『好き嫌い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
好き嫌い
「好き、嫌い、好き、嫌い…………。」
花壇の前で花を持ちながら、しゃがんで何かをしている女の子がいた。
「何してんの。」
「花占いで、好きな人が私の事を好きかどうか占いってるの!でも、嫌いって………。」
【ブチッ(持っていた花をちぎる)】
しょうもない遊び。
こんなの信じる意味さえも無いのに、何でこの子はそんなに傷つくんだ?
「何するのっ…!」
「そんなのでお前の好きな人が自分の事をどう思ってるかなんて決めるな。」
「えっ………。」
「ほら、泣いてないで早く笑えよ。そしたら、振り向いてもらえるかもしれないぞ〜?(笑)」
#好き嫌い
好き嫌いで物事を判別してはいけない
きっと1度はそのように言われたことが
誰しもあるだろう
それでも
〇〇が好き、◇◇は嫌いという気持ちは
全部自分の本心でそれが自分を構成している
沢山の人がたまには自分の気持ちに
素直になれますように
好き嫌い
この感想を持つということは、その対象に関心がある、ということだと思う。
それは、無関心よりもずっと良いことなのではないだろうか。
関心がなければ、対象に対する認識に変化はないからである。
ある意味、好き嫌いは紙一重なのではなかろうか。
ただ、全てのことに好き嫌いを持っていても疲れる。
ほどほどが、きっと良い。
そうすると、私が関心のなかったことに、好き嫌いを持っている人に出会うと、結構、わくわくするようになる。
なんだか、お得な気がするのである。
「好き嫌い」
好き
嫌い
と花びらを一枚むしる度に呟き
最後に残った花びらが好きか嫌いになるかで
惚れた相手が自分の事を
どう想っているのか占う
花占い
昭和の少女漫画ではよく見たシーンなのですが
最近は知らない人も多いでしょう
だいたい 花びらが奇数なら好きで終わり
偶数なら嫌いで終わるので
令和ではそんな残酷で無意味な事はしない
男は足し算
(好意が右肩上がりの加点方式)
女は引き算
(相手の嫌なところが目につく度に減点していく)
ともめっきり聞かなくなりました
昔 私の母が言っていました
別れる時には
女は上書き保存
男は名前をつけて保存
これも主語がデカいかつジェンダー的に無理かつ
スマホ世代の方にはそもそも通じないかも
自分の事も相手の事も尊重しながら
好き嫌いを確かめていけたら良いね
令和の若者も 私達も
好き嫌い
スキ、キライ、スキ、キライ、スキ、キライ......
キライ
花占いなんて当たんないよねー笑 バカバカしい!
嫌われてるはずないよ、多分
所詮はただの同級生、目で追うだけしかできない高嶺の花。河川敷で花と川の流れを眺めながら、夕焼けチャイムを聞き流す。明日スキになったら告白しよう。
オワリ
短ぇ、難しぃ、多分初女の子主人公。僕の中のピュアな心が出てしまいましたな照
「夕焼け」
「好き」
「ほうれん草」
「好き」
「任務」
「んー内容による」
「そうなのか。俺は任務嫌いだな」
いつもの時計台に2人で腰掛け甘くてしょっぱいアイスを食べる。
私は何よりこの時間が好き。夕焼け越しに見る貴方は何よりも眩しくて儚い。
「調査とかで色んな世界を周れるのは楽しいかな。世界によって見える景色、美味しい食べ物、どれも違うもの」
「そんなもんなのか」
「ほら、アクセルだって帰らないでここに来てるじゃない」
「そうだな」
もうすぐアイスが無くなる。帰りたくない。
「じゃー続きな」
「え?」
突然始まっていた問いかけはまだ続くらしい
「これは?」
無くなりかけたアイスを指差し
「好きよ」
「この場所」
「好き」
「…」
「アクセル?」
「それじゃ…俺は?」
思わぬ質問に本人を見ると真剣な表情に目を逸らす事が出来ない。
「まさか、嫌い。だなんて言わないよな」
応える返事はただ一つだけ
-好き嫌い-
好き嫌い
あいびきが使ってある食べ物が好き。
薬味とおしゃれな食べ物が苦手。
私は自他共に認める偏食家。
たとえば何が嫌いかというと、苦いもの、甘ったるいものほぼ全般が嫌いだ。
苦いものは私の気分を下げるし甘ったるいものは舌が拒絶反応を示す。
周りには大損をしていると言われるが別に偏食について困ったことはない。
いや、ひとつある。
それは同じクラスのあいつだ。
あいつは苦いし甘いし私の大嫌いな要素を持ち合わせている。
私に甘く接してくる、かと思えば冷たい反応を返してくるし私以外と話している。
私にシャンプーの甘い香りを振り撒いてくる。
いつもは吐き気がするがそいつだけは心拍数が上がって抑えられない。
本当に困ったものだ、どうしたらいいんだ。
『好き嫌い』
時々、無性にイラついて、物にあたることがある。
そんな時大体自分が大っ嫌いになる。
酷い言葉を自分に投げかけたり、自分の頬を叩いたり…
酷い時は、いなくなれなんて思ってしまう。
そして、そんな自分をますます嫌いになってしまう。
本当は、そんなの嫌なのにさ。
いなくなりたくなんてないし、自分を好きになっていたいんだ。
周りのどんな友達よりも、結局最後は自分優先なのにさ。
だから、少しずつでいい…
自分を好きに思える努力をすることが大切だと思う。
好き嫌いなんて人それぞれだから自分の好きも嫌いも人に押し付けたりするのは良くないと思うんだ。
例えば、俺はあの人が好きだからお前も好きだろとか
かっこいいって言われるより可愛いって言われる方が好きって人もいれば、可愛いよりかっこいいって言われたほうが好きだと言う人もいる。
旅行が好き
歌うことが好き
心が穏やかな状態が好き
雨の日が嫌い
怒られるのが嫌い
仕事前の家を出るまでの時間が嫌い
私は好き嫌いが激しい…
好きな人は好き。
嫌いな人はとことん嫌い。
嫌いな人程自分の中のセンサーが働くのか
来たって分かってしまって
意識してしまうんだよなぁ…
不思議だよね。
好きな人と居ると気分が上がるし
不思議と笑顔が増えるよね♪
良き!
