『子供のように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子どものように無邪気に
子ども時代を取り戻すかのように
暗い過去を大人になってやっと
払拭出来る
のだろうか?
子供が子供のまま
純粋に振る舞うことと
大人になってからも
子供のように
純粋に振る舞うことは
まるで違う
「動機が純粋ならば
何をしてもいい」
訳がないだろう?
大人になったアナタの
純粋な気まぐれは
「責任を伴う」という事を
頭に叩き込んで。
「でも、純粋だから、ピュアだから、いいよね?うふっ💕」
いつの間にこんなに老けたかな……。
30歳から脳は少しずつ萎縮が始まる。
最も老化速度が遅いのは、精神だと本にあった。
振り返る時は一瞬だ。精神の老化とは何だろうか。
人の意識とはいつから大人になるんだろう。
言葉はいつも人を縛り付ける。与えられたラベルに締め付けられ、本質を隠される。
[子供のように]
🍀子供のように
泣き喚けたらいいのに。
今となっては泣くことは恥ずかしいこと。
泣く時は声を殺して、1人で
悲しみと怒り、嫌なことを噛み締める。
子供のように
子供のように無邪気な私でいたい!
好奇心の赴くままに、すきなことにどんどんチャレンジする。
楽しそうな事にはなんでもとりあえずやってみる。
好きなところに旅をする。
大好きなスィーツを、カロリーなんて気にせずに食べてウキウキする。
自分に制限のをかけずに、真っ直ぐ前だけをみて突き進む、いつまでもそんな子供心満載の自分でいたい。
ずっと我慢してきた
『お兄ちゃんなんだから』
『期待しているよ』
ずっと無理してきた
誰に何を言われようが泣かなかった
なのに君が心配した顔で
『今、ここに誰もいないたくさん泣きな』
って言うから
その日僕は、子供のように泣きじゃくった
『子供のように』
メダカの子は、どうしたら大人になるのと、母に聞きました。
体が大きくなったらかな。
じゃあ、心は? 心はどれくらい大きくなったら?
母は水辺から見える太陽を眺めながら、
心は小さくなるかもね、いまのあなたのほうがきっと母さんより大きいよ。と答えました。
心が小さくなるってどういうこと?
隠れて!
鳥がやってきたので、母と子は水草の中に逃げました。
水草の間からこぼれる木漏れ日を、なんてきれいなんだうとメダカの子は思っていました。
線香花火…
子供のようにはしゃぐ私を
隣で呆れて見ていたあなた
優しい目が好きだった
あの頃にはもう戻れない
線香花火のような儚い恋
子供のように振る舞う
心は自由
何事も素直に見る目
大人も思い出してほしい。
【お題】子供のように
子供のようにはしゃぐあなたは本当に大型犬みたいで可愛い。
【続きます】
「こら、離れなさい」
「やーだ」
「貴方も仕事でしょう」
「代わりに行って」
「無理言うな」
「まだ一緒にいたい」
シャツの前ボタンを閉めながら、私の背中に抱きついている愛しい彼女に声をかけると、これまた可愛らしい返事が返ってくる。ボタンを閉め終わってネクタイ首に回そうとして後ろから伸びてきた手が私からネクタイを掻っ攫っていった。
「あ、返しなさい」
「やーだよー」
逃げる彼女をすぐに捕まえて、後ろから覆う様に抱き締めると彼女はとても嬉しそうにくすくすと笑った。
「貴方も早く準備をして。一緒に出ますよ」
「んー」
クルッと向きを変えて私の方を向くとぎゅうと抱きついてくる。いつもより高くて、甘えるように出す声が可愛い。
「もっと、ずっと、一緒に居たい」
「次は休みを合わせて1日一緒にいましょうか」
元々大きい目をさらに大きく開かせてまるで宝物をもらった子供のようにキラキラと彼女は目を輝かせた。
「うん!絶対ね!」
#子供のように
『子供のように』
歳を取っても
眠る時は子供のように
丸くなって寝ている
子供のように
大喧嘩の後、みんなでした花火
あなたは子供のようにはしゃいでた。
そう子供のように。
…ねぇ。あれが最後に私たちが子供のように無邪気に笑った最後のだったね。
あなたはその日を境に子供のように笑ってくれなくなった
笑ってくれるけど私の大好きな笑顔じゃなくなってた。
……ねぇ。なんで?なんで私たちこうなっちゃったの?
そう問いたくても喉の奥で止めてしまう。
また子供のように笑ってくれるあなたに会いたい。
神様ほんとにいるんであれば、私にもう一度だけチャンスをください。会いたい。
#子供のように…
子供のように
愛をねだり
子供のように
無邪気に笑い
子供のように
素直に話し
子供のように…
振る舞えなかった
子供の頃から
愛欲をあきらめ
子供の頃から
笑顔を隠し
子供の頃から
寡黙を装い
子供の頃から…
我慢ばかり
子供のように…
今更…だょね
わたしは人気者
クラスみんなの人気者
誰にもきらわれてない人気者
自分のわがままを自分におしつけた人気者
私はおくびょうもの
070【子供のように】2022.10.14
畑の一角に落ち葉をかき集めて山盛りにし、そのなかに掘りたてのサツマイモを埋める。イモはあらかじめ濡れ新聞と銀紙でくるんである。火をつけたら、火事に用心しつつ、あとは固唾を飲みつつ見守る。
しばし後にイモを掻き出し、アツアツを軍手で握って、銀紙と新聞紙を剥いで、かぶりつく。子どものように夢中になって平らげたあとで、お互いの鼻や頬がすすで黒くなっているのにやっと気がつく。もはや笑い転げるしかない。
息が切れたあとで、水筒から熱いお茶を注いだら、ほっと一服。
なーんてねっ。
これが、理想の老後かな。
割と物心がつく年代から天使と悪魔みたいのが頭上でパペマペしてたので、「あ、今話しかけちゃ駄目なんだな」とか「今日のせんせー調子わりーな」とか大人の機嫌伺いまくってて我ながらめっちゃいい子チャンだったとおもう。少子化の煽り受けすぎて園内に子供が吾輩他数名で先生と同じ人数くらいしかいなかったから冷静にもの考える時間が有り余りすぎた。よって吾輩はせんせーの金のために登園してましたわはは。
いつからだろう。
子供のようにはしゃげなくなっていた。
今があの頃だとしたら、
きっと楽しかったのかもしれない。
大人になるということは損をしている。
子供のように?
みんな心はずっと
子供のまんまだよ。
いくつになっても
褒められたいし だきしめられたいもんね
ふと思い立って
こどものように過ごしてみた。
なんだか味気なさを感じた。
そうか、
あの頃は一緒に楽しめる友がいた。
あの頃は怒ってくれる人がいた
あの頃は笑ってくれる君がいた。