『好き嫌い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
好き嫌い #66
私が普段から使用しているSNSからハートが非公開になった。好きのきもちは秘密にしようねということらしい。公開垢であるなら別に秘密にしなくてもいいんじゃないかと思うのは私だけなのか。私はもうついていけなくなってしまった。機能改善という改悪に。
もうそろそろ個人の独断だけで機能制限しなくたっていいじゃないんですか。
ハートいっぱい送らせて欲しいよ。だって好きだもん。
好き嫌いくらい選ぶ選択肢は個人に委ねようよ。
好き嫌い
いろいろあるけど好き嫌いと言われたら普通は食べ物を思い浮かべる人が多いんじゃないかな。
大人になると昔は嫌いなものが食べられるようになるしむしろ好きになることが多い。逆に子どもの頃は好きだったけど大人になったら別にそこまで、って食べ物もあったりする。
年を取って好きになるものと言えば苦いものが多いと思う。一番代表的なのはビールかな。食べ物じゃないけど。
真夏に仕事で疲れた体にキンキンに冷えたビールは殺人的にうまい。あれ以上うまいものはないんじゃなかろうか。
最も俺はもう酒は飲まないからそのうまさを味わうことはできないけど。
それはさておき大人になって好きになった食べ物はピーマンとかもあるな。これは大人になっても嫌いな人が多そうだけど。
あとは単純に品種改良とか冷凍、輸送技術の発達で昔はまずくて嫌いだったけど最近はおいしくて好きになった、なんてこともある。
なんにせよ大人になると自ずと好き嫌いはなくなるものだ。でもにんじんは今でもちょっと苦手だったりする。食べられないわけじゃないけどね。
私は生まれた時から好き嫌いをよくする子だった。
今でもそうだ。
でも好き嫌いをしすぎて好きな子に嫌われちゃった。
しかたなかった。
だって周りの女の子が私の好きなあの子に色目使ってたんだもん。
そんなの許せないし、 見過ごせない。
だからその子達に言ったの
「あの子を誑かさないで」って
そしたらその子達が怒ったの。
私は悪くないわ。
その言葉を最後に断頭台の上にいる彼女の首が切り落とされた。
あんなに好きだったのに、時間が経つと嫌いになる時が来る。
それがたまらなく悲しく、そして美しい。
好き嫌いはずっとついて回るものではなく、その瞬間瞬間のものだ。
その瞬間に感じた好き嫌いを大切にしていきたい。
好き嫌いって、確か一つの感情の表裏だと聞いたことがある。自分にとって好ましいものを自分の空間にとどめておきたい、好ましくないものは自分の空間から排除したい。世界を管理したい。
これは相対的なものでもあって、さらにもっと好ましいものができると、今まで好きだったものがそうでもなくなる。すごく好きなもの、嫌いなものができれば、それ以外のことは好きも嫌いもどうでも良くなる。
だから、好きだけでなるべく嫌い(敵意)を抑圧することは難しいんだそうな。
【好き嫌い】
納豆が嫌いだった
糸を引くところも、臭いも、とにかく嫌いだった
なんならちょっと怖いとすら思っていた
食卓で家族が納豆を食べている時に口元を見ては鳥肌を立てていた(見なければいいのに…)
母から「からだに良いんだよ!!」と何度詰め寄られても、私は一生食べないと決めていた
30代になってから体調を崩し、玄米菜食にハマった
ある日ふと、「玄米と納豆…合うのでは?」と思い立ち、「におわ納豆(納豆臭がほぼしない商品)」を買ってきて、玄米ご飯の上にかき混ぜたにおわ納豆を乗せて、おそるおそる口に運んだ
美味しかった
私とは関係のない物と決めつけていた納豆が、突然私の人生に「ジャーン!!」と現れた
今ではにおわ納豆でなくても全然気にせず食べられる
以前よりは食べる回数が減ったが、たまに食べたくなるご飯のお供だ
「好き嫌い」(一行詩)
年を重ねると好きと嫌いが逆になる
◆
好きばかりが隙だらけで見向きもされず
◆
トラウマに好きも嫌いも関係無し
今はしないけど
幼い頃は道端のお花を摘んで
花びらを1枚ずつちぎって
花占いしてたな
令和の時代にも存在するのかな?
