好きな色』の作文集

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好きな色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/21/2024, 2:55:23 PM

ここだけの話、実は玲は猫舌…もとい熱いものを食べるのが苦手だ。中から熱い肉汁が溢れてくる小籠包はもちろん、ラーメンに鍋におでん、挙句の果てにはまれに、毎日食べる味噌汁ですら舌を火傷する。決してがっついている訳でもないのにこうも頻繁となると、不思議で仕方がない。けれど、普段からのほほんとしている玲らしいと言えば玲らしいか。
 目の前で身体が少し揺れ、どうやらまた火傷をしたようだ。
 「まーたやったのか?」
 「う……、舌ビリビリする…大丈夫だと思ったのに…」
 「ほんと熱いもの食べるのダメだよな」
 本人は不本意そうだが、笑ってしまうのは許してほしい。だってこんなの、可愛すぎる。
 それにしても…舌、やっぱり痛いんだ。そういえば火傷をした日のあとの行為では、こちらがせがんでもあまり唇を重ねたがらなかったっけ。確かその度大袈裟なくらい感じていたような…。
 「碧月…?いい加減笑うのやめて、怒るよ」
 「ごめんごめん、美味いうちに食べよ?」
 また、恋人の愛らしい一面に気づいてしまった。諸々の事が一段落着いたら、さっそく仕掛けてみるか。
 また一口、生姜焼きを頬張った。
 
お題:『物仕掛けと色仕掛け』

6/21/2024, 2:54:11 PM

数年前までは緑と青。
そこに紫が加わった。
要は「推しが増えたから」なんだけど。
推し色を持ち歩くだけでただの日常がほんの少し楽しくなるから、現金というかチョロいというか。
まぁそれが一日一日を生きる力になるのだから、いいか。
今の私にとっては、推し色こそが元気になれるビタミンカラーだ。


END



「好きな色」

6/21/2024, 2:53:32 PM

好きな色

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「中1の頃のまこと、すごかったもんね」

さきがまことに向かって言った。

「あー、まあね」

まことは苦笑まじりに答えた。

さきとは小1からの仲だ。

普通褒められたら謙遜しがちだが、
さきとの間ではそんな気を使う必要は全くない。

だから認めた。

まことは苦笑まじりに答えたものの、
嫌な話だから苦笑したわけではない。

中1の頃の自分自身が羨ましくて、
思わず感情が顔に出たのだ。

それを察しているさきは、話を続けた。

「5分でも空き時間があったらワーク開いてたよね。
ビビるくらい質問もたくさんしてたし」

「まあね。」



中1の頃の情熱が羨ましい。

なぜあんなに頑張れていたんだろうか。


 

小学生の頃は、勉強の仕方がめっきり分からなくて、
勉強したいのにできない!って気持ちだった。

それが、中学になって塾に入ると状況が一変する。
効率の良い勉強の仕方が分かり、
それまでしたくても上手くいかなかった勉強が
上手くいくようになった。

ずっとエサの前で「待て」されていた犬が、
「よし」されたような感覚だった。
そうして、まことは勉強にのめり込んでいったのだ。

だけど、何事もそのうち、必ず飽きは来るものだ。

自主的にかかさずしていた予習復習も徐々にしなくなり、
塾の宿題さえも遅れがちになっていった。

そして、受験生である今、
まさに勉強の情熱がほしいのに、
カラカラの状態だ。

情熱は、中1の頃に使い果たしてしまったようだった。

まるで最初に飛ばしすぎてガス欠になってしまった車のようだ。

さきが唐突に話し始めた。


「私が中学受験したときさ、
絶対同じ中学に合格しようって言い合ってた友達がいたんだよね。
りこちゃんって名前なんだけど。
その子もまことみたいに暇さえあれば勉強頑張ってたんだよ。
小6でそれができるってすごいよね」