2『好き嫌い』
善行と悪行。
おそらく世間一般的には、善行が好まれ悪行が嫌われることだろう。
これは、『好き嫌い』というお題に関しては少し逸れている内容なのかもしれない。
――人には必ず『好き嫌い』がある。
好きな食べ物、嫌いな他人、あるいは苦手な教科……。
嫌いなものが一つもないと言う人間はこの世にはいない。
苦手なものが一つもないと言う人間はこの世にはいない。
誰だって好きなものはあるし、嫌いなものもある。
であれば、心が善で染まりきった人間もまたいない。
善良な者が気まぐれに起こす悪行。
邪悪な者が戯れに起こす善行。
この矛盾こそが、人を人たらしめるのだ。
楽しいことが好き。シリアスは苦手。
それでも、逃げられないことは沢山ある。
仕事のことでも、生活のことでも。
たくさんの〝楽しい〟に囲まれていても、時折訪れる逃げることが出来ない〝シリアス〟。
―――――
彼女の職場は、時に事件、事故に巻き込まれやすい場所にある。
慣れて油断した時に、彼女の職場で事故からの事件が起こったと聞いた。
頭の中で混乱して、彼女のことが心配になるが、俺は俺の仕事……救急隊としての仕事をした。
救助で病院に戻った時、彼女がいた。
背筋が凍る。
ほんの一瞬だけの動揺だったが、俺は目の前の救助に集中した。
―――――
今回の事故対応が一段落した時、休憩と称して彼女の職場に向かった。
彼女の会社の近くに着くと、スマホを取り出して彼女を呼び出す。
彼女は、仕事を抜け出して、俺のところに走って来てくれた。
「どうしたんですか?」
「大丈夫!? さっき、病院にいなかった!?」
「あ! あれは友達のお迎えと、私もちょうどケガをしちゃったので、治してもらおうって行ったんです」
彼女は恥ずかしそうに照れ笑いをする。
そうか、あの事故に他の社員が巻き込まれたのか。
「そ、そっか。友達は無事?」
「はい、お陰様で!」
「君は無事?」
「私はもっと元気です!!」
俺は安心して、しゃがみこんでしまった。
「心配……してくれたんですか?」
彼女は俺に寄り添うようにしゃがみこんでくれた。
俺は小さく頷いた。
彼女が俺の両手を取って、立ち上がらせてくれる。
「私は無事です。心配してくれて、ありがとうございます」
彼女は優しい声で言いながら、俺に微笑む。
視界が涙で歪みそうになるのをグッと我慢して、彼女を強く抱きしめた。
「もう! 俺、こういうことは本当に、苦手なんだからね〜」
おわり
お題:好き嫌い
嫌いなものも頑張った
でも好きなものにもっとフォーカスを当てればよかったなって後悔してる
嫌いなものはそこそこに
自分の好きを広げていけば良かったなって
なんでか好きなものも我慢してしまって
嫌いなものを頑張った
でも嫌いなものは答えてくれず
ついに自己否定の原因にもなるんだ
もし子供をつくる選択をするならば
こういう後悔話を話したいと思う
私は親から失敗談も成功談も聞けなかったから
こういう話を聞くことがどれだけ貴重か実感しているんだ
[好き]になって
[嫌い]になって別れる
繰り返しながら私達は幸せになっていくんだろう
マリン
好き嫌い
幼少期はそれが大半を占めていた
少しずつ無意識に
「害がない」を覚えると
大人になった気がした
好き嫌い
世の中好き嫌いで仕事するな!
