『始まりはいつも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「はじまりはいつも」なんて定型句、「バレンタインはチョコ」と同じではないか。
何か特別なことが起こる日、自分の中で何かが生まれるきらめいた予感、しかしそういったトキメキは大体メディア広告の戦略によって生まれた副産物だ。
チョコレート会社が購買意欲をそそのかすために生まれた言葉だったように、はじまりの予感も大体は恋愛コメディ映画やドラマで作られたキャッチフレーズだったりするものだ。
けれど、自分の中で誰かに言われずともはじまっていたルーティンもあったりする。
朝のはじまりは、いつもコーヒーの一杯がかかせなかったり、休日のはじまりは、ちょっと贅沢に二度寝をしていたり、恋のはじまりは、なんとなくスマホの通知から意識を離せなくなっている。
はじまりはいつも、無意識のうちに起きている。好きなものからはじまっている。好きが私のはじまりをつくっている。
だから、「バレンタインはチョコ」ぐらいのテンションで丁度いいのだ。上等だ。
お題/はじまりはいつも
恋の始まりはいつも健康から、と私は肝に銘じている。
心も体も健康じゃないと、いい恋は始められない!と勝手に思ってるのだ。
『え、それじゃ王道シチュエーションの「風邪の看病をしてくれた相手に惚れちゃう」やつは?
看病してもらうほどの風邪なんだから、健康とは程遠いと思うけど…』
フフフ、ここからは完全に持論だ。
その時に生まれた恋のような感情は、実は恋ではない!
しんどい時に優しく助けてくれて、嬉しかっただけだ。
『だって、その時に初めて相手の優しさに気がついて、恋に落ちるってことはないの?』
その場合、看病される前にすでに恋は始まりかけていると言っていい。
なぜならあなたはもうすでに、お相手の優しさに気付いていたはずだ。
決して意外な優しさではなく、普段からお相手の優しい眼差しを感じていたに違いない。
というわけで、諸君。
今後は不健康な時に抱いた恋慕は、一旦考え直すように。
そしてこんな暴論言ってるやつがいたなー、と思い出してくれると、今日これを書いた甲斐がある。
ちなみにそいつはたまげるほど健康にも関わらず、恋がなかなか始まってくれない…。
(始まりはいつも。)🦜
僕は・・・・ね。
何をしても
始めは、上手く
出来無いんだね。🦜
《不器用、なのかな。》
・巣立ちの時は、巣から
飛べずに地面に落ちたし。🦜
・始めて、飛べたら
途中で力尽きて
池の中に落ちちゃった。🦜
(でもね。)
「僕は・・・諦めか悪いんだね。🦜
世の中には、都合が
悪くなると、
❞自分から、身を引く。❝
聞こえの
いい言葉を言うけど。
・僕は絶対に、言わないし
辞め無い。」🦜
[僕は、幸せを運ぶ鳥に
成りたかった。]🦜
✣始めは、上手く
出来無なかったし、
❝身の程知らず❞。・・とも
言わたけど、次第に
成長して云ったから。🦜
【今では、一人前以上の、幸せを
運ぶ、眷属に成れたんだよ。】
僕にとって"始まり"はいつも"不安の始まり"でもあった。
楽しい予定が入ると、予定が終わるところから想像する。悲観的というよりは漠然とした想像のつもりだ。
つまり僕にとって彼女と過ごす日々は、彼女と別れる日までの、カウントダウンの日々でもあったのだ。
勿論彼女に自分からその感覚を伝えることはなかったのだけれど、ある日たまたま会話の流れで、彼女と僕は同じ感覚を持ち合わせた者同士なのかもしれないと思う瞬間があった。
「私ね、食べる前から食べ終わった時のことを考えちゃってなかなか手をつけられない食べ物があるんだ。食い意地張ってるでしょう。」
暗い部屋
電気を付ける
ベッドに倒れ
込んだ
部屋の明かりが
滲んで
涙が溢れる
後輩の彼が
あの人なんて
思いもしなかった
ずっと前から
好きだった
あの人にとって
私はただの同僚
明日からは
あの人を
まともに見れない
喧嘩の始まりはいつも、至極些細なことだった。
自分より多く取ったとか、正しいと思うものが違うとか。
譲り合う気持ちと認め合う気持ちがをあれば、喧嘩なんかしなくてもよかったのに。
にんげんだもの、いつも同じ方角を見ていられるとは限らない。
世界は、たくさんの思惑で成り立っている。
それを受け入れれば、和解する道もきっと残されているはず。
その、ミサイルの発射ボタンを押す前に、着弾地点にいるのは自分と同じ人間だということを思い出して。
家族がいて、泣いたり笑ったり、恋をしたり喧嘩したり、大切な命を守り続けている人間だということを。
始まりはいつも、すべてが終わる可能性を秘めているから。
【始まりはいつも】
なんだかラブロマンスが始まりそうだけどもどう思う?これ、ループ物の始まりなんだよね。で、俺はそのループしてる主人公の頭をぶち抜こうとしてる所。なんでそんなにメタいのかって?コイツのメモ見ちまったから。くだらねぇと吐き捨ててやってもいいがこういうのは信じるタイプでね。まぁ、次に記憶は持ち越せねぇからこれまでの代物だが。殺さなきゃいいだろ?好奇心。だが、本当かは確かめられないというね。愉快犯として設定されてるそうだから。世界に抗えない歯車って事はよーく分かった。次を楽しみにしてるよ。
何かをはじめるときはいつも不安になる。
自分は上手くできるんだろうか、失敗しないだろうかって。
でも、挑戦することに意味があるから。
失敗したって、意味を見出せなくたって、全ての経験が自分
の糧になることはもう知ってるから。
#始まりはいつも
クラクラするほど透き通った青が
私の背中を押して
吐き気がするほど濁りきった黒が
私を突き落とす
這い上がって目にするのは
目眩がするほどの真っ白
全部綺麗になった気がして
また振り出しに立てる
始まりはいつも
スタート地点に立たないと
始まらない
すごいね、音楽の力って。
始まりはいつもときたら…雨しか出てこない。
【始まりはいつも】
ベルの音が鳴る
厳かなその音は、家々を駆け巡り、広大な山を抜け、
またその向こうへと響いていった
やっと、結婚できるね
長い間温められてきた私の想い
片想い
それがようやく、実るのだ
嬉しくてたまらない
ずっとずっと、好きだった
小さな頃からずっと、好きだった
それは今も変わらない
『大好き。』
それなのに、ねぇ?
