『好きな色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
虹色
その時の気分で違うけど、
同じ色でも明るく見えたり、暗く見えたり。
一色よりもグラデーションの方が好き。
透明で薄緑する風高く
空の青色 真昼の月よ
#短歌 #書く習慣 20230621「好きな色」
僕の好きな色は、あるテレビ番組の映像の中にある。
昔、金曜ロードショーという映画をテレビ放送する番組があった。
そのオープニングシーンで、沈みかかる夕日を背景に、海とそこに佇む男性を照らし出している場面がある。
そのシーンの色を一言で表すのは難しい。
少し赤みがかかった、少し、錆びれて、でも、ちょっと前まで、青く輝いていたであろう海を照らし、黄金に輝いている。そんな感じであろうか?
そこに、哀愁漂う渋いトランペットの音色が、その光景を際立たせている。
きっと、夕日に照らされながら、海辺に佇んでいる人は初老を迎えた男性で、海色の青春の時期を過ぎて、晩年を迎える前に昔を振り返り、最後の情熱の火を燃やし尽くそうとしている。そんな、象徴のようである。
私の好きな色は紫とピンク
でも今の私の感情の色は黒
まっくろのコーヒーに
ミルクを数滴垂らすとできる
まだら模様の茶色が好き
(テーマ 好きな色)
『好きな色』
ちょっと歪んだ紺色のちょうちょ。
端が少し破けた紙で組んである灰色と白色の手裏剣。
しわしわのシッポの茶色の鶴。
「ソレ。今日、あの子が家で作ってみせてくれたの。保育園で作り方を教えてもらったんだって」
眠る娘に配慮したのだろう。
テレビ台に並んだ沢山の折り紙の作品を眺めるボクに、夕飯の支度をしながら、妻が小声で説明した。
「なんか、地味な色紙ばっかりだな」
ボクはスーツのジャケットを脱ぎながら言う。
「あの子、こんなシックな色が好みだっけ?」
「好きな色とか、かわいい色の紙は、使うのがもったいないんだって」
妻が苦笑いした。
「あの子の色紙のケースを見てごらん。ほら」
促されるままに、娘の色紙のケースの蓋を開けて、ボクは納得した。
目に飛び込んできたのは、鮮やかな赤にオレンジ色。柔らかいピンク色や淡い水色の折り紙もある。
どの折り紙もシワひとつない。きっちりとケースの中に仕舞われていた。
「あれ? 黄色が無いな」
ボクは折り紙の束をパラパラめくりながら言う。
「あの子が一番好きな色だろう?」
「それは、ホラ。ここに」
妻が食卓を指差した。
「父の日だもんね? あの子、『今まで黄色の色紙を貯めててよかった』って言ってたよ」
食卓のボクの席には、温めなおされた夕飯。
それと、黄色い色紙で作ってある、少しヨレヨレの花束があった。
「私の好きな色は何でしょう?」
目の前の彼女からそんな質問を向けられる。
「どうせその日の気分で毎回変わるんだろ」
彼女の性格をよく知っている俺は、この答えを導き出せないだろう不毛な問いかけに、さっさと終止符を打つ。
「君の答えは当たっているけど、正解じゃあないよ」
謎を深めて返ってきた返しに、俺は首を捻った。彼女がふいに微笑む。
「ちなみに今日の私の好きな色は青だよ」
青と聞いて、俺は幾つか考えを巡らした。
確か朝テレビでやっていた星座占いが、彼女の今日のラッキーカラーは青と示していたような・・・・・・?
「それとも、お前が昨日の放課後に買っていたノートが青系だったから? もしやお前が今ハマっている漫画のキャラクターの名前が青山だからか? いや、それか・・・・・・」
「・・・・・・。君はずいぶんと私のことを見てるのに、自分のことには超がつくほど鈍感なんだね」
彼女の言葉に俺は訝しげに眉を寄せる。彼女は「正解に辿り着くにはしばらくかかりそうだから、さっさと学校に行こう」と、俺の左手を取り歩き出す。
俺は先へ行く彼女に手を引かれながら、思考の続きに没頭していたせいで、俺の左手首に巻かれた青色の腕時計を見た彼女が、至極可愛らしく笑ったところを見逃した。
【好きな色】
なにものにも染まらない黒。
光さえ呑み込む、高潔な黒に憧れた。
伸ばしても手の届かない黒に。
テーマ「好きな色」
黄色が好きです!
なんでなのかはよくわかりませんが、前世たんぽぽだったのかも知れません。
皆んなに褒められて嬉しかったのかもしれないですね。
服も知らないうちに黄色の服を探しています。
好きだからなのか、黄色の服を着ていたら褒められることが多いです!
