『好きな色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題
『好きな色』
「ねぇ、好きな色教えて。」
『んー、?急にどした。』
「いーからぁ、答えてよぉっ…」
『あー、はいはい。んーとね、青、かな』
「なんで、」
『なんでだろ』
「どゆこと、」
『ふと感じた』
「wあんたらし、」
「私ね、本当は男の子になりたいんだ」
私の一番の親友は突然そう言った。そして泣きそうな声で「気持ち悪いと思う」私にそう聞いた。その子は村一番の可愛い子だった。そしていつもピンクのフリフリの服を着ていた。「何で私に話してくれたの?」私は驚きながら聞き返した。私は誰にでも平等に優しくできるわけでもないし完全に差別しないわけでもない。気持ち悪いというよりどうして私?そう思った。その子は泣きながら話し始めた。
本当はピンクより青や黒がすき。スカートよりズボンがはきたい。「どんな色が好き」って聞かれてもピンクだよねって言われる。全部が辛い。そう言った。
私も赤より青がすき。「どんな色が好き」そう聞かれて青って答えるとみんな変な顔をする。生きにくい。
誰が女の子は赤。男の子は青。って決めたのだろうか。大きな町では心とからだの性別が違うことをトランスジェンダー又は性同一性障害というらしい。なぜ障害なのだろうか。好きな自分を表現したら女の子らしく、男の子らしくって。色んな人が自由に自分を表現できる世界ができれば良いな。
[好きな色]
好きな色はピンクだけれど、
淡い紫が似合う人になりたい。
【好きな色】
【好きな色】
昔はずっと、夕焼けの色が大嫌いだった。溢れ出す血の色にも似た、毒々しい赤色。空を覆い尽くすその色を見るたびに、自分が奪ってきた命の数を思い知らされるようで吐き気がした。
最底辺の貧民街で生まれ育った俺に、仕事を選ぶなんて権利はなかった。依頼されるままに何人も傷つけたし、何人も殺してきた。今でも自分の手が、赤く染まって見える。もうあんな仕事からは足を洗ったはずなのに。
「こら、ぼーっとしない!」
雇われて間もない探偵事務所のソファに浅く腰掛け、自分の両手をぼんやりと眺めていれば、軽く頭を叩かれた。わざとらしく唇を尖らせた君が、俺の顔を覗き込んでいる。
「人の話はちゃんと聞いてよ。独りで喋ってるかわいそうな子になっちゃうじゃん」
明朗な口調で文句を口にする君はきっと、俺が何を思い出していたか気がついている。察した上で何も言わずにいてくれるその優しさに、俺はいつも救われていた。
俺を見つめる君の瞳は、鮮やかで快活な印象の赤色。君に出会って初めて、夕焼けの色を綺麗だと感じるようになった。大嫌いだった赤色も、今では少しだけ好きになることができたように思う。
『それと同じように、君自身のことも少しずつ好きになれると良いね』
そう微笑んだ君の柔らかな笑顔を思い出しながら、俺は君から就職祝いにと贈られた真っ赤なネクタイを、そっと指先でなぞった。
出勤する朝の晴れた空の色、帰る時の夕焼けに染まりかかった空の色、満月に照らし出された夜の空の色、淡いパステルカラー色の紫陽花、深緑etc
『好きな色』6/21
赤色が好き。
それも、ただの赤じゃなくてメタリックな赤
だけど、持ち物で赤色は少ない。
ど定番の黒や白の持ち物が多い。
むしろ、黒白しか持ってないかもしれない。
好きな色
貴方の好きな色は美味しそうに熟した赤色
私が好きな色は貴方が嫌いなまずそうな青色
貴方が来ると分かったパーティー
私は青色のドレスを着たの
そう…青色は食欲を失せさせる色なの…
たから大丈夫もうあの人に目をつけられる
事はない…
もう過ちは犯さない
でも駄目だったまずそうな私は
彼に触れられただけで頬が赤く熟してしまった
ブルーアワーを見ていると胸が締めつけられる
儚い空の色がわたしの好きな色だ
#好きな色
虹色が好き
どんな色でも似合ってるっていう人になりたいから
好きな色は
海のいろ
空のいろ
さまざまな条件のもとで
刻々と色を変えていく
その移ろいゆくさまを
全てを忘れて
