『子猫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子猫が今日も鳴いている
平和に鳴ける日が何時までも続くといいな
【子猫】
「今日からここがあなたの家よ、さぁ、出ておいで」
そうあの人間が言っていた
ボクはどこに連れて行かれたのだろう
ここはどこ?ママはどこ?みんなはどこ?
ここは、いっぱい知らない匂いがする
帰らなきゃ、ママやみんなのところに
きっと、ママもみんなも心配してるはずだ
まずは外に出れるところを探さないと
あっちにテチテチ、こっちにテチテチ
どこだ、どこにある
ボクは早く帰らなきゃいけないのに…
「冒険してるのかな?ここに置いておくね」
あの人間はそう言ってた
あれ?この匂いは…ミルクだ!
ペチャペチャ…
ふぅ、美味しかった!
あ、あれ?なんだか、眠く…なって…き、た…
帰り道、探すのは…ちょっと…寝た後でいい…かな…
おやすみ…なさい
「あれ?寝ちゃった?おやすみ」
早く大人になりたいにゃ~
大人になったら今よりいっぱい物知りににゃって
いろんなところにいけるんだろにゃ~
…
「子猫」
子猫
友達に、地域猫という存在を教えてもらいました。
去勢手術もして、耳を三角にカットしてあるのが、目印です。
地域の人達で可愛がってあげる猫ちゃんです。
私は、地域猫ちゃんに出会って、なんと50歳を直前に、人生で初の猫ちゃんへ餌やりを経験しました。友達が用意してくれてる餌を、だいたい決まった時間に猫ちゃんにあげてます。
餌が欲しくなると、ニャーニャーと鳴いて座って待っています。可愛いです。
ただ、その猫ちゃん、あちこちで餌を貰ってるのか、とてもふっくらしています。
いろんな人に可愛がられてるのだなと思います。
太らないように餌のあげすぎには、注意しないといけませんが、私がいる地域の人達は、優しい人が多いのだなと嬉しく思う今日この頃です。
#子猫
あぁ子猫みたく可愛いあなた
好きよあなたのことが
子猫のようなその顔
子猫のようなその性格
子猫のようなその仕草
子猫のようなその匂い
全てが愛おしい
あなただから
「子猫」
梅雨時の大雨の日。
母が慌てて私の職場のお店に来た。
「どうしよう??この子拾ってしまった」
母の手には、まだ目も開いてない、掌に収まるサイズの子猫。
数日前から、裏の空き地で白猫を見かけてた。
お母さん猫と子猫2匹。
凄く警戒心が強くて、近寄らせてもくれず、ご飯もあげれない子だった。
そして、お腹が大きいな、とは思ってた。
そして、一昨日から白猫のお腹はペタンコになって、でも子猫が何処にいるのか分からなくて。
お母さん白猫もご飯食べてなくてガリガリなのに、無事に育てられるんだろうか、最初からいた子猫達は?
もう、心配しかなかった、そんな矢先に。
母曰く、「大雨なのにミャーミャー何だかずっと鳴いてるし、お母さん猫の姿も見えないし、気になって探しに行ったら隣の家の車庫の中に落ちてたから、思わず拾ってしまった。どうしよう?」
って、どうしようもこうしようも、拾ったからには責任を持って育てないと。
それからが大変だった。
まず健康診断。栄養状態が良くなくて、2時間おきのミルク。店長に頼んで、というか、許してくれないなら辞める、と半ば脅して、仕事中は店の休憩室に連れていき、2時間おきのミルク&排泄タイム。
他にも一緒に生まれた子もいるんだろうけど、一匹は隣の家の子が拾って、次の日に何処かに貰われていったらしい。他の子は探したけど見つけられなかった。
せめて、この子は何とか、って言う思いだけで、凄く寝不足になったけど、兎に角頑張った。
そして。こちらの頑張りに応えてくれるように、子猫も頑張ってくれて、何とか元気に育ってカリカリまで食べられる様になった。
そして、お母さん猫も又姿を見せるようになって、あれだけ警戒心が強かったのに、家で子猫にミルクをあげている姿を見てから、お母さん猫も2匹の子猫も、家には入らないけど、ご飯は食べてくれるようになった。
それからも色々あって、結局お母さん猫は何処かに行ってしまったけど、子猫2匹は何とか捕獲して、無事家の子になった。
あれから十年以上。色々あったけど、3匹で仲良く過ごして、虹の橋を渡るまで家に居てくれた。
後悔もいっぱいあるけど、もし、幸せで居てくれたなら、嬉しい。
今でも思い出すと泣けるけど、こんなに大切な存在に巡り会えた事、嬉しかった。
有難う。もし又生まれ変わったら、私が猫で君達が飼い主でもいいし、君達は又猫で又私が飼い主でももいいし、皆が猫でも人でもいい。
何でもいいから、又、巡り会いたい。
実話です。一番長生きしてくれた猫の名前は、ベタですが
シロでした。親バカだと思いますが、少し困り顔の超可愛い猫でした。
子猫のように
つぶらで真ん丸い瞳で
見つめてくる夫をみて
どうしたの?