というけど…
印象の悪い嫌な取引先とは
契約しないよね?
結局、好き嫌いはあるよ
やっちゃいけないのは
無能な身内に役職を与える事
田舎はこればっかだな
【好き嫌い】
やっとお題を見ることができました!
ショートケーキで考えるとまずイチゴから食べるタイプ
好きなモノは食べたいと思った時に1番に♪
あっでも何個かあったら1つ残しちゃうかも
今回も明日の19時までいっぱい書き込みたいと思います
まずはやるべきことを終わらせてこようかな
お風呂に入っている間に、いつもの想像、妄想をふくらませてきました笑
ちなみに食べ物繋がりで言うと、スイーツ全般好き
ティラミス、シフォンケーキなんてもう∞レベル笑
あっあれ!台湾カステラとかね、今想像しただけでニヤけちゃう
和も洋も好き、あんこなんてそのままでいいくらい
お酒、辛いモノも
コーヒーは好き過ぎてっ‼
嫌いな食べ物かぁ~
お肉のプニョプニョした部分やナスを焼いたり味付けしたのは苦手かな
人間関係は…気持ちの中てはわりとハッキリしている方だけど、嫌いを表に出すタイプてはないかな
でも好きはダダ漏れかも笑
穏やかで明るくて怒ったことある?ストレスとかないでしょ、ってまわりから言われることが多い
確かに妙に冷静だしストレスを溜め込むタイプではないけど、拘りのあるところは曲げずに伝えたり、苦手な人に必要以上に自分から関わることはしないかな
お世辞も言えないからよっぽどのことがない限り言葉にしているのは素直でストレートな気持ち
おはようございます
今日の朝も大好きなコーヒーとパンの香りで幸せを感じております♪
ただいま帰宅しました
これからの時間の夕景が好き
今日の夕飯は何にしようかな
アイスコーヒー飲みながら考えよう
もうすぐ次のお題
楽しみです!
「WORLD BACK 」
第一章 囚人690番
「このハイエナ野郎!ぶっ殺してやる!おい!聞いてのんか!!」、夜の闇に赤黒く染まった裏街のレンガ塀にこだました声は、後に地響きのような45口径の銃声に変わった。
1、法廷と刑務所
「被告人に、禁固18年を求刑する。」そう言うと学生服のような法廷服の袖をヒラヒラとさせ、左腕の下にあったカベルを得意気に叩いて見せた。俺は裁判官と警察側を睨み付けるように見上げ、退出されられる時にもう一度振り向き意味ありげに笑みを見せてやった。
「囚人番号、687番!688番!689番!…おい、689番!おい!」、段々と看守の顔が真っ赤になってゆくのがはっきりとわかった。それでも見事なターコイズグリーンに染め上げた髪を少しも動かさないゴロツキは、囚人服のポケットに手入れ看守を挑発するようにヤニだらけの歯をチラリと見せた。そして「ぼくちゃん、好き嫌いをしちゃあダメだよぉ。番号は着いてても人間なんだぜぇ。あんたと同じ。」
「バキッ」と言う音が灰色をした刑務所の壁にこだますると同時に、 真横にいたゴロツキは床に倒れこんだ。看守が鼻から熱い息を出しながら、血の付いた官房をおもむろに投げつけ、怒り狂った肉食獣のような唸り声を上げている。「ぐあァァッ!!いてぇ、いてえよぉ!!クソッタレめ!!」。額をパックリと割られたゴロツキは泣きながら白い床を朱色に染めるほどにのたうち回った。「テメェと同等扱いすんじゃねえ!この出来損ないのチンピラ野郎が!警官をなめるとどんなめに会うかよく覚えとけ!!わかったらここから出ていって小さく丸まって自分のケツの穴に付いた糞でも舐めてろ!!」、そう言われても泣き止まないゴロツキ(今になっては転んで血が止まらず泣き叫んでいる幼児のようだ。)は奥から出てきた医療班に運ばれていった。「あんなガキ、死んでしまえ!!チッ!」、止まない悪態をつきながら看守は声を張り上げて私の番号を呼んだ。「690番!!」「はい!!」、私にもプライドはあるがあのゴロツキのようにはなりたくないので自分の出せる最大の声を、半ば泣きそうに鳴りながら看守にぶつけた。「ふんっ、次だ!」、多分私の声が少しでも小さかったら可愛がってやろうとでも思っていたのだろう。つまらなそうに看守は向きを返え、ドアを蹴飛ばした。
とよち
(明日は、「2、投獄」に続きます。)
後書き
こんなに長くて下らない作品のご視聴、本当にありがとうございます!明日は投獄されてからと犯行の詳細など書いてみようかなと思います!久しぶりにこのアプリをいれて、シリーズ物を書こうと決意したんですが、やっぱり物語は難しいですね!大体はエッセイを書いていたので。でも、引き続き頑張って書かせていただきます。できれば、暖かい目で見守ってくれると幸いです。これからもよろしくお願いします!