急に中学受験の話をして、
一体何を伝えたいんだろうと不思議に思う。



さきは私立の中学受験をしたが、
今はまことと同じ、市立の中学に通っている。

「最初は私の方が断然点取れてたの。
私、点取れてるからいいやって全然勉強しなかったんだ。
それで、夏になってからのりこちゃんの伸びがすごくて。」

今さきは中3だ。

さきがしているのは小6のときの話だから、
約3年前の出来事だ。

そこまでいうほど昔の話ではない。

もしまことがさきの立場なら思い出すだけで苦しい話だ。

しかし、さきはそうは微塵も思わせない話し方だった。

淡々と話す。

「まことが勉強してる姿が、
りこちゃんに重なって見えたの。
あぁ、この子はきっと伸びるんだろうなと思ったよ」

さきはまことの目をまっすぐ見て言った。

「へえ。そうなんだ。ありがとね。」

確かに、中1の1年間の成績の伸びは我ながら凄まじかった。

最初の定期テストの順位は中の下くらいだったのに、
その次のテストでは見事1位に躍り出たのだ。

努力すればするほど上へ上がれる。
上へ上がれば上がるほど皆に頭が良いと褒められる。

それが嬉しくて嬉しくてたまらなかった。

勉強が大好きだった。

そうして、1年のうち最初の一回をのぞいて、
それ以外の全ての定期テストで学年1位をとり続けた。



当然だが、一番上に行くと、それより上がない。

目指すものがない。

ずっと学年1位をとり続けていたまことは、
だんだん勉強の情熱が冷めていった。

そのかわりに、どんどん下が追い上げてきて、
自分との差が縮まるばかりだった。

その追い上げに焦り、
1位で居続けることのプレッシャーに押しつぶされそうになっていった。

そして、情熱ではなく不安に突き動かされ勉強するようになった。

2位が一番楽だと何度思ったことか。



その頃からだろうか。

勉強が嫌いになってしまったのは。。。



「どんなに好きなものでも、
必ず好きから外れる瞬間が来るんだよね。。。」

「その通りだね。
あー、でも私、犬は小さい時から好きだよ。」

「いいな、そういうものがあるの」

「えー、まこともなんかあるでしょ。
例えば、、、、あ!青色とか!
結構前から好きじゃない?」

まことは気まずそうに口を開ける。

「それが、、、最近好きじゃなくなってきちゃって。
飽きちゃったのかな。
小物とか選ぶ時、前までは絶対青だったけど、
最近は逆にピンクとか選んでてさ」

「えー!
あの前世は海で来世は空ですかってほどに、
狂おしく青好きなまことさんがピンクゥゥ!?」

盛大に貶している気がするが、気づかないふりをした。

「そ。」

「ちょっとちょっとここは突っ込んでよぉー!」

2人は大きく笑い合った。

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「ねえ、あそこじゃない?ペットコーナー。」

「ああ、ほんとだ」

まことと母は百均にいた。

飼い犬のリードが壊れたので買いにきたのだ。

2人はペットコーナーに向かう。

「青と茶色があるね。
まことはどっちがいい?」

「、、、どっちでも。
お母さんが好きな方でいいよ。」

「え?そう?
まことなら絶対青選ぶと思ったんだけど。」

母は少し不思議そうな顔をまことへ向けたが、
すぐにリードの方へ顔を戻してしまった。

母がリードを選んでいる間、まことはその辺をうろちょろしていた。



と、1つのマグカップが目にとまる。

目を見張った。

「、、、綺麗、、、。」

久しぶりに物を綺麗だと思った気がした。

マグカップを手に取ってみる。

猫のシルエットを指でなぞってみる。

ざらざらとしていた。



色は、
青色だった。

深みがあって本当に綺麗な青色。

人生で見てきた色の中で、一番美しいと感じた。

そして、青色に感動している自分に驚く。

青は好きじゃなくなったんじゃ、、、?