なんかロマンチックではあるんだけど
あれってさ
お花かわいそうじゃない?
だったらさ
好きか嫌いか花びらちぎってないで
作戦練るなりアプローチするなり
自力で落としたほうが 良くない?
◇すき きらい◇
昼下がりの校舎
鳴り響く鐘の音
画板を持った生徒たちが
方々へと駆け出す
校舎ときれいに重なる藤棚
日光の反射で輝く体育館
人気のスポットは
文字通りの争奪戦となる
わたしは1人
人工芝の生えた校庭の端に向かう
す橙色の名前もわからない野花を拾うと
何かに突き動かされたように
花弁を一枚
そして一枚
と、ちぎっていく
残りの枚数が少なくなるにつれて
鼓動がはやくなる
これはまやかしに過ぎない
わかってる
それでもこの手は止まらない
「好き嫌い」
好き嫌いのことを考え、最初に浮かんだのは食べ物でした。
私の大好物はいちご、特に新潟の越後姫というブランドに目がありません。
そして嫌いな食べ物は生野菜全般。
同じ土から生えているものなのに、どうしてここまで味が違うのか、不思議なものです。
今日も時間がありません🐢
好き嫌い?なんの?~あぁそれを書くの💡
これキーボードの練習で始めたのに時間がないの🏃
確かに練習とか嫌い😱
好きなことを書く時間がなくなりましたw😱
もうすぐ夕食💓
今日のメニューはなに?
わたしピーマンがとっても好き💕
あっ!好きなもの書けました☺✌
君が可愛いって言った
紫陽花色のネイル
大好きだった
大嫌いなもの
【好き嫌い】
好き嫌い…
五つの輪 汗と涙の 祭典は
金(かね)をつかって 金(きん)をつかむの
最近ね。頭に残った言葉あるんだけどね。
最初が肝心、、、
付き合っている時って楽しいから、多少の価値観や意見の相違があってもね、まあいいかって看過ごすんだよね。
その時のほんの僅かなズレがね、歳を重ねていくうちに広がらなければ良いのだけどね、いや、広がると言うより積み重なってね。
たまにやってくる大きな場面でね、それが心のすれ違い、相手への不満、そして諦め、、、
我慢を強いられる事なく、最後までツガイで居られる方は、強い結びつきがあるんだよね。愛、、、それが愛かな。
自分にもソレがあると思ってたんだけどね。
今は愛と言うより、彼女の残された人生を解き放してあげたいと言う気持ち。
それって、翻ってみれば、自分も相手解き放されたいってこてだろうね。
周りに影響を与える事なく、解決することは出来ないものだろうか。
悩ましい
好き嫌い。
好き嫌いって
反対の言葉
あれさえ
気づいてくれたら
好きと好きに
なるのに。
しばらく
逢えないから
なんで
私だけ?
皆んなは見られてるのに?
めちゃくちゃなんで?