見つづける
自然の素晴らしさを味わえる
人間に生まれてきてよかった
生きてきてよかった
そう感じられる
「好きな色」
#142
私の好きな色。それは青色。
それに加え、紫も好きだ。どれもこれも
美しくて見惚れてしまうから。
でも 皆にこれを言うと、
「“血の色”が好きなんて、物好きだね」
って言われちゃう。
……別に血の色が好きだっていいじゃん。
【⠀好きな色 】
私の好きな色は無いに等しい、強いて言うなら透明、
私は美術という観点を知っている、
だから好き嫌いに分けることが人よりもむずかしい、
深く考えすぎてしまうから
考えた先にあるものは必ずしも答えとは限らない
好きな色
好きな色は、
洋服は緑色が好き
髪の色は、赤色
小物は、オレンジ色
使うとき、使う場所で好きな色が違う
いろんな色が好きだ。
私には好きな色がある
私は紫色が好き
でも、単純な紫が好きなわけではない
濃い紫はあんまり好きではないし
薄すぎる紫もあんまり好きではない
その微妙な間の色が好き
赤!青!などに、名前はないかもしれないけれど
その色を見たとき
私の心は、大きく喜びを感じる
気分が上がってくる
はっきりとした色じゃないからこそ
出会った時に、大きな感動と喜びを感じられる
次に、その色に出会うのは、いつだろう…
画家の彼女に聞いてみたことがある。
「いつも君は数えきれない数の色を使ってるけど、どの色が一番好きなの?」
すると彼女は決まって答えた。
「自分色。」
それを聞いた私は意地悪く尋ねた。
「じゃあ君の色って何色?」
彼女はそれに対し平然と、どこか得意げに答えた。
「その日の気分で気まぐれに出来た色。絵の具は選んだ色と混ぜ具合で何色にもなるでしょ?それでいつも出来上がる色が毎回違うんだけど、それってなんだかその時々の自分の心が反映されてるみたいでさ、自分そのものみたいに見えるのよね。」
君はいつも"天才"みたいなことを言うな。
#好きな色
――――――――――――――――――――――――――
❖昨日のお題
降りしきる雨音を聞くたび、燃える羽の鳥は思い出す。みなし児だった自分を餓え死に寸前のところで救い出したのはあの人だった。天井から落下したあの人が自分の命を繋いでくれた。みすぼらしく弱っていた自分も、今やこんなにも神々しく立派な翼を携えて、光さえも焼き尽くす敵なしの業火を繰り出す力まで身についた。鳥は主と慕う男に日々使い魔として従う。肉体をなくして尚確かな存在を保つ彼へ、鳥は精一杯の忠誠心を以って尽くす。男と鳥は互いを自らの半身のような心で、無限の夜を生きていく。
#あなたがいたから
【好きな色】
赤、青、黄色…
この世には沢山の色がある
この世に存在する色を全て言うことは出来ない
僕が好きな色は…
白…
何色にも染まらない
どの色にも馴染む事が出来るから
真っ白な紙に、ぼたりと落ちる。
不浄を汚す汚点に見える。
両手を差し込み、身を委ねてみる。
呑み込む深さに温もりを知る。
風に靡かせ、身に纏ってみる。
権威の甘さに、舌が痺れる。
傍らに腰掛け、瞼を開く。
溶け合う境目。
はじまりは、黒。
#22 お題:好きな色
【 6/21 好きな色 】
その日によって好きな色って変わる。
推しが水色が好きなら私も水色が好き。
好きな人が黒色が好きなら私も黒色が好き。
ちょろい女だけど、その人1色に染まりたいって思っちゃうのは仕方ないよね。
大好きな人の好きな物はもちろん私も大好きだから。
好きな色は無いな、嫌いな色もないけど、ただの概念なので。
「好きな色」
私の好きな色は
私には似合わない色
いつしか身にまとう色が
「好きな色」になった
白、黒、紺、グレーを身にまとえば
間違いない気がして
無難に過ごした
これからもそう
手にした空色のワンピースを
「素敵な色ですよね」
と空色が似合いそうな店員が言う
「そうですね」
と言いながら
色違いの黒を手に取る
「そちらもよくお似合いですね」
と言われたけど
鏡の私は悲しそうに笑う
クローゼットをまた黒が埋める
私は冒険しない
好きな色は着ない