と聞くと
お前がどうしてそんなに太るのか気になる
と真顔でど直球にきいてきた
固まる私には
どう答えて良いか悩みに悩んで
こう伝えた
私にもわからないや
でも夫のために痩せようとは思ってるんだけどね
そう言うと
そうしてくれ
心配だから
真剣なまなざしでそう言われた
夫よ
心配してだったんだね
ごめんなさい
からの
ありがとう
を心の中で囁きながら
笑みをこぼし
うん、わかった
そう答えた
猫はどの位置まで見えるのだろうかと思う。
人間と同じ視力があるのかと勘違いしてしまう。
猫を見つけてじっと見ていると、猫も同じようにこちらを見据える。距離としてかなり離れているのに。
何を警戒してるんだろう。
犬はじっと見つめることはしない。
じっと見るとたまに、吠えるだけで、あとは知らん顔。
猫は猫の世界があるんだろうか…
人間に見つめられることで警戒するような
世界が…
#子猫
雨が降る冷たい夕方
波紋の広がる水溜まりの静けさを
ローファーがかき消していた。
雨の音が傘をつたって手に伝わる。
ローファーによって跳ねた水が足にまとわりつく。
うねる髪をかきあげて、ふと足元を見た。
淡い水色の傘が立てかけてあり
端からダンボールが覗いていた。
まさかと思いしゃがみこんでダンボールを開く。
そこには予想通りの黒いブチの子猫がいた。
私を見てミィーミィー泣く子猫は
まだ手のひらほどの大きさだった
私は子猫に手を伸ばす。
何となく思った。彼女が帰ってきた。そう思った
腕に抱き、家への道のりを歩く
家に着くと家族は子猫を歓迎してくれると思う。
何より、
彼女ーちょうど一年前に逝ってしまった愛猫
彼女はこの子猫に似ていた。
きっとこの子は、私の凍りついた
心を溶かしてくれる。
願いを振り絞って私は1歩1歩歩いた
#子猫
最近猫を飼い始めた。
白くてふわふわな毛。
手触りが心地よい。
小さい頃お気に入りだったあの毛布のよう。
これからよろしくね。
仔猫のような
黒い瞳の君、
瞳の奥に
見えているものは
何だろう…、
子猫
小さくて勇敢な君は
今日も壮大な冒険にでる
新しいものを見つけては
追いかけて
躓いて
疲れて眠って
温もりを求めて寄り添って
夢を見る
明日はどんな冒険が待ってるかな
明日はどんなワクワクがあるかな
純粋で好奇心旺盛な君のように
僕も生きたいんだ
愛くるしい顔してるのにどこか狂暴
子猫って苦手だ
_子猫_
キキーッッ
車のブレーキ音とぶつかった鈍い音
雨の日、夜道を彷徨いながら
美しい毛並みの白い子猫
車に轢かれそうで咄嗟に走り出したけど
とっても小さい子猫だったから
すり抜けられたかもしれない
けど後悔はしてない
私に心配そうに擦り寄ってくれる子猫が
愛おしくて、悲しくかったから
悪口書いて良いよ
悪口を書いて良いよと良いよと言われたら悪口を書きますか?それとも書きませんか?それは人それぞれだと思います書く人に言うよ 本当に書いていい?書く前に考えて本当に読んだ人は悲しまないか誰も傷ずけないか そして何かあった?イライラしている人どうした疲れた?確かに疲れるでも悪口は書くなよイライラしてないでもどんなゆうなことがあっても悪口は書くなよお願いです悪口は簡単に人を傷ずけてしまう悪い嫌がらせの1部だよ
子猫
私は私の有り余る富で愛を買う。
寂しい人生だと思う?