まことは呟く。

「いや、違うか。」




まことは今までの色に対する認識が間違っていることに気づいた。

おそらく、色に好き嫌いなんてないんだ。

青が好きと言っても、
好きな青色とそうでない青色とあるし、
見た場所、時間、誰と一緒に見たかによっても綺麗と感じるかどうか変わる。

だから、簡単にこの色が好きとか嫌いとか言えないんだ。

その時見たその色が、綺麗だと思うか否か。

ただそれだけ。

シンプルな仕組みだ。


しばらく見とれていたが、まことははっとする。

このマグカップ、お母さんに頼んで買ってもらおう。

まことはマグカップを持って急いで母のもとへ向かう。

一応お店の中なので走らないけど、
ほぼ小走りになっている。

早く行かねば。

母が会計を済ませてしまう前に間に合うと良いけど。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



その日の夜。

お風呂上がりのまことは、
ほくほく顔で例のマグカップに牛乳を注いでいた。

まことは改めてうっとりとマグカップを見つめる。

「やっぱこの青、いつ見ても良い色。」

まことは嬉しそうに牛乳を飲んだ。

6/21/2024, 2:53:09 PM

【好きな色】

そう、偶然だと思うけど、最近色んな人に好きな色は何色?と聞かれることが多くて…

そんな時毎回即答できずにいる
ん〜視覚の感覚から選ぶなら…淡いピンク、鮮やかな水色、明るめのオレンジかな

ファッション感覚から選ぶなら…多いのは、柔らかいクリーム色、後、ネイビーが意外にも多かった
後、カーキも多くてびっくり!白・黒もね

で、聞いてきた人たちに何色が好きそうに見える?って聞くと、ピンクイメージが多かったかな
性格を色で表現するならオレンジだとも


で、もーあんま深く考えず1番魅力的に感じるのはって考えたら…


ピンクと紫の2色が混ざった色♪
可愛いけど、甘すぎない、これかな笑

ちなみに今のお財布の色がまさにこれ!
で、その前が…黄色
そのまた前が…白
そのまたまた前が…黒だったかなぁ


統一性なーい笑
自由奔放な性格が色にも出るというね…


今日はお休み♪
でもあいにくの雨
こんな日こそ、透明感のある白や鮮やかなレッドの編みバッグをもってお出かけすると気分上がるかも〜

まずはコーヒーを淹れましょ

6/21/2024, 2:52:20 PM

私の好きな色はまだないけれど。世界が赤く染まった時に青色になれたらいいなと思う。

6/21/2024, 2:52:19 PM

自然とは何だろう。
海か山それとも人間なのか僕にはわからない
でも、空は青色と知っている。

6/21/2024, 2:51:56 PM

前髪を ざくと切りすぎて ああこまった 初夏 きみのひとみが正面にある

6/21/2024, 2:50:03 PM

好きな色は緑色です。

巡る暮らしの中でひときわにビビットなのが緑色でした。

命の息づかいを感じるそれは風に体温を与えてくれます。

外に出たくなりました。

6/21/2024, 2:48:39 PM

私は、空の色が好きだ。
昔から、気づいたら空を見上げていた。
自然が好きなこともあって、よく見上げている。
犬の散歩中も、授業中もずっと。
空は果てしなく広がっている。終わりが見えない。
空は私の憧れでもある。大きく広い心を持ちたい。
私はいつもそう思う。いつか、空のように

6/21/2024, 2:47:34 PM

ピンク色。自分を表す色。
大好きで最強色なのですよ。もちろん他の色も好きです。いろんなピンクあるけどどれも好きです✨
性別に色なんてないと思ってる。
世界には色んな人がいてそれぞれ好きな色があるだけで、なんてステキなんだろ。
何色が好きでもあなたはあなたなんだよって言いたい。

6/21/2024, 2:47:16 PM

私の好きな色はオレンジ

みんなを包み込む太陽のようでほっこりする色

私はみんなの太陽になりたい

6/21/2024, 2:46:52 PM

〖好きな色〗4

ピンクが好き、水色が好き
小さい頃からコロコロ変わった色

いつしか紫に定まった

6/21/2024, 2:45:42 PM

→好きな色

自分を押し出すのが苦手だ。
好きなもの、やりたいこと、問われると答えに詰まる。
「何色が好き?」
その簡単な問いにさえ、あれこれ考えてしまう。青? 黄色? それとも緑? 例えば友人に手紙を書く時は茶色いペンを好む。でも覚書には濃紺のインクを使う。服を選ぶときには、ブルーに目がいく。
もうわからない。
昔からそんなだった。
「どんな男の子が好き?」
中学生の頃、友人たちとの会話でそんな話題がよく上がった。私はしたり顔でこう答えるのが常だった。
「好きになった人が好き」
とても大人っぽい答えだと思っていたが、今こうして考えてみると主体性がないだけだ。
道草して、ダラダラ答えを引き伸ばしたのだ。
そろそろ自分を表そうじゃないか。
「私が好きな色は青色です」

