を思い浮かべようとするなら、黒髪オールバックの壮年の男性だろうか。普段は厳しい父の顔をしているが優しさがにじみ出ている。
ただの妄想になってしまった。
"安らかな瞳"
普段は『開業医』、仕事外で二人きりの時は『大我』と呼ぶ。
『開業医』と呼ぶと、他の者が呼んだ時と比べて少し柔らかな目を向けるが、『大我』と呼んだ時はとても安らいだ目を向ける。
やはり『大我』と呼ぶ者はごく少数な上に、《恋人》という特別な関係だからだろう。
下の名前を呼ばれるのが好きなのか、反応も『大我』と呼んだ時の方が声色が明るい。
「開業医」と呼べば「なんだ?」と凛とした口調で返事をするのだが、「大我」と呼べば「ん?」と僅かに間延びした返事をする。
そのギャップが、可愛い。
怒らせてしまうだろうから、本人には言えないが。
あなたの安らかな瞳に見つめられると
なんだか心を見透かされているようで
ただ少し落ち着かないけれど
がくぶちにかざられた絵画のように
すこしも動じずあなたを見つめ返せたなら
きっとその時はあなたに伝えられると思うの
〈安らかな瞳〉
彼の瞳は湖面の様に静かに澄んでいて穏やかだった。でも、彼の瞳はいつも何も映さない。私はそんな彼のことが好きだ。彼の何も映らない瞳は、私だけを映し続ける。
テーマ:安らかな瞳
運命の
月夜眩しき
あの時の
鬼気の瞳と
安らかな瞳を
「きみが、君こそが私の」
記憶に刻む
(Fateサムライレムナント)
僕の横で、あなたは静かに瞼を閉じて、
僕の鼓動さえ知らずに、
夢の時間が進んでいる。
触れたいけど、壊れそうで、
気持ちよさそうに。
でも、ふと、瞳があいた。
ドキッとしたけど、そんな気持ちは隠した。
安らかな瞳は、物憂げにかすかに、
また、僕の横で閉じた。
【安らかな瞳】
穏やかで、凪のように揺らぎがない、色素の薄いあなたの瞳。
安穏を浮かべて、こちらを見つめている。
あなたの美しい色の瞳を、吸い込まれる様に見詰め返す。
「…見過ぎ。恥ずかしいんですけど。」
視線を逸らす事など出来ずにいると、照れ隠しの様にふいと外方を向かれてしまう。
「あなたの綺麗な瞳に、目も心も奪われてしまったので。」
わざと仰々しく応えると、耳の裏から首元まで真っ赤に染めて、あなたは小さな抗議の声を上げた。
「…恥ずかしいから、止めてくれ。」
懇願に近い掠れた声と、潤んだ瞳が睨んでくるのを心底可愛らしいと思う。