『子供のままで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子供のままで
前はずっとそう思っていた
何も考えずに全力で楽しめる
知らなく良いことは大人がふせてくれる
でも…
端からみたら
全員で子供騙してるじゃない
無邪気にその人を慕って信じて
裏ではひどい事してるのに
だから大人にコントロールされる
子供のままは嫌だな
"子供のままで"
大我はあまり笑わない。
笑ったとしても、それは煽るような挑発的な笑みで心からの笑顔は、普段は殆どしない。
だが二人の時は、笑顔をよく見せてくれる。
そんな大我の笑顔が好き。
小さな花が静かに咲くようなふわりと笑う笑顔も、子どものような純真無垢な笑顔も好き。どちらの笑顔も可愛い。後者は本人に言ったら『悪かったな、ガキみてぇで』と拗ねてしまいそうだから、聞かれても言わない。
俺の前で笑顔を見せてくれると、俺が大我の安心できる居場所になれている、とその度に実感する。
勿論普段も可愛い。無意識にあのハンドサインをするのも、驚いた時の反応も。
付き合って間もない頃。初めて部屋に入った時、棚に専門誌や論文等が几帳面に並び収まっているのに、下の引き戸の中にいわゆる少女漫画が一つの段に二列ずつ収まっているのを見て『随分可愛いものを読むな』とページを捲りながら思ったが、意外には思わなかった。むしろ、だからたまに女性的なアプローチをするのか、と納得した。
それと、漫画の影響を受けている所も子供のようで可愛いな、と《花家大我》という男の魅力に、更に溺れた。
自分よりも年上なのに純粋な所があって、可愛いのと同時に危なっかしさ。
健気で真面目で素敵だと惚れて、既にどうしようもない程に溺れていたとばかり思っていたが、どんどん魅力に、現在進行形で溺れていく。
普通の人なら大人になるにつれ忘れてしまう。子供のような純粋さを、 いつまでも忘れないで欲しい。
【子供のままで】
「子供のままでいたい」
「…僕も」
「雨降ってる…傘持ってきた?」
「え、持ってきてないや…」
「…雨ってこんな冷たかったっけ」
「大人に近づくにつれ、身なりに気遣うから
雨に濡れなくなっちゃうんだよね」
「…お前はずっと雨に当たってんのかよ」
「…うん。雨に当たってるときだけ自分が
惨めに見えるんだ」
子供時分きみの道具で夢想した(実は今でも)ねえ、ドラえもん
題-子供のままで
何が子供のままなら良かったのだろう?
ありきたりな言葉しか思い浮かばない。
結局子供のままでは無理なんだと思う。
生きるためにはね。
周りを気にせず、自分のしたいことをした学生時代。
いつからか気にしすぎるようになった。
大人になると嫌でもしないといけないことがある。
そんな時、子供のままでいれたらなと思う。
子供のままで
子供でもない、大人でもない私は“おばさん”という生き物です。
それに変なプライドや見栄がくっついて今は“嫌なおばさん”になった。
このままいくと“嫌なおばあさん”になってしまうので、それらを排除せねば、とは思うのですがそれがなかなか。
“可愛いおばあさん”なんて、到底なれそうにありません。
とはいうものの、それらもある程度は必要なんじゃないかと思うのですがいかがですか?
end
大人になりたいって思う人間ってほんとにいる???
大人になっちゃったなぁ、しかなくない???
子供のままで_52
頭を撫でて、
目線を合わせるためにしゃがんで、
優しく微笑んだ貴方は今、
どうしてしまったの。
私が大学生になろうとしているから?
私のことが好きではなくなったから?
勿論、身長はあの時より高くなったし、
しゃがむ必要は、ありもしない。
だけども、私は大きな貴方の手をもう一度
感じたかった。
空っぽで、
何をしようも孤独な大人になる前に。
「子供のままで」
子供のままで大人になった
子供だった事がなかった
子供らしく出来なかった
だから…
子供の頃から同じ自分
子供の頃から嫌な自分
子供の頃から弱い自分
子供のままで
譲れないものがある
身体、心、精神は大人になっても
趣味や好きなこと、好きな物
好奇心に対しては
子供のままで
突き進む!