やっと実ったのに夫婦別居なんて、
果てや新婦は棺桶の中なんて、そんなの酷いと思わない?
ずっと一緒に居たいのに
生きてるうちも、死んでからも、ずっと君を愛してるよ
だから、一緒に居てくれるよね?
始まりは終わりの始まり、なんて言うけれど
私たち死者には関係ない
だって死ぬことはないんですもの
けれど生者は違うわね
始まりはいつも
空を見て何気ない時に
したいと思う偶然と
やりたくてよく準備して始めた時がある。
始めようと思ってするのもいいけど、
何気なくするのもそれはそれで良き。
何かを始めるというのは
いつもドキドキするものだ
期待に不安が混じり
最初の一歩を躊躇することもある
踏み出した先で
新しい景色を見ることができると
頭ではわかっていても
なかなか自分を動かすことができない
その一歩には勇気が必要だ
勇気さえあれば踏み出せる
そしてその一歩は一人で踏み出す必要はない
勇気を出すために力を借りられるのなら
頼ることも大事だろう
一人では見られない景色も
仲間がいれば見られるかもしれない
始まりはいつも決まっている。隠れ家に籠もってから、ランプを点ける。
そしてノートを開き、物語を綴るのだ。ただただ適当に書き散らすように。
お題の有無は問わず。ただ自由に思うがままに書き散らす。
金木犀の香りが満ちる中で。薄暗いランプが照らす中で。
今宵はどんな物語を書き走り描くのか。その筆は何も知らない。
書いている本人にすら分からない。知ろうとしないのか、それすら未知。
昔の曲のパロディーをショートストーリーにするのかしないのか。
架空の殺人犯罪の独白をするのかしないのか。
何らかの叫びを書き紡ぐのかもしれない。
それは誰も知らない詩。名も無き歌。まだ産まれていない声。最後の旋律。
しかし、始まりはいつも決まっている。隠れ家で産まれてくることはーー。
「始まりはいつも」
恋の始まりはいつも突然だ。
僕は出会ってすぐ君に恋をした。
でも、見つめているだけで充分だった。
ある日の出来事で僕たちの距離は近くなった。
両片思いだったらなんて有り得るわけないと思いながら。
「ねぇ、私たちって友達?」と君が僕に聞いた。
「そうじゃないの?」と僕は聞いた。
「私はそうは思っていないよ。」という君。
「それって、どう意味?」と僕が聞くと
「内緒だよ。」と君は微笑みながら言った。
僕たちの恋は始まったばかりだ。
このまま終わらないように願った。
何事においても
「始まりはいつも」突然である
始まりと言っても、その事案は
山程ある…
一番に浮かぶのは皆「そうだよね」と
納得するだろう…出会い。
けれど、家族にしろ恋人にしろ
突然に見えて実は必然とはよくある話
じゃあ、次は出会った後の事か…
上手くいってたのに、いきなり険悪な空気
始まりは「余計な一言」いわゆる
大きなお世話だ…これ…相手の態度が
いきなり豹変する場合が多い
私の経験上、相手が何だか角の立つ
敬語口調になったりする…
でっ……あっ!マズイ…となる。
まあ、こうやって失敗を繰り返しながら
成長していくのも致し方ない
明日もまた、偶然を装った必然の誰かと
何かが始まるかも知れない。
〜始まりはいつも〜 小説
始まりはいつも私だった
告白したのも私
会話を始めるのも
デートの計画を建てるのも
いつも私
でも、終わりはいつもきみだった
告白を好きでもないくせにOKして、片思いを終わらせた
私のメッセージに返信もせずに♡をつけて終わらせる
デートの別れ際、なんの寂しげも無く、むしろ嬉しそうに帰っていく
きみが初めてなにかを始めたのは、別れ話のときだった
始まりはいつも、主人公が異世界に転生するところ
(名作アニメの共通点)
始まりはいつも突然やってくる
だから急に心を動かされて少し不安が募る
けど終わりに近づけばやがて慣れがきてその不安も徐々に消え安定していくだろう