手に入らないとわかっていながら真実の愛を求めていた時の方が孤独だった。
「時間制の偽物の愛」や「空っぽの愛」「温度のない愛」なんて散々な言われようだけど以前の私よりよほど心が満たされている。
愛を買う相手は決まっておらず、その日その時の気分で来てもらう。
すでに上客である私、「ご要望は何なりと」とのことなので、言いたいことを言わせてもらっている。
細身のイケメンは好きじゃない。気を遣い過ぎる人はダメ。多少髪がボサボサでも服がしわくちゃでもいいけどお風呂は入ってて欲しい、口の悪いけど心根はいい人とか思いつくままこちらの要望は伝えてある。
つい先日、「知らないことを教えてくれる人」も加えた。次はどんな人が来るか心待ちにしている。
普通ならたいそう迷惑な客と思われるのだろうが、無理難題を言う代わりに出すものは気持ちよく出しているのだから、むしろあちらの方が乗り気である。
ほら、なんてわかりやすい世界。
嘘か真か真か嘘か、真っ直ぐなようで歪んでいて、透き通ってるようで濁ってて、笑ったようで凍てつくような愛を信じるなんて狂ってる。
最後の日に今まで買った人達に手を取られ旅立てたらどんなにいいだろう。
歪んだようで真っ直ぐな笑顔と嘘のようで誠の温かい眼差しをくれたあなた方にはお礼を弾んであげましょう。
だから私は今日も愛を、明日も愛を、死ぬまで愛を買い続ける。
あなたの持て余した愛、買いましょうか?
end
救われたいから救おうと思ったのだ。
許されたいから。
自分の過去を恥じても終わりには出来そうにないから、せめて弱い生き物を罪滅ぼしに癒してみたかった。
そのための道具でしかない。
大してお金もかけられないくせに大きな生き物に所有されてしまう。その声は笑ってるだろうか。本当に笑顔だろうか。
所有物は人を映し出す。
彼らは酷くなってから連れられてくる。
彼らを亡くした辛さも痛いほどわかる。
でもいくら謝っても彼らは戻ってはこない。
彼らの心が手に取るようにわかるようになるだろうか。
わたしは頑張れているだろうか。
許してほしいから今もこうしているのだろうか。
救われたから救いたいのだ。
その小さな鼻が、縋るように私の掌に触れたから。
わたしの罪滅ぼしの為に生かされてほしい。
かわいい子猫。名前のない子猫。一度きりの子猫。
笑顔になれるのならば傷だって勲章。
子猫
子猫みたいに無邪気な君。
鈴を転がすみたいによく笑い、甘え上手。それでいてとても気まぐれ。
だけど、君は時々不器用で、失敗をしてしまう。そこがまた可愛らしい。
でも、君は誰にでも甘えるから、私のこと本当に仲良くしたいと思ってるのか分からなくなる。
だけど、君が見せる屈託のない笑顔は、私を虜にする。
これが本当でないとしても、これに虜にされるなら、私はなんでも良くなってしまう。これが、守りたい、みたいな感情なのかな。
子猫
俺の彼女は気高い成猫のように綺麗でカッコよく見えるが、実は子猫のように俺について来て甘えてくるし、俺が居なくなったら不安がる可愛い子だ。
小さな籠にクッションを入れたゆりかごはキトンのお気に入り。
あなたが望んだのだから、あなたがきちんと守りなさい。
言われなくてもそのつもりだ。
かわいいかわいいキトン。
ずっと僕が守るよ。