でも大好きな人が
3人分幸せにしてくれる。
嫌よ嫌よも好きのうち
何言ってるだ、共存するかねそこ
なんて思っていたわけですが
どんなに嫌いと思おうが
どんなに軽視しようが
どんなに無理だと思おうが
好きでは無いということが無い
好きであることが当たり前
今日も好き明日も好き
未来永劫的に好きなんだろうと思える
情熱的な好きの気持ちは随分薄れた
でも好きなんだなあと思う
なんだろうこの侘び寂びみたいな
そういう好きの気持ちは前よりずっと強く
深くなっているのね
恋とか依存とか愛とか色んな好きの形があると思うのだけれど
恋も依存もあったのは間違いないけれど
今残ってきたのは愛なのかなあと
愛しているという言葉に納得している
疑うようなことが無い揺るがないから
ここで初めの言葉をひとつ理解できたかなと
嫌よ嫌よも好きのうち
好きも嫌いも共存するものなのね愛になれば
好き嫌い
好きだけど嫌い 嫌いだけど好き
全く逆にあるようで
すぐそばにいる 対局した言葉たち
自分の中には好き嫌いどちらも存在していて
割合の大きさで
「好き」か「嫌い」 どちらかに転ぶ
割合が変化すれば
逆に転ぶ
覚悟できない
転びたくなくて
「好き」が「嫌い」になるのが怖くて
言えない
今好きなら
言えばいいのに、
思った時に言わなきゃなのに
言いたいこと溜め込みすぎて
爆発しそう
愛しいのに苦しくて 儚い
### 好き嫌い
直子はいつも、自分が一番嫌いなものを真っ先に思い浮かべる癖があった。たとえば、ニンジンが大嫌いだった。小学校の給食で出るたびに、口に入れずに牛乳で無理やり流し込んでいたのを今でも覚えている。
大学生になってからも、その嫌いなものリストはあまり変わらなかった。嫌いな授業、嫌いな教授、嫌いなサークル活動。嫌いなものを数えるのは簡単だったが、好きなものを挙げるのはいつも難しかった。
そんな彼女がある日、友人の誘いでアートギャラリーに足を運ぶことになった。直子は美術には興味がなく、むしろ退屈だと思っていた。しかし、友人がどうしてもと言うので仕方なくついて行ったのだ。
ギャラリーの中は静かで、壁に掛けられた絵画たちは鮮やかな色彩を放っていた。直子は最初の数分で既に退屈を感じ、時計をちらちらと見ていた。だが、ふと目に止まった一枚の絵が彼女の心を捉えた。
その絵は、一見シンプルな風景画だった。広がる青空に、一本の大きな木。その下で楽しそうに笑う子供たち。色使いが柔らかく、まるで絵の中に吸い込まれるような感覚だった。直子は立ち止まり、その絵をじっと見つめた。
「好きだな、この絵。」
自分の口から自然と出た言葉に、直子は少し驚いた。こんなにも心が動かされるものがあるなんて。彼女はその日を境に、自分の「好き」をもっと見つけようと決意した。
それからの直子は、少しずつ自分の好きなものを探し始めた。好きな音楽、好きな映画、好きな場所。彼女は気付いたのだ。好きなものを見つけることで、嫌いなものが少しずつ色褪せていくことを。
直子は新しい世界に足を踏み入れ、自分自身も変わっていった。好き嫌いというテーマを超えて、自分の中に新たな色彩を見出したのだ。
人の好き嫌いは様々。
同じように人の癖も様々にある。
そしてその癖を許せないと言う人も同様にいるのである。
かく言う私にもどうしても許せないものがある。
恋人が携帯を置く時に画面を下にして置く癖である。
友達が同じ行動をとってもなんとも思わない。
ただ恋人がやるのはなんだか許せないのだ。
分かってもらえるだろ?
好き嫌い
姉と2人でナポリタンを食べる。
姉がテレビに目をやった隙に、ピーマンを箸でつまんで姉の皿に投げる。皿に視線が戻った姉は、何事もなかったようにピーマンを食べる。
またテレビを見る。ピーマンを投げる。テレビから戻る。普通に食べる。
またまたテレビを見る。
いけるかな、と姉の皿に箸を伸ばし、ウインナーを摘む。姉をそっと確認する。
顔はテレビに向いたまま。でもメガネの奥の視線はこっちを向いている。
これはダメ。 少し責めるような口調で言う。任務失敗。
うん、と僕は答える。
ピーマンは?もうないの?
あと一つ。
姉はすっと箸を向け、僕の皿から緑の欠片をとって食べてしまった。そしてまたドラマの世界に入っていった。
うん、お姉ちゃん大好き。