テーマ; 好きな色

6/21/2024, 2:45:24 PM

〖好きな色〗

青が好き…
いつ頃から好きだったのかは分からないけれど、
青い色を見ていると、心が落ち着くから。

人との関わりの中で
どんなに息がしづらく感じる時も、
やり場のない感情や、表現する術のない怒りも…
青い色を見ていると、不思議と落ち着いて
ぐちゃぐちゃな心が一つ一つ解けて行くから。

青空、海、青いペン、青い表紙のノート…
たまに見かける青いベンチ…
世の中には様々な色が溢れかえっているのに、
目がいくのは青い色…。

一番身近にあるのは、自然界の青空。
一瞬毎に表情を変える空の青は、清々しさをくれる色。

6/21/2024, 2:44:42 PM

「好きな色」

小さい頃は単純に「メロンが好きだから緑が好き」と言っていた僕。
ある時から青が好きになった。
あまり目立ちたくない人柄で、戦隊モノで言うなら、よく主人公になるレッドよりも、物静かでクールなブルーになりたいと思ったからだ。
活躍する誰かの傍で、淡々と支えるような人になりたい。

6/21/2024, 2:44:39 PM

作品No.82【2024/06/21 テーマ:好きな色】


昔は
黄色が一番すきでした

すきな花の色が
黄色だったから

今は どうだろう

暗い青もすきだし
濃いピンクもすきだし
黒もすきだし

でも うん

今使ってるスマートフォン
黄色だし

やっぱり黄色が すきなのかもね

6/21/2024, 2:42:28 PM

好きな色。
赤はかっこいいし。
青は落ち着くし。
黄は明るいし。
緑はたまに着るし。

嫌いな色の方が少ないかな。
どんな色も環境に左右されるし。
気分にもよるし。

そうなると確かに人間みたいだね。
十人十色とは言ったもんだね。

6/21/2024, 2:41:16 PM

題【好きな色】

私は、色々な色が大好きなんだ!
でも水色系だな。水色、青色、エメラルド、緑。
あれ?緑色になってきた? えへへ。
私は、女の子なんだけど、青色が好き!
別に女の子だからピンク、男の子は青っていう偏見はいらない。
自分らしさを大切にすることが大切だと思う。

6/21/2024, 2:39:24 PM

好きな色はオレンジ

わたしに似合う色だって

息子が言ってくれた

ガーベラが好き

ガーベラとあわせたかすみ草も好き

ほのかに白い よく見ると色々色がある

元気がでる色がいいね

落ち着く色がいいね

6/21/2024, 2:39:18 PM

コイツの暢気な髪の色が、いつも目に入っていた。
 鬱陶しいくらい明るい色で、太陽に当たればそれはキラキラしていた。ガキの頃は同じサッカーチームだったから、ドリブルするコイツはまるで風に吹かれたアルミホイルみたいだったのを覚えている。

「なあ、好きな色なに?」
「は? 急に何だよ」
「課題でさ、友達のこと分析してこいって」
「……実験ラット扱いか」

 友達。そんな言葉に、胸の奥がチクリと痛む。わかってる。おかしいのは俺で、正しいのはコイツの方。こんな感情、表に出せば気味悪がられて避けられる。

「なんだよ、変な顔して」
「うるせぇ。テメェの髪の色でも書いとけ」
「うわ、ひど。あーぁ、キミのせいで僕の成績は右肩下がりになっちゃうよ」
「……」

 冗談のように受け取られたが、俺は割と本気だった。いつからか、同じ色を見かけるたびに、コイツの顔がチラつくようになってしまっていた。我ながら病的だ。恋は病だとは、よく言ったものだ。

 人の気も知らずに笑っているコイツの顔を見ていると、だんだん腹が立ってきた。肩にパンチを入れて、すっくと立ってドアを開ける。

「あ、ちょっと待ってよ。まだ分析終わってないって」
「でっちあげりゃいいだろ」

 分析されるには、今の俺は少々惨めすぎる。特にコイツには知られたくない。
 こんな気持ち、さっさと忘れてしまいたい。つくづくなんで、俺は男に生まれちまったんだろうな。



目標文字数 600字
実際の文字数 610字

主題「好きな色」
副題「BL」

こんなクォリティじゃ腐女子のお姉様方の怒り買っちまうよ……やばいやばい……

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