理由は無いのが好きというものなのですかね?
今欲しいのは、黄色のイヤリング♡
自分が賢者だと疑わず、驕り高ぶる者よりも、
自分は愚者だと悟り、涙を流し前を向く者でありたい。
好きな色って、なんだろう。
赤青黄色、黒に白。
最近は絵を描くようになったから、色を意識することが増えたような気がする。
水彩のような柔らかい淡い色?
オシャレに合わせやすい彩度低めの色?
それともカッコいいギラギラの原色カラー?
どれも好きだから選べないなぁ。
#好きな色
青い少年
ピンク色の空
オレンジの町
「独特の色使い」そんな風にみんな言うけど
僕の瞳にはそう映る。
好きな色を選んで色を重ねる
実際の世界はこんな色をしていない
それでも僕はキャンバスに描く
僕がそうあってほしいから。
―好きな色―
赤にオレンジ、黄にピンク
青に紫、緑、紺
白黒つかずもをかしかり
混ざりきらぬもまたをかし
色どりとりどり好きな色
個性とりどり十人十色
よく緑色の服や小物を身につける。いつからだろうと思い返すと、高校時代に遡る。
当時、進路に悩み、人間関係に悩みと、鬱々とした学生生活を送っていた。やりたいことも特にない、何か漠然とした焦りと不安はありつつ、何も行動に移せてなかった。
そんな折、あまり話したことない同級生が鮮やかな緑のコートを着てきた。鮮やかすぎて、学校という場では少し、いやだいぶ浮くような、そんな色合いだった。
当時、勇気を出してその子に話しかけたことを思い出す。会話の中身はあまり覚えていないが、「緑が好きだから」とはっきり答えてくれた部分は覚えていて、その臆することのない態度をとても羨ましく思った。
私も自分の好きなものを見つけて、だれがなんと言おうが、単純に、「好きだから」と言えたら。
そんなことをずっと、考えていたら自然と緑色の物が増えていった。
あの頃憧れたあの子は今頃どうしてるかな?
そして、私は今、好きなものを好きだと言えてるかな。
黒白以外の色は好き。特に青。黄色水色金色混ぜると未知な色になりそう。灰色黒は逆に好きじゃない。
好きな色は緑です(笑)
てか、最近お題が適当な気がするw
ふと脳裏に浮かぶのは、彼が好きだった色。
彼いわく、おばあちゃんか好きだった色。
いつかおじいちゃんと見た空の色らしい。
好きを共有できるのは、うらやましくて。
私もいつなれるのからか彼と同じ色を好きに
好きな色はオレンジ!
果物のオレンジが好きだからじゃなくて、単純に明るい色で元気を貰えるから。
でも好きな色って、その時どき年齢によっても変わるよね。
どの色もステキだから目移りしちゃう。
これは赤 赤かもしれない
あれは青 青かもしれない
周りが決めた色はあなたの色じゃないかもしれない
誰かにとってあなたが異常の色かもしれない
普通の色ってなんだろね
#好きな色
「あ!私の好きな色だー!」
『うん、好きだよなーって。』
「すごい!嬉しい!ありがとう!」
好きな色の石がついたネックレス。
ん、でも今日は特に、、なんかそんな記念日とかじゃ、、
「でも、な、なんで?(私なんか忘れてるのかな、)」
『、、いや、たまには、、。』
たまにはのなんでもない日のプレゼント、、、
やばい、嬉しいのとなんかあやしいっていったらアレだけど、、普段そんなこと絶対ないからなぁ、、
素直に喜べない私最低だ。
でも、浮気とかしなそうだし、他に好きな人でもできたとか?いやいや、、素直に喜ぼう。プレゼントこんなかわいいネックレス嬉しすぎるじゃん。
私のそんななんともな気持ちが表情に出てたのか
彼が言った。
『、、最近ずっとどこにも連れてってやれなかったし
俺こんな態度だし、、
変に思わないでほしい、、本当に、似合いそうなやつ仕事帰りに見かけたから買っただけ。
、、、、ちゃんと大事におもってる、。から。』
声は小さいし俯いて顔はこっち向いてないしそっけないけど、
気持ちがすごく嬉しい。
「ありがとう」泣きそうだよ
変なこと疑った自分を殴ろう、後で、、。
『今度、連休が。箱根、、、』
「あ!私が行きたいって言った!いいの⁈」
『ん。』
「わー!やったー!!!ありがとう!」
ふっ、
彼のこの優しい笑顔が大好きなんだよ。
もうすぐ彼の誕生日もせまってきている、、
私も彼の好きな色をプレゼントしてあげようかな!