"子供のままでいたい"
さんざん生きた結果がこれなら
死んでも文句は言われないよね。
子供と大人の境目って、精神的な面ではみんながみんな成人した時とは限らないと思う。
成人してもずっと小学生くらいの子供のままでいたいもん。
最近は心がかたくなりすぎて、寄り道とか無駄遣いとかが悪いことみたいに捉えちゃってるし、やらなくてもいいことをする余裕がない。
寄り道をして罪悪感ばかり覚えるよりも、楽しかったって思う思考回路の方が、生きてて幸せそうだよね。
2024 5/12 ♯7 〈子供のままで〉
僕は自分の判断を見直すことがたまにある。そんなときは大体失敗しているから。でも成長したから、『間違い』と『大間違い』の二択で『間違い』の方を選べたのかもしれないと思う。大体はこれで終わり。
でも迷いに迷った末に『大間違い』を選ぶとどこかにやっぱり『間違い』とか『逃げる』があったんじゃないかなと思う。
そんなときに自分の幼さを知って、「結局、成長した気で生きてきただけなのか」ともなる。子供になるたいとも、大人になりたいとも思わない。けれど、子供のように鋭く、大人のように大きな存在に成りたいと心の底からに思う。
[子供のままで]
たまにずっと子供のままでいたいなって思うことがあるんだけどみんなはどう?
子どもってなんだかんだ楽なんだよね
一度は早く大人になりたいなーとか思うかもしれないけど大人って色々と大変そうじゃん?
だから結局は子どもが1番なんだよね!
『子供のままで』
いつまでも、心は子供のままでいよう。心は私のもの。
「私もついに、大人になるのね」
振り向き様に寂し気な表情を浮かべて笑む彼女は、
大人の姿をしていた。
――――――――――――――――
彼女は明日、この孤児院を卒業し
私の知らない男性と結婚する。
幼い頃から共に過ごしたここを出て、
私の知らない場所で今後を過ごすのだろう。
友人が見初められてから、私達の別れの日は決まっていた。
日毎、彼女は私をおいて大人になっていく。
昼間も大人の顔をした彼女が孤児院を出て、夕食後に帰ってきたのを知っている。
消灯後に彼女の部屋の戸を叩くと
扉は直ぐに開かれ、中に招き入れられた。
ベッド横にあるライトだけが頼りで、弱々しい灯りが部屋を照らしていた。
まだ化粧を施したままの彼女がデスクの椅子に座ると、デスクに置いていた贈り物らしき口紅をそっと引き出しにしまう。
「思ったより、いい人よ」
そう微笑む彼女に施された化粧は薄闇でもわかるほど
肌白く、鮮やかな紅が強調されたものだった。
彼女にはもっと淡い色の口紅が似合うのに。
そう思いながら、デスク横のベッドに腰掛けると彼女も私の隣に座り直した。
二人で黙って見つめ合う。
何分経ったか、見つめ合ううちに
彼女の口紅だけが薄暗い部屋に浮かんでいた。
この口紅さえ消えれば。
紅が憎くて、彼女の唇に指を這わす。
綺麗に縁取った口紅が、指を通った跡に残り
先程よりも紅の色が薄くなった。
彼女は目を伏せて私の指の動きに集中し、させるがままにしている。
唇から頬、首にかけて赤い筋ができた。
今度は彼女の方から両手を伸ばし、
私の頬を包むと自分の額に私の額を合わせた。
目線を上げると、直ぐ側に彼女の瞳が見える。
覚悟を決めた瞳が揺れる。
潤んだ瞳から、今すぐにでも雫が零れ落ちそうだ。
明日の朝になれば、この関係が人に知られることはない。
大人になれば、私達は永遠にこの手を取り合うことはできない。
それならば今夜だけはまだ、子供のままでいい。
「大人になれば私達は」
⊕子供のままで
少しは大人になったと思う
未熟なところは山ほどあれど自立して生活しているし
精神的にコントロール出来る部分も増えた
それでも母の前ではずっと子供のままだ
優しさに甘えてばかりでいる
私のことをいつも優先してくれる母は
なかなか私を頼ってくれないのだけど
必要な時は絶対に力になりたいから
もっと大人になりたい
そんなことを考えた母の日の夜でした
-子供のままで-
日々大きくなっていく我が子
見ている私まで眠りに誘う
すやすやと気持ち良さそうな寝顔は
いつまでも子供のままでいてほしい
✴️25✴️子供のままで
子どものままで大人になった
大人になって